全国健康保険協会保険・組合健康保険・国民健康保険・労災・自動車賠償責任保険・生活保護・各種健康保険取扱     指定介護保険事業所 事業所番号:0175100346 機能訓練(リハビリテーション)特化型通所介護事業所(デイサービス)
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ラジオ波とは
 現在、物理療法において、電気刺激・温熱刺激・衝撃波は三大エネルギーと呼ばれており、中でも温熱療法の一つであるラジオ波は世界的に非常に注目を浴びているものです。

 しかし、わが国では美容器具(エステ)として先行導入されたという歴史があり、医療分野での認知度は今一つ低いというのが現状ですが、世界のトップアスリートの多くに愛用されており、日本に於いても徐々に普及している治療機器です。

 つまり、ラジオ波とは、世界ではスタンダードな温熱刺激であり、日本ではまだ耳慣れない言葉ではありますが、世界では温熱刺激というと一番に出てきます。



 電極とアースで体をはさみ、+極と-極を1秒あたり数十万回変化させて体内の分子を振動、分子同士の摩擦熱(ジュール熱)を発生させることで体を温めます。
 体外から熱を与えるのではなく、体内で熱を発生させる深部加温が可能です。
温熱療法のまとめ
1. 筋緊張の緩和
触圧覚受容器への刺激は、α運動ニューロンに対して抑制的に作用し、筋緊張を低下させる。そのことにより、関節可動域運動や関節モビライゼーションなどを施行しやすくできる。
2. 疼痛の改善
皮膚への触圧覚刺激び関節構成体への機械的刺激により、ゲートコントロール理論が作用し、痛覚神経線維のインパルスが抑制され、痛みが軽減される。また、痛みの軽減により反射性筋収縮の改善にも影響する。
3. 結合組織の粘・弾性の改善
結合組織への緩やかな圧迫は、結合組織の柔軟性を改善させる。そのことにより、異常な関節の動きを軽減させ、無駄な筋緊張を抑制し、スムーズな動きを実現する。
4. 血流・リンパ流の改善
筋緊張の緩和により、その周辺組織の血流・リンパ流の改善にもつながる。関節可動域の改善。筋緊張の緩和、結合組織の粘弾性の改善により関節可動域の拡大が得られる。
5. 精神的ストレスの軽減
精神的に緊張すると交感神経の活動が活性化され、筋緊張も亢進します。ソフトで緩やかな触圧覚刺激は、交感神経の活動を減少させ、副交感整形の活動を優位にさせます。このことにより、筋緊張を緩和させ、筋緊張の緩和により精神的な緊張の緩和を得ることが出来ます。

温度上昇が及ぼす生理的変化と臨床効果
設定温度 生理的変化 臨床的意味
3~
4℃
・腱、関節嚢及び瘢痕組織の膠原繊維(コラーゲン)の伸展性を増す。 ・伸展を容易にし、腱、関節嚢及び拘縮した瘢痕の可動域(ROM)を増す。
2℃ ・運動及び知覚神経の伝達速度を増し、疼痛閾値を高める。
・骨格筋の伸縮緊張を和らげる
・筋紡錘の緊張を和らげる。
・痛みの治療による筋肉のスパズムの減少
・疼痛を軽減する。
・筋肉のスパズムを和らげる。




1℃ ・血流を増す
・各組織の代謝を促進する。
・慢性の炎症を軽快させ筋肉のスパズムを減少させる。


筋肉痛発生のメカニズム

 従来、筋肉痛は運動により筋肉内に乳酸が蓄積して痛みが発生すると思われて来ました。しかし、乳酸は運動を終了して数十分の消え去ると言う事が解ってきました。
 通常、乳酸が消失した運動の翌日等から筋肉痛は発生します。そのことから乳酸は筋肉痛に関係ないということがわかります。
 では、筋肉痛はどのように発生するかというと、筋肉は運動することによって、目には見えない程の小さな傷(微細損傷)が起きます。身体はこの損傷を治す為の反応を起こします。この反応を炎症と言います。
 損傷部分に白血球等が集まってきて炎症が進行し、徐々に治り始める段階で、セロトニン・ヒスタミン・ブラジキニンと言った発痛物質が発生します。これらの発痛物質は損傷の修復の為の反応の際に発生するもので、これらの物質が徐々に増えてくると痛みを感じるようになる。
 最新の運動生理学ではこの様に考えられています。

