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過去のお知らせです

くるみの会だより 43号

令和03年10月26日発行 (2021)
盲導犬育成募金で熱い思いを頂きました。
十月十七日に行われた募金活動は(とかち)視覚障害者の会とくるみの会の共催に加えて、北海道盲導犬協会の後援を頂き、ブラインドサッカーチーム「とかちフロー」と帯広盲学校が協力してくれるという当初考えていた活動の幅が広がり、盛り上がった時間でした。
視覚障がい者五名、とかちフローから3名、盲学校の校長・教頭先生が参加してくれました。くるみの会からは十二名が参加し、来店された方に募金を訴えました。
募金活動の場を貸していただいたイトーヨーカドー帯広店には募金活動に関わって、感染対策上パーテーションを盲導犬の前に置くことや当日とても寒い日だったので、募金に携わった皆さんに「時々店内で休んでください」などの言葉を頂きました。
(とかち)にいる三頭の盲導犬に加え、札幌からPR犬と四頭が募金の先頭に立ったことで、多くの方が足を止めてくれ、募金をしてくれました。 また事前に新聞とイトーヨーカドーの広告に募金の予告があったこともあり、家の貯金箱を持ってきた方、多額の浄財を用意してきた方もいて、私たちに募金と「頑張って!」の声掛けに、皆さんの熱い思いを感じることができました。
正面玄関入り口の北側の募金コーナーに、日本ブラインドサッカー協会公認チームとかちflow(フロー)と盲導犬コーナーの写真です
後日役員会での反省では、
①十月は寒い、六月~九月の暖かい時期に行う。
②「お仕事中」と触れていい時の違いを知ってもらう」などの意見がありました。
来年の実施に向け、生かしていくことを確認しました。
最後に当日参加された皆さん、DVDを用意した国井さん寒い中お疲れ様でした。 そして(とかち)にいる盲導犬三頭のワラビ、オペラ、コバン、そして道PR犬ツキもよく頑張ったね。 なお当日の募金総額、三十七万七百二十八円は北海道盲導犬協会に全額お渡ししました。
正面玄関入り口の北側と南側の募金コーナーの全体の写真です

再会できた「とっさの手当て講習会」
コロナ禍で中断していた講習会が帯広グリンプラザで行われました。 今回で十回目になり、「ガイドで具合が悪くなった時にも対応できるスキルを持ちたい」「毎年行うことでこそ身に付く」ことを毎回ながら実感しています。
この講習会の良いところはAEDなど心肺蘇生法だけでなく止血や熱中症、顔色が悪い時の対応など具体的で、その場で思いついたことを赤十字指導員である村田真弓さんが答えてくれる点です。 この日にはコロナ禍の今、心肺蘇生法や出血しているときに心肺蘇生をするときの判断の具体的なことを学びました。
また人が倒れていた時には、その方を自分だけで対応しようとするのではなく、周りの協力をもらうこと、今はコロナ禍なので、救急隊が来ても、接触者として事情を聴かれるので、そのままその場にいることなどが大切と教えていただきました。
毎回快く講師を引き受けていただいています村田真弓さんには感謝しかありません。
今回は参加者も健康に関する関心も高く、それも自由に話せる場として、多くの方に参加してほしいと思います。
AEDなど心肺蘇生を行っている写真です

写真あれこれ
PR犬と帯広の盲導犬とユーザーさんの写真です。 帯広の盲導犬とユーザーさんと、札幌の協会PR犬とボランイアさん。募金をしているお客さんの写真です。

2021年10月21日。(とかち)毎日新聞
新聞に掲載されたの写真です
【ゴシップ】
盲導犬の育成を応援する街頭募金が17日、イトーヨーカドー帯広店で行われ、多くの買い物客らが浄財を寄せられた。
(とかち)視覚障害者の会、ガイドヘルプボランティアくるみの会の主催。 コロナの渦でPR機会が減り、収入が苦しい状況である北海道盲導犬協会(札幌市)の力にと企画した。
(とかち)管内の全ての盲導犬ユーザ3人日本ブラインドサッカー協会のクラブチーム((とかち)フロー)、 帯広盲学校の関係者らが店の入り口で協力を呼びかけた。
管内の盲導犬3頭と北海道盲導犬協会のPR犬も参加した。
約30年、盲導犬と暮らしているユーザーの男性は、「興味を持ってもらい、寄付していただくことがありがたい。盲導犬は家族同然の存在」と感謝した。
寄付の詳しい情報は 北海道盲導犬協会のホームページへ。
ミ-ナの募金箱の写真です
飲食店などにあるミーナの募金箱からも受付中。
正面玄関入り口の南側の募金コーナー、ガイドヘルプボランティア くるみの会、募金活動の写真です。
※写真は、ご来店のお客様の情報を含め処理しています。
(文責 久保寧男)

目が見えなくても外を自由に歩きたい

その願いを盲導犬に叶えてもらいたい・・・・
盲導犬育成応援募金にご協力をお願いします

説盲導犬の写真です
北海道盲導犬協会から、PR犬、1頭。
そして(とかち)の盲導犬、3頭が来ますよ。
日時:2021年10月17日(日)11時~13時
場所:イトーヨーカドー、帯広店の玄関前です。
〒080-0831 北海道帯広市稲田南8線西10−1
主催:(とかち)視覚障害者の会。
ガイドヘルプボランティアくるみの会。
協力:とかちフロー。
北海道帯広盲学校。
後援:北海道盲導犬協会。
目的:盲導犬育成募金活動を行うとともに、盲導犬育成事業への理解を広げたい。 お近くにお住まいの方はご協力お願いいたします。
連絡先 久保 090-1644-9366

令和3年盲導犬育成応援街頭募金活動実施要領

2021年8月30日発行
主催:(とかち)視覚障害者の会 ガイドヘルプボランティアくるみの会
協力:とかちフロー
北海道帯広盲学校
後援:北海道盲導犬協会
目的:盲導犬育成募金活動を行うとともに、盲導犬育成事業への理解を広げる。また(とかち)の盲導犬ユーザーと障がい者とボランティアを励すことを目的とする。
【1】日時 2021年10月17日(日)11時~13時 (10時30分集合)
【2】場所 イトーヨーカドー帯広店
【3】内容 募金・広報活動
感染急拡大などで安心安全な実施が困難と判断した場合は中止する場合があります。なおその場合は1週間前に連絡致します。
【4】参加者
盲導犬とユーザーとボランティア 約10名。
盲導犬3頭を予定しています。(氏名は掲示しません)
(とかち)・帯広市の視覚障がい者。ボランティア。北海道盲導犬協会角田様、PR犬。
【5】事前宣伝
イトーヨーカドー2階にある盲導犬コーナーに募金活動実施の告知。
道新、デリバリ、FMウイング、勝毎に加え、イトーヨーカドーの広告掲載
(とかち)視覚障害者の会ホームページ、くるみの会のホームページで告知
開始終了時間にはイトーヨーカドー帯広店受付に報告する。
【6】募金に際し注意すること(盲導犬協会からの街頭募金にあたっての配慮も含む)
①三密回避など感染対策を取る。チラシを配布するときには消毒を事前事後に行う。三密回避、手指消毒、マスク着用(職員はフェイスシールド着用)の徹底。
②盲導犬協会からの盲導犬に対する配慮事項を遵守する。
③チラシ等はテーブルの上に置き、欲しい方に持って行ってもらう形を取る。
④500円以上寄付した方にはステッカーと盲導犬PRDVDを持ち帰ってもらう。
⑤写真撮影(新聞社等)は不特定多数が入らないように配慮する。撮影する場合は参加者と了解をもらった方のみ。
⑤募金コーナーに「頂いた募金は全額北海道盲導犬協会に寄付します」と表示する。
⑥当日募金中には食品コーナーには立ち寄らない。買い物は終了後にしてください。
⑦終了後は後片づけ、軽い掃除をします。(ゴム手着用)(盲導犬についての配慮)
⑧触れあいは感染対策上しない。(ベルト・パーテーションで仕切る)
⑨チラシ等はテーブルの上に置き、欲しい方に持って行ってもらう形を取る。
⑩手袋を着用するときには、着用・着脱の仕方、廃棄方法について適切に手袋を取り扱うこと。
【7】準備
募金箱、チラシ等は盲導犬協会からお借りする。
マスクは各自用意、拡声器・マイク、フェイスシールド、消毒液、ゴム手、ゴミ袋などは会で用意。
片付け、準備は手袋を使用(使用後は廃棄)。
距離を取るよう盲導犬の絵で立ち位置を示す。
掲示物は平野さんの横断幕「盲導犬育成応援募金」の他。
《模造紙に書き込む》
★盲導犬育成への支援をお願いします。皆様から頂いた募金は全額北海道盲導犬協会に寄付します。
★感染対策について配慮をしながらの募金活動なので、ご理解のほどよろしくお願いします。
★500円以上募金された方はステッカーまたは盲導犬PRDVDをお持ち帰りください。
★チラシと冊子はご自由にお持ちください。
【8】当日の対応。
全体掌握(責任者) 久保、鈴木。
会場準備は全員で。
盲導犬対応 2名。
全員はマスクとフェイスシールド着用のこと。
消毒液を用意してますので、適宜使用する。
片付けはゴム手を使う、借りた着材は消毒して返す。また使用したゴミはゴミ袋に入れ持ち帰ること(廃棄)。

