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混合ワクチン |
ワンちゃん、ネコちゃんの感染症予防にはワクチンが重要です。
産まれたばかりの仔犬や仔猫は、母親から移行した免疫系によって守られています。しかしながら、その免疫力は生後2〜3か月くらいで徐々に弱まってしまうため、その後はワクチン接種によって免疫力を維持する必要があります。
当院では生後約２ヶ月齢に1回目、約３ヶ月齢に２回目、その後は１年に１回のワクチン接種を推奨しています。種類については生活環境などによって選択する必要があるので、詳しくは診察の時にご説明します。
おウチに来たばかりの時には接種しない方がよいので、新しく飼い始めた時は一週間ほど経ってからご来院ください。
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狂犬病ワクチン |
狂犬病予防法によって、生後91日以上のワンちゃんは登録と狂犬病ワクチンの接種が義務付けられています。当院では津山市、鏡野町、美咲町、久米南町、真庭市、勝央町、美作市、奈義町の方については、登録及び接種済票のお渡しができます。これ以外の地域の方は接種証明書をお渡しするので、お住いの地域の役場にて手続きをしていただく事になります。
狂犬病ワクチンと混合ワクチンの同時接種はできないので、混合ワクチンを先に接種した場合、1ヶ月後に狂犬病ワクチンの接種となります。
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フィラリア予防 |
ワンちゃんは生後約2ヶ月からフィラリア予防を行う必要があります。フィラリアは、感染した蚊がワンちゃんの血を吸った際に体内に入りこみ、最終的に心臓のすぐ近くの血管に住み着く寄生虫です。感染すると厄介な病気ですが、予防可能な病気なので、毎年必ず予防をしてあげてください。お薬は月に1回自宅で与えてもらうお肉タイプのお薬を中心に用意してあります。また、フェレットもフィラリアに感染するので予防が必要となります。
予防期間ですが、薬の性質上、蚊の出始め1ヶ月後（5月初旬頃）から開始して、いなくなってから1ヶ月後（12月初旬頃）まで続ける必要があります。
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ノミ・ダニ予防 |
ノミ・ダニは散歩の時や、飼い主が知らぬ間に持ち帰ってしまうことで寄生します。ノミ・ダニが寄生するとかゆがるだけでなく、皮膚病や貧血、その他ノミ・ダニが媒介する感染症などが起こることがあります。そのため『ノミ・ダニを見つけてから薬を付ける』よりも、『ノミ・ダニが付かないように予防する』ことが重要です。市販薬もありますが、効果・安全性を考慮すると、病院で処方している動物用医薬品をおススメします。
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