第6章 HTMLとMETA情報について
HTMLについて
HTMLとは、
HyperText Markup Languageの頭文字をとったものです。
この名前を少し丁寧に解釈すれば、「ハイパーテキストのための、
文書に目印を付ける方法を定めた文法上の約束」ということになります。
簡単に言うならお約束事すね。
ここで始まりここで、終わりを設定します。
例ですが、右クリック→ソースの表示を選択するとMEMO帳に
タグが表記されます。最初の辺りと終わりをみるとこんな記述が
あるはずです。
ATELIER TM
具体的に解説していきますと
これは、HTMLのバージョン表記で特に記述しなくては
表示できないものではありません
<HTML>ここから始まるよということ
<HEAD>この間にMETA情報を入れます。
必ずここに入れてください。詳しくは後述
<TITLE>この中にファイルのタイトルをいれます
</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
この間にホームページの本文をいれます。
実際に表示されるのはこの中身だけです。
</BODY>
</HTML>
ここで終了の意味
こうなってるよ! あー−どーやって編集するかってか?メモ帳でも可ですが、
フリーソフトのテキストエディタTeraPadがお勧めです!
次に、<body> </body>内を編集します。背景、画像、文字等、自分が表現したいように編集してください。
余白を設定するタグ
<LEFTMARGIN="ピクセル数"
TOPMARGIN="ピクセル数">
インターネットエクスプローラーのみ1ピクセルは0.35ミリ
LEFTMARGINは文書全体の左の余白、
TOPMARGINは上の余白を指定します。
基本はここまで。
META情報について
meta は METAinformation(メタ情報)の略です。英語の meta- は、後から(after)、
超えて(beyond)、共に(with)、変化(change)などのニュアンスを持つ接頭語です。
「それまでの機能に加えて、後から機能を追加するためのもの」といった意味でしょうか。
タグは、HTML の規約で定義されているものに加えて、いろいろな目的で使用されます。
の形式は、ブラウザや検索エンジンのロボットに情報を与えます。
の形式は、HTTPヘッダに
name: content というフィールドを追加したのと同じ働きをします。
詳細は、使用例を参照してください。
文字化け対策に!
文字コード文書の文字コード(キャラクタセット)を指定します。
日本語を用いる場合は指定したほうがいいです。
Shift_JIS はシフトJIS、euc-jpは EUC、iso-2022-jpは、JISコードの時に指定します。
シフトJISは、昔は x-sjis となっていましたが、
現在では Shift_JIS に変更されています。
Javascript使用時に!(現在しなくてもいい)
基準スクリプト言語文書中の onclick="..."
などで呼び出すスクリプトの基準言語を指定します。
(language 属性で変更可能です。)
javascriptを用いる時は
記述しておくことが推奨されています。
CSS(スタイルシート)使用時に!
基準スタイルシート言語文書中の style 属性で使用する
スタイルシートの基準言語を指定します。スタイルシートの
基準言語も大抵が CSS なので、指定しなくてもほとんど
問題はありませんが、スタイルシートを用いる際は
指定しておくことが推奨されています。
著作者を明記したい時!
文書の著者文書の著者を明記します。
画面上では表示の変化はありません。
contentの部分にはメールアドレスを
書いても可。
キーワードを指定し検索を速くしてもらえる!
文書のキーワードこの文書に関連する
キーワードを指定します。
検索ロボットの中にはこのキーワードを
読取るものがあります。
検索ロボットに読込んでもらう!(アクセスUP!)
文書の概要この文書に関連する説明(description)
を指定します。
検索ロボットの中にはこのキーワードを
読込むものがあります。
画面の再描画文書を 10秒毎に再描画します。
この機能をクライアントプルと呼びます。IE3.0、
Netscape Navigator 2.0 でサポートされています。
別のページに自動ジャンプ!
HP引越したとき便利です。
別ページへの自動ジャンプ指定秒後に
URL=...で指定したURLにジャンプします。
IE3.0、Netscape Navigator 2.0 でサポートされています。
キャッシュの有効期限を指定
この文書がキャッシュから
消去されるべき時刻を指定しています。
ブラウザによりサポート状況は異なります。
最新のページを見てもらう!
キャッシュ制御文書がブラウザ側にキャッシュされるの
を防ぎます。
(サポート状況はブラウザによって異なります)
検索ロボットに登録しアクセスUPさせます。
検索ロボット制御goo や Google などの
検索ロボットへの登録を促します。
index は検索を許可、
noindex は検索を禁止、
follow はリンク先をたぐることを許可、
nofollow はリンク先参照を禁止します。
登録させるタグの例
禁止させるタグの例
トランジション指定したい時!
ページを移動する時のビジュアル効果を指定します。(ワイプ効果)
イメージツールバーの無効化!
IE6.0 でサポートされたイメージツールバー(画像にマウスを乗せたときに表示される
印刷・保存などのツールバー)を無効化します。