「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」の1周年を記念して3−5日の3日間、感謝セールを行った。商品を20%オフサービスで販売し、手づくりスイーツ(かりんとう、スポンジケーキ、クッキー、クレープ、蒸しパン)なども用意した。お天気上々のゴールデンウイークにもかかわらず、いろんな人が足を運び、地域の人が立ち寄り、買い物を楽しんでくれた。
他に企画した催しも楽しんでくれた。この1年間認知を広げてきた花凪屋だが、確かにそうなっていることをあらためて実感させてくれた。企画した催しは福祉をテーマにした講演やコンサート、人形劇、紙芝居、手品。3日は花凪の酒井デイ所長の講演と"魔女おばさん"三角久美子さんの人形劇、三角さんとボランティア活動を続ける大学生・千葉ゆうと君の紙芝居を。4日は日本福祉介護教育センターの佐渡社長の講演、花凪の高野スタッフと三浦スタッフのフルート&ギターコンサート、東スタッフの手品を。最終日は新得の社会福祉法人の高畑総合施設長の講演、本間忠ジャズカルテットコンサートで締めくくった。
花見をした。場所は、毎年楽しませてもらっている発寒川河川敷の公園。昨年の花見は12日だった。今年の桜の花は早く咲いてくれ、「まだか、まだか」と気を揉ませなかった。桜と一緒に植えられている梅も咲いていた。空は青空、光はいっぱい、風は暖か。そこに花、花、花。すっかり春があふれた中で、たっぷり春にひたって昼下がりをすごした。みんな、体を春で膨らませた。これからどんどん季節を味わうぞ、と心を膨らませた。
花凪屋であみゅぜコンサートを開く。「春」がテーマ。あみゅぜは「千の風になって」「ハンガリー舞曲」「さとうきび畑」「「茶色の小瓶」などさまざまなジャンルの楽曲を披露した後、春の歌メドレーで聴き手の心を弾ませた。春の歌メドレーは「どこかで春が」「「春の小川」「ちょうちょう」「うぐいす」「さくら さくら」「花の街」「春の唄」「花のまわりで」…。今回のあみゅぜは6人で来花し、ファゴットの松田玲さんが初参加した。みんなは、めったに間近で聴けないその春のように軽やかでやさしい音色を楽しんだ。
理事長、NHK学園高等学校専攻科「社会福祉コース」の07年前期スクーリング(札幌、かでる2・7)で講師を務める。講師は05年から続けており、今回も2年次必修の「介護概論」を担当した。
花凪屋で自ビールづくりを行う。第1段階の仕込み作業に取り組んだ。次週に瓶詰めし、出来上がりは1カ月後。北海道が北海道らしいさわやかなころにそれを楽しむ。今回は、新たにNさんが参加した。一級建築士で、札幌市中央区に喫茶店・ギャラリー等を兼ねた設計事務所を開く。その建物は築75年の旧質屋。レンガの蔵があり、その蔵でねかせたビールがどんな味になるのか−の楽しみが加わった。
夜はばりあふりー居酒屋「今日だけ酒場」開く。外からのお客さんはなく、花凪家族で開店となったが、渡辺マスターがもてなしに奮闘した。常連客のための日、無礼講の一夜とばかりに奮闘した。カクテルをつくりながら、カラオケで演歌ワンマンショーを行った。盛り上がったことは言うまでもなし。
第4回花凪ホームヘルパー2級養成講座が開講した。同講座は少人数ゼミ形式で質の高いヘルパー養成、花凪の拠点である平和や西野・福井地域の人材掘り起こし、地域の福祉力の向上等を目的に一昨年秋にスタートした。回を重ねるごとに受講者は増え、4回目の今回は8人が受講した。終了は7月。
【5月のばりあふりーしょっぷ花凪屋】オープン1周年を記念しての感謝セールを行い、2年目へ節目をつけた月だった。商品販売、食事サービス、ミニデイ、お楽しみ行事…とこれまでの展開だけでも忙しくはあるのだが、まだやりたいことはたくさん。より良き花凪屋づくりへ意を新たにし、動き出した。
