Field Information
-> 栃木県 -> 鬼怒川(鬼怒川漁協)

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 -> 栃木県 -> 鬼怒川(鬼怒川漁協)

2000年~2003年頃だったか,鬼怒川漁協に通ったことがある。佐貫・大谷川合流点付近が中心だった。
その後,福島県の久慈川に通い始めたが,2011年の大震災以降,また鬼怒川に通うようになった。
荒川C&R区間があることを知ったことも大きい。(秩父の荒川じゃなく,鬼怒川漁協管内の荒川。)

■フィッシング情報(Fishing Information)

▼管轄漁協(Fishing Cooperative)

鬼怒川は管轄漁協がややこしいので注意が必要だ。鬼怒川漁協の管轄は,下流が茨城・栃木県境まで, 上流は東武線の新高徳駅近くにある東電中岩発電所の高徳堰堤までだ。 そこより上流はおじか・きぬ漁協(以前の藤原町漁協)の管轄になる。 板穴川については,東武線鉄橋までが鬼怒川漁協の管轄で,そこより上流は今北漁協の管轄だ。
【漁協】鬼怒川漁協(TEL 028-662-6211) (E-Mail:info@kinugawa-gyokyou.com
鬼怒川漁協真岡支部(TEL 0285-80-2208) (E-Mail:m-net@mbm.ocn.ne.jp
【釣期】3月1日~9月19日
【釣券】日釣券1400円(現場1800円)、年釣券:5900円
【売場】鬼怒川漁協の日釣券は,ローソン,セブンイレブン,ファミリーマートの端末で, 当日分のみ購入可能。詳細は鬼怒川漁協HPの入漁券取扱所を参考に。 年券は鬼怒川漁協のHPでネット販売している。

▼河川マップ(River Map)

鬼怒川漁協はHPを公開して管轄河川を公開したり、釣券購入時に釣マップを提供したりしているが、 どちらかというとアユ釣師向けの情報となっており、渓流魚の情報は少ない。
有名ポイントは数多く,一般的には上平橋(うわだいらばし)から上流と言われる。 特に佐貫の観音橋から籠岩の区間が有名ポイントだ。 しかし,国道4号線が鬼怒川と交差する新鬼怒川橋の少し下流にある岡本頭首工や, さらに下流の上三川町あたりまでヤマメが狙えるという情報があるなど, 対象となるポイントはかなり広い。
大渡橋から籠岩のあたりは,国道461沿いから入渓できるはずだが, 駐車スペースなどを把握できていないので,見つけたらこのHPでも紹介していきたい。
なお,鬼怒川漁協管内の河川としては,五行川,小貝川もあるが, これらは渓流魚の対象ではないと考えてよいので省略する。 大谷川西鬼怒川田川は, それぞれ専用の紹介ページを作ったので,そちらを参考にして欲しい。 そのほかに宇都宮の西を流れる姿川があるので,田川のページにあわせて掲載した。
右上のを押すと,大きな地図を見ることができます。


▼ポイント紹介(Field Guide)

大河川なのでポイント選びは難しいが,実績のある川であることは間違いない。 私は佐貫の大堰堤と大谷川合流付近,小林橋付近など,いくつかのポイントで ウェットフライを流しているが,釣果に恵まれていない。

岡本頭首工

鬼怒川フィッシングエリア。
鬼怒川フィッシングエリアへ向って進めばよい。 左へ進んでT字路を右へ行くと鬼怒川フィッシングエリアだが, 左へ進めば車で川原へ降りられる。何台でも駐車可能だ。

国道4号線を矢板方面へ車で走り,鬼怒川を渡る新鬼怒川橋の手前から左斜め前へ, 国道4号線をそれる。少し道がややこしいので, 鬼怒川フィッシングエリアへの案内を参考にしてほしい。 鬼怒川の土手に突き当たるT字路を右へ行けば鬼怒川フィッシングエリアだが, 左へ進めば車で川原へ降りることができる。川原には小道が付いているので,歩いて行ける。