筋肉痛を早く解消するには
 筋肉痛を早く治すには、筋肉から発痛物質を素早く取り除くことが必要です。その為には血液の流れを促して発痛物質を洗い流す必要があります。
しかし、運動をすると筋肉は緊張し硬くなります。筋肉が緊張することで周囲の血管を圧迫して血流が滞ってしまい、この事によって、筋肉痛の回復が更に遅れてしまいます。 では、具体的にどうしたら良いのかというと、ストレッチングと温めることです。
筋肉をゆっくり収縮と伸張を繰り返すことで筋肉がポンプの様に働き血流を促します。
 また、温める事により血流を促すとともに筋肉の緊張を和らげ、粘弾性を低下させる事が出来ます。それによって発痛物質を素早く取り除くことができます。

アイシングとクールダウンはまったくの別物
 アイシングとは、負傷した部位を急激に冷やすことにより、周囲の組織を収縮させ患部の腫れを抑えたり、神経を麻痺させて痛みを和らげること目的としています。
 クールダウンとは、運動によって熱を持った筋肉や早くなった脈拍を徐々に元の(安静)状態へ徐々に戻してやることを目的としています。
 つまり、アイシングは明確なケガに対して、クールダウンはケガにまで至らない疲労に対して行うべきものです。
 車で例えると、故障した車のエンジンを切り、これ以上、故障部位を増やさないというのがアイシングであり、走行後、急にエンジンを切ってしまうと、冷却液の循環も止まってしまい熱が籠ってしまいエンジンを痛めてしまいます。
走行直後エンジンを切らずアイドリングを行い冷却液を循環させエンジンを冷やしてやるのがクールダウンです。
 また、激しい運動をすると、筋肉は酸素を借金した状態(酸素借)になるため、激しい運動後、ゆっくりと歩くなど心拍数を高めに維持することで酸素を借金している筋肉に酸素を供給する必要があります。

温めることによって発現するヒートショックプロテイン
 今、ヒートショックプロテイン(HSP)というものが、注目されています。これは、熱刺激等のストレスにより、発現・増加するタンパク質で、これ自体が筋肉を構成するというものではありませんが、筋肉を構成するタンパク質を正しく折り畳み(配列・フォールディング)正常な機能を獲得するために働きます。
 ラジオ波による、深部加温はヒートショックプロテインの発現に非常に有効であると思われます。
 さらにラジオ波は深部加温と同時にストレッチングを行うことができというメリットがあります。





圧力波ロゴ


拡散型圧力波
ショックマスターとは
ラジオ波ロゴ


健康な組織
として再生を促します。
一度、
破壊することで
ショックマスターは
痛んだ組織を

 また、圧力波による刺激は、自由神経終末(痛みを感じる抹消神経)を マヒさせることにより痛みを取り除きます。
 つまり、知覚神経をマヒさせることによる。即時的な鎮痛効果と、 慢性化して治りにくくなっている組織をあえて少し損傷させることで負傷組織の修復を促進するという二つの効果が得られます。



◎適  応
 ショック マスターは国内・外を問わず、多くのトップアスリートに信頼されている施術機器であり、足底腱膜炎、シンスプリント、ジャンパー膝、ランナー膝、上腕骨上窩炎等のスポーツ傷害に対しても高い評価を受けていますが、それのみならず、様々な慢性化した運動器疾患(股・膝関節症、腰部、頚頚腕部~背部の痛みや石灰沈着性腱板炎、ばね指、手根管症候群、他)等にも非常に高い効果が認められています。

適応症 ・慢性的な腱障害・足底腱膜炎
・アキレス腱炎・膝蓋腱炎
・上腕骨(内、外側)上窩炎
・オスグッド シュラッテル氏病 ・シーバー病
・疲労骨折・骨折の遷延治癒・腱鞘炎
・離断性骨軟骨炎・変形性膝(股)関節症
・腸脛靭帯炎 ・石灰沈着性腱板炎・痙縮
・長期間経過したケガ など…