珍魚8猛毒「ソウシハギ」一番下に紹介

一番下に

08年8月22日
上関町の外村保さんが建網で、漁獲。
柳井市で鮮魚店も経営されている西
村さんが競り落とされ、こんなの見たこ
とがないと電話されたので確保。幸せ
を呼ぶ青いモチハゲ?
推定重量80グラム長さ17センチ
 瀬戸内水研の重田です。さて,8/22
の魚の件,調べてみました。 同定し
たところ,カワハギ(カワハギ科)でした。
解剖したところ,身は普通の色でしたが,
背骨,頭骨など骨が青色で,それで,全
体が青っぽく見えていました。通常,カワ
ハギの骨は白色ですので,何らかの異常
とみられます。 おそらく,胆汁色素に関連
があるのではないかと思います。
 カワハギでは珍しい現象と思います。見
つけられたのは,幸運なことと思います。

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最近の異常気象は深刻な被害をもたらしていますが、
温暖化が原因です

地球温暖化の影響で南方魚の漁獲が目立ってきました。
口のきけない魚類は既に十数年前から北への移動で人類に警告を発していました。

このまま対策を怠ると自然災害だけでなく食糧不足にも益々拍車が掛かります。
今こそ1人1人が環境対策に真剣に取り組む必要があります。

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特大マナ

田布施町の西原さんが底引きで
漁獲05年7月7日柳井市の石本さ

んの記録に20グラム足りない大物。

青いカワハギ

殆どタイワンガザミ
08年9月20日テレビ朝日開局
50周年記念特別番組 「列島異
変2008 〜ニッポン熱帯化の恐
怖〜」
の中でタイワンガザミのことが
紹介されましたが、珍しいカニが捕
れたのでついでにお知らせします。
田布施の新庄さんが08年9月27日
水揚げされたカニ13.2キロの内
10.7キロがタイワンガザミで本来
のガザミは1.25キロしかいません。
ガザミが捕れなくなるのは時間の問
題のような気がします。

下部に鉄のアングルが写って
います。製作以来10年以上経って
いますが、一度もペンキを上塗りした
ことがありませんが、錆びていませ

シートの力です。


ノコギリガザミ?
田布施の新庄さんが08年9月27日水
揚げされた。5年位前にも一度水揚げさ
れたそうですが記憶にありません。
瀬戸内水研の重田です。
ノコギリガザミ類は瀬戸内海ではとても
珍しい熱帯・暖海域のカニです。最近,
数種類に分かれました。甲殻類が専門
の水産大学校の先生に詳しく調べてい
ただこうと思います。詳しいことが分かり
ましたら,またお知らせいたします。

イトヒキアジ
平郡西の舛田さんが釣られたイトヒキ
アジ07年10月4日以来だが、重田さ
んの話では親が獲れれば別だが、住
み着いている可能性は低い。

メッキ
田布施町の新谷さんが漁獲され
た最近では珍しく大型のメッキ

マツカサウオ
柳井市の脇村さんが08年10月25
日建網で。
9センチ25グラムのマツカサウオ

記録更新
上関町の戸村富男さんがフグ縄で漁
獲05年10月8日のシロアマより長
さで3センチ、重さで250グラム記録
更新。
03年10月25日のシロアマを含め
全て10月というのも面白い。


石器?
この石は数十年前から重しとして使
用していますが、自然石にしては出
来過ぎで、石器ではないかと以前か
ら思っていました。詳しい人はおられ
ませんか?大きさは12*5.5セン
チ重さは440グラムです。

赤っぽいオコゼ
08年11月3日平郡西の中田さんが
建網で漁獲。25センチ360グラム現
物はもっと赤っぽく見える。黄金色等
は時々見るが、こんな色は初めて。
瀬戸内水研の重田です。さて,11/3
の体色の変わったオコゼの件,同定した
ところ,オニオコゼ(オニオコゼ科)でし
た。開腹したところ♀でした。オニオコゼ
の体色はいろいろありますが,普通は茶
褐色で,これに白,赤,黄色などの模様
が入ります。本個体は全身が橙色,眼は
澄んだ暗紅色を呈しています。珍しいも
ので,体色変異個体です。黒色素がほと
んど発現していません。
12年5月21日500グラムのオコゼが水揚げ
されました。

