キュランダ村(Kuranda)
さて今日は、スカイレールに乗りクイーンズランド州北部に広がる湿潤熱帯地域のキュランダ村に向かいます。
この地域は、1988年に世界遺産に登録されましたが、そのダイナミックさには目を奪われます。そしてこのスカイレールを造る時は車両は使わず、森を守るために、ロシアよりヘリコプターを借りて人間が森へ立ち入るのを最小限に抑えて造ったそうです。
本当に素晴らしいことですね!感動しました。
写真右端に小さく見えるのが、ゴンドラです。
そしてこの森で見つけたいものがあります。
それは、1日に3回、この蝶を見ると幸せになると言う、伝説の青い蝶ユリシスを見つけることです。
いったいどんな蝶かなと目を下の方へこらしていると、居た!居た!とガイドさんの指をさす方に目をやると、20mくらい下にも関わらず、緑の森に青く、しかもくっきりとユリシスが、見えました。
それはもう美しく、綺麗で、まさに伝説の蝶と言った感じでした。それから2匹ほど見ることができました。ユリシスについては、後程詳しくお伝えすることにしましょう。
私達は、スカイレール、そしてバスを乗り継いで、ワイルドパークに到着しました。
ワイルドパークは、コアラやカンガルーと触れ合えることはもちろん、アボリジニの踊りを見たり、ブーメランを教えてもらったり、水陸両用車のアーミーダックに乗って探検をしたりと、色々なことで遊べるテーマパークです。
アボリジニの踊りを見ていたときの事です。どこからともなく甘い良い香りが、ぷ〜としてきては消え、ぷ〜としてきては消えてゆきました。
だれかの香水の香りかと思いましたが・・・・・、
あとで聞いたところによるとあの臭いはユーカリの木の臭いではないかと言うことです。なんとも良い香でした。
このスペースは、カンガルーと触れ合えるスペースです。
このスペースは、コアラを見ることのスペースで、この時は親子のコアラも見ることができました。
これは、アーミーダックと言って水陸両用の車みたいな、船のような車です。悪路でもガンガン走ってしまいそうな車です。
写真のように沼にも入って行きましたが、植物に触れると痛みがとれない危険な植物が生えていたり、20cmぐらいのトカゲがいたり、結構面白かったです。
ここは、キュランダ村の中にあるオーストラリアン・バタフライ・サンクチュアリーと言い世界最大級の蝶園だそうです。園には1500種類以上の蝶が舞、前にもお話をしたユリシスも数多く見ることができます。
ユリシスは学名を、Papilio ulysses、又日本名をオオルリアゲハと言います。上から見ると鮮やかな青い色をしていますが、下から見ると茶色で地味な蝶です。
そうそうページの冒頭にお話をした伝説の蝶の話ですが、どうも疑わしいらしいですよ・・・。
いずれにしても自分自身の中で伝説を作っていけばいいんじゃないですか?少なくとも私達は、そう思いたいですネ。
左のユリシスの写真は、私達が、撮影した写真ですが、羽が広がっていて、かつ上から撮影するのって結構難しいですよね!
でもよく見ると、羽の内側は僅かに青く見えませんか?