本学図書館のサイトにあるオンラインジャーナルを無料で閲覧しようとした場合、原則として大学のLANに接続しなければなりません.しかし、SSH Tunnelという方法でlog inすると、あたかも、学内LANに接続したように振る舞えます.最低限必要なのは、本大学のメールアドレスとパスワードです.メールアドレスをログイン時のIDとして使用するためです.パスワードを忘れた場合は、コンピュータ室で再発行してもらいましょう.
この方法でlog inすれば、研究室のLANでも、自宅のLANでも、当直先でも、海外旅行中でも、大学内のサービスを利用することが可能です.
私が利用していて便利だと思うのは、当直先からのアクセスです.主に利用しているのは、府立医大オンラインジャーナルの閲覧と、医学中央雑誌Web版を用いた国内文献の検索です.当直先への必須ツールという訳ではありませんが、何かのときに役に立ちます。
Windows Xpを使用の方.コマンドラインによる入力は、はるか昔のMS-DOSの時代を思い出させます。XPにも,コマンドライン入力用のアプリケーションとして,「コマンドプロンプト」があります。しかしながら、MS-DOSでは、SSHによるログインは不可能ですので、clientソフトを使用しなければなりません.次にあげる方法は、比較的簡単にできるかと思います。私がログインできた2つの方法を記しておきます。
Mac OS Xを使用の方.OS Xは、標準でSSHを装備しています.「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」を使用します.ほとんどすべてをコマンド入力で行いますので、完成するまでは違和感があるのですが、一度完成すれば、(1)場所の変更と、(2)ファイルのダブルクリックという、わずか2 stepで、SSHのログインができるようになります.