くるみの会だより 第42号

令和03年08月30日発行 (2021)
【旅は中止となりました】
コロナ禍にもかかわらず、視覚障がい者九名、ボランティア十名の参加希望があり準備していた第十三回(とかち)の旅でしたが、七月下旬からの全国そして(とかち)での感染拡大で、参加希望者にキャンセルがあり、日程を短縮して実施する意見もありましたが、中止との判断をしました。
昨年からイベントが中止になり「コロナ禍でやむなし」とみなさん残念ではあるけれど、「仕方ないね」と「中止慣れ」の印象です。視覚障がい者の中でも受け止めは様々で、「感染対策をしてなったら仕方ない」「コロナを怖がっていたら、いつまでもできないよ」という方もいました。
でも感染するのは重症化の危険もあるし、少しでも安全安心な状況での実施がいいと思います。
今回のことで外出をしたいという視覚障がい者はいっぱいいることも印象づけられました。感染対策(マスク・消毒・デスタンスなど)を取りながら、次の機会を待ちたいと思います。
【10月17日 (日曜日) 盲導犬募金運動
前回のたよりでお知らせしましたが、十月十七日(日)には盲導犬育成募金活動を計画しております。すでに場所はイトーヨーカ堂の了解を頂き、北海道盲導犬協会の後援も予定されています。
昨年は実施できませんでしたが、イトーヨーカドー帯広店のご協力を頂き、2階宮脇書店横のスペースに盲導犬育成のパンフレット、ポスターを置かせて頂くことができ、継続して盲導犬育成の広報をおこなうことができました。
盲導犬協会の角田さんからスマートフォンかパソコンで「北海道盲導犬協会」と検索するとYouTubeで盲導犬の訓練の様子や盲導犬協会でどんなことをしているか見ることができます。 とても分かりやすく編集していますので、一度見て下さい。
北海道盲導犬協会のホームページ
盲導犬のイラストです 盲導犬育成のパンフレット、ポスターの写真です
【パラスポーツ観戦していますか】
今パラリンピックがNHKなどで放映されていますが、くるみの会で過去にガイドしたことがある方、(とかち)でブラインドサッカーチームがあり、旅に参加した方も競技に挑戦しています。
全盲の木村敬一選手は競泳男子100メートルバタフライに出場します。ロンドンパラで銀メダルを取っていて、東京パラでは金メダルを狙っています。三十日に競技が行われるので、結果は新聞で見ることになりますね。木村くんとは、十年前冬に(とかち)エコロジーパークにてスノーモービルで引っ張る大型そりに一緒に乗りました。
また(とかち)ブラインドサッカーチーム「とかちフロー」にはロービジョンケア(とかち)のホシバさんが参加しています。NHKテレビのパラリンピック放映でブラインドサッカーをやっていましたボールに鈴?が入っていて、音を頼りに視覚に障がいがある選手が、ボールを相手ゴールに入れる競技です。会場には行けませんが、見て面白い競技でした。
【10月24日 (日曜日) とっさの手当て研修会】
昨年はできませんでしたが、私たちのガイドのスキル向上のため実施している「とっての手当て講習会」ですが、講師に日本赤十字救急指導員の村田真弓氏に今年もおねがいできることになっています。
AED心肺蘇生法と止血法に加え、災害時での対応など幅広く教えて頂いてます。
日程:10月24日 (日曜日)  10時
場所:帯広グリンプラザ・集会室
感染対策、デスタンスなどに配慮し、広い部屋を借りました。安心してご参加ください。案内は後日
(文責 久保寧男)

2021年「第13回障がい者と(とかち)の旅をしよう」のご案内

準備を進めていましたが残念ですが中止を決定いたしました。
コロナ禍で皆様には障がい者の生活で大変なご苦労をされている中、ボランティア活動へのご心配やご激励をいただきましたことに深く感謝申し上げます。止まぬ感染の話題に、前に進むことにブレーキをかけてしまいがちですが、旅を続けることを止めたくない気持ちは皆さんと同じです。
このコロナ禍の中でも、私たちは感染対策をとりながら旅を続けることができると考え、下記のように、日程を短縮し、感染対策をとり、安心して参加してもらえる旅を企画しました。
今年の旅は8月30日に全施設完成を予定し、すでにレバンガ北海道など公式戦も実施された「よつ葉アリーナ(とかち)」を見学したいと思います。もうすぐスポーツの季節です。公式戦で使用される広い体育館、ゴールネットなど器具を実際に触ることができます。 多くの方にご参加頂き、楽しい時間にしたいと思います。ぜひご参加ください。
【1】日 時:8月29日(日) 9時30分~14時 当日雨天の場合も実施します。
【2】場 所:よつ葉アリーナ(とかち)、道の駅ガーデンスパ(とかち)川温泉
【3】テーマ:(とかち)スポーツの拠点新しい体育館を見学する。
【4】参加者:障がい者、ボランティア 帯広市福祉バス1台
【5】日 程:9時30分各乗降場所に集合
8時30分時出発・・(とかち)プラザ
8時45分 グリーンプラザ(帯広市公園東町三丁目)
10時00分 よつ葉アリーナ(とかち)
11時30分 バス乗車
12時00分 (とかち)川道の駅で買い物、食事
13時00分 バス乗車
13時00分 (とかち)ヶ丘展望台・ハナック
14時00分~14時15分 (とかち)プラザ・グリーンプラザ着
【6】会費 500円 (保険、写真、郵券代他)なお会費は、当日バス内で徴収します。
【7】その他
体育館には身障手帳、上靴をご持参ください。
感染対策のためマスクはご自身でご用意下さい。また当日体調の悪い方はご連絡下さい。
昼食は(とかち)川温泉道の駅にあるレストランで自分の好きなメニューを選び食べる自由プランにしました。

参加締切 8月7日(土)までにFax,郵送、電話でお申し込みください。
郵送先 089-1323
河西郡中札内村東三条北三丁目十二
久保寧男まで
連絡先
久保 090-1644-9366
橋本 080-6095-2326
Fax 0155-68-3108 久保

くるみの会だより 第41号

令和3年7月19日発行 (2021)
旅は8月29日に実施します
コロナ禍の中、私たちの活動は大きく制限され、昨年は行えなかった旅、春先にグリーンパーク散策など実施できなかったなど私たち障がい者の外出をサポートするボランティアにとっても寂しい日々だったと思います。
四月に行われた総会では、旅、盲導犬募金活動は今年こそ行いたいと話し合いを続けてきました。収まる気配を見せない北海道・(とかち)の感染状況を考え、「感染が急拡大すれば中止を片隅に置きながら」前に進ませて準備をしようということになりました。
今年は帯広市のバス借用が第二希望の八月二十九日となり、七月十八日には役員会メンバーで下見に行ってきました。
今回の旅のメインは昨年から視覚障がい者の卓球(STT)で使用していた「よつ葉アリーナ(とかち)」です。今年はすでにプロバスケットのレバンガ北海道の公式戦が行われています。下見で対応にあたってくれた西尾マネージャーは私たちに配慮し、実際に使用している公式戦の器具に触れさせてくれるそうです。
アリーナの見学のあとは(とかち)川道の駅でで買い物や昼食とる予定です。弁当を取るよりはレストランで自由に選ぶこともいいねと考えました。
感染対策を取り、安心して参加してもらえるのが最重要ですので、皆様に検温、消毒そしてマスクのお願いをしますのでご協力をお願いします。
現地視察のアリーナ座席の裏から見た写真です。 現地視察のアリーナ写真です。
リベンジ盲導犬募金活動
昨年は実施日の直前の(とかち)の感染拡大に断念した盲導犬育成募金活動。ただ会員が参加している研修会で募金の訴えに皆さんから募金を頂いたこと。イトーヨーカドー2階宮脇書店横のスペースに盲導犬育成のパンフレット、ポスターを置かせて頂いていること。イトーヨーカドーでは現在も展示コーナーは継続して置かせて頂いています。募金を新聞を見た方より直接札幌の盲導犬協会に募金の申出があったなど反響があったことで、私たちは「来年こそリベンジを果たそう」と春先から各方面に打診してきました。総会で提案したように時期は十月十七日午前中イトーヨーカドーと決めています。すでに盲導犬ユーザーの一人中原さんからの問い合わせには日程を話しています。
ぜひ多くの方に協力を頂いて盲導犬育成活動を成功させたいと思います。よろしくお願いします。 
何か不明なことがあれば、ガイドヘルプボランティアくるみの会 久保まで
(電話 090-1644-9366 久保まで)
(文責 久保寧男)

