２０１０年１２月　第３１号　発行　聖ベネディクト女子修道院

　今年はイエズス会の李聖一神父様のご指導のもとに｢主の復活｣を黙想致しました。
イースターを迎えた翌日からの始まりで、主の復活の喜びのうちに、復活のイエスと弟子達に私たち共同体を重ね合わせて黙想できました。
神父様の｢共同生活そのものがミッション｣とのお言葉に希望と励ましを頂きました。

昨年会長に選出された
Sr.スーザン・ハッチンスが当会を訪問されました。

目的は日本の会員を知る為で、時間にも余裕があり、ゆったりと日本の自然や文化・茶道なども楽しまれました。

　第６回女子ベネディクト会国際シンポジウムがローマの聖アンセルモ神学院にて開催され、当会からは院長とSr.マリアベダ岡の２名が出席致しました。

　テーマは｢女子ベネディクト会員・・希望のあかし人｣でした。

韓国からの帰路、伊達市洗足カルメル会と当会にお寄りになりました。

その飄々としたお姿に、日々主への全き信頼のうちに歩まれておられるご様子が感じられました。

　今回は奈良県法蓮町にある善きサマリア人修道会で、7つの修道会から上長者が集まり行われました。
当会からは院長が出席致しました。
テーマは、｢現代におけるベネディクト精神の魅力｣で、特に従順についての冊子『権威と奉仕と従順』を資料として各自が読み感想を持ち寄り、共に分ち合いました。

　またベネディクトの価値観を現代の若者がどう捉えているのかを、三位一体ベネディクト修道院がＰＲ用に作成したＤＶＤを観ながら感想を分ち合いました。

ちなみにこのＤＶＤは日本の自然を風の音や鳥のさえずりを入れて表現するなど素晴らしい音響効果が修道院の落ち着いた雰囲気とブラザー方の静かな語りに調和して、観る者の心に共修生活の平和と喜びをもたらしています。