岡本頭首工の上流の中ほど。巨大なプールだ。
岡本頭首工を上流側からのぞむ。

意外と川原はきれいになっている。鬼怒川漁協の公示も出ている。巨大なプールなので, ルアーは狙いやすそうだ。時期・時間を選べば,ライズするかもしれない。 頭首工の下流100mは禁漁区なので注意。

岸際に沿って小道が付いており,上流へ移動可能だ。
岡本頭首工を上流側からさらに上流を望む。写真では見えないかもしれないが, 対岸(左岸)の上流にも車が入れるようだ。

上流へ進み,新鬼怒川橋(国道4号線)を越えたあたりは,流れ込みになっている。 私が行った時には餌釣り師が立ち込んでいた。 こちら岸(右岸)では,ルアーを投げている人がいた。

上平橋付近

上平橋から上流をのぞむ。
上平橋から下流をのぞむ。

ここもスーパーヤマメが釣れる場所として,よく話題となる場所で,水量のある瀬が続く感じだ。

佐貫の大堰堤

観音橋から下流をのぞむ。
観音橋から上流をのぞむ。

観音橋から見る鬼怒川の雄大な流れに圧倒される。 しかし,入渓ポイントがいまひとつわからない。また,入渓できたとしても, 流れが大きいため,どう狙うかが難しいところだ。
ここから道沿いに少し上流へ行くと佐貫観光やながあり,その前は巨大な瀬になっている。 比較的浅いようなので,釣り人が鬼怒川の中ほどまで立ちこんで釣りをしている姿を見かける。

佐貫観光やな前

いつ見ても水量が多い。

開けていて川に近づきやすいが,「大河」のため,どこをどう釣るかは力量しだいだろう。
川に立ちこむフライフィッシャー。

大谷川合流点

合流点の下流側から鬼怒川の下流をのぞむ。
合流点の下流側から合流点(鬼怒川上流方面)をのぞむ。

もっとも有名なポイントであろう。大谷川の南側から入渓するもよし, 鬼怒川の東側の田んぼの横の道から入渓してもよい。夕暮れ時にはかなりライズしているが, 釣り客が多くプレッシャが高いため,簡単に釣らせてはくれない。
写真を見ると緩やかな流れに見えるが,けっこう水流は強いし,水面の流れも複雑なため, フライを流し込むのは意外と難しい。

常トロ(つねとろ)

一級ポイントらしい。「常トロ」という言葉はよく聞いていたが, 正確には「常さんトロ(つねさんとろ)」と言うらしい。岸際が私有地らしく, 所有者が「常さん(つねさん)」で,常さん所有地の脇を流れる鬼怒川の瀞場だから 「常さんトロ」と言うのだそうだ。
常さんトロへの入口。入り口は鎖でふさがれているが,釣り人は鎖を解いて進入可だ。 進入した後は鎖を元通りにしておこう。
青木屋前。船場亭と同じか隣接。

国道461号線を南側から北へ走り, 大渡橋を渡る手前の右手に「青木屋」という食事処への案内が見えてくる。 案内に沿って右斜め前に曲がって進むと,「青木屋」がある。 観光やながある「船場亭(ふなばてい)」と同じか,隣接しているようだ。 この店舗の前を右へ曲がって進むと,左手に鎖でふさがれた道がある。 ここが常さんトロへの入口だ。

無用の人は進入禁止。
釣人は進入可能。

ここから先は「常さん」の私有地のようだが,釣り人の進入を許しており, 鎖を解くことができるようになっている。

簡単にはずせるようになっている。
鎖でふさがれているが・・・。

通った後は,鎖を締めなおしておくこと。

トイレもあるが・・・・。
常さんトロ横。数台駐車可能だ。

進入してその道を進むときれいに整備された場所に出る。車を数台駐車可能だ。 トイレまで用意してあるが,これはちょっと汚くて・・・。

庭園のようなものまで整備されている。

庭園のようなものまで整備されているので,家族連れでも遊べそうだ。 流れがあるので,水はいつもきれいに保たれているようだが, 流れはゆるいので安全だ。魚は小魚しかいない。