くるみの会だより 第40号

令和3年3月24日発行 (2021)
【くるみの会の総会を行います。4月28日】
(尚、別紙、申込用紙などの文面は省略いたします)
昨年は新型コロナウイルス感染の広がりに、会員の皆様、そして障がい者を始め多くの方の生活は大きく変わってしまいました。 私たちは昨年七月から視覚障がい者からの要請を受けて感染対策をとっての外出支援ボランティアを再開しました。でも私たちにとっても皆さんがいつも通りにボランティアをすることはまだできない状況でした。さらに障がい者・高齢者にとっても外に出ずらいとの声を聞こえています。特に視覚に障害のある方は「触れる」ことへの不安が大きいと感じています。
でも「外出したい」気持ちはあるし、安心して外出できる場を作りたいと思っています。 総会は大きい部屋をお借りし、参加者が互いに距離を取り、消毒、換気等に配慮して実施したいと思います。今回は懇親会を行わず、短時間での総会としたいと思います。 昨年はこのような状況の中で二名の方が入会していただきましたが、まだ会えていない方がいるのは大変残念です。皆さんには総会などで顔を見ての活動ができることを願っております。

【盲導犬協会よりお手紙を頂きました】
みなさまのご支援、ご協力にてご寄付もそうですが、新聞への掲載やイトーヨーカドー内への広報誌配架をしていただいたおかげで、新聞を見ての寄付ご協力やイトーヨーカドー内の広報誌に書いてあったのでと切手を寄贈いただくこともありました。 ロービジョンケア(とかち)のみなさまをはじめ、沢山のご協力に感謝いたします。 本日は新しく北海道盲導犬協会Youtubeチャンネル開設しましたのでお知らせいたします。
「この度、北海道盲導犬協会公式YouTubeチャンネルを開設いたしました。」
今回公開する動画では、老犬ホームや犬の様子など、協会施設内をご紹介しています。 これからも定期的に当協会の活動をご紹介して参りますので、是非ご覧ください。


YouTubeチャンネル
北海道盲導犬協会のホームページ

【渋谷信彦さん奈良に転移しました】
二月末に音更町のお住いの会員であった渋谷さんが故郷である奈良県に転居しました。コロナ禍で皆さんにはお会いできなかったことは残念でなりません。ただ本人にとっては、くるみの会の皆さんとの出会いは「忘れられない貴重な思いで」になったと言ってくれました。 ボランティアは引き続き行うと張り切っています。


何か不明なことがあれば、ガイドヘルプボランティアくるみの会 久保まで
(電話 090-1644-9366 久保)
(文責 久保寧男)


(とかち)毎日新聞に盲導犬取材記事が掲載

2020年11月25日発行
記事の内容はVoiceOver、スクリーンリーダー音声読み上げで聞くことができます。

(とかち)毎日新聞の写真が掲載されています。ここからは記事の読み上げ、長文です。
大見出し1、縦書きで【盲導犬募金 減少】
中見出し2、白黒反転横書きで【コロナ禍ここにも】
小見出し3、縦書きで【該当啓発イベント帯広でも中止】
小見出し4、縦書きで【育成費用1頭、500万円 影響も】

新型コロナウィルスが盲導犬の育成に影響及ぼしている。
北海道盲導犬協会(札幌)が行う啓発活動やイベントは相次いで中止となり、盲導犬の育成に関わる募金収入が減少。
帯広でも機関団体が15日に計画していた街頭募金が完成拡大により中止に追い込まれた。
道内では今も(とかち)在住者を含め約20人の視覚障害者が盲導犬を貸与を待っており、コロナの収束の見通しが立たない中、厳しい状態が続いている。

道内盲導犬は当協会が育成、貸与している。(とかち)管内では現在3人の企業を受け、盲導犬をパートナーに暮らしている。

同協会によると盲導犬1頭に育成するのに約500万円の費用が必要で、例年は飲食店などの設置の「ミナの募金箱」や街頭活動で募金を呼びかける。
同募金箱は道内では6000カ所、(とかち)管内でも209カ所に置かれている。
ただ今年は新型コロナの影響で飲食店休業や外出自粛があり、「集計はこれからだが寄付額の減少が懸念されている」(同協会)と言う。

帯広では恒例行われている「福祉フェスティバル」を始めとするイベント等での啓発活動や、街頭募金も相次いで中止に。ここ数日週間の感染拡大でさらに状況は厳しさを増し、「民間のイベントの中止が広がっており、(募金額も含めて)先の見通しがたたなくなっている」(同)。
また、視覚障害者向けに行う盲導犬を知って体験する機会も失われてるという。

(とかち)視覚障害者の会と、ガイドヘルプボランティアくるみの会(帯広)が「帯広から北海道を盛り上げよう」と15日に市内に計画していた募金活動も中止になってしまった。関内の視覚障害者とのパートナーの盲導犬も参加し盲導犬への理解と支援を呼びかける予定だった。

街頭募金に参加を予定していた中原雪子さんは、7年ほど前に病気で視力をほぼ失い、5年前に盲導犬の「オペラ」を(6歳、ラブラドールリトリバー)をパートナーに迎えた。
盲導犬について知ってもらおうと小学校などで講演をしていたが、それもコロナ渦でできなくなった。

中原さんは「街中で盲導犬を見ても触れないでほしい。困っている様子だったら声をかけて」とする一方「悪気がなく、盲導犬について知らない人が多い。
後輩犬のためにもユーザーとして伝えていきたい思いがある」と講演活動を再開できる日を待っている。

(とかち)視覚障害者の会と、くるみの会の街頭募金は中止となったが、事前に寄せられた約3万円は北海道盲導犬協会に寄付された。
寄付は同協会のホームページからでき、併せて「ミナの募金箱」の設置者も募集している。

【中央に写真が掲載されています】
事前取材でのロービジョンケアとかち交流会の撮影ですね。
中原さんに寄り添うオペラ。コロナ禍で盲導犬の育成に使われる募金収入は減っている。
写真の下にコメントが書かれています。

以上、文章は終わりです。

【訂正】 くるみの会、久保さんより
新聞記事では約3万円とありますが、事前に行った「難病患者セミナー」ロービジョンケア(とかち)の集い、(とかち)視覚障害者の会会員、くるみの会会員、イトーヨーカ堂前での中止のご案内活動などから趣旨に賛同し、いただいた募金は44390円になり、全額北海道盲導犬協会に16日に寄付しました。

くるみの会だより 第39号

第39号 令和2年11月19日発行 (2020)
【盲導犬育成への支援に感謝します】
11月初めからの急激な新型コロナ感染拡大が(とかち)でも100名を超える感染者となり、15日に実施予定でした「盲導犬育成応援募金活動」を中止せざるをえなくなりました。中止を判断した5日よりの感染の広がりを考えると「賢明な判断」だったと思っています。
たより前号でも書きましたが、募金活動の会場を予定していましたイトーヨーカ堂には広告にも掲載(直前でとめてもらう)していただくなどとても協力を頂いたことに感謝しています。また道新、デリバリ、勝毎、NHKなどにも協力していただきました。 また事前に行った「難病患者セミナー」ロービジョンケア(とかち)の集い、(とかち)視覚障害者の会会員、くるみの会会員などから趣旨に賛同し、いただいた募金は44390円になり、全額北海道盲導犬協会に16日に寄付しました。

