花凪日誌

2006年9月5日

北海道総合研究調査会(HIT)のビジネスプランナー養成研修が行われ、理事長が福祉分野の講座の講師を務める。講師は今年で3年目。同研修は起業や新事業立ち上げを考える人に必要なノウハウや知識を提供し、支援するもの。理事長は、花凪の実践を例に理念や人間のつながりなどが福祉事業において特にカギになることを伝えた。

2006年9月7日

ビジネスプランナー養成研修の実習で研修生10人が来花した。2号館、3号館、こ花館、ばりあふりーしょっぷ花凪屋と花凪の取り組みの全体を見てもらった。5日の理事長の講義の実際を視察で確かめてもらった。

2006年9月17日

釧路町第1号のNPO「ゆめのき」に対し、道が勉強会「社会的起業育成ゼミナール」を開いて支援している。先進事例に学ぶことをテーマとしたその3回目で理事長が講師を務めた。「ゆめのき」は、同町遠矢に建てられた町営交流センター・ピュアとうやで小規模多機能サービス事業を展開する。事業の成功のために、同ゼミナールが行われている。

2006年9月18日

花凪敬老会をばりあふりーしょっぷ花凪屋を会場に実施した。花凪下宿人、デイやヘルパーサービスの利用者19人を招き、スタッフと家族ら30人でこの1年元気だったことを祝った。さらにこれからも元気でいることを祈った。感謝状贈呈の後、手づくりの料理、お酒、手品などのスタッフの余興で楽しいひとときをすごした。感謝状は利用者一人一人に対してのもの。若者育成大賞、生涯発達賞、前向き前進賞、大知恵賞、孫孝行賞、美人長命賞、弁舌さわやか賞…。利用者一人一人のことを讃えた賞を愛情込めて贈った。

生涯発達を−とスピーチの理事長。 一人一人に愛情込めた感謝状を。 みんなで和気あいあいの祝宴。

2006年9月19日

花凪地域密着型ホームヘルパー2級養成研修を開講した。同研修は"地域の人が地域を支える""少人数学習で質の高いヘルパーを養成する"を主眼に05年秋にスタートさせ、今回で3回目。6人が受講した。11月まで現場実践に基づく授業が行われる。

2006年9月23日

秋分の日。ばりあふりーしょっぷ花凪屋では、この日のミニデイ・サービス利用者が季節を味わうおはぎをつくった。みんな、おはぎづくりは昔取ったきねづか。花凪家族、スタッフ、花凪屋のお客さんが楽しむ数十個を腕によりをかけてこしらえた。

秋を味わいながらのおはぎ作り。 この日のみんなのお昼の一品に。

2006年9月24日

花凪合唱団が「素人ピアノアラカルト自慢大会」に参加し、年齢を超えて若々しくいろんなことに挑戦するパワーを披露した。同大会は音楽を楽しむことに主眼を置いた催しで、02年に行われて盛り上がった。再開を−との声に今年、4年ぶりに復活した。主催は全日本ピアノ指導者協会道支部とNPOほっかいどう生涯学習アカデミー。花凪合唱団は、花凪のピアノマン・武田幸男の伴奏で「メリーさんの羊」の替え歌「みんなは若い」「おさるのかごや」「かえるのうた」を歌った。一カ月の練習の成果と花凪パワーは会場の手拍子を誘い、出場者32個人・グループの中で2位の賞に当たる「札幌サンプラザ賞」を受賞した。

指揮に合わせて見事に歌った。 真剣な顔もまた美しいもの。 最後に「みんなは若いぞ。オーッ」。

2006年9月27日

小堀ひろみアレンジメントフラワー講習会を開く。今回のアレンジメントフラワーのテーマは"秋"。しかも、"風に揺れる秋の野原を"。コスモス、リンドウ、秀明菊など野趣あふれる花々で自然感いっぱいの花籠をつくった。

2006年9月29日

NPO法人市民と共に創るホスピスケアの会の「ホスピスケア市民講座」(かでる2・7)で、理事長講演す。同NPO法人は、ホスピスケアの充実や理解の輪を広げるためにさまざまな視点から同講座を開催している。理事長は花凪のターミナルケアの取り組みを紹介し、人の最期は住み慣れた場所で迎えるのが望ましいことを訴えた。

2006年9月30日

前日の「ホスピスケア市民講座」を受講した方が見学で来花した。今朝の釣果だという見事なヒラメ10匹余りをおみやげにして。ヒラメをさばいたり、台所の仕事を手伝ったりと、結局はすっかりボランティアをしていただいた。夜はばりあふりーしょっぷ花凪屋で「今日だけ酒場」があり、早速ヒラメが肴の一品に。その味の最高なこと。この日のお客を大いに喜ばせた。