右手が下流側。瀞場になっている。
左手が上流側。流れ込みになっている。

鬼怒川はすぐ目の前で,流れ込みから瀞場が続いている, 瀞場が巨大で長いので,かなりラインを引きずり出す必要がある。
写真を撮った時は,比較的水量が多い時だったようだ。

ダブルハンドロッドで釣りをする人が多いようだ。
遠方は大谷川合流点。

実際にダブルハンドロッドでキャストしている人を多く見かける。 下流遠方には大谷川合流点が見えており,岸際を歩いて進めそうだ。

木所

下流をのぞむ。この先は常さんトロだ。
上流をのぞむ。この先は大渡橋だ。

ポイント名の由来はわからない。場所は常さんトロへの入口付近だ。 広い浅瀬が続く場所なので,フライフィッシング向きのポイントだろう。

籠岩

大小の奇岩が続く瀞場で,有名ポイント。「とちぎの自然百選」にも選定されているらしい。 以前は観光やなもあったようだが,現在は閉鎖されている。温泉旅館やオートキャンプ場がある。

中岩発電所堰堤

鬼怒川カントリークラブ
中岩発電所堰堤

鬼怒川カントリークラブの手前に車を停めて入渓できる。私が行った時には,ボートの練習をしている人達がいたため,釣りができなかった。大きなプールとなっているので,夕マヅメなどの時間帯にはライズが見られるかもしれない。


■サポート情報(Support Information)

▼アクセス(Access)

釣りをするポイントによって最寄のICが変わるが,宇都宮ICがちょうど真ん中あたりになり,どこへいくのも便利だろう。釣券や食事なども困らない。

▼釣具店(Fishing Shops)

宇都宮市や今市市、日光市内に釣具店多数。今市市の「サーフェス」などフライ専門店もある。鬼怒川漁協の入漁券取扱所一覧を見れば、釣具店がわかる。

▼コンビニエンスストア,ガソリンスタンド等(Convinience Store,Gas Station,etc)

宇都宮市や今市市内のすぐ近くなので,困ることは全くない。

▼食事(Restaurants)

宇都宮市内がすぐ近く。宇都宮の餃子,レモン牛乳?・・・,何でもどうぞ。私が大好きなラーメン店も事欠かない。

▼温泉・宿泊(Spa,Public Bath,Lodging)           宿泊処, 温泉, 食事処

宇都宮市内にホテル多数。ビジネスホテルカプセルホテルまで,よりどりみどり。
佐貫の大堰堤には民宿がいくつか並んでいる。荒川のページでも紹介しているが,再掲しておく。

佐貫 観光荘(旅館)(http://www.suginosato.co.jp/kankoso/kankoso.html

【住所・連絡先】 〒329-2442 栃木県塩谷郡塩谷町佐貫 (TEL 0287-47-1008)
佐貫 観光荘(旅館)。ラーメンの幟は手前の店のもの。

一泊二食付6000円。佐貫の大堰堤のすぐそば。鬼怒川のすぐ横にいくつか旅館が並んでおり,佐貫 観光荘もその1つ。川のせせらぎを聞きながら夜を過ごし,早起きして早朝に釣りをしてから旅館の朝食を・・・・,なんてことも可能だ。
歩いてすぐのところに佐貫観音という観光スポットがある。さほど有名ではないのだが,けっこう見応えがあるので,見たことのない人は一度行って見るとよい。

