4. 「都ろう教育資料室」閲覧についてのご案内
公益財団法人聴覚障害者教育福祉協会では、全国のろう教育関係者に呼びかけろう教育資料の収集を進めてきました。一方、都立ろう学校では、再編整備により閉校になったろう学校の資料を散逸させないために、都立大塚ろう学校にメモリアルルーム(資料室)を平成24年10月6日(土)に設置しました。公益財団法人聴覚障害者教育福祉協会では全国より収集した資料を目録にして都立大塚ろう学校に寄贈し、都立大塚ろう学校では、メモリアルルームの一角に、それらの資料を展示することにしました。ろう教育関係者がろう教育に関する資料を閲覧し、ろう教育の専門性を高めることができたらと考えています。
特別支援教育の推進に伴い、ろう教育の専門性の維持・発展について危惧する声が高まる中、本資料室が、その専門性の継承に対して少しでも役割を果たせるようにと念じています。また、今後も最新の研究成果の保存にも取り組んでいく予定です。まだまだ整理が必要な部分もありますが、各方面からのご要望も多く、ぜひ、多くの方に本資料室に足を運んでいただき、ろう教育の成果の蓄積に触れていただき、今後のろう教育の発展に活用していただければと願いご案内申し上げます。なお、都立ろう学校メモリアルルームはろう教育関係の資料を多く展示することから、名称を「都ろう教育資料室」としました。
「都ろう教育資料室」の閲覧に当たっては、公益財団法人聴覚障害者教育福祉協会が協力支援していきます。
聴覚障害教育関係 資料収集事業 |
ホームへもどる |
|