花凪日誌

2007年1月1日

2007年がスタートした。花凪家族は大晦日に大いに飲んで食べて年を越したのに、しっかり起床。出勤したスタッフも交えてお雑煮を食べ、新年を迎えた。その後は夕方までまた飲んで食べてすごした。午後には恒例のゲーム大会に突入。昨年は「人生ゲーム」だったが、今年は「黒ひげ危機一髪ゲーム」を。ナイフを握ってヒヤヒヤ、ドキドキのスリルを楽しんだ。ゲームを勝ち抜いた幸運な5人にはうれしい賞品を手にする幸運が待っていた。ゲームに負けた花凪の家族たちは残念がったが、その分今年1年の幸運が待っているはず。

みんなでお雑煮を。そのまま酒宴へ。 毎年、大盛上がりのゲーム大会。 ゲームの勝利者たちに楽しい賞品。

2007年1月6日

ばりあふりーしょっぷ花凪で新春を祝うあみゅぜコンサートを開いた。新年早々あみゅぜメンバーのほとんど、8人が来花。新春を飾るにふさわしい「春の海」(フルート&ピアノ)で開演し、「この道」(独唱)、「シャボン玉」(デュオ)、「青い山脈」(合唱)、「テネシーワルツ」(ピアノ)など懐かしい曲を盛りだくさんに披露した。聴くみんなは、1年の始まりから心と体にいい音を染み込ませた。

この日は苫小牧の人も聴きにきた。 いい顔で拍手。音楽の力は凄い。 歌メドレーはあみゅぜ8人全員で。

2007年1月10日

注文していた万歩計が届き、「誰よりも一番歩くぞ競争」がスタートした。歩くのが健康の第一歩。今年は今までよりも歩こう、どんどん歩こうと、歩けるみんなの腰に万歩計を。

2007年1月18日

こ花館1階を活用して新しいデイ・サービス事業を始めることになり、武部建設と開設のための改修工事の打ち合わせを行う。3月までに改修ほか準備を終え、4月のオープンを目指す。

2007年1月29日

2007年最初のバリアフリー居酒屋「今日だけ酒場」をばりあふりーしょっぷ花凪屋で開く。本間スタッフの誕生日だということで、途中からそのお祝いが加わって盛り上った。「今年の抱負は?」に、本間スタッフは「介護福祉士資格の取得を目指す」と宣言。自分の今に満足せず、可能性を広げたい−ということにも祝杯を挙げて盛り上がった。

2007年1月31日

理事長、この時期に始まる介護支援専門員実務研修の講師で帯広へ。帯広地区の同研修は31日、2月1日と行われ、3月6日、7日にも。また、理事長は札幌地区の同研修(2月8日、9日、12日、13日開催)でも講師を務める。

【1月のばりあふりーしょっぷ花凪屋】 5日から千客万来を楽しみにした2007年花凪屋を開店した。客足は順調で、ミニデイ利用が増え、リサイクル品は遠方からも提供しにやって来た。リサイクル品はエレクトーンやオルガンといった物まで運ばれ、そしてまた花凪屋の大事なイベントのコンサートに使えるピアノも。花凪屋の1月は、千客万来に千物万来もあった1月だった。

※また新しい1年を迎えた。2001年に本格活動を開始した花凪の7年目を迎えた。どんな人々と出会い、つながり、何が生まれるか、1年はどうなっていくか。※

2007年2月3日

理事長、「美唄市民ふくし講演会−認知症高齢者等家族介護教室」(主催・社会福祉法人美唄市社会福祉協議会、市総合福祉センター)で講演を行う。美唄市は、住み慣れた地域で住み続けることができるまちづくりを目指している。在宅介護を支える仕組みや拠点づくりを進め、新たに登場した小規模多機能型居宅介護サービスに取り組む上で、花凪の活動を参考に−と招かれた。理事長は、花凪の「なりたい自分になる介護」について語った。

2007年2月5日

立教大の森本佳樹コミュニティ福祉学部教授らが地域密着型サービス調査研究(調査研究会委員長・森本教授)の訪問ヒアリングで来花した。立教大は、厚生労働省の助成を受けて「地域密着型サービスの導入状況に関する調査研究」を実施。18年度に制度化された同サービスの今後の在り方を検討している。検討のために同サービスを行う事業所のヒアリング(全国15カ所程度)を組み込み、花凪がその一つに選定されていた。

2007年2月8日

理事長、札幌地区の介護支援専門員実務研修で講師務める。札幌地区同研修は9日、12日、13日と続く。冬場は研修、講演等の多い時期。一人数役の理事長にさらに忙しさが加わる。

2007年2月9日

寒い冬も出掛けよう、冬の一夜を温かい料理とお酒で楽しもう−と、琴似の季節料理の店「こぶし」へ行く。昨年はスッポン鍋を囲んだ。今回は寄せ鍋。「こぶし」の女将さんらが自分たちで昨年採ったものだというギョウジャニンニクやヤマベには、冬の後に控える春や初夏を味わう。「こぶし」は、花凪家族・工藤圭介氏が通った店。今回も女将さんと再会をはたした。出掛けたのは花凪家族、スタッフら総勢30人。盛り上がらないわけはなく、カラオケ店へ繰り出して二次会を開き、またまた次の日帰りになった。

この日は花凪で貸し切り状態。 座敷の席の方もみんな花凪。 再会を喜ぶ2人。良かった!

2007年2月22日

理事長、日本福祉介護教育センターの依頼で光塩学園女子短大の2級ヘルパー養成講座の講師務める。同社の仕事では昨年、函館、室蘭にも行った。今年は帯広に行くことになっている。

【2月のばりあふりーしょっぷ花凪屋】 寒くて雪が多い−が例年の2月だが、暖冬の今冬。荒れる日がほとんどない2月となった。花凪屋は「雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ」なのだろう。花凪屋の繁盛のために天も味方するしかないようだった。2月も変わらずにたくさんの人がリサイクル、食事・喫茶にと来店してくれた。

※3月は「草木がいよいよ生い茂る」の弥生、4月は「卯の花が咲く」の卯月。2月を越えて、緑や花が彩る季節に一歩近づいた。もう一我慢すれば、北海道にも春がやってくる。この2月の花凪は、穏やかな日々を送れた。3月の花凪は、春を感じながら日々を送りたい。