静電モーター(特願2010-184948)電磁力を利用した電動機は、その磁力を維持する時間、必要な電流を流し続けなければなりません。 静電気を利用した電動機は電流を流さず電極に蓄えた電気力により出力を得るので電流が少ないので電気の消費量が少ないと思われます。 しかし静電気を利用した電動機は出力を大きくする為に、電極に貯える電気量を大きくするほど電圧が高くなり、ショートし易くなります。 誘電体に多くの電子を帯電させ、正負の電極間の絶縁を強化してやれば、電動機の出力を大きくでき磁力を利用した電動機に比べ、電力の消費量が少ない電動機ができると思います。
下図の物は正負の電極間の絶縁を強化するため、電動機の電極に誘電体にを用い、電動機の電極を正極と負極を分離して構成し、反発力を利用して動力を得る物です。
【図1】
【符号の説明】
a・c・g・i 回転子電極
d・f・j・l 固定子電極
b・h 回転子側変圧器
e・k 固定子側変圧器
二つの静電気力で駆動される電動機を、供給電源の正極と負極を電動機ごとに分けるもので、誘電率の大きな誘電体で覆われた電極を回転子と固定子の電極に用い、昇圧後の電位の高い正極と負極の電極をそれぞれ別の電動機に配置します。
回転子側変圧器(図1のbとh)から出力された正極電圧と負極電圧は、正極と負極それぞれ別の電動機の回転子電極(図1のaとcまたはgとi)と、固定子電極に対応する回転子の電極、図1のaとfまたはcとdまたはgとlまたはiとj)と、固定子電極がそれぞれ同じ極性なるように構成します。 それぞれの電動機の電極に供給される電源は脈流波になります。 この時、固定子電極(図1のd,f,j,l)は回転電場を生成する様に電極を配置し、電動機の固定子側変圧器(図1のe,k)に入力する電源を制御します。
回転子と固定子それぞれの電極に電圧を与える回路の共振周波数を揃えて、入力する電源の周波数を共振周波数にする事により出力を大きくします。
【図2】
【符号の説明】
a・c・g・i
回転子電極
d・f・j・l
固定子電極
b・h
回転子側変圧器
e・k
固定子側変圧器
二つのの電動機を一つの軸に構成し、回転子に電圧を与える変圧器(図1のbとh)を回転子の構成の中に入れたもの
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