ST125は、2007年中期に有志によって発案され、各位のご理解ご賛同を頂いたことで2008年からの開催となりました「九州ST125」ですが、同年全4戦(1施設
注1)、翌2009年は全6戦(2施設 注2)の実開催となり、3年めを迎えます本2010年は全9戦(4施設 注3)を予定しております。
参加者数も初年度9台、次年度10台、さらに今年度は現時点(2月)で13台以上が予想され地道ながらも着実な参加者数の増加となっております。
しかしまずはこの微増で収まっていることが、エントラント意識の選り分け、最適化として働き、過去数年のミニバイク過熱騒動、つまりはハードウェア先行による、本来のエントリークラスとしての意義の迷走を防ぎ、低コスト重視、安全性以外の抑制等、レギュレーションの健全運営の一要因となっていると感じております。
これは従来のミニバイクとは異なるフルサイズレースバイクによる本格的な外観で所有感を満たし、尚かつ安全でコンペティブなレースシーン、つまりは約30年前全国各コースで開催されていた「プロダクション125」の現代解釈版と信じ発足した同カテゴリーの理想的な発展形態であると受けとめています。
これもすべてご協力を賜りました運営各施設、また何よりも競技車両を導入され出走を果たされた選手のかたがたの深く高い志に因るものと、心より感謝、また敬しているものであります。
いま周囲を見渡し、世の経済状況、適合車両の品薄など順風ばかりではない時だからこそ、大人が、また若年層が低リスク低コストの「生涯レース」として楽しめる奥深いカテゴリーとしてST125を提案し続けてゆく所存でございます。
尚、当初「九州ST125」として発足致しましたが、その後開催コースが広島まで及ぶに至り新名称「九州・中国ST125」として運営して参りますことを各位ご了承よろしくお願い申し上げます。
(注1):HSR九州
(注2):HSR九州/タカタサーキット/オートポリス
(注3):HSR九州/タカタサーキット/オートポリス/スポーツランドタマダ
ST125主催
UENO R&D 〒849-0201 佐賀県佐賀市久保田町徳万1994
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銀色バイク 〒745-0807 山口県周南市城ヶ丘5-1-17
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