【盲導犬協会からは以下のお礼が来ておりますので紹介します】
警戒ステージも道内は3ですが、札幌市内だけはステージ4相当になっております。 今後ますます啓発活動も厳しさを増してくるかと思いますが、ご支援いただいたみなさまの期待に応えられるよう頑張っていきたいと思っています。 また文中の「事前に他団体、集まりの他視覚障がい者、一般の方」からいただいた募金、本当に心のこもったご寄付だと思っています。本当にありがとうございました。 イトーヨーカドー様の広報誌の配架も感謝です。 来年こそはみなさまと一緒に募金活動を実施していきたいと思っていますので今後ともよろしくお願いいたします。(北海道盲導犬協会) 15日の件、承知しました。
苦渋の決断だったと思います。

盲導犬インターネット寄附の件については、ラジオでのおしらせ放送に向けて準備しております。(あとは盲導犬協会に内容について確認するだけです)今後ともよろしくお願いいたします。
NHK帯広市局以下多くの方より、来年の挑戦への激励を頂いております。 道新デリバリに街頭募金が掲載されたこと、また知り合いに呼び掛けたことから、 当日中止を知らずにヨーカドーに来られる方がいたら申し訳ないと、渋谷さん、国井さんを含め三人で寒い!と言いながら立ちました。 中には「募金します」と私たちのところまで来ていただいた方もいて、立っていてよかったねと話をしました。 イトーヨーカドーでは2階宮脇書店横の広場にポスター、盲導犬協会の広報誌を置かせていただいておりますので、買い物のついでに見てください。
イトーヨーカ堂前で盲導犬育成応援募金活動中止のお知らせの看板を持っている渋谷と国井の写真が掲載されています。 2階宮脇書店横の広場です。ポスターとリーフレットの展示。久保会長の写真が掲載されています。

【帯広市長賞の推薦を頂きました】

先日、北海点字図書館の後藤館長から、くるみの会の活動を「永くがんばっていたから推薦したいがどうか」という連絡があり、私たちの会が結成され二十二年を評価していただいたものと推薦していただくことにしました。 はじめてのことなので、今後どうなるかは分かりませんが、市長から表彰されることになると思います。 その時には皆様の活動が評価されたものなのでありがたく頂きたいと思います。

【災害ボランティア、点字講習会にKさんとHさんが参加しました】

前号でお知らせした帯広市社協主催の講習会に、幕別町のHさんが災害ボランティア、池田町のKさんが点字を学ぶ講習会にくるみの会として参加していただきました。Hさんは今年度加入していただいた会員で、一度お会いしたきりで、コロナ禍のために参加したいただく機会がありませんでした。来年こそはいろいろやりたいことがあります。コロナ禍が収束することでみなさんとお会いできますことを願うばかりです。

10月17日ロービジョンケア(とかち)の集いには札幌盲学校の先生を始め17名の方の参加がありました。
ロービジョンケア(とかち)の集いの写真が掲載されています。
昨年11月24日ブラインドサッカー体験会に参加しました。
グランドでのブラインドサッカーの写真が掲載されています
11月1日つがハウスでの難病患者セミナーで鈴木さんが視覚障がいについて、久保がくるみの会のボランティア活動について説明しました。
難病患者セミナー会場の写真が掲載されています 講師の鈴木さんの写真が掲載されています
今年の会の活動は終えることにし、年が改まってから活動を再開したいと思います。 会員の皆様、来年には元気な顔で会いましょう。 何か不明なことがあれば、ガイドヘルプボランティアくるみの会 久保まで
(電話 090-1644-9366 久保まで)
(文責 久保寧男)

晴眼者向け視覚障害情報発信サイト "BLINDSIDE" 公開中

社会福祉法人ほくてんが運営する晴眼者向け視覚障害情報発信ウェブサイトが開設されました。ブラインドサイドは、視覚障害に関することを「視覚障害に関心が薄い人々」に伝えるためのウェブサイトです。
ブラインドサイドのロゴマーク。

盲導犬育成応援街頭募金実施要領です

残念ですが中止となりました
北海道では、2020年11月5日、確認された新型コロナウイルスの感染者数が119人と、初めて100人を超えました。
道は、先月28日に独自に定める「警戒ステージ」を「2」に引き上げ、特別措置法に基づいて道民や事業者に感染防止への協力を要請しています。
しかし、その後も感染が拡大し、病床のひっ迫度合いや感染状況を示す指標が悪化するなど、5日の時点で、ほとんどの指標がステージ「3」で定める基準を超えました。 ステージ「3」では、 ◆不要不急の外出や、 ◆感染対策を講じていない施設への外出、 ◆それに感染が拡大する地域との行き来の自粛など より強い協力を要請することができると定められています。
このため中止を決定しました。
詳細は、ここから展開

【主催】(とかち)視覚障害者の会、ガイドヘルプボランティアくるみの会
【協力】北海道盲導犬協会
盲導犬の募金箱の写真 盲導犬の写真

【目的】 視覚障がい者の外出を助ける盲導犬育成事業がコロナ禍によりイベントなど収入が少なくなり、盲導犬養成が財政難で、育成事業に支障をきたしている現状から、盲導犬ユーザーのいる(とかち)でも街頭募金を計画しました。 また帯広でも盲導犬を希望し、盲導犬とともに外出を心待ちにしているユーザーがいますが、盲導犬育成事業がピンチとなっていることに心を痛めております。 多くの方に盲導犬育成事業への関心を持ってもらうとともに、財政的な支援の機会とする。

【1】日時: 2020年11月15日(日)11時〜13時。(参加者は10時30分集合)
【2】場所:イトーヨーカドー帯広店。バスのりば。宝くじ売り場の近く。
【3】内容: 募金・広報活動
【4】参加者: (とかち)視覚障害者の会。くるみの会会員。
(とかち)には三頭の盲導犬が居ますが、当日は三頭(エル、オペラ、ワラビ)とユーザーが参加してくれます。
【5】事前宣伝: 道新デリバリ、FMウイング他。イトーヨーカドーチラシ
【6】当日広報: 北海道新聞。(とかち)毎日新聞。NHK取材。
【7】事前準備: 10月17日ロービジョンケア(とかち)の集いに盲導犬協会、佐々木さんが募金箱、チラシ等持参してくれる。(とかち)毎日新聞取材予定。
【8】開始と終了時間にはイトーヨーカドー帯広店受付に報告する。

【募金に際し注意すること。】 ① 三密など感染対策を取る。チラシを配布するときには消毒を事前事後に行う。
② マスクは必ず行う。
③ 終了時の片付けを行い、ゴミ等は持ち帰る。
④ 写真撮影は不特定多数が入らないように配慮する。撮影する場合は参加者と了解をもらった方のみ。
⑤ 新聞社にも取材をお願いしています。
⑥ 募金に「頂いた募金は全額北海道盲導犬協会に寄付します」と表示することはイトーヨーカドーとお約束しています。
⑦ 当日募金中には食品コーナーには立ち寄らない。買い物は終了後にしてください。

【問合せ先】
くるみの会(久保)
電話 090-1644-9366
(とかち)視覚障害者の会(鈴木)
電話 0155-21-1414

くるみの会だより 第38号【盲導犬街頭募金に取り組みます】

残念ですが中止となりました
第38号 令和2年10月21日発行 (2020)
【盲導犬街頭募金に取り組みます】
道新などで、盲導犬のことが記事となり、育てることの大変さが皆さんに伝わっていることと思います。盲導犬の育成の本を読むと、生まれた犬のすべてが盲導犬になるわけではなく、また育てるには訓練など時間がかかります。一頭の盲導犬を育てるにはお金もかかるようです。
今年はコロナ禍でイベントや札幌では街頭募金が自粛となっており、収入が少なくなっているようです。帯広で街頭募金をやろうということで、北海道盲導犬協会からは徹底した感染対策をする、(とかち)は感染者数が少ないなどで実施の了解を頂き、募金箱をお借りするなど協力を頂けることになりました。
(とかち)には三頭の盲導犬が居ますが、当日は三頭(エル、オペラ、ワラビ)とユーザーが参加してくれます。またこの活動を新聞も取り上げてくれ、当日は取材に来てくれることになっています。多くの方に盲導犬育成への理解を頂く機会でもあると思います。当日集まった募金はそのまま北海道盲導犬協会に寄付します。
会場となるイトーヨーカドーは会社が盲導犬育成事業に協賛しているということで、チラシにも掲載してくれるなどご配慮を頂いています。また新聞社、どうしんデリバリ、NHKラジオなどで事前にお知らせがあります。色々な方の後押しで「あとはやるしかない」という気持ちでいます。会場は雨でも実施できる玄関前なので、雨天実施とします。
盲導犬の写真が掲載されています

