読字力検定試験の
実施
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10.読字力検定試験の実施
読字力検定試験実施要項
1.
この検定試験は、読書力養成の一助として、漢字能力を高めることを目指して実施するもので、常用漢字に正確な読み仮名がつけられる読字力を調査するものである。
2.
この検定試験を受けるには、別紙「読字力検定試験申込書」により各聾学校団体ごとに登録の手続きをする。登録は当該年度に限り有効とする。ただし、問題の入手のみを目的とした登録は受け付けない。登録に際しては、別紙受験予定児童生徒名簿を添付する。調査および採点処理計画に支障を生じますので、実施後は速やかに受験者全員の答案を送付する。
3.
この検定試験は、年3回(6月、10月、2月)実施する。連続2回、合格点に達したものには、その級の合格証書を交付する。
 児童、生徒に検定試験を受けさせたい場合は、毎回の答案ごとに300円を添え、聾学校ごとにとりまとめて協会へ送付する。検定試験の答案は返却しない。経費等節減のため回答用紙の裏面に「その2」をコピーしてもよい 。
4.
この検定試験における審査と評定については、協会が別に定める「読字力検定委員会」において行う。
5.
この検定試験は、定められた月の末日までに、各聾学校において協会の委嘱した「読字力調査委員」が行う。
6.
この検定試験の実施については、あらかじめ問題を登録学校に送付するので当該学校は所定期日までに問題をコピーして実施するものとする。
7.
この検定試験の出題範囲は、原則として小学校、中学校の各学年国語教科書における漢字配当を目安としてきめる。但し特1級については高校段階の読みを出題する。
8.
この検定試験は、特1級から9級までの級別により実施するが、受験者の年齢学年については一切制限しない。
 級別の程度は、おおむね次のとおりである 。
特1
程度
小1
 終了
小2
 終了
小3
 終了
小4
 終了
小5
 終了
小6
 終了
中1
 終了
中2
 終了
中3
 終了
高校
 程度
9.
この検定試験の評価は、下記のとおりである。
9級
8級
7級〜特1級
最高点
 点数配分
100点
 50問、1問、2
105点
 70問、1問、1.5
100点
 100問、1問、1
合格証
 授 与
80点以上
 2回合格
84点以上
 2回合格
80点以上
 2回合格
試験時間
40分
50分
50分
10.
この検定試験において成績優秀な個人、学校に対しては別途表彰を行う。
11.
検定料等の納入は、銀行振込みまたは郵便振替で行う。
郵便振替
 00110−9−134877
銀行口座
 みずほ銀行 江戸川橋支店
 普通  1615748  
 加入者名義 聴覚障害者教育福祉協会
※ 関係資料は、5月上旬に全国聾学校に送付いたします。