華厳寺は上華厳寺と下華厳寺に分かれており、下華厳寺の境内が大同博物館となっている
遼代に創建された古刹で、ふつう寺は南に面するがこの寺は東向きである。遼の統治者である契丹族の太陽信仰に関係しているらしい。現在は使用され ていなく、街の人々が交代で寺の世話をしにやってくるという。寺の周辺は大同の古い街が残っている。
下華厳寺
下華厳寺如来七尊像は中央に如来坐像、左右に四大菩薩、背後に二体の仏弟子を配する。秀麗な体躯の表現と豊かな表情は遼時代彫刻の傑作です。埃をかぶっていたのが気になるがそのままの方が保存に良いそうだ(?)。
下華厳寺の本堂
本堂の内部に遼代に作られた31体の仏像が安置されている。
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