感染対策はマスク、フェイスシールドと消毒で対応します。皆さんには安心して参加してもらえるようにします。詳細は実施案を同封しました。 なお参加者はマスクの用意をお願いします。当日参加を希望する方は連絡をお願いします。
【ボランティア養成講座のご案内がきています】
11月14日(土) 認知症の理解
11月28日(土) 手話を学ぶ
11月14日、11月28、12月5日、傾聴を学ぶ
場所は帯広グリンプラザ
締め切りは11月10日(火)まで
【災害ボランティア養成講座のご案内がきています】
11月8日(日)10時~15時
場所 帯広グリンプラザ集会室
締め切りは11月四4日(水)まで
※ともに定員があります。参加を希望する方は直接帯広社協に直接申し込んでください。
帯広市社協 地域福祉課
電話 0155-21-2414
何か不明なことがあれば、ガイドヘルプボランティアくるみの会
(電話 090-1644-9366 久保まで)

くるみの会だより 第37号 😷

2020年7月28日発行 (令和2年)

【今年の旅は中止します】

毎年積み重ねられてきた「障がい者と(とかち)の旅をしよう」は東京など首都圏を始め、北海道でも感染の収まる見通しが持てないこと、また旅の参加者が三十名以上の規模が予想され「三密」が避けられないなど役員会で検討した結果、今年の実施を断念することにしました。
七月十一日には現地の下見をしています。今回お世話になる中島さんは私たちのためにじゃがいも、とうもろこし、そして大根などの収穫体験の準備をしてくれていました。
中島さんにはご準備頂いたことに感謝を申し上げるとともに、私たちの事情をお話しし、ご了解を頂いております。その時には「最初に自分から提案したことではあるが、不安がない訳ではなかった。申し訳ない。皆さんによろしくお伝え下さい」ととても気にされていました。
中島さん自身が視覚に障がいがあり、視覚障がい者の方に喜んでもらいたいという気持ちで計画を進めてきました。中島さんには心より感謝するとともに、旅はこれで終わりではないので、次の機会まで「待つ」ことにしたいと思います。
現地視察の写真です。畑の作物の生育状況を見ながらお話をしている様子です

【ロービジョンケア(とかち)の集い】

七月十八日(土)に二月以来の集まりを帯広グリンプラザB/C会議室にて行いました。コロナ感染拡大の影響で一つの会議室の人員は十名までと決められ、二つの会議室の仕切りをオープンにして「三密」を避けるとともに、長机一つに一人と、テーブル・椅子の消毒、手引きが必要な時にはゴム手袋を用意、飲み物はペットボトルなど配慮しての実施でした。参加した十七名の方も、「これだけ感染対策をしてありがたい」と言って頂きました。
参加した皆さんからは、自己紹介、日常生活など近況が話されました。自粛の中で体機能の低下、孤立の中で不安などあり、困ったときの支え合いが大切で、これからも「繋がり」を持ち、集まりを続けてほしいという参加者の気持ちを知ることができました。
次回は八月八日(土)十三時〜帯広グリンプラザで行います。都合のつく方はぜひ参加をお願いします。

【今コロナの禍で聞こえてくる声と私たちの思い】

新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐための「ソーシャルディスタンス」に、視覚障がい者が困っているという話しを聞きました。視覚障がい者にはスーパーのレジで見られる足元の印。ヘルパーさんが同行しているときには大丈夫ですが、白杖を頼りに一人で買い物に行く場合は大変だと聞いています。
視覚障がい者がどうしても用事があり街に出かけなければならないとき、ガイド経験者は「困った場面」を見掛けたときに、ある方は短いロープを持参していますという声もあり、工夫の必要も感じました。
私は前回ガイドをしたときには使い捨てのゴム手袋をして、利用者に「お互いに感染を避けるために」と気持ちよく了解してもらいました。 ある視覚障がいの方に聞くと、現在バスなど移動は避けていると言っていました。
このコロナ禍の時代に「少しでも前向きに生活したい」とみなさんも思われていることと思います。先月には私たちは感染対策を取りながらもガイドの依頼を受けることにしました。
また街で困った障がい者に出会ったら「三密」でも「何かお手伝いすることはありませんか」と声を掛けるそんな「優しさ」を大切にしたいと思います。

【外室支援活動・よつ葉アリーナ(とかち)見学】

帯広市総合体育館は、愛称「よつ葉アリーナ(とかち)」として二月二十九日にオープンしました。帯広身体障害者福祉協会のご好意により、見学に同行させて頂きました。 (施設は六月一日より開館)
メインアリーナとサブアリーナ、多目的室やトレーニング室やランニングコースなど運動設備が素晴らしい体育館でした。
帯広では視覚障がい者のスポーツとして卓球(STT)をしていますが、体育館の使用料や利用教室についてご配慮を頂けることになりました。
十月十一日日曜日には外出支援活動として同体育館の見学を予定しております。詳細は後日お知らせします。
以下体育館の見学時の写真です。
よつ葉アリーナの正面玄関の写真です 大きな体育館と階段状椅子の写真です
トレーニング機器の写真です 室内ランニングコースの写真です。青いロードが体育館のまわりに設置されています。
多目的ホールかな? 車椅子の方の姿も見えますね。

【COOP地域福祉団体助成を頂きました】

昨年に続き私たちの活動が認められ、助成金を頂けることになりました。今年は予定されていた行事ができない状況ではありますが、事務用品や活動に必要な用品を購入したいと思います。感謝!感謝!
皆さん、またお会いするまでお元気でいてくださいね。 
(文責 久保寧男)

くるみの会だより 第36号 😷

2020年6月26日発行 (令和2年)
【ガイドを再開します】 新型コロナ感染拡大のため、視覚障がい者の手引き(ガイド)は「三密」の密接となり、視覚障がい者は外出を控え、私たちも視覚障がい者に感染させるリスクを避ける。 そして私たちも感染せず自身を守るため、感染が始まった3月よりガイドを休止していました。 感染が収まってはいませんが、コロナウイルスのことが少しずつ分かってきて、対策を講じることで、「新しい生活様式」を再開する動きがでてきました。 また幸いなことに私たちの住む(とかち)では感染が増えていません。
6月24日に役員会を開き、視覚障がい者から総会参加のためのガイドの依頼があったことを受け、ガイド再開について話し合いました。
役員から慎重意見など多くの意見がでましたが、以下のような対応をすることでガイドにあたることになり ました。
① マスク、手袋などガイドでの対応 ② ガイドの際には消毒液、アルコールウエットテッシュ、ビニール手袋、移動記録を携帯 ③ 不要不急の外出でない場合は当面受けない。 ④ 視覚障がい者にこのような対応を了解してもらうなど、細心の注意を払いながらガイドにあたることでガイドを再開することにしました。
ただ体調の悪い場合はガイドにあたらないのは当然のことですが、まだ薬ができていない、またガイドが不安な方もいると思いますので、ガイド希望する方のみの再開になります。 JBOSの仲間である大阪クローバーの会が、依頼もあり6月よりガイドを再開しています。 私たちは感染の状況やガイドの仕方など、新しい生活様式の中でのガイドの仕方を考えていきたいと思います。

