こんな想いで営業中

そば小屋のこだわり。

本枯鰹節は蕎麦の風味を邪魔しない上品さがありながら、なおかつ、かえしに負けないような濃厚なだしをとる事が出来る最良の鰹節です。

オーガニック素材の心地よさ本枯本節・本枯亀節(以下、本枯節)は、カビ付節(枯節)の中でも、乾燥と熟成が進み、凝縮した鰹節の旨味とクセのない上品さを兼ね備えただしを取ることができる最上級の鰹節です。毎朝けずりたてを使用。そば小屋ではだしにこの二点の本枯鰹節だけで深い味わいを出してます。

使う程になじむ道具たちと幌加内産の石臼挽きそば粉、生命の為のピュア。

無垢材のあたたかみ

    そばのおいしい食べ方

  • ひとつまみだけ、蕎麦だけを食べてみる。(そばの個性・出来具合を知る事が出来ます)
  • つゆは一度にいれてしまわない。(少しずつ継ぎ足して一定の濃度で食べれる)
  • お猪口は手に持ち、つけ汁の味を見てみる。辛いか甘いかそばとのバランスを考える。(どれ位汁につけるかわかります。)
  • つゆの味が変わってしまうので、薬味はいきなり全部入れてしまわない。
  • 薬味はその他に、そばの上に直接乗せて一緒に食べたり、残った薬味はそば湯を飲む時に入れてお楽しみ下さい。
  • 箸で蕎麦をつまむ量は、一回ですすれる様に多くを取りすぎない。
  • お猪口は手に持ち、つけ汁の味を見てみる。辛いか甘いかそばとのバランスを考える。(どれ位汁につけるかわかります。)
  • どっぷりつけると、そばの香りと甘味が味わえなくなります。少なくとも、箸の先を猪口の縁より下に入れない位が良いでしょう。
  • パスタを食べる時のように、舌で蕎麦を口に送り込むと蕎麦の美味しさが半減します。是非、蕎麦の周りから空気を飲み込む様にすすって食べてみて下さい。蕎麦の美味しさが倍増しますよ。
  • そば小屋のそば湯は、その都度そば粉をときいれて鍋で作ってお出ししています。美味しいそば湯も堪能してください。

毎日やっている事

そば小屋の素材はとてもシンプルです。蕎麦は当然ですが機械を一切使わない、道具は使いますが全部私の手のみで仕上げてます。そば粉、割り粉の小麦粉、水だけです。お汁は、砂糖、みりん、醤油を合わせた返しというのを仕込んでおきますが毎朝蕎麦を打ち、鰹節を削って出しをとり、返しと合わせてお汁を仕上げる。もちろん化学調味料は一切使用していません。是非、そば小屋で日本古来の本物の味を味わってもらいたいと思います。いつでもお待ちしています、本物の蕎麦のお話をしましょう。

もう23年目

お店を開店してからもう23年目を迎えました。私は東京に30年以上住んでいましたので、この地、新潟県中越地方の蕎麦事情を全く知りませんでした。東京では普通に食べられている蕎麦、それも国内産そば粉の手打ち蕎麦は高級食品なのです。それもこの地ではほとんど認知されておらず、愕然としました。所変われば品変わるとは正にこの事です。私は海藻を混ぜ込んだ布海苔そばは、とても美味しい蕎麦だとは思えません。昔、保管状態も悪く、満足な製粉技術も無い時代の産物を今に引き継いでいるのは全く無意味なことです。新蕎麦を味わおうとしたら、磯の香りがするなんて考えられません。それは蕎麦の味を知らないし、それを楽しめない人達の食べ物ですね。 上質なそば粉を使うのが条件ならば、布海苔を混ぜ込んだら蕎麦の味や風味を損ねる事は確実で、美味しくなる事は一切ありません。     店主 五十嵐 直