アカヤガラ
03年11月12日のヤガラ以来久しぶり
平郡東の清水倍一さんが建網で漁獲。
瀬戸内水研の重田です。さて,11/6のヤ
ガラの件,調べてみました。同定したところ
,アカヤガラ(ヤガラ科)でした。死後,体色
が赤色になるのが特徴です。全長は
110cmでした。瀬戸内海では珍しい南方系
の魚種で,東部太平洋を除く,全世界の暖
海に生息しています。開腹したところ,内蔵
部分はごく限られており,身(筋肉)が大部
分を占めて,丸々太っていました。

しいら
上関町の外村富男さんがフグ
縄で漁獲されたしいら。

内海でこれだけ大きいのは珍
しい。殆どが1キロ以下。

特大モチハゲ

柳井市の森繁さんがゴチ網で漁獲。
05年11月12日のモチハゲより310グラムも
大きい。それにしても最近巨大魚のラッシュだ
これも温暖化の影響だろう。ボラも11月に
なってから3キロ以上のものが3回も水揚げ
され、漁獲される全てのボラが抱卵している。
重田さんが言われるように温暖化の影響で
産卵場が上関周辺に移っているのは間違い
ないだろう。
瀬戸内水研の重田です。さて,11/14の大きな
カワハギの件,調べてみました。どうも全長44cm
の記録があるようです。しかし,この個体もかなり
大きな部類と思います。

シマイシガニ

宇部市の渡辺敏也さんが08年
11月18日底引き網で漁獲。甲
の幅9センチ105グラム

スズミ


柳井市の星出さんが釣られた
イスズミ
日頃見過ごした可能性もあるが、
記憶にはない。
瀬戸内水研の重田です。さて,
11/22の魚,調べて見てみました。
同定したところ,背ヒレ,臀ヒレのど
ちらの軟条も13本であることなどよ
り,イスズミ(イスズミ科)です。熱
帯〜暖海域に生息する南方系の
魚種で,瀬戸内海では珍しい魚で
す。瀬戸内海中・西部海域では,
周防大島で本種とみられる記録が
あるのみで,今回は2例目の,確実
なものとしては初めての記録とみら
れます。

ベニイシガニ?

柳井市脇村さんが08年11月20
日頃建網で漁獲され持ち込まれ
たもの。

瀬戸内初ノトイスズミ
周防大島町の丁田さんが建網で漁獲
温暖化の影響としか思えない。
瀬戸内水研の重田です。同定したところ,今度
は暖海魚のノトイスズミ(イスズミ科)でした。瀬
戸内海初記録です。
 本種は全長50cmに達し,本州中部以南,太平
洋,インド洋の亜熱帯から温帯に分布します。瀬
戸内海における記録は無く,初記録となります。
イスズミ類は,瀬戸内海ではとても珍しい熱帯・
暖海域の魚種です。イスズミととてもよく似ており
,1991年にその存在が明らかにされました。両者
の外見の違いは, ノトイスズミの方が吻がやや
丸く,全体の体色もやや暗色で褐色が強い程度
です(よほど見慣れていないと,ぱっと見た目で
の区別は難しい。詳細には,背鰭やシリ鰭の軟
条数,鰓把数などが異なる)。
 本個体は当歳魚とみられます。イスズミ類は長
崎沿岸など外海では,藻類の食害魚種(磯焼け
の原因生物)として厄介な存在のようです。
 11/22にはイスズミも獲れています。今年,外
海(豊後水道)から,柳井〜周防大島周辺海域
へイスズミ類の供給があったものとみられます。


ソウシハギ
柳井市の脇村さんが建網で漁獲。
瀬戸内水研の重田さんのコメント「さて,
12/27の魚,調べて見てみました。同定し
たところ,ソウシハギ(カワハギ科)です。
熱帯〜暖海域に生息するサンゴ礁の魚で
,瀬戸内海では「稀種」とされます。瀬戸
内海では1952年に周防大島(伊予灘側)
で初めて報告されました。2008年は本種
の当たり年だったようで,瀬戸内海中・西
部では今回を含めて少なくとも4件の採集
がありました。本種は猛毒(パリトキシン)
を持つことがあります。食べたり,流通させ
たりしないよう,十分注意して下さい。」
温暖化が進んでいますから今後まだ増え
るでしょう。殆どの人が知らないので、流
通する可能性があり、何時犠牲者が出て
もおかしくない状況です。
環境保健所や一部の報道機関に知らせ
ましたが、保健所は上司に相談してからと
言われた。
悠長としか言葉がない。
瀬戸内通信9号に紹介されています。