【第13会、障害者ととかちの旅を行うことにしました】

2020年9月13日 (日曜日) 幕別町千住の中島さん((とかち)視覚障害者の会会員)から自分の畑でジャガイモ、トウキビを作っているのでみなさんに日頃の感謝を込め来てほしいという話がありました。 中島さんはお世話になっていることのお返しをしたいという意思であり、その気持ちを受け止めることにしました。
ただ新型コロナ感染による「三密」など距離、消毒など対応を取る。 今年は一般募集をしないで、くるみの会会員と(とかち)視覚障害者の会員、ロービジョンケア(とかち)の集いに参加している視覚障がい者に限定して行っことにしました。
7月11日には中島宅を訪問し、実施に向け、下見をすることにしています。 8月には詳細をみなさんにお知らせすることができると思います。
今回は、くるみの会だけでガイドや準備を行うことになりますので、多くの参加が必要です。ご協力よろしくお願いします。
【ロービジョンケア(とかち)の集いのご案内】
2020年7月18日 (土曜日)より再開
ロービジョンは弱視のことを言いますが、斜視だったり、部分視力で視野が狭かったり、全体が見えにくいなど症状や見え方は様々です。 ガイドの時には暗い場所では移動に注意しています。 平成29年10月から、弱視の人が、悩みなど語り合い、福祉器具や制度のことなどを学ぶ場として始まりました。 新聞に紹介され、道新デリバリなどで案内され、多くの方が集まり、新しい出会いがありました。
現在は会場を帯広グリンプラザ (帯広市公園東町)奇数月の第3土曜日の13時から行っています。 また偶数月、第3土曜日の13時からは IT講座でスマートフォン等の使い方を学ぶ場になっています。
新型コロナ感染拡大でしばらく活動を休止していましたが、感染への配慮をすることで再開することになりました。 今回は会場でのガイド、声がけなど案内を依頼されていますので、会員の方の参加をお願いします。
【中央にリーフレットの写真が掲載されています】 リーフレットのイラストです
このリーフレットは社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合のホームページに掲載されているものです。 ロービジョンについて学ぶ資料として掲載します。
視覚障がい者の中でロービジョンの人数は8から9割と言われています。 しかし、その中には、自分からロービジョンとは言えず、困難を抱えながら日常生活をっている方が多くいます。 このリーフレットはそのような方向けに日盲連が作成したものです。
ロービジョンケア(とかち)の集いに参加される方は様々な悩みを抱えていて、中には家族にも言えないで悩んでいる方もいてショックでした。 集いではその困難さを知りあう機会でありますし、視覚障がいに関りる福祉制度や福祉器具など日常生活改善に向け学ぶ場でもあります。
くるみの会はロービジョンケア(とかち)の集いの準備や運営などお手伝いをしています。 また視覚障がい者を支えている他のボランティア団体の方も参加しますので、交友の幅を広げることもできるでしょう。 ぜひ参加をお願いします。 (文責 久保)
◆下記のスピーカーは音声読み上げ機能対応
ここからは長文の読み上げです。
【リーフレットのテキスト内容】
「見えにくいことははずかしいことではありません!」テキスト版 2020年2月 日本視覚障害者団体連合
注意 テキスト版において< >で囲まれた部分は、リーフレット内の絵やレイアウトの説明になります。
【1.表紙】
見えにくくなってきた方へ
見えにくいことは
はずかしいこと
ではありません!
ひとりでかかえていませんか?
本リーフレットは「見えづらい・見えに
くい人のくらし」から作成しました。
(右のQRコードからアクセスできます)
<絵やレイアウトの説明>
・このページは、表紙全体の色は濃紺を背景にして、白い文字で記載されています。
・表紙右下にはには、QRコードが記載されており、日視連ホームページに掲載している「見えづらい・見えにくい人のくらし」に繋がります。

【2.見開き(左)】
こうすると「ラク」になります
●今の見え方をムリなくいかそう!
<絵やレイアウトの説明>
・このページの真ん中には、次の様子を描写した絵が一つ記載されています。
・オフィス内でスーツ姿の男性が、机の前で白黒反転で字を大きくしたパソコンの画面を見ており、「文字を大きくして色を反転するとみやすくなるな」と思っている姿を描写しています。
・男性の横では、スマートフォンが着信し、スマートフォンから合成音声で「ヤマダ サン カラ オデンワ デス」と読み上げています。
自分の見え方に合わせた
「見やすくする方法」がいろいろあります。
場合によって音声情報も使うとさらにラクになります。

【3.見開き(右)】
●周りの人の手をかりよう!
<絵やレイアウトの説明>
・このページの真ん中には、次の様子を描写した絵が一つ記載されています。
・オフィス内にいた男性が外出し、近隣の横断歩道の前に来ました。道路の向かい側には歩行者用信号機があるが、その信号の光は、その奥にあるコンビニエンスストアの看板の光と重なってしまい、信号の色が見えづらく困っています。
・そこで、男性は、近くにいた女性に「信号の色が見えにくいので教えてください」と声をかけています。
・女性は笑顔で「青になったらお知らせしますね」と教えてくれました。
周りの人にきくことは
「迷惑をかけること」ではありません。
「見えにくいこと」をしっかり伝えたら、
きっと気持ちよくこたえてくれますよ!

【4.裏表紙】
専門家と一緒に考えてみませんか?
<絵やレイアウトの説明>
・このページの右上には、相談の電話をしたことで、安心をしている女性の絵が記載されています。
 今の仕事を
 「やめよう」と
 していませんか?

 今していることを
 「あきらめよう」と
 していませんか?
iPhoneの方は【ホームボタン】。下にボタンがない機種は【サイドボタン】を長押しするとSiriが起動し「ボイスオーバー、おん」と話してください。スピーカーを触ると、音声で聞くことができます。 終了したい時は「ボイスオーバー、おふ」と言ってくださいね。トライしてみましょう。
(日盲連のホームページよりダウンロードできます)

くるみの会だより 第35臨時号 😷

2020年5月18日 (令和2年)

【どうぞご安全に】

 この言葉は私たちが参加しています。ジェイボス全国視覚障害者外出支援に連絡会が東日本大震災を契機に語られ合言葉です。 今、新型コロナ感染拡大の危機に、再びみんなで励まし合う言葉として使われています。 5月8日、くるみの会有志で制作したマスクは(とかち)視覚障害者の会に45袋(2枚組)。 また私達と交流を行っています。帯広市内の介護施設であるアン家に50袋も届けました。 合計200枚、仕上げることができ参加した4人は頑張ったかなと満足しています。
4名の会員さんと段ボウルの中に沢山のマスクが入った写真
 札幌圏の介護施設の新型コロナ感染の拡がりに、訪問はせず、会員でもある栗田さんに渡すことにしました。「くるみの会の温かい気持ちを利用者、職員に伝えるます」。と言ってくれました。
会長に贈呈している写真
 (とかち)視覚障害者の会の鈴木会長に渡し、皆さんに郵送していただきました。 受け取った視覚障害者からは感謝の電話やメールがありました。 鈴木さんからも「渡す時に会員と話すことができ、感謝の言葉を聞いています」と直接伝えられました。
今、障害者がどんな生活を強いられているか、日ごろ障害者と接することが多い私たちが気になります。 視覚障害者のガイドを行っているジェイボス事務所からもメールを頂いています。 「暗く長ーいトンネルの先に、針の穴ほどの希望の光が見えてきたような気がします」 ただ「当事者の皆さんにとっては、触れて判断し、行動することが必要ですが、今は段階の手すりや電車のつり革も、じかに触れることに躊躇してしまう。スーパーのレジも間隔をあけて待つように、足元に矢印が付いていますが文字情報が優先されてしまう」などの配慮が必要なことが指摘されています。 まだまだ先は長いと感じますが障害者、高齢者など生活辛さを思い、これからも「つなぐ」思いを大切にしたいですね。

【マスクのお礼のメールが続々と】

◆マスクが届きました。月曜日に届いていたのですが、お礼のお返事を書くのが遅れで申し訳ありませんでした。心のこもった手作り、大変ありがたく大切に使わせていただきます。これからもしばらく外出時マスク着用が当たり前になり、つけていないと怪訝な顔をされていると思います。私は紙の使い捨てのマスクが肌に合わず、発疹や炎症を起こしてかゆくてしていられません。 手作りマスクの本当にありがとうございます。(池田町 M様)
◆くるみの会の今回の活動は皆さん、とても喜んでいて、本当に良い取り組みだったと思います。皆さんにもどうぞよろしくお伝えください。((とかち)視覚障害者の会会長 鈴木様)
◆鈴木会長さんからマスクを送っていただきました。ありがとうございました。仕事の時に使いますね。洗濯できるのが助かります。(大樹町 A様)
◆昨日ポストにマスクが入っていたようで朝食のあとに、ヘルパーさんから受け取りました。助かります。(札幌市 H様)
◆その他、H様やT様などからお礼の電話やメッセージがありました。

