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◆小説『剣神 神を斬る』のご紹介
「居合道」が室町時代後期〜江戸時代初期の武芸者、 林崎甚助重信公 の創始であることは広く知られています。 しかしながら、その生涯について記された資料や図書を目にすることは極めて稀です。
そのような中、居合道部の稽古仲間から 林崎甚助公 を主人公とした歴史小説の刊行を教えて頂きましたので、この雑記帳でも紹介いたします。
◆一巻 裏表紙の紹介文より
天文一六年(一五四七)、出羽国楯岡城下で近習の 浅尾数馬 が闇討ちされた。 追手の追跡むなしく、下手人の 坂上主膳 は行方をくらましてしまう。 六歳にして父を殺された 民治丸 は、仇討を 武神 スサノオ に誓い、厳しい修行に身を投じる−。 居合の始祖・ 林崎甚助 の生涯を描く大河シリーズ堂々始動!
文庫書き下ろし
著 者 岩室 忍
発行所 中央公論新社 ・ 中公文庫
剣神 神を斬る −神夢想流林崎甚助1
剣神 炎を斬る −神夢想流林崎甚助2
剣神 鬼を斬る −神夢想流林崎甚助3
剣神 風を斬る −神夢想流林崎甚助4
剣神 竜を斬る −神夢想流林崎甚助5
※令和5年4月現在、第5巻まで
刊行されています。
大衆向けの歴史小説ですので著者の創作部分も少なからず含まれているものと思われますが、小説を通じて居合道の創始者に思いを馳せるのも面白いものです。
興味がありましたら手に取ってみてください。