【2024年最新】閏年(うるう年)・閏秒(うるう秒)一覧(〜2124年)

○閏年(うるう年)について
今年(2024年)は4年に1度の閏年(うるう年)の年ですね。
4年に1度といえば、オリンピックも4年に一度、うるう年に開催されますが、前回の東京オリンピックはコロナの影響で1年遅れの開催、しかも開催前から開催後も含め全くといっていいほど良いニュースを聞かなかったので、今年(2024年)のオリンピックも全く盛り上がっておらず、私も開催地をさっきGoogle検索で知りました。(パリだそうです)

それはさておき閏年(うるう年)についてまとめてみました。
一年の長さ(地球の公転周期)は一日の長さ(地球の自転周期)とは実は無関係で、現在は「365.24219日」です。
つまり4年に1度を閏年とすると、暦上の一年の長さは「平均365.25日」となり、公転周期とだいたい一緒となります。
ただしこの場合でも、1年あたり 365.25 − 365.24219 = 0.00781日(約11分)づつずれてしまう(暦の方が長くなってしまう)ので、さらに微妙な調整として、
 ①西暦が100の倍数の年は閏年としない
 ②ただし、西暦が400の倍数の年は①に関わらず閏年とする
というルールを設け、閏年を400年で97回に調整することとしています。

この場合、暦上は400年間で 365×303+366×97=「146,097日」となるのに対して、実際の公転周期では 365.24219×400=「146,096.876日」となり、400年で0.124日のズレとなります。

この場合ですと、ズレの蓄積が1日分になるのに約3200年、半日分でも約1600年かかりますので、とりあえず今このページを見ているあなたやこれを書いている私がこのズレのことを心配する必要は全く無い精度かと思います。
今から400年以上前に、当時の天文観測データを元に決められたルール(グレゴリオ暦)なのに、すごい精度ですね。

今後、地球の公転周期・自転周期も何万年、何億年といった長い年月の間には変わると考えられ、そういった意味でもあまり先の閏年のことを考えても意味ないですね。


○閏秒(うるう秒)について
閏秒(うるう秒)は、閏年(うるう年)とは異なり、1972年にできた比較的新しい制度(?)です。

一日の長さ(地球の自転周期)は潮の満ち引きなどによってごくごく微妙に変化することが知られていますが、一方で「1秒の長さ」はセシウム133原子が出すマイクロ波の周波数を元に1967年に厳密に定義されています。(国際原子時)
「セシウム133原子が出すマイクロ波の周波数」と「地球の自転周期」とは全く無関係なので、当然両者は少しずつズレてきます。

このズレを常に1秒未満に修正するための制度が「閏秒(うるう秒)」です。
閏年の場合は2月28日の後に「2月29日」が増えますが、閏秒の場合は1月1日か7月1日の「8時59分59秒」の後に「8時59分60秒」が挿入されます

閏年については400年以上前からルールが決まっていますが、地球の自転周期はごくわずかに不規則にゆらいでいるため、閏秒が実施されるタイミングは不定期で、パリにある地球の自転の観測を行う国際機関「国際地球回転・基準系事業」が最新の天文測量に基づいて実施の約半年前に決定します。
閏秒は1972年に制度ができて以降、2024年までに計27回実施され、いずれも「8時59分60秒」が1秒追加されていますが、今後の自転周期の変化によっては逆に1秒削るタイプの閏秒も理論上あり得るようです。
1秒削るタイプの場合、「8時59分59秒」が無くなる(8時59分58秒の次が9時00分00秒となる)ルールとなっています。

また、1980年代半ば(昭和の終わり頃)まではほぼ毎年閏秒(1秒追加タイプ)が実施されていましたが、平成に入ってからは3~5年に1回程度となっており、地球の自転がごくわずかですが早くなってきたと言えるかもしれません。

なお、ここまで力一杯書いておいてアレですが、閏秒については社会に与える影響が非常に大きいため(過去にも閏秒に起因する世界的なシステムトラブル等が発生しています)、2035年までに実質的に廃止し、うるう秒に変わる新たな方法(「うるう分」とか「うるう時間」)に移行するとのことです。
2025年以降の閏秒についてはまだ分かりませんが、廃止までにあと何回かは実施されるものと思われます。
閏秒廃止後は、もしかしたら将来的に「節分の日」の日付も変わってくるかもしれませんね。
※2021年の立春の正確な日付は「2月3日 23:59」だったため、2021年の節分の日は「2月2日(立春は2月3日)」でした