【COOP 地域福祉助成の申請をしました】 地域の福祉活動を援助しようと2005年から始まったCOOP 地域福祉事業の助成を昨年から受けていましたが、今年も5月上旬に申請しました。障害者や高齢者が「外出」することで生活をさらに豊かにするにつながると思い、旅や外出支援活動などの続けていきましたが、助成を大いに活用したいと思っています。

【帯広市身障者福祉協会とバリアフリーのための協議をしました】
5月11日と12日に身障者協会、事務局長から畜大前道路に設置する点字ブロックについて意見を欲しいと(とかち)視覚障害者の会の会長鈴木さんとともに帯広 身体障害者福祉協議会 三役会に参加しました。 交差点の信号、鳴き交わし式加装置、そして点字ブロックなどは視覚障害者にとって買い物など外出に必要なものですが、その設置には車イスなど身体、聴覚障害者にとっても関わる問題です。今回の身障者協会から提案は、障害者の枠を超えて問題を解決する機会になるとともに期待されています。

身障者協会副会長さんは車椅子で外出するアクティブな方ですが、「歩道が傾斜になっていて、転倒しそうになった」。「点字ブロックも車椅子で移動するときのバリアにもなるので、車椅子が通れる幅にも配慮を」などを話していました。今後検討が必要なことがあれば、随時話し合いをしていくことが確認しました。

【くるみの会のホームページ見てね】 くるみの会のホームページが昨年に開設さ、私たちの活動がパソコンやスマートフォンで見ることができるようになりました。会員のKさん (士幌町) 会の行事やか会報が発信されたら、その都度ホームページを更新してくれています。最近は5月12日に更新されています。運営してくれている Kさんには感謝するばかりです。
また昨年作成された盲導犬の動画も作成してくれました。ホームページから見ることができます。なおこの動画のDVDになっていますので必要な方にお渡しすることも可能です。会員さんには無料で差し上げますのでご連絡ください。
ALV チャンネル youtube
QRコード youtube

(文責 久保)

くるみの会だより 第34臨時号

2020年5月7日 (令和2年)

【励ましましょう】

新型コロナウイルスの流行で、みなさんの生活にも大きな影響がでています。5月31日までの非常事態も延長され、先の見通しが持てず、不安な日々を送られていることと思います。私たちは自分たちが自粛し、感染がこれ以上拡大しないこと、あとはコロナ感染拡大の終結を願うばかりです。 気になるのは障がい者がどんな想いで生活されているか気になります。
また東京では視覚障がい者が生業としている針灸マッサージ業も1月以上お客がこないので収入がないという話も聞きました。
帯広ではどんな状況か気になるところですね。(とかち)視覚障がい者の会の鈴木さんに4月上旬に聞いたところ「客足は減ったけど、まだ大丈夫」とは言っていましたが、このような状態が続くことは大きな不安があります。
また、ある視覚障がい者の方に聞くと、外出はヘルパーさんに同行してもらい買い物に行くくらいだそうです。買い物も決めたスーパー1箇所だけで、それ以外は風呂にいくぐらいで、あとは自宅に籠もっているそうです。以外に元気だったので安心しました。今後も周りの方への電話や言葉かけ(3密を守りながら)をお願いしたいと思います。
生活の影響は多くの障がい者が「3密」を避けることため「サポートを受ける」「点字など物に触れて確認する」聴覚障がい者は、「マスクで相手の話が分からない」いつもと生活の流れが違うことでの不安などがあり、生活にも支障があると思います。今の状況に、私たちができることは多くないと思います。早く終結を願うばかりです。

【今できることから】

マスクの写真。透明な袋にはメッセージが印刷されています。コロナに負けるな。手縫いの布マスクと書かれています。おしゃれな柄が、とても綺麗です。
今できることは限られていますが、やれる範囲でできることをやりたいと、有志でマスクを作り、視覚障がい者の会とアンの家介護施設に寄贈したいとの声があり、コロナ対策をしながらの作業を行うことにしました。
今回は会員の佐藤さん宅をお借りし、4人で作業をおこないました。
マスクを持っている2名の会員さんの写真です。テーブルの上にはたくさんのマスクが並んています。
マスクを会長さんにお渡ししました。 皆さんのもとにも届きますように。
会長に贈呈している写真
総会議案に今年の行事が予定されていましたが、今はひたすら我慢するしかないようです。 まずはみなさんの健康第一です。体も動かし、体力を維持してくださいね。
(文責 久保) 2020年5月7日

ひな祭りのお知らせ

2020年2月29日(土)11:00〜
三月のひな祭り出演 2013年からアンの家とのお付き合いが続いています。 踊り、器楽演奏など、この日に向けて会員も芸を用意してます。 みなさんも素人芸で、参加しませんか? 施設の方には「賑やかにやってくれればいいんです」とは言われています。 芸達者な方は久保までご連絡ください。
下記の写真は以前に出演したときの様子です。
ここは写真が貼られています。
老人施設で楽しい交流の写真です。ひな祭りでフラダンスを踊っていますよ。
結果。コロナの影響で少人数での参加となりました。
フラダンス、ハーモニカ演奏、二胡演奏を行いました。当日の写真は有りませんが皆さんの笑顔は素敵でしたよ。来年も頑張ります。

第8回 防災講座のお知らせ

重要なお知らせです。
新型コロナウィルス感染拡大を受けて中止されました

阪神・淡路大震災から25年、東日本大震災から9年になります。また、昨年は相 次ぐ台風により広い範囲で大洪水が発生しました。 災害弱者といわれる障害者は一般の犠牲者の2.6倍ともいわれています。
今回は、大災害が発生したとき、視覚障害のある人の避難生活について、併せてハザードマッ プの活用についても学びます。

日時:2020年3月15日午前10時から12時まで
場所:グリーンプラザA会議室
主催:北海点字図書館・(とかち)視覚障害者の会
講師:村田真弓様 (防災士・防災マスター・日赤救急法指導員)
テーマ:視覚障害者の避難生活について
お問い合わせ:鈴木(電話0155-21-1414)まで

視覚障害者学級のお知らせ

日時:2020年年2月2日(日) 10時~ 11時
テーマ:同行援護制度と日常生活用具の給付のごあんない
視覚障害をお持ちの方によく利用される障害福祉サービスをご紹介します。
場所:帯広市保健福祉センター 3階 視聴覚室
対象者:市内在住で視覚障害のある人とその家族、及び視覚障害者に関わるボランティアの人

NHKの番組で、取り上げられました

2020年1月14日(火)18時50分
「NHKニュース北海道」で放送されました。

ナットク!とかちchのページ


視覚障害者のみなさんはどうですか?


動画はすでに消滅です 読み上げ機能でお聞き下さい

ここからはNHK
ニュースとホームページの記事のテキストを長文ですが読み上げします。

視覚障害者の冬の外出を支える
2020年1月14日 19時35分

「ナットク!とかちch」の新シリーズ「冬でも気軽に出かけたい」。
冬の(とかち)の外出をめぐる課題を考えています。
前回、お伝えしたのは点字ブロックが雪に覆われる冬、視覚障害者の外出が難しくなっている現状でした。
どうすればもっと外出しやすくなるのか。視聴者からも投稿が届きました。

【放送後番組に投稿が・・・】
前回の放送を受けて、番組に視聴者の方から投稿をいただきました。
60歳の女性からの投稿です。
「視覚障害者の冬の外出にはサポートが必要だと思います。((とかち)には)『ガイドヘルプボランティアくるみの会』という団体があります。私も時間ができたら参加したいと考えていますが、助け合いの輪が広がれば、外出しやすくなると思います」。
投稿にあった「くるみの会」はどんな活動をしているのか。
神門光太朗アナウンサーが「くるみの会」のみなさんに会ってきました。

【カラオケや乗馬も “気軽に外へ”】
「くるみの会」は中札内村に住む久保寧男さん(71)が20年前に設立したボランティアグループです。
主に取り組んでいるのは(とかち)で暮らす障害者の外出支援です。
視覚障害者の外出支援をめぐっては国も「買い物」や「通院」といった生活に欠かせない外出をヘルパーが支援する「同行援護」という制度を設けています。
「くるみの会」ではこの制度を補う形で、視覚障害者がもっと気軽に外出できるようにと支援に取り組んでいます。
「カラオケに行きたい!」「乗馬をしたい!」。
会ではこれまで視覚障害者のこんな願いをかなえてきました。
冬は特に外出支援ボランティアのニーズがあるということで、久保さんは「特に冬場は家に閉じこもっているという人が多いので、できるだけ外に出る楽しみをもってもらいたいと思います。店でのレコード選びや洋服選びなどのニーズもあると思います」と話していました。