【9月のばりあふりーしょっぷ花凪屋】 喫茶・食堂(昼食)の利用者が増えた。「家庭の味がうれしい」からと独り暮らしの方が来て、「美味しい」からの家族連れも。日替わりメニューだが、それも好評だ。コーヒーに情熱を注ぐ横井珈琲店を知り、同店の豆を使ったコーヒーも「美味しい」と好評だ。

※振り返れば、9月も忙しい月だった。でも、楽しむことに忙しいのは望むところ。疲れも残らない。11月になれば、北海道は寒風や雪が主役に躍り出てくる。10月はいろんなことを存分できる最後の1カ月。となれば、10月の目標もまた「楽しむぞ!」。

2006年10月5日

ばりあふりーしょっぷ花凪屋で仁木町の観光農園大野園へブドウ狩りに行った。デイサービスでのブドウ狩りを含めれば、今年3度目。秋の実りはたくさんあるが、秋晴れの空のように爽やかさを味わうならブドウか。園ではブドウの豊かな実りを眺めて楽しみ、手に触れて楽しみ、そして舌で楽しんだ。お昼には園自慢のジンギスカンも満喫した。帰りは小樽に寄り、小樽運河などで遊んだ。その小樽がまたとても楽しく、「もう一度来たい」との声が上がった。「それならば」が花凪流。「年内に小樽一泊旅行を行うことに決めた。花凪家族が「もっとしたい」と思う実りも生まれたブドウ狩りとなった。

ブドウ園の前で「はい、チーズ」。 ブドウ園自慢のジンギスカンを。 小樽の海を背に「はい、チーズ」。

2006年10月6日

ばりあふりーしょっぷ花凪屋で託児事業が本格的にスタートした。この日、預かった子たちは1歳から5歳。働き出したお母さんを託児でサポートすることになった。近所の子もやってき、一緒に遊んだ。利用が増えて、いつも子供とお年寄りが自然に一緒にいる情景が花凪の理想だ。この日は「十五夜」。平和のまちのすぐそこにある手稲山からススキをいただいてきて、1号館から花凪屋まで飾った。月が見えない曇り空だったが、雲の向こうの月のためにススキを飾った。

みんなで元気に仲良く一遊び。 おやつの時間。エプロンをして準備。 こういう情景がいつもの花凪へ。

2006年10月7日

毎日新聞の記者が来花し、ばりあふりーしょっぷ花凪屋について取材した。15日の同紙のお店紹介欄に掲載されることになった。花凪屋が記事になるのは初めて。反響は如何に。

2006年10月14日

理事長、岩見沢地方精神保健協会の秋季講演会(空知支庁)で講演す。同協会は今年の講演会のテーマを"自立支援"に絞り、自立支援を最重点に活動する花凪に白羽の矢が立った。理事長は、"なりたい自分になる介護"と題して花凪の理念から実践までを紹介した。

2006年10月18日

理事長、道医師会豊平支部の講演会(かでる2・7)で講演す。同支部は在宅医療研究会を設け、在宅高齢者の支援の在り方について研究している。花凪が下宿という形の中で家族の関係をつくって暮らしたり、ターミナルケアにまで及ぶ介護を行っていることから講演の依頼があり、理事長はその実践を紹介した。

2006年10月24日

小樽の福祉関係者が花凪を訪れ、花凪やばりあふりーしょっぷ花凪を視察した。

2006年10月28日

ばりあふりーしょっぷ花凪で、「あみゅぜコンサート」開く。今回は、もちろん"秋"がテーマ。ソプラノの今野美智子代表の歌、クラリネット、フルート、ピアノの演奏で「赤とんぼ」「夕焼けこやけ」「旅愁」に秋の歌メドレーを披露。このほか「浜千鳥」「月の沙漠」「知床旅情」「愛燦燦」「涙そうそう」といった誰もが知る歌をみんなの心に響かせた。秋は実りの季節だが、音楽の実りもたっぷり楽しんだ。

【10月のばりあふりーしょっぷ花凪屋】 花凪屋は、オープンからちょうど半年となった。10月は託児事業がスタートしたが、新しい来店者も目立った。「車から目にとめ、ずっと気に掛かっていて、ようやく来れました」。そんな感じで。楽しむ−をすべてにゆっくりやっているけれど、着実に歩んでいる。

※2006年も残り2カ月になった。もう少しで平和を囲む山々も雪で真っ白になる。その白さを綺麗だと感じられるように、寒くても心は震えないようにすごしたい。花凪は11月も温か、12月はより温かでありたい。