三谷不動産鑑定所

>土地価格と日本経済について

直近のテーマ<過去集>


2005.06.27


何時かはガスの時代が来るのでしょうが、依然原油価格の高騰が世界経済にゆさぶりをかけているようです。
不動産も大切ですがやはり原油やガスにはかないません。
なんせ世界に偏在していますから。

資源少国、日本と嘆きたくなりますが、私は年間降水量の豊富さが世界から注目される日が近いことを確信しています。
日本の水は良質でおいしいですから。
ワインより水が高い国も多いですが、いくら安くておいしいといっても、やはり一日中ワインを飲んでいるわけにはいきません。


2003.09.01


私は東京都心外縁部住宅ゾーンの土地価格は歴史的な下落趨勢を転換、上昇を始動したと考えます。

今後、知識高度化、コラボレイションニーズの高まりから東京圏への人口移動はいよいよ本格化します。

名古屋圏を除く大阪以下の地方圏の構造不況は続きます。

では東京圏がすべてハッピーかといえば、都心部ゾーンでのオフィスビル、高級マンション供給過剰問題は今後一層深刻化し、注目のREITも打撃を受けるでしょう。


2003.06.01〜我国大都市圏不動産に値下がり余力はあるのか?〜


日本のメガバンクが、その巨額の不良債権処理のため取り崩してきた過去の遺産が、もはやその他のレベルの銀行を含め、残り僅かになったことは、平成15年5月周知の事実となりました。

大都市商業地不動産がまだ値下がりするということは、巨大な不良債権の氷河が崩落して住家を襲うということを意味します。

今日までのような、住家に序序に近づく段階とは、その危険度が全く違うレベルとなりました。

政府は50〜100兆円の政府資金を動員し崩落危険個所を補修し、支えようとします。

ですが、それは時間稼ぎに過ぎないことを住民は見抜くでしょう。

不動産価格が今後も値下がりが続くであろうという原因理由は無数にあります。

皆さんは、本当に我国に不動産値下がり余力が残っていると考えていますか?

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