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実践 長い夜 |
渓では盛夏でも6時30分を過ぎると 真っ暗になります これから約半日 暗い闇の時間が始まります 都会では味わえない 何にも無い時間 わずか 1m先も見えない 原始の闇 焚き火の傍らで 今日一日を振り返り 疲れを癒す 友と飲み交わし 大いに語らい 大声で笑う 一通り騒げば いつしか渓は静寂に包まれる 何も話す事が無くとも ただただ 焚き火の炎を見つめるだけで ゆっくりと 時が過ぎます 静寂を破り 聞こえるのは鳥の声でしょうか 変わらぬリズムを刻む 川の音 昼間とは違う顔を見せる水の流れに 見上げれば まあるい月が この月が ナント有難い事でしょうか 「月明かり」の言葉がありますが 本当に明るいです その昔 「紫式部」が 恋文を月明かりの下で呼んだとの事ですが 事実 本が読める程の明るさに 驚きます 逆に月の出ない夜ほど 暗い夜は有りません 本来の闇がそこにあります 焚き火の明かりに照らし出された影 上記画像の奥様を 同じ位置でフラッシュ無しで 撮影した物です 漆黒の闇が分かります? 焚き火の周りで ごろんと横になり 満点の星空を眺めれば 無限に輝く星屑に混じり 光跡を残し流れ星が走る 明日の豊漁を願うも すでに流れ星は消え 一人苦笑する 銀河鉄道に乗り込んで 原始の森を彷徨うか 素敵なあの娘と旅に出ようか いつしか気分は夢心地 寛大な山の神に感謝 このまま寝ようかな? 気が付けば 夕べの静寂はどこへ? 夜明けと共に山は 一斉に目を覚まします 遅い寝起きで 焚き火を起し 新しい一日の始まりです さあて いくか! |
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