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■15-7:法制度と偽善団体■

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無法地帯の中の法律と国民。

『法律の意義』

ゆがんだ現実を国民は把握しているのだろうか。

常に引っ掛かる『責任能力がない』という弁護側の主張。

昨日、この項目で取り上げた『心神喪失』にしても、1999年に東京都豊島区東池袋で発生した「次々に8人が殺傷されるという通り魔事件(これも同様に元新聞配達員の犯行:造田博被告:31歳)」にしても、『責任能力がない』と主張している。
この事件の場合も、『お年寄り・女性』を狙った凶行であり、その時点で『判断力がある』のは明らかである。そういう状況で、『責任能力がない』と主張するイカレタ輩に、存在価値はみじんもない。凶悪犯罪者の命乞いと延命のために生きているような害虫は、同様に極刑に処すべきである。
昨日の『心神喪失』にしても、『人を殺す目的で、車を運転し、目標を探し、その目標に対して運転している車で突進し、そして殺傷し、しかもその凶行を複数回繰り返しており、5人を犠牲にしている』のである。このような『明確な判断力がある』状況の凶悪犯に対して、『心神喪失』という言葉を持ち出し、更には…その『う・た・が・い』があるという『こじつけの理由』で、無罪にしようとしているのである。
『本当の心神喪失』状態にある者が、そもそも『車などを運転できる訳がない』のである。一体どのような解釈があれば、裁判長という重責者が『ばか発言』を繰り返せるのかが理解できない。
この国の法律、裁判、量刑、裁判官、弁護士…国そのものの在り方が狂っている。

「2007-03-10:追記」
氷山の一角である「性犯罪の被害者」…そして、その巨大な苦悩と現実。

最近の性犯罪の中でも記憶に新しい木下あいりちゃん(7歳)がレイプされ、そして殺害された2005年の痛ましい事件。その同じ広島市で、8歳の幼児期に性的暴行を受けて以来29年間を苦悩と共に生きてきた1人の女性(37歳)。
その女性が、その2年前の事件をきっかけにして、妊娠と出産を決意し、そのことを被害者の父親である木下健一さん(40歳)との「手紙・電話・面会」などの交流の中で伝えたという。
その女性は、自分のことを「汚い体」だと悩み、苦しみながら生きてきたという。しかし、同じ広島市で起きた2年前の事件を目の当たりにして、「新しい生命を生む」ということに強い決意をしたという。そして、先月の2月…無事に女の子を出産。多くの方が祝福している。
女性:「人事とは思えなかった」「あいりちゃんが守ってくれるかもしれない」「あいりちゃんの生まれ変わりかもしれない。天真らんまんで明るい子に育ってほしい」

木下健一さん:「がんばってください」「苦労を乗り越え出産し、うれしい。赤ちゃんにはあいり以上に長生きして、すばらしい人生を送ってもらいたい」

ある日…突然、凶悪な犯罪に巻き込まれ、その後の人生を狂わされた被害者と被害者家族の方々。レイプ犯罪という本来「極刑の厳罰だけしか考えられない」極悪犯罪は、少なくとも年間で数万件は起きている。毎年、数万人の女性達が被害を受けている現実。
その中で、自分自身と対話を繰り返しながら、必死に生きている被害者の方々。
国は、その犯罪対策だけではないばかりか、被害者を救うために全力で心と頭と体を使うことなど、全く行ってはいない。
苦痛の中で、たえられなくなり「自殺」している被害者も数多い。しかし、ほとんどの人々はだれも気になど掛けてはいない。
同じ空間で生きているというのに…。同じ日本という国で生きているというのに…。同じ日本人であり、同じ人間であるというのに…。
日々、人々は富だけを求め、「ブランド」などのクダラナイ物質や、「芸能人・俳優」などのクダラナイ人物だけを追い求めている。それらのモノやその行為に対して、人々が『無価値』であるということを悟り、相手にしなくなれば、それらの「無価値なる物質」は地球上から消えてなくなる。
犯罪や政治には目も向けずに…。その目の前に広がる生き地獄でさえ気付かないまま、ただ何となく生きているまねをしている者達。それが人生なのか。それを人生と呼んでいいのか。
まず、やらなければならないことは、すべての国民が『意識を変えること』である。

「2007-03-11:追記」
12年前に起きた不可解な事件と…友人達の不可解な行動。

1995年7月:大阪府岸和田市で起きた不可解な失踪(または失跡)事件。その当時、タンクローリーの運転手をしていた男性(当時22歳)がこつ然と消えた。
足取りでは、1995年7月3日の夜に「友人の女性」に「おびえた様子で『JR東岸和田駅前の商業施設に迎えに来てほしい』という電話があった」という。
その友人女性に対する電話の前後の1995年7月4日には、「友人の男性」に「せっぱつまった様子で『泉佐野市の墓地の近くにいるので早く迎えに来て』という電話があった」という。
友人男性には「携帯電話」で連絡があったとされていることから、友人女性に対しても同じく携帯電話からの連絡だったと考えられる。それと共に、この当時から「携帯電話」を使用していたという事実は「珍しい存在」であったこともうかがえる。
また、「迎えