−室町時代の関東の戦乱−」
内 容
鎌倉時代と江戸時代には、それぞれ鎌倉幕府と江戸幕府が関東(東国)を本拠地としたため、この時代の関東のイメージは比較的つかみやすいと思います。しかし南北朝・室町時代の場合、室町幕府が京都に置かれたこともあり、関東の影は薄いと言わざるをえません。南北朝〜室町期の東国史について、きちんとした知識を持っている方は少ないのではないでしょうか。 本講座では、南北朝〜室町期の東国で発生した戦乱についてまとめた軍記物である「鎌倉大草紙」を読み進めながら、この時代の東国の政治史に関する基本的な理解を身につけていただこうと思います。「鎌倉大草紙」には豊島氏や石神井城など練馬ゆかりの人物・場所も登場しますので地域の歴史に興味をお持ちの方はぜひおいで下さい。また、比較的読みやすい史料ですので、中世史料を読んでみたいという初学者の方も大歓迎です。必要な資料はこちらで用意しますので、筆記用具とやる気だけを御持参下さい。
講 師 呉座 勇一(博士(文学))
主要著書・論文 ・『一揆の原理』(洋泉社、2012年)
・「白旗一揆と鎌倉府体制」 (佐藤博信編『関東足利氏と東国社会』岩田書院、2012年) ・「永享九年の「大乱」−関東永享の乱の始期をめぐって−」 (『鎌倉』115号、2013年)
日 時 2016年12月25日(日) 14時〜16時
※通常と開催週・曜日・時間が異なります。ご注意下さい。
場 所 日本史史料研究会石神井公園研究センター
(西武池袋線石神井公園駅より徒歩約8分。下記の地図をご参照ください)
参加費 2,000円(会場費・資料代)
定 員 25名
※はじめての方でも大丈夫です。ふるってご参加下さい。
【日本史史料研究会石神井公園研究センターの地図】
住所:東京都練馬区石神井町5-4-16
交通:西武池袋線石神井公園駅南口より徒歩約8分 石神井公園第一駐車場の向かいにある、茶色の2階建てのビルの2階です。 (クリーニング屋さんの隣のビルです)
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