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大腰筋刺鍼(深鍼)でぎっくり腰は1回で完治。得意疾患は腰痛、坐骨神経痛。女性限定の痛み専門鍼灸治療院。


TEL.070-5420-3138

北京堂の治療方針

北京堂では、凝り固まった筋肉が血管や神経を圧迫することにより痛みが出ていると考えています。鍼治療はツボなどにとらわれず、血流不足になり凝り固まっている筋肉に直接鍼を刺し、筋肉を緩めます。

凝り固まっている筋肉は硬くなっていて、血流が悪くなっています。その固まっている筋肉に鍼を刺すことで軸策反射(※参照)が起き、筋肉内を通っている血管が拡張します。それにより酸素を含んでいない
鬱血していた血液が流れ出します。そしてそのあとたっぷりと酸素を含んだ血液が筋肉に運ばれ筋肉が栄養されるようになります。筋肉内の溜まっていた疲労物質が流れ、十分な血液と酸素が得られると、筋肉は緩みます。また、筋肉が緩むことにより神経も圧迫されなくなるので痛みが消えます。

※軸策反射は回復で必要な栄養や酸素を取り入れようとする反射で、外部からの刺激(鍼)により、その情報を中枢に伝え、狭くなった血管を元の太さに回復させる成分を放出します。
鍼治療では睡眠薬や抗うつ薬などを長年服用されている方は、あまり効き目が感じられない場合があります。


凝りや痛みは、不良姿勢、ストレス、オーバーユーズ(使いすぎ)、運動不足などによって起こります。凝っている筋肉は縮んで固まっているので、その筋肉を伸ばす動作をすると痛いのが特徴です。凝っている筋肉は血管が筋肉に圧迫され鬱血しています。この鬱血を東洋医学では瘀血(おけつ)と呼び、酸素を含んでいません。血流が悪くなると、酸素を運ぶ赤血球が筋肉内を走行できなくなるため、血液が酸素不足になります。酸素不足になると発痛物質が出るため徐々に痛みを感じるようになります。さらに血流の悪い状態が続くと体性運動神経が興奮し、筋肉はますます収縮するため、神経を締めつけるようになるため痛みが強くなります。私の考えがこちら↓↓

 
~痛みや重怠さが出るまでのメカニズム~


①ストレス  
②筋肉の使いすぎ(オーバーユーズ)
③運動不足  
④不良姿勢  
⑤休養不足 など
         
筋肉が硬くなる 筋肉が神経を圧迫する
                     
筋肉が血管を圧迫する  
痛い!!
            
血流が悪くなる
         
酸素不足、栄養不足めまい、筋のひきつり
  
悪血がたまる、疲労物質がたまる       
  
だるい、重い



ストレス
ストレスがかかっているときは自律神経が交感神経優位になっているため、筋肉を収縮させる指示が中枢から出ています。緊張しているとき体が固まるのは交感神経優位だからです。筋肉が収縮すると血管を圧迫し血流が悪くなるため、ストレスを感じているときは血流が悪いと思ってください。ストレスがかかっているなと思ったら深呼吸をゆっくり3回すると一時的ですが血流が良くなります。ぬるめのお風呂にゆっくり浸かったり、好きな香りで横になったりなど、リラックスできる時間を作るようにしましょう。

筋肉の使いすぎ
筋肉の使いすぎによって悪くする原因は大きくわけて2つです。
1つは自分の筋肉の状態が悪いのを知らずに運動をたくさんしてしまうことです。全く運動をしていなかった人がいきなり運動を始めて痛めるパターンもこれに当てはまる場合が多いです。筋肉は凝っている部分は血流が悪くなっています。
悪くなっている状態で運動をするのですから、凝っている部分には血流が行き届かず疲労物質がたまる一方で排出されなくなります。ですので筋肉はますます凝ってしまい神経を圧迫するまでになると痛みが出てしまいます。気づいた頃には重症化していて凝りも深くなっており、完治までに時間がかかるのがこのパターンです。
もう1つは
筋肉の修復が間に合わなくなるくらい使いすぎてしまい痛みが出る場合です。筋肉は運動することにより一度壊され、修復されて新しい筋肉になっています。きちんと修復されていないまま再びたくさん運動していしまうと筋肉の壊れる量がさらに増え、修復が追いつかなくなります。自分の筋肉量を把握し、負荷をかけ過ぎないこと、運動の後は十分な休息とケアをすることの2点を守っていればオーバーユースは起きません。


