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>>雑記帳 > その他のこと > 居合道六段審査会 受審手記 (前編)

◆受審手記の掲載にあたって

平成30年6月8日に山形県・天童市で開催された 「居合道六段審査会」 において、永田 誠人 (当ホームページ管理者) が六段に合格しました。
管理者自身の備忘を兼ねて、受審手記 (前編・後編) を掲載いたします。

◆居合道六段審査会 受審手記 (前編)

深夜高速バスで山形駅に到着したのは、受審会当日の午前6時30分頃でした。 まだ人も疎らなコンコースを抜け、JR奥羽本線で審査会場最寄駅の天童南駅を目指します。
昨年11月、私は初めての六段審査を東京都で受審しました。 この時は、西葛西駅から江戸川区スポーツセンターに向かう受審者の多さに驚いたものです。 しかし今回、電車でも会場に向かう道でも、見かけたのは数名の受審者のみ。 少々拍子抜けした気持ちで審査会場に入りました。

審査会場は、山形県総合運動公園のメインアリーナ。 この運動公園は広大な敷地を有しており、メインアリーナのある建物もこの他、サブアリーナ・剣道場・トレーニングルーム・飲食コーナーなどを内在する、規模の大きなものでした。
すれ違う受審者から 「剣道場とサブアリーナが練習場になっている」 と伝え聞き、逸る気持ちを抑えながら、まずは着付に取り掛かりました。
私には元々、和装と刀剣の趣味から居合道を始めた経緯があります。 ですので、紋付を着けることに造作はありません。 しかし今回は特に念を入れ、半襟は左右均等にやや出し気味にし、胸の家紋も極力左右が水平になるように着付けました。 周囲が慣れない着付に苦心しているのを横目に、私自身はいくら動いても着崩れのない、なかなかの着装ができたように思えました。

着付が終わると、足早にサブアリーナへ。 稽古スペースを確保すると、準備運動から素振り、一本目・前へと移行しました。
しかし素振りを始めてすぐに、 「何か」 がおかしいことに気付きます。 刀が走らない…足元がふらつく…気持ちと身体が全くリンクしない…。 慣れない深夜高速バスでの移動で一睡もできず、また一晩中バスに揺られ続けた影響が出たのかもしれないと考えました。 稽古開始から15分程しても治らず、一旦は修正を諦めて、前倒しに始まった受付を済ませることにしました。
受付後に再びサブアリーナに戻り、改めて一本目・前を抜くと、今度は何故か前日行った稽古とそう変わらない出来に戻っていました。 これならぼちぼちいけるかも知れない! その感覚を忘れぬよう気をつけながら、メインアリーナに移動しました。

受付時間を経過したメインアリーナでは、全剣連事務局からの注意事項説明の後、小倉 昇 先生から指定技の発表がありました。 全剣連居合の一・四・六・七・九・十本目の全6本。
前回までの審査会では、古流2本・全剣連居合3本の計5本を制限時間6分で抜くものでしたが、今回より全剣連居合6本を7分で抜くことに変更されています。 一つの技に1分はかかりませんから、制限時間に余裕が出来たことに間違いありません。 目に見ることのできない 「時間」 に追われず、自分の間 (ま) で演武できることに、少し気持ちの余裕が生まれました。

また受付番号23番の私は受審番号では 「6C」 と、6組目の中央付近での演武に決まりました。 どうせなら審査員の目に留まりやすい、B・Cといった中央付近が欲しいとの思いがありましたので、運よく希望通りの位置を手に入れたことになります。

 【 後編に続く 】

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毎週土曜日
19時30分〜20時30分
(年末年始・GW・川越まつり期間中を除く)
 
◆場 所◆
川越武道館
埼玉県川越市郭町2-30-1

 

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