※サクラが咲いた。2号館でもオオシマザクラが咲いた。ツツジ、レンギョウ、ユキヤナギ、クロッカス、チューリップ、スイセン、サクラソウ、シバザクラ…。サクラに負けじと他の花も見事に咲き、5月を彩った。花はこれからどんどん続く。花たちに負けじと花凪も咲いていく。※
総勢30人でドライブを楽しみながら千歳まで遊びに行った。「キリンビアパーク千歳」のビアレストラン「ハウべ」で、ジンギスカンとビールを楽しんだ。むろん、オーダーはバイキング。みんな、日頃しっかり鍛えている力を発揮し、大いに食べ、飲みに飲んだ。花凪はこれまでもこのレストランを利用しているが、今回は夜だった。レストランの人が元気な花凪家族を見て、「高齢者の方が夜に来店するというのは初めて。高齢だかから夜は、お酒は…じゃないんですね。年齢は関係ないんですね」。
午後から6日から始まった「YOSAKOIソーラン祭り」を見に行く。今回は同じ区内の石屋製菓の「白い恋人パーク会場」に。この日は夏が来たかと思うほどの日だったが、熱い踊りでその暑さを吹き飛ばすヨサコイチームの競演を楽しんだ。人が咲かす百花繚乱を楽しんだ。日ごろの行いが良いからか、賞の上位に入ったチーム「平岸天神」「旭川北の大地」などを見ることができた。
戸羽佳世子さんの協力を得て、花凪リンパマッサージ講座(12、14、19、20、28日)を始める。戸羽さんは、日本リンパ美容健康普及協会の認定インストラクター。花凪スタッフ8人が受講した。リンパマッサージの効果は聞いていた以上に大きいことを1日目で知る。今回の講座は基礎編だが、花凪家族たちの健康や美容に役立てていく。
花凪の07年度法人総会を開く。花凪の設立から8年目、実質活動スタートから7年目となる07年度の活動計画、事業予算等を決めた。07年度の重点はサービスの徹底、スタッフ研鑽の充実等々。もちろん、「楽しむ」にこだわることは言うまでもなし。この日、青森から花凪家族会の一員の西堀さんが来花。早速「楽しむ」にこだわって、総会後は琴似で総会出席の理事、スタッフと一緒の酒宴を繰り広げた。
札幌でロイトン札幌などを会場に日本ケアマネジメント学会第6回研究大会が開催(20−22日)された。介護保険の改正で地域の在り方が高齢者の生活により重要になったことを受け、同大会は「地域を変えるケアマネジメント〜他職種協働から住民活動へ〜」を主テーマに置いた。地域の福祉の力を高める上でのケアマネジメントの役割を検討した。理事長は、主テーマを扱ったシンポジウム(21日)でシンポジストを務めた。花凪は地域と共にある福祉を重視し、住民とつながるために「ばりあふりーしょっぷ花凪屋」を開いている。理事長はその実践などに立って発言した。
理事長、勤医協札幌西区病院倫理委員会のシンポジウム(会場・ちえりあ)でシンポジストを務める。シンポジウムは、終末期医療に理解を深めるために開かれ、「いのちとどのように向き合いますか」をテーマに行われた。
ばりあふりーしょっぷ花凪屋で「今日だけ酒場」を開く。札幌市内の高齢者福祉施設の利用者とスタッフが来店した。さらに花凪を見学に来た石狩市の高齢者福祉施設のスタッフが加わった。自ビールの味見会も兼ね、5月のビールづくりプロジェクトに参加したメンバーもいて大にぎわい、大盛り上がりとなった。
【6月のばりあふりーしょっぷ花凪屋】口コミで家具類を提供してくれる方が増え、品物が店内に収らない状況が続く。やってきては売れ、またやってくる。品物の管理は大変なものの、うれしい状況だ。人と人の支え合いもこんなふうにうまく展開すれば言うことがない。
※暑い6月だった。あっという間に今年1年の半分が終わった。暑い本番が来るが、それをまた楽しんで、残り半年をすごすのみだ。2号館のオオシマザクラがサクランボの実をつけた。それが熟していくように、すごすのみだ。※