「日」が増える場合は閏「年」、かたや「秒」が増減する場合は閏「秒」って、よく考えるとおかしな話ですね。


【2024年最新版】閏年一覧(〜2124年)
2100年を除き単なる4の倍数表になってしまうので、和暦と2月29日の曜日を追記しています。
西暦和暦曜日
2024年令和 6年2月29日木曜日
2028年令和10年2月29日火曜日
2032年令和14年2月29日日曜日
2036年令和18年2月29日金曜日
2040年令和22年2月29日水曜日
2044年令和26年2月29日月曜日
2048年令和30年2月29日土曜日
2052年令和34年2月29日木曜日
2056年令和38年2月29日火曜日
2060年令和42年2月29日日曜日
2064年令和46年2月29日金曜日
2068年令和50年2月29日水曜日
2072年令和54年2月29日月曜日
2076年令和58年2月29日土曜日
2080年令和62年2月29日木曜日
2084年令和66年2月29日火曜日
2088年令和70年2月29日日曜日
2092年令和74年2月29日金曜日
2096年令和78年2月29日水曜日
2100年令和82年平年(閏年ではない)
2104年令和86年2月29日金曜日
2108年令和90年2月29日水曜日
2112年令和94年2月29日月曜日
2116年令和98年2月29日土曜日
2120年令和102年2月29日木曜日
2124年令和106年2月29日火曜日

【2024年最新版】閏秒一覧(1972年〜2024年)
1972年の第1回実施以降、過去から現在(2024年)までの全ての実施日と曜日をまとめました。
回数実施日時刻
第1回1972年(昭和47年)7月1日土曜日8時59分60秒
第2回1973年(昭和48年)1月1日月曜日8時59分60秒
第3回1974年(昭和49年)1月1日火曜日8時59分60秒
第4回1975年(昭和50年)1月1日水曜日8時59分60秒
第5回1976年(昭和51年)1月1日木曜日8時59分60秒
第6回1977年(昭和52年)1月1日土曜日8時59分60秒
第7回1978年(昭和53年)1月1日日曜日8時59分60秒
第8回1979年(昭和54年)1月1日月曜日8時59分60秒
第9回1980年(昭和55年)1月1日火曜日8時59分60秒
第10回1981年(昭和56年)7月1日水曜日8時59分60秒
第11回1982年(昭和57年)7月1日木曜日8時59分60秒
第12回1983年(昭和58年)7月1日金曜日8時59分60秒
第13回1985年(昭和60年)7月1日月曜日8時59分60秒
第14回1988年(昭和63年)1月1日金曜日8時59分60秒
第15回1990年(平成2年)1月1日月曜日8時59分60秒
第16回1991年(平成3年)1月1日火曜日8時59分60秒
第17回1992年(平成4年)7月1日水曜日8時59分60秒
第18回1993年(平成5年)7月1日木曜日8時59分60秒
第19回1994年(平成6年)7月1日金曜日8時59分60秒
第20回1996年(平成8年)1月1日月曜日8時59分60秒
第21回1997年(平成9年)7月1日火曜日8時59分60秒
第22回1999年(平成11年)1月1日金曜日8時59分60秒
第23回2006年(平成18年)1月1日日曜日8時59分60秒
第24回2009年(平成21年)1月1日木曜日8時59分60秒
第25回2012年(平成24年)7月1日日曜日8時59分60秒
第26回2015年(平成27年)7月1日水曜日8時59分60秒
第27回
最新
2017年(平成29年)1月1日日曜日8時59分60秒
 

【余談1(意外と試験によく出る英単語)】
閏年、閏秒の「閏(うるう)」は「普通より多い、余っている」という意味で、水を意味するさんずい(氵)を付けると「潤(うるおい)」という漢字になります。
一方、英語で閏年、閏秒は「leap year」「leap second」と表現します。
普通より多いのに leap(跳ねる、ジャンプする)とはこれいかに?
「不連続」というイメージに近いのでしょうか。
受験生の方なら覚えておいて損はない英単語です。

【余談2(2月29日生まれの誕生日)】
「2月29日生まれの人は4年に1度しか年を取らない(なぜなら誕生日が来ないので)」という話を聞いたことがありますが、法律的にはもちろんそんなことはなく、2月29日生まれの人は「起算日応当日の前日が満了した瞬間(つまり2月28日が終わった瞬間)」に1歳年を取ることになります。
つまり2月29日生まれの人は、
・閏年以外(平年)の場合 ➡ 3月1日が誕生日
・閏年の場合 ➡ もちろん2月29日が誕生日
となり、法律上毎年きちんと年を取ります。