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平安時代の官制
 左に掲げたのは、平安時代初期の平安京官衙配置図です。さすがに役所をクリックすると表示されるという高度な配置になってはいませんが、参考にしてください。
 平安時代は律令制が確立してしばらくたっており、その制度がもっともよく整っていた時期と言えましょう。この時期日本にあった法律は大宝律令です。もともと律令制は、天皇陛下を中心として中央集権国家を作り上げるため、また隣国支那の野蛮国という見方を替えるために、更には豪族連合で来た時代を終わらせ、外敵からの(恐らく支那を想定)侵攻に結束して対処するために作られました。
 この律令制は、天皇陛下を中心として成り立っていた平安時代が終わっても江戸時代まで形の上では日本の最高法律でした。
 例えば討ち入りで有名な大石内蔵助の「内蔵助」というのは内蔵寮の次官、大岡越前守の「越前守」とは越前の国の国府の長官、水戸黄門の「先の中納言・水戸光圀公」の中納言とは太政官の中納言です。
 このように形骸化しながらも残ったほどの法律でした。

 下にある各役所の文字をクリックして頂ければ、その役所の構成、性質などが説明されるようにしました。まだアップ数は少ないですが、おいおい増やしていきます。
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