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◆刀剣類を所有すること

居合道の稽古をしている、と言うと
 「日本刀を持っているのか?」
 「真剣で稽古を行っているのか?」
とよく聞かれます。

昨今の刀剣類をモチーフとしたゲーム並びにキャラクター群の流行により、以前と比べて刀剣類に関する出版物も大幅に増え、また全国各地で刀剣展が開催されるようになりました。
刀剣類と和装への趣味が高じて居合道の稽古を始めたホームページ管理者にとっては、どのような契機であれ、多くの方々 (とりわけ若年層) に刀剣類への興味を持って貰えることを喜ばしく思っています。

さて、この雑記帳の冒頭。
日本刀を持っているのか・真剣で稽古しているのか、という問いには、刀剣類を所持することへの心理的なハードルの高さが滲み出ているように感じられます。
刀剣類を所持するには資格が要るのではないか、誰でも所有できるものではないのではないか、保管や移動には厳重な管理が必要なのではないか、非常に高額なのではないか・・・等々。 特に所持することについては 「銃刀法」 により大きな規制があるのではないか、と考える方が多いように感じます。

結論から言ってしまえば、刀剣類は誰でも (それこそ、生まれたばかりの赤ん坊でも) そう難しくなく所有することが可能となっています。

・所有に当たっての手続き

前出の 「銃刀法」 、正しくは 「銃刀刀剣類所持等取締法」 と言い、銃砲・刀剣類の取締りを目的とした法律です。

初めて銃砲を所持しようとする場合には
 猟銃等講習会の受講 → 射撃教習 → 銃砲の所持許可申請
と手続きを踏むようです 。
また所持に当たってはガンロッカー・装弾ロッカーも必要となり、装弾購入に先立って 「猟銃用火薬類譲受許可」 も必要になるとのこと。 (ホームページ管理者は、銃砲の所持に関して全く知識がありません・・・ネット検索の受け売りであることをご了承ください)
銃砲は所持に当たって様々な手続きが必要であり、また保管も厳重に行わなければならないことが判って頂けるかと思います。

一方で刀剣類ですが、所持に先立って特段の講習受講や申請は必要ありません。
刀剣所持のきっかけには、購入・譲渡・相続・発見、など様々なケースがあるかと思いますが、このうち 「銃砲刀剣類登録証 (以下、 『登録証』 ) 」 が発行されている刀剣類については、原則として登録事務を行った都道府県の教育委員会に 「届出」 を行うことで所有の手続きが完了します。 「届出」 自体も非常に簡単で、決められた事項を葉書に記載し、登録証を発行した教育委員会に送付するだけです。
銃砲の保管には鍵付の棚(ロッカー)が必要ですが、刀剣類にそのような決まりもありません。

「銃砲刀剣類」 とひと括りに考えられてしまいがちですが、刀剣類の所持は銃砲と比較して、はるかにハードルが低いことがお判りいただけるかと思います。

ただ、刀剣類も携帯・運搬の際には 「登録証」 を一緒に携帯する必要があります。
高段者になれば居合道の稽古に 「真剣」 を使用することになるかと思います。 その際には 「登録証」 も忘れずに携帯するようにしてください。
また、刀身の研磨や外装の修理などのため刀を他者に預ける場合には、刀と「登録証」 はとも (一緒) にしておく必要があるとされていることにも注意が必要です。

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