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Q1. 壁紙って健康に安心なんですか?
A1. 2003年7月に建築基準法が一部改正されました。これによって、シックハウス対策が厳しいものとなりました。特に内装仕上げ工事には、ホルムアルデヒド対策が、要求されております。
壁紙、及び壁紙施工用でんぷん系接着剤のシックハウス対策は、製造・販売・施工が一体となってシステムで性能を確認しています。
実際に一昔前には、新築の家の工事をしていると、目がチカチカして息苦しくなったこともありましたが、国や多方面の業界を挙げての対策がようやく実を結び、家具やフローリング、諸建材を含めて安全なものに近づいて参りました。
これらの有害物質は、もともと自然界にあるものですから、微量ならば、人体に影響はほとんどありません。
当店では、ホルムアルデヒドの放散量がきわめて少なく、制限なしで使えるというマークの「F☆☆☆☆」エフ・フォースターの表示のあるものをメインに施工しております。
過敏な方や、どうしても気になる方には、自然素材の壁紙がお奨めです。
更新日時:
2010.07.15 Thu.
Q2. よく新聞の折込チラシで、ふすまの張替1000円と書いてあるのを見かけるんですが、そんな値段で、出来るのですか?
A1. 私ども業界の常識では考えられない値段です。なぜなら、丁寧な仕事をすれば、一日10面ほどしか張れないのです。
きちんとお店を構えて、お客様の喜ぶような仕事をし、また税金を払って商売するならば、この値段はありえません。
よくよく聞けば、それは期間限定のみの価格で、もう一杯になったからと言って他のプランを勧められ、他に裏張代やら運搬費やら穴繕い代とか請求され、結局は高いものについたという話もあるそうです。
うすっぺらな商売で、消費者に安く出来るといった印象をインプットするようなものは、我々業界でも頭を痛めています。
また、運ぶだけの人・張るだけの人・建てこむ人と分業になっているので細かいサービスは出来ません。
どうか皆様は、地にしっかり根をおろした、信頼のおける工事店に依頼してください。 職人を家の中に上げるのですから。
更新日時:
2010.07.15 Thu.
Q3. 左官屋さんが十数年前に塗った和室と玄関の壁が、染みだらけになってきました。ぼろぼろ落ちて、掃除が大変なんですが、なんとかなりませんか?
A3. その位前の左官壁でしたら、問題なく壁紙が貼れます。
戦後まもなくの建築ですと、こまえ壁、泥壁が主流でしたのでこの上への施工は難しいと思います。
和風の壁紙も今では大変種類が増え、見本を見るだけでも楽しいものです。お望みの色や機能、テクスチャーでお選びください。
施工法は、古い壁を掻き落とし、全体にパテを塗って、壁紙を貼る方法と、古い壁の上にシーラーを塗ってから、全体にパテを塗って、壁紙を貼る方法がありますが、どちらにしても、一坪7000円から11000円位かかるのではないでしょうか。
面積にもよりますが、二部屋ぐらいでしたら、二日間で綺麗になります。
更新日時:
2010.07.15 Thu.
Q4. 襖や障子のはめ込み方に決まりはあるのでしょうか?
襖や障子をはめる場合、二枚引き違いの時は、左側を向こうにし、右側を手前に、すなわち右前に建て込みます。四枚引き違いの場合、中の二枚を室内側に(室と室の間仕切の場合は上位の室側)に、両端の二枚を室外側に(間仕切では下位の室)建て込みます。和服の場合も建具の二枚立の時と同じように、「右前」に着るのが通常となっていて、その反対に着るのを[左前」といって(女性は左前に仕立てますが)物事が思うようにならず、運勢が悪くなるとして不吉とされています。古事記や日本書紀によるとその頃の日本人は左前に着ていたようですが、中国ではこれを野蛮人の風俗として甚だしく忌み嫌ったそうです。この風潮が仏教伝来に伴って伝わり、奈良時代には右前ににするような法令さえだされたそうです。
設計上、例えば三本溝三枚立ちの襖が右側に引き込みとなる時などは、これを止むなく無視する場合もあります。
また、敷居や鴨居の溝の間には建具をスライドさせる時の遊びの空間を適度に保持するための「樋端(ひばた)」と呼ばれる部分があります。襖を閉じた時にお互いの間に大きな隙間が出来ないように、引き手側でない方のふすまブチには引き手側より太いフチが付いています。この点に気をつけて一度はずした襖を建て込むようにしてください。
 
 
更新日時:
2010.07.15 Thu.
Q5. 壁紙はどのくらいの周期で貼りかえることが多いのですか?
使い方によることが大きいのですが、一度新築時に貼ると、十年や十五年は張替えをしない方が多いとは思います。自然の色褪せ、色やけ、下地のアクの表面露出、タバコやお線香・台所の油汚れ、ペットによる傷、水漏れ・結露による発カビ、下地の収縮や施工不良によるはがれやクラックなどが目立ってきてやっと張り替えようとなるようです。アパートや貸室の場合は入れ替えの際、貼りかえる事が多いので5年程度でしょうか。
欧米では竣工以降にインテリアを少しずつ完成させていくようですが、わが国では竣工がゴールになっていて、以後は年とともに色褪せていくような傾向があります。
お住みになっていながらクロスを貼りかえることは家具の移動とかで億劫かもしれませんし、予算の事もありますので、全部まとめてではなく今年はここのスペース、来年は水周りとか区切ってリフォームするのがいいかもしれません。貼り替えるとお部屋ばかりか、気持ちまで明るくなりますよ。
 
更新日時:
2010.07.15 Thu.
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更新日:10-07-15