【障害者が外出しやすい街に】
「くるみの会」のメンバーは現在21人。
多くの人が仕事をしながらボランティアで活動に取り組んでいます。
久保さんは、若者など多くの人たちに活動に加わってもらえれば、いまよりきめ細かくニーズに応えられると感じています。
久保さんは「視覚障害者のみなさんから『外出ができるのでありがたい』と喜んでもらえるのが励みになっています。視覚障害の人たちが街に出やすい環境を作っていきたいと思います」と話していました。

【取材した神門アナウンサーは・・・】
久保さんは「視覚障害者のみなさんから要望が来たら、断らないようにしている」と言います。
メンバーのスケジュールを調整し、外出をサポートしています。
しかし、広い(とかち)をメンバー21人でカバーするのは至難の業で、基本的に活動は土日に限定しています。
久保さんは、メンバーが増えれば、平日や急な要望にも応えられるようになると考え、「会の存在を多くの人に知ってほしい」と今回の取材に応じてくださいました。
今、この文章を読んでいるほとんどの方が、視覚障害者の外出サポートの経験はないと思います(私もそうです)。
久保さんは「講習会も開いているので、少しでも興味があれば参加してみませんか」と話しています。
「大いに興味がある!」というアナタも、「ちょっとだけ興味があるのよ」というアナタも・・・。
ガイドヘルプボランティアくるみの会の問い合わせ先は090−1644−9366です。


【ホームページの記事です】
2020年1月16日(木)午後9時04分 更新

新シリーズ「冬でも気軽に出かけたい」。点字ブロックが雪に覆われる冬、視覚障害者の外出が難しくなっている現状についてみなさんから投稿いただきました。そのひとつ、外出サポートについて聞いてきました。

放送後番組に投稿が…
前回の放送を受けて、番組に、視聴者の方から投稿をいただきました。60歳の女性からの投稿です。

「視覚障害者の冬の外出にはサポートが必要だと思います。((とかち)には)『ガイドヘルプボランティアくるみの会』という団体があります。私も時間ができたら参加したいと考えていますが、助け合いの輪が広がれば、外出しやすくなると思います」
投稿にあった「くるみの会」はどんな活動をしているのか。神門光太朗アナウンサーが「くるみの会」のみなさんに会ってきました。

カラオケや乗馬も…“気軽に外へ”
「くるみの会」は中札内村に住む久保寧男さん(71)が20年前に設立したボランティアグループです。主に取り組んでいるのは(とかち)で暮らす障害者の外出支援です。

視覚障害者の外出支援をめぐっては、国も、「買い物」や「通院」といった生活に欠かせない外出をヘルパーが支援する「同行援護」という制度を設けています。「くるみの会」ではこの制度を補う形で、視覚障害者がもっと気軽に外出できるようにと支援に取り組んでいます。「カラオケに行きたい!」「乗馬をしたい!」。会ではこれまで視覚障害者のこんな願いをかなえてきました。冬は特に外出支援ボランティアのニーズがあるということで、久保さんは「特に冬場は家に閉じこもっているという人が多いのでできるだけ外に出る楽しみをもってもらいたいと思います。店でのレコード選びや洋服選びなどのニーズもあると思います」と話していました。

障害者が外出しやすい街に
「くるみの会」のメンバーは現在21人。多くの人が仕事をしながらボランティアで活動に取り組んでいます。久保さんは、若者など多くの人たちに活動に加わってもらえれば、いまよりきめ細かくニーズに応えられると感じています。久保さんは「視覚障害者のみなさんから『外出ができるのでありがたい』と喜んでもらえるのが励みになっています。視覚障害の人たちが街に出やすい環境を作っていきたいと思います」と話していました。

取材した神門アナウンサーは…
久保さんは「視覚障害者のみなさんから要望が来たら、断らないようにしている」と言います。メンバーのスケジュールを調整し、外出をサポートしています。しかし、広い(とかち)をメンバー21人でカバーするのは至難の業で、基本的に活動は土日に限定しています。久保さんは、メンバーが増えれば、平日や、急な要望にも応えられるようになると考え、「会の存在を多くの人に知ってほしい」と、今回の取材に応じてくださいました。今、この文章を読んでいるほとんどの方が、視覚障害者の外出サポートの経験はないと思います(私もそうです)。久保さんは「講習会も開いているので、少しでも興味があれば参加してみませんか」と話しています。「大いに興味がある!」というアナタも、「ちょっとだけ興味があるのよ」というアナタも…。

(とかち)視覚障害者の会。新年会を行いました。

2020年1月5日、(とかち)ガーデンズホテル
各団体の代表の方々の挨拶の後、乾杯に続き、ガイドヘルプボランティアくるみの会のみなさんと会の有志によるコーラスや楽器演奏がありました。名司会の巧みな話術で、一気に会場が盛り上がりました。
コーラスの写真ですです。

くるみの会忘年会

2019年12月 4日(水)18時30分
居酒屋、千の里にて開催されました。

盲導犬の啓発動画

2019年11月 10日(日)
「盲導犬とは」の動画制作開始
白状の撮影しましたが風が強く編集が困難で断念、次回に再チャレンジ予定
11月26日(火)
音訳グループさざなみ様の協力でナレーションを録音。
12月9日(月)
主催、(とかち)圏域 障がい者が暮らしやすい地域づくり委員会
各、障害者団体が集まり啓発活動のプレゼンなどの打ち合わせ
12月25日(木)
個人情報が無い動画を公開 (9分の短縮版)
Youtube-ALV チャンネル
Youtubeのページにリンクします。


(とかち)デイジーの会が新聞で紹介されました。

2019年8月13日 (とかち)毎日新聞で掲載されました。 (音声読み上げ対応)

ここは新聞の写真が貼られています。
【見出し1、右の上部、吹き出しコメント】
もっと、「おびひろがる」、プロジェクト、2019実施団体紹介 ナンバー9
【見出し2、右側の縦書きで大きな文字】
視覚障害者に本を音読。
【見出し3、中央に配置され四角い枠の中のコメント】
(とかち)デージーの会。
目の不自由な人に図書を読んでもらうため、本をテキストデータにして音声として届ける。
久保寧男会長は「視覚障害者の知りたいという気持ちに応えたいと」話す。
2015年の「テキストデータデイジー講習会」(帯広市主催)で知り合い、会として取り組もうと16年に設立。
現在は帯広、音更、中札内の7人で活動する。
作業は基本的に家で行うことが多く、帯広市の北海点字図書館で本をスキャナーで読み込み、専用のソフトでテキストデータ化されたものを校正する。
機械で読み込んだものでは漢字の読み方が違ったり、文節の切り取り方が不自然だったりするため、それを手作業で直し、読みやすくする。
最終的に「サピエ図書館」に登録される。
月に1回、市内の北海点字図書館に集まり、本の選定や作業時の問題点などを話し合う。
「サイロ」などを毎月登録、なつぞらやアイヌ語辞典など北海道・(とかち)にゆかりのある図書を選んでいる。
視覚障害者の会の会員からも聞き取り、選定図書に反映したり、会員が届けたいと思う本を選んでいる。
同会は会員も募集している。
「自宅でできるボランティアなので、興味のある人は是非一緒に活動しましょう」と呼びかけている。
連絡は久保寧男 会長 へ。
【本文終了。】
【写真は中央に配置されています】
大きな会議テーブルに会員さんが対面で5名ノートパソコンを使い作業している様子です。
【会員の方よりメッセージが届きました】
視覚障害つながりで3年前から始まったテキストデイジー図書製作作業ですが、
「くるみの会」の活動とは違う「自宅での閉じこもり作業」です。
とても地道な活動ですが、自宅でできるボランティアとは「くるみの会」とは真逆ですね。
【(とかち)デージーの会の皆さんへ】
見えないところで地道に頑張っている姿は素晴らしいですね。

(とかち)視覚障害者の会 研修旅行

2019年6月22日(土)~23日(日)研修旅行に参加しました。
旭川の旭山動物園と富良野のワイン工場などを見学



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