「みんなは若い、若いぞ、オー!」。花凪パワー全開の花の〝花凪合唱団〟。
花凪合唱団結成す。人は〝生涯現役〟なのだから、挑戦することをもう一つ。
8月、花凪合唱団が誕生した。4年ぶりに復活の「素人ピアノアラカルト自慢大会」に参加を請われたのを機に結成した。同大会は音楽を楽しむことに主眼を置いた催しで、ステージに立ってみたい、自己表現したい…などと参加理由はどんなでも良し、条件はピアノ演奏が入るだけというもの。全日本ピアノ指導者協会道支部等が主催し、02年開催の際は盛り上がった。
花凪合唱団は、花凪家族とスタッフで結成。伴奏担当は花凪のピアノマン・武田幸男。80歳代が半数近く、平均年齢は60歳を超えるが、ただそれだけのこと。人は〝生涯現役〟なのだから、ただそれだけのことだ。もう一つ、花凪で挑戦することを増やした。
9月24日、「素人ピアノアラカルト自慢大会」(会場・札幌サンプラザ)のステージに立つ。「みんなは若い、若い、若い、若いぞー、オー!」と誇る「メリーさんの羊」の替え歌「みんなは若い」を歌った。ほかに、ちゃんと合唱テクニックを盛り込んだ「おさるのかごや」「かえるのうた」を披露した。花凪パワーは会場の手拍子を誘い、出場者32個人・グループの中で2位に当たる「札幌サンプラザ賞」を見事手にした。
素人ピアノアラカルト自慢大会の晴れ姿。皆、真剣。その顔が輝いていた。
本番前。ステージが進み、出番が近づく。緊張。そういうことも大事だ。
大会の締めは表彰式。最後の手前で「花凪合唱団」の声。見事賞を手に。
日々、練習をした。ステージを目指して頑張り、頑張ることを楽しんだ。
11月には静明館主催のコンサートに出演。挑戦した英語歌を披露した。
11月12日、円山にある静明館診療所主催のコンサートでも花凪パワーを全開した。音楽は文句なしに楽しい。この日は素人ピアノアラカルト自慢大会以降のレパートリー、歌ってみようと挑戦した英語歌「ABCの歌」「10人のリトルインディアン」などを披露した。