珍魚写真集2 04年10月より

ス ギ
熊毛郡田布施の西原さんが底引きで漁獲
図鑑と比較すると色と頭の形が少し違うのだが、
山口県水産研究センターの吉松さんはスギだろ
うと言われた。刺身とフライで食べたが嫌みがな
く美味しい。

瀬戸内海水産研究所の重田さんよりの報告
 瀬戸内海ではとても珍しい,熱帯・亜熱帯の魚種
です。台湾や沖縄県では養 殖されています。西部
瀬戸内海では1988年に初めて生息が報告されまし
た。
 進捗状況;本2個体の他にも,同一時期に,同一
海域で採集されており,当 時の海洋環境との関係
を絡めて,論文を作成中です。

ニシキエビ
熊毛郡上関町の戸村保さんが建網で。 
このエビは東和青果の浜本さんが競り落としました
が、山口県水産研究センターの吉松さんに問い合

わせたところニシキエビではないかという事で、浜本
さんにすぐ電話を入れたところ売約済みでしたが、訳
を言って断ってもらい。食用になる寸前にセーフ。
口県大島町東和のなぎさ水族館(Tel0820-75-1071)
で第二のエビ生を送る事になりました
。この海域で
漁獲されたのは初めてではないかと思っています。一
度見に行きませんか。
ニシキエビは熱帯の海に生息する希少なエビ。大き
くて色鮮やかな姿が貴ばれ、標本やはく製に好んで用
いられる。

ウスバハギ
熊毛郡上関町白井田の難波さんが建網で、
山口県水産研究センターの吉松さんはウスバ
ハギではとのことだが、模様や口の下の感じが
かなり違うような気がする。

アナゴ
田布施町の濱田さんがアナゴカゴでボラ同様こんなに大きいのは初
めて見ました。以下は瀬戸内海水産研究所の重田さん報告

・マアナゴ
 瀬戸内海での記録を調べた結果,西部瀬戸内海では最も大型の個
体でした。 瀬戸内海全体では2番目の大きさの記録です。マアナゴは
雌の場合,全長 70cm位以上でないと,親魚ではありません。産卵場

は不明ですが,ウナギと同 様に,外洋の深海に産卵場があるものと
みられています。柳井・上関周辺海域 では,瀬戸内海の他海域では
ほとんど採集されない大型のマアナゴが比較的採 集されており,西部

瀬戸内海のマアナゴが,外洋へ旅立つ際の,通り道になっ ているので
はないでしょうか。

 進捗状況;西部瀬戸内海の最大記録として論文発表作業中です。
また,提供 していただいている親のマアナゴの中に,瀬戸内海では
最も卵が成熟した個体 が得られましたので,これも発表準備していま
す。

ス ギ
上関の飯田さんが桁こぎで、これまで漁獲された事が
ないのにわずか2週間の間に2度も水揚げされるなん
て。今回は頭の形が分かるように真横から撮影。図鑑
のスギに比べ頭部の丸みがない。

最近南方系の魚の水揚げが異常に多い。環境破
壊が加速度的に進んでいるとしか思えない。魚類
から愚かな人類への警告だ。

チップシートを使って環境保護に一役買いませ
んか。

柳井市平郡の中田さんが建網
で漁獲した「アヤメエビスとイラ。アヤメエビスを見たのは初めて、
イラはブダイの仲間と思っていたが、瀬戸内海水産研究所の重

田さんがイラと言われた。イラも記憶にない。以下は重田さんか
らの報告「イットウダイの仲間の魚を精査したところ,イットウダ

イ科の「アヤメエビス」でした。日本にはイットウダイ科魚類は3
8種もいますから,写真だけではどの種類か同定するのは困難

でした。標本を取っておいていただいたので,詳しく調べることが
できました。イットウダイ類は熱帯から暖海域に生息する南方系
の種類です。

瀬戸内海初アヤメエビス
瀬戸内海初記録種です。亜熱帯・暖海域の魚種です。
進捗状況;柳井・上関周辺海域にて採集されたことを,
論文発表作業中です。

ウッカリカサゴ
柳井市阿月の江本さんがごち網で漁獲された。以下重田さん報告
・ウッカリカサゴ
 ご連絡が遅くなりましたが,遺伝子分析の結果,カサゴではなく,
ウッカリ カサゴであることが,確定しました。形態的特徴,生息状況
よりウッカリカサ ゴであるものと考えていました。私の上司が,カサゴ
とウッカリカサゴの判別 方法を論文発表した張本人だったので,写真

