「移動すること」が自立の基本です。
危険個所を取り除けば行動範囲が広がり、介助者の負担も軽減します。
介護保険を利用されると工事負担が1割で済みます。
当社に、
福祉住環境コーディネーターがおりますので、住宅改修を希望される方は
お問合わせください。
介護認定を受けてない方で介護保険を利用し住宅改修を希望される方は、市区町村の担当窓口へお問合わせいただくことをお勧めします。
※士別市の場合は、市役所内の保険福祉部介護保険課(〒095-8686 士別市東6条4丁目5番地・TEL:0165-23-3121)または、朝日総合支所保険福祉課(〒095-0401
士別市朝日町中央4040番地・TEL:0165-28-2121)へお問合わせください。
また士別市では、要介護・要支援状態となることを未然に防ぐことも重要との考えから、自立支援住宅改修助成事業を実施することになりました。
この事業は、高齢者が転倒などから要介護状態になることを防ぎ、自立した在宅生活を送ることができるよう、住宅に手すりなどを設ける改修に対して、その費用を一部助成するというものです。
対象者は
要介護・要支援認定を受け
非該当と認定を受けた人、もしくは二次予防対象者で、足腰が弱く転倒の危険が認められる人たちです。
助成額は工事費用の9割で、限度額は9万円です。
申請は市保健福祉部内の在宅介護支援センターで受け付けておりますのでお問合わせください。
家庭内事故を防ぐ
もはや家庭内事故は、交通事故よりも多い。
平成21年度の調査によると、全国の交通事故死者数は4千914人に対し、家庭内の不慮の事故で亡くなった方の数は1万2千873人。その差は交通事故のなんと3倍にも及んでいます。
特に65歳以上の高齢者の死因で高い割合を示すのは、「転倒・転落」と「溺死(主に浴槽内)」。
事故が起こってからでは手遅れ。危険個所を取り除き、ヒヤリハットをなくすことが重要です。
歩行姿勢の安定
住宅改修は「歩行姿勢の安定」が基本です。
若いころは何でもなかった段差つまづいたり、浴槽で足を滑らせたり。年を重ねて身体能力が衰えると、住まいの中に危険な場所が増えます。
住宅改修には、手すりやスロープをはじめ様々な方法がありますが、大切なのは、症状に合わせて「安定した姿勢で自分で歩ける」環境を作ること。
行動の範囲を広げる(保つ)ことは高齢者の自信になるだけでなく、介助者の負担軽減にもつながります。
ポイント
危険個所を取り除くためのポイント
1.手すり取付
歩行や立ち上がりのときに不安を感じている箇所にしっかりした手すりを取付けましょう。
2.段差の解消
床上げやスロープをつけて解消しましょう。
3.滑りにくい素材に変更
浴室内の床、屋外玄関のタイルを滑りにくい素材に変えましょう。
また階段にはすべり止め加工が施されたマットを敷きましょう。
コストの軽減
生活を改善することで、初期の投資で効果が持続します。
住宅改修は、介護をしやすくしたり、ご本人の自立度を上げるばかりでなく、他のサービスとの関係においてコストを小さくすることができる効果的な方法です。
高齢者の在宅生活を支援するための制度である介護保険において在宅サービスを利用する場合は、ご本人はその1割を負担し、残り9割は保険料で社会的に負担します。
人的サービスを利用して生活を改善する場合は、ご本人のADL(日常基本動作)が向上しない限りサービスは継続して利用していくことになりますが、住宅改修で生活を改善する場合は身体能力が低下した方のケガや病気の予防にもなり、初期の投資で効果が持続します。
10年以上の実績
介護保険住宅改修制度スタートからの実績
(有)かねしん尾形では、平成12年の介護保険制度がスタートし、在宅サービスの一つとして「住宅改修」が利用できるようになった当初からの実績があります。
施工させていただいたお宅は約200件。ご利用者様、ご家族様に大変喜ばれております。
福祉住環境コーディネーターがご相談を承っております。お気軽にご相談ください。
住宅改修ミニ知識
住宅改修には介護保険が適応されます。
要介護者や要支援者が実際に居住する住宅に住宅改修を行った場合、介護区分に関わらず、公的介護保険が20万円(支給は18万円)を上限に適用されます。
また、介護度が3段階以上あがった場合、または転居した場合は再度利用が可能です。
例えば… 1.住宅改修工事費が10万円だった場合
9万円は保険で支給、ご利用者様の負担額は1万円
2.住宅改修工事費が25万円だった場合
18万円は保険で支給、ご利用者様の負担額は
2万円+支給限度額を超えた5万円=合計7万円 |
介護保険が適応できる住宅改修の例
自社施工例
ここにほんの一例ですが、住宅改修の自社施工例をご紹介いたします。 (左:改修前、右:改修後)
屋外玄関 手すり取り付け
玄関 手すり取り付け
廊下 手すり取り付け
階段 手すり取り付け
トイレ L型手すり取り付け
浴室 浴室用手すり取り付け
そのほかにこんな場所にも 〜お部屋の閉じこもりを防ぎましょう!〜
すりつけ板の取付、ドアノブを持ちやすい形にすることでお部屋への閉じこもりを防ぎ、元気な自立した生活を促す効果を発揮します。
段差解消すりつけ板 |
屋外縦手すり |
玄関T字手すり |
ドアノブ取替 |
屋内縦手すり |
浴室縦手すり |