ブルーマウンテン国立公園
(Blue Mountains National Park)
ブルーマウンテンズ国立公園は、シドニーから車で２時間のニューサウスウェールズ州にあります。緑に覆われたユーカリ森で７０%を占め、ユーカリの木々から散布される油分が太陽の光に反射することによって山全体が青く見えることからブルーマウンテンズの名前がついたとされています。西暦２０００年には世界遺産登録されています。
ブルーマウンテンズ国立公園には、スリー・シスターズと言う有名なお話があります。様々なホームページで紹介されていてしかも色々な話があるのでご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、紹介させて下さい。
『昔、この森に魔法使いの父親をもつ３人の美しい娘がおりました。父親と３人の娘は仲良く暮らしておりましたが、魔王が３人の娘をひそかに狙っておりました。ある日のこと魔法使いの父親が用事を済ませるため外出している間に、魔王は３人の娘に近づこうとしました。これを知った父親が急いで娘たちの所へ戻り、魔王に食べられないようにと娘たちを石に変えてしまったそうです。そして自分もコトドリに姿を変えて逃げたのですが、逃げる際に魔法の杖を落としてしまい戻れなくなってしまったそうです。』 今でも父親は空を飛び続けて杖を探しているそうです。
父親と３人の娘の像はシーニック・レイルウェイの入口付近にあります。
右の写真が、岩になった３人の娘です。
シーニック・レイルウェイは、最大斜度５２度の急勾配が人気のトロッコ列車です。今は閉山されていますが、昔は石炭の炭鉱があり、トロッコはそこで使われていたのが始まりだそうです。何かにつかまっていないと落ちそうでスリル満点です、是非お試し下さい。