を見ていただきましたが確定でき ず,長崎の日本で最も詳しい専門
家にも,写真をお送りし見ていただきました が,確定には至りません
でした。その後,得られた個体を,今度は遺伝子分析 を行うため,上
記論文の共著者の石垣の専門家にお送りして調べていただいた と
ころ,遺伝子型もウッカリカサゴでした。よって,ウッカリカサゴと確定
し ました。
 進捗状況;瀬戸内海(柳井・上関周辺)にもウッカリカサゴが生息す
ること が判明しました。瀬戸内海初記録となります。石垣の専門家
と共著で論文発表 作業中です。

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メナダ
田布施漁協の濱田さん漁獲
以下は瀬戸内海水産研究所の重田さんの報告。

解剖してみると雌で,卵巣は発達し,卵巣重量は535gも
ありま した。まもなく,産卵するものと考えられます。ボラ

は晩秋・冬季産卵型なの に対して,メナダは春季産卵
型で,とても興味深いです。さて,大きさの件で すが,

2005年4月9日に燧灘で全長83cm,体重7.5kgのメナダが
採れていました。けれども,72cmでも相当大きい部類だ
とのことです。

ボラ
周防大島町の西元さんが建網で、こんなに大きいのを見るのは初
めてで、食べたが、大味だった。内海ではきわめて珍しいはずなの

だが、12月15日周防大島町の中崎さんが2.7キログラムのボラ
を水揚げされた。どうなってるのだろうか。

以下重田さん報告
・ボラ
 生殖腺の成熟状態,漁業者からの情報より,瀬戸内海(柳井・上
関周辺海 域)に産卵場があるものと考えられます。

 進捗状況;得られた標本に基づき,当海域に未知のボラの産卵場
があること を,論文発表作業中です。標本が少ないので,今年の繁
殖期に詳細な調査を行 い,確定したいと考えています。

サツキマス
上関漁協の飯田俊一さん漁獲された。以下重田さんの報告
サツキマス
 水産庁レッドデータブック;絶滅危惧種(自然個体群)
 山口県版レッドデータブック:絶滅危惧IB
 柳井・上関周辺でのサツキマスの記録を調べましたが,見当
たりませんでし た。当海域では初記録と考えられます。サツキ
マスは母川からあまり離れた場 所へは行かず,過去の瀬戸内
海の放流調査では最も遠方で40km程度です。 40km圏内には
サツキマスの記録のある河川はありません。採集されたのはサ
ツ キマスの河川の遡上時期にあたることから,他所から迷い込
んだ個体の可能性 も否定できませんが,アマゴが生息していれ
ば,基本的にその降海型のサツキ マスもいるはずですから,
40km圏内でアマゴが生息している唯一の河川である 島田川の
個体である可能性が最も高いと考えています。
 進捗状況;上記採集記録と周辺海域における採集・生息状況
の聞き取り調査 に基づき,論文発表作業中です。

愛用者の声

チップの効果を示すこちらの動画もご覧下さい。

最近の異常気象による自然災害は深刻ですが、温暖化が原因です。

地球温暖化の影響で南方魚の漁獲が目立ってきました。
口のきけない魚類は既に十数年前から北への移動で人類に警告を発していました。

このまま対策を怠ると自然災害だけでなく食糧不足にも益々拍車が掛かります。
今こそ1人1人が環境対策に真剣に取り組む必要があります。

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魚資源を増やすには洗剤を使わない事により海を汚染しない事も大事です。

環境シートを使えば洗剤なしで綺麗に洗濯出来ますから、製造や輸送等に伴う
温暖化ガス排出量が減り、燃料費・洗剤代等も節約になります。


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