③日頃から運動不足の人は、筋肉内の血管量が少ないため、筋肉に供給される酸素量が不足し、エネルギーが不完全燃焼して、すぐに疲労物質が溜まってしまいます。そこで鍼治療して筋肉を緩め、血管の圧迫を除いて血流が改善したのちに、運動量を少しずつ増やして血管量を増やすようにします。


不良姿勢を続けていると、同じ筋肉を常に縮めていることになり、その筋肉が収縮しっぱなしになるため血流が悪くなり、筋肉が凝ってしまいます。女性に多い肩凝りは、下を向いて携帯やパソコンを使用する人に起こりやすいです。携帯やパソコンをするときは、下を向かないように気をつけましょう。また、料理をするときも下を向きっぱなしにならず、時々顔を真っ直ぐして首の筋肉を休憩させるようにしましょう


鍼治療は血流を良くすることで症状が改善されるため、血液が少なくなる生理中は、鍼の効果が若干落ちますが、あまり気にされなくてよいと思います。生理中も普段通り治療できます。また冷やすと血行が悪くなり、やはり効果が悪くなりますので、身体は冷やさないようにしましょう。


                                   


北京堂ってどんな鍼?

①深鍼で筋肉に直接アプローチ
刺入が浅くて、痛みのないことを目的とする鍼灸が多いようですが、北京堂では筋肉にしっかり刺しますので、他の治療院と比べて深めの鍼になります
ぎっくり腰の患者さんを断る治療院も多いようですが、深層筋である大腰筋刺鍼をすることで、ぎっくり腰は1回で良くなって、抜鍼すれば普通に歩いて帰れます。また、お尻の筋肉(股関節)の鍼治療は、長い鍼を使わないと固まった小殿筋に刺さらないため、治せない治療院が多いです。


よくある質問

Q.首に刺す鍼も長いのですか?
A.首に長い鍼は刺せません。首に刺す深さは3㎝程度です。骨があるのでそれ以上深くは刺せません。


☆刺す部位によって深さが違います☆
一般的な体型の場合、
手、前腕(肘から下)、顎→2~3㎝
首、背中、腰の浅い筋肉→3~4㎝
上腕(肩から肘)、下肢(膝から足首)の浅い筋肉→4~5㎝
腰の深い筋肉(大腰筋)、大腿、下肢の深い筋肉→6~8㎝
臀部、腸骨筋→7~11㎝

体型によって鍼を刺す深さが変わってきます。痩せている人は比較的浅く、太っている人は比較的深めの鍼になります。なぜなら、脂肪を通り抜けた後に筋肉に刺さるため、太っている人は脂肪が厚い分一般的な人より深く刺さないと目的の筋肉まで当たらないからです。

深い鍼が刺せる鍼灸師は浅い鍼も刺せますが、浅い鍼しか刺さない鍼灸師は深い鍼はさせません。北京堂では本気で治したい方をお待ちしています。

②本数が多い
私は北京堂グループ以外の治療院に5ヶ所行きましたが、そのうち4ヶ所は鍼の本数が6~10本と少なかったです。
北京堂では
患者さんの状態によって20~80本刺します。腰だけ悪い場合は20本くらい、腰と股関節と足が悪い場合は60本と、悪い部分が多いほど本数が増えます。
慣れてくると「あっちも、こっちも」と言ってどんどん注文がくる患者さんもいらっしゃいますが(笑)治療の持ち時間は30分なので、多くて80本くらいです。

③得気のある鍼
北京堂では固まった筋肉に鍼を入れるので、得気(とっき)という独特な響きがあります。「どんな響きなの?」と、よく聞かれますが、凝っている筋肉をグーと指圧をされたときに感じる「
あーそこそこ」のような感覚です。縫い針が刺さった「チクっ」という感じではありません。ただし、重症の場合には悪い筋肉に鍼を刺したとき「痛いっ」と感じますよ。勇気をふりしぼって来てください。

健康な筋肉に鍼を刺しても、「え、刺したの?」という感じで何も感じません。少し悪い程度の人は「気持ちいい」感覚です。悪い人ほどズシーンの響きが強く感じられます。こうした感覚を伴う得気があれば「イイところに当たってる」と思ってください。

