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近未来の宇宙開発ー宇宙発電所と月開発ー

  月探査・開発

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夜空に煌々と輝く月、月は太陽とともに私たちにとって最も身近な天体であり、宇宙開発が始まった当初から多くの探査機が月に送られました。1969年には米国のアポロ計画で人類は最初の月着陸を果たしました。これまで多くの月に関する研究が行われましたが、月がどのようにして生まれどのように進化して現在に至ったのかは、今でも深い謎に包まれています。
一方、月は最も地球に近い天体として、将来は人類の本格的な宇宙進出の前進基地としての役割を果たすと考えられています。月には軌道上の宇宙植民地の建設資材の調達や、火星などの惑星進出の発進基地としての役割が期待されています。 月探査はアポロ計画の終了以降20年近く行われませんでしたが、1990年頃から、月の科学的な謎の解明と将来の月の利用のための調査を目的として、多くの探査機が月に送られるようになりました。
我が国の 月探査機「かぐや」 もその一つで、アポロ計画の終了以降では最大規模の探査機として、2007年から2009年にかけて月の観測・調査を行いました。これにより月面の物質、地形、重力場、磁場、環境について膨大なデータが得られ、現在も内外の研究者がデータ解析に取り組んでいます。これまでの解析により、全球的なマグマオーシャンの存在、表面固化のシナリオ、表裏二分性の原因、創成期の大規模磁場の存在、現在の内部状態、など月の起源と進化に係わる大きな科学的進歩がもたらされました。また今後の月の開発利用の計画に必要な、三次元地形、資源、地下構造、日照域、極域の水氷の情報が得られました。さらに、月軌道への投入技術や制御落下技術など、次の段階の月探査につながる技術も習得できました。
現在も、日本、米国、ヨーロッパ、ロシア、中国、インドなどで 月の開発利用と科学研究のための月探査機の計画 が検討されています。我が国の月探査は以前は国のプロジェクトとして行われてきましたが、現在では産業界も含む幅広い立場の人々が月探査・開発の計画を推進しています。月の本格的な探査と開発により、人類社会の長期的な持続的発展がもたらされることでしょう。


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