梨の種類と特徴
梨の花の構造 梨の種類と特徴

 

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秀玉

梨の種類と特徴

このページでは、梨の種類と特徴などについて、参考資料を元にまとめています。

参考資料:

  1. 大日本百科事典(小学館)
  2. 「多摩川梨変遷史」(多摩川果物協同組合連合会編)
  3. 「原色果物図鑑」(保育社)
  4. その他、インターネット上の「梨」についての様々な情報記事(各地区JA、生産者、個人、民間団体など)

bullet梨の分類

参考資料1より西洋ナシ、中国ナシを除外し編集
分類 原生地 原種 特徴 おもな栽培品種
真正ナシ区 岩手・青森・秋田県 イワテヤマナシ 果実は円形または長卵形、緑色・褐色を呈し、晩熟成で芳香がある ソトオリヒメ(衣通姫)
富士山・八ヶ岳山麓 アオナシ 果実は径2センチで緑色を呈し、早熟性で芳香がある  
日本中部以南 ニホンヤマナシ

(日本ナシの基本種)

果実は円。長円・卵形などがあり、褐色または緑色を呈する 赤ナシ
チョウジュロウ、コウス イ、 シンスイ、他

青ナシ
ニジッセイキ、キクスイ、他

マメナシ区 三重県・愛知県 マメナシ(イヌナシ) 果実は大豆大、しゅ褐色を呈する。ナシの台木に用いる  
 雑種区 三重県 アイナシ マメナシと栽培種との雑種と考えられている
 

 

bullet各品種の生立ちや特徴など

・ 赤ナシ系・・・長十郎新水幸水豊水新星稲城新高

・ 青ナシ系・・・二十世紀秀玉

 

bullet多摩川梨

 大正末までは、稲毛梨(川崎市)、稲城梨(稲城市)等として市場に出荷されていたが、昭和2年に東京都と川崎市が果物連合体を組織し、そこで、登録商標をつくり、多摩川地区で生産されている梨の名称として、「多摩川梨」と統一した。

主担当 『くにたち梨園ボランティア』事務局 遠藤 常吉


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最終更新日 : 2010/09/04