軽症のうちに治療しておけば、得気も心地よく、早く治ります。重症ですと、鍼が硬い筋肉に刺さったとき、ゴムでぐるぐる巻きにされたような、激しい鈍痛の伴う得気になります。さらに硬くなり、太い鍼でも刺さらない筋肉になりますと、鍼を刺しても筋肉の収縮が起こらず、さらに知覚神経の信号も遮断されていますので、何も感じなくなります。
それで『難経』には「鍼をしても得気しない患者は、もうダメである」と書かれています。しかし、そんなことはありません。時間はかかりますが治療を続けると固まった筋肉も緩み、知覚神経の信号も伝達するようになって、そのうちやっと鍼をして痛みを感じるようになります。このとき「逆に痛くなった」と、悪化したと思われる患者さんがいますが、症状があって麻痺した感覚から痛みが現れてきた場合ですので好転しているのです。これを冥眩反応と呼んでいます。

鍼の得気が、どうして起きるのかですが、もともと鍼は細いとはいえ、筋肉にとっては侵害刺激なのです。悪くない柔らかな筋肉ならば、鍼を大した侵害刺激と受け取らないので、あまり収縮しません。しかし硬く収縮した筋肉は、ただでさえ収縮した筋肉によって神経が圧迫され、興奮しやすくなっているところに鍼が加わると、神経は強い侵害刺激ととらえ、それ以上は鍼を入れさせないように筋肉を収縮させます。このように鍼の刺さった筋肉がギュッと収縮することで、知覚神経が圧迫されて「重怠い」鍼の得気感が発生します。
こうした筋肉の収縮は、一般の悪さの筋肉なら20分ぐらい続き、そのあとは筋肉の収縮と弛緩が繰り返されます。この筋肉の収縮によって筋肉内の静脈に溜まった血液が押し出され、また弛緩によって筋肉内の静脈へ新鮮な血液が入り込むのです。こうして静脈の血液が入れ替わることにより、動脈の血液も鬱血していた筋肉へと入り込むことができるのです。
これを中国医学では「旧血があれば新血が生まれず」といいます。つまり古くなった血が占領していれば、新しい酸素を含んだ血液が入り込めないわけです。体表の古い血ならば、寫血して吸玉することにより取れますが、体の深部にある古い血は、筋肉に収縮と弛緩を繰り返させることによってしか入れ替えることができません。これが得気の正体です。

なお鍼しても得気が起きない場合は、逆に痛みが起きることが多いので、『難経』の言うように「得気がなければダメ」と、諦めることも一法です。それでも治りたければ、知覚神経が復活して痛みが現れる段階を経過しなければなりません。そうした重症患者さんは、「現在は痛みが減ったけど、以前は非常に痛かった」という人がほとんどです。その人が悪化している過程が、フィルムの逆回しのように再現されます。

④置鍼時間が長い
私が行った北京堂以外の鍼灸院の置鍼時間は、早いところで5分、長いところで20分でした。鍼が刺さっている間は、筋肉が収縮と弛緩を繰り返して
血液循環をよくしています。鍼を置く時間が長ければ長いほど良いのです。北京堂では通常40分置きます。患者さんのご要望で少し早めに鍼を抜いてほしい場合や、お年寄りなどは20~30分の置鍼になることもありますが、最低でも20分以上置くことになっています。

⑤鍼治療の後3日間も治療中
鍼を抜いたら「あ~すっきりした~。体が軽い」という感じなんだろうなと思ってる人は、大間違いです(笑)。軽症の人ならそう感じるでしょうが、「最後の砦」と言われている鍼灸ですから、重症化して来られる方がほとんどです。重症の人は鍼を抜いた後、鍼をした部分が重怠くなります。それは凝っている筋肉に鍼を刺し、筋肉痛に変えているからです。その違いですが、凝った筋肉は硬いため、血管を締めつけて血流が悪くなり、どんどん悪化します。しかし筋肉痛では筋肉自体が柔らかいので、血管を圧迫することなく血液が流れ、筋肉内に溜まった疲労物質(酸素不足によって生まれた発痛物質)は代謝され、健康な筋肉へと生まれ変わるのです。
筋肉痛が治るまでの約3日間は、筋肉の修復期間です。こうした筋肉の修復期間中は治療中ですので、鍼をした部分の筋肉をなるべく使わないようにしましょう。


              
                      

北京堂の理念

安全な鍼灸
重要臓器に鍼が刺さらないよう、何冊もの人体断面写真を見比べて個人差を知り、安全な刺入方向をマスターしています。

○最新技術の鍼灸
『中国針灸』や『北京針灸』などの専門書により、中国の最新鍼灸治療を取り入れています。また中国で購入したワンランク上の鍼による最新の治療も行っています。