佐貫 漁楽荘(旅館)(http://www.suginosato.co.jp/gyorakso/gyorakso.html

【住所・連絡先】 〒329-2442 栃木県塩谷郡塩谷町佐貫 (TEL 0287-47-0516)
佐貫 観光荘と同じ場所にある。一泊二食付6300円。

東照温泉 旅籠福田屋(http://jake.cc/onsen/tochigi/tousho-fukudaya/tousho-fukudaya.html

【住所・連絡先】 〒321-2402 栃木県日光市大渡642-4 (TEL 0288-21-8876)
東照温泉

入浴は700円(だったと思う)。歴史のある旅籠のようで,宿泊もできるらしい。この付近で温泉というと,大谷川の下流近くにあるかたくりの湯が有名だが,21:00までしかやっていない。東照温泉は22:00までやっているので,釣りの後どこかで食事をした後でも大丈夫だ。東照温泉では食事も済ませられるぞ。

車中泊なら


佐貫の観音橋を東へ渡って左へ曲がり,少し進んだ場所にある佐貫観音の駐車場がいいだろう。近くに民宿等があるので,人がいるし,トイレもある。

■関連情報(Related Information)

管理釣場は多数ある。また,鬼怒川沿いには観光やなが多数あり, 家族連れで遊んで食事ができるようなので,いくつか掲載しておく。 ただし,やなは開設期間が限定されて(夏場のみ)おり, やなによって期間が違うので,電話で確認のうえで行ってほしい。 (籠岩にあった「籠岩観光やな」は閉鎖されたようだ。)

日光鱒釣研究所(鬼怒川) (http://www9.plala.or.jp/masu-ken/kinugawa.html)

鬼怒川に関して詳細な記述があり参考になるページだったが,2014年に閉鎖したようだ。 リンクもはずしておく。今はFacebookを開設しているようだ。

鬼怒川フィッシングエリア (http://www.kinugawa-gyokyou.com/fa/index.html

鬼怒川漁協が運営するる管理釣場。鬼怒川漁協の年券を持っていると組合員扱いになるので, 通常より料金が安くなる。半日なら2000円だ。持ち帰り尾数も制限なし。 一度行ってみようと思っているのだが,ついつい自然河川のほうに足が向いてしまって・・・。 国道4号線からの道順が少しややこしいので, 行くときは事前に鬼怒川漁協のHPで確認しておくとよい。岡本首頭工の目の前だ。

408Club (http://408club.jp/408/index.html

荒川の下流近くにある管理釣場。すり鉢状のポンドになっていて,バックキャストのスペースをほとんど取れないから,ロールキャストやスペイキャストが必要らしい。

佐貫フィッシングセンター (http://www.turinavi.info/tochigi/sanukifishingcenter/

佐貫の大堰堤の西側にある管理釣場。以前は佐貫ウィングと言ったらしい。ただ,あまり良い噂を聞かない。魚の補充がいまいちで,釣れないとか・・・。

そのほかの管理釣場

上述以外にも,フィッシングパークうつのみやインター,宇都宮インターレイク,エリア21,フィッシングスペース爆釣,増井養魚場,ロデオフィッシュ,など,さすが鱒釣り王国栃木県,管理釣場も数多くある。

大渡やな(船場亭)(http://www.funabatei.jp/

【TEL:028-821-8933】大渡橋(国道461号線)の南東側。常さんトロへの入口にある。

佐貫観光やな(http://sunasabi.com/

【TEL:0287-47-1246(20:00以降の夜間:0287-47-0822)】佐貫の大堰堤, 鬼怒川にかかる観音橋の北東側から上流へ進むと佐貫観光やなだ。 以前は「魚辰やな」だったが,「川村観光やな」と名称が変わり, さらに変わって今は「佐貫観光やな」という。

岡本観光やな(http://park14.wakwak.com/~okamoto-yana//

【TEL:028-673-2031】岡本頭首工の上流,国道4号線の上流側にある。

氏家大橋観光やな(公式HPなし)

【TEL:028-674-2141 (090-7714-9931) 】氏家大橋(国道293号線)の北西側。

上三川観光やな(公式HPなし)

【TEL:0285-56-6909】鬼怒大橋(県道47号線)上流200m。桃畑緑地公園東側。

■そのほか(Others)

特になし。