○深層筋への鍼
大腰筋刺鍼、腸骨筋刺鍼、肩甲下筋刺鍼、棘上筋刺鍼、梨状筋刺鍼など、深層筋へ、7.5~10.5㎝の鍼で2㎝ぐらい残して刺入します。

○伝統的な鍼
『霊枢』『素問』『難経』『大成』『甲乙経』『聚英』『逢源』『銅人』『大全』『集成』など、経験医学だけでなく、『頭皮鍼』など現代の鍼灸治療を併用しています。

○鍼治療価格
5000円~1万円の治療代の鍼灸院が多いですが、北京堂では伝統的な料金設定にしています。「こんな安くてこんなに良い治療が受けられる治療院はないですよ」と患者さんから言われますが、一般に鍼灸治療の価格は、床屋さんの2割り増し料金と言われます。特に治療回数のかかる重症の患者さんは治療代が高いと続けられなくなりますので北京堂では安心価格でやらせていただいております。

○鍼の通院回数
特殊な病気は別ですが、一般的な疾患は、経験から何回ぐらいで治癒するか見積もりを出します。(全身が悪い患者様の見積もりはできません。)何回ぐらいで治るか分かれば、治癒してからの予定が立てやすくなります。

○ネットワーク
出張や引っ越しをしても、その地域にて同じような価格で、同じような鍼灸治療が受けられます。北京堂では鍼灸師を受け入れて、北京堂式の鍼治療を伝授しています。それによって先人の得た治療経験を受け継ぐことができるのです。これを自分一人でやるのは大変です。例えば北京堂代表は、中国語を勉強して北京へ留学し、いろいろと技術を学ぶだけでなく、さまざまな鍼灸書を読み、それを頭に叩き込むために翻訳し、また鍼灸古典を原文で読んで、『古代漢語辞典』や『難字字典』、『古代病名辞典』を駆使しています。そうした時間を使って、やっと北京堂式を作り出したのです。それを誰にも教わらずにマスターするには、同じように読書して、考え出さねばなりません。それを教えてもらえれば、代表が到達した地点からスタートできますので、当然にしてより上に登ることができ、高みに到達できます。教えることによって日本の鍼灸レベルを高め、中国にバカにされないようにすることが北京堂の目的の一つです。そのために鍼灸師を治療所で教育し、中国のように現場で、どういった疾患はどのように治療し、どれぐらいの回数で治癒するかを教えているのです。そして各地に北京堂式の治療ができる場所を増やし、遠方から患者さんがやって来なくても済むようにするのが、北京堂の目的の一つです。

治る疾患だけを対象に治療する
鍼灸は、いったいどんな疾患に効くのか? 例えば鍼灸は「五行によって五臓を治療する」と言いますが、肝硬変にも効果がなく、肺炎にも効かず、心筋梗塞にも効果がありません。
そもそも患者さんは、三回ぐらいで効果がなければ、他の治療法を併用するので、どっちが効いたか分からなくなってしまうのです。だから3度目の正直で結果が出せなければ、信用を失ってしまいます。それは我々の北京堂に対する信用だけでなく、鍼全体に対して信用を失ってしまいます。
明代の『鍼灸大成』には、「治る疾患だけを治療しろ。自分に治せない患者を治療すると、患者が死んで、患者の家族から恨まれてしまう。だから治せる患者だけ治療しろ」と書いてあります。これはもっともな話です。
だから三回治療すれば効果の現れる患者さんだけ治療します。
もっとも、なかなか治らない患者さんも、どうしても治療してほしいと言われる人は治療しますが、原則として「3回治療をして効果がなかった患者様」はお断りさせていただいております。


妊婦さんには治療しません
北京堂レディースでは、妊婦さんに鍼をしません。無理に頼まれることも多いのですが、妊娠して3ヶ月と6ヶ月は、特に流産しやすいです。もし妊婦さんに鍼をして流産してしまったら、それが鍼のせいでなかったとしても、患者さんは「鍼治療をしたために流産したのではないか」と疑います。上の「治らない患者さんは、治療しないで帰らせる」という方針と似ていますが、北京堂では安定期であっても妊婦さんに鍼治療はしないことにしています。

北京堂鍼灸レディース北京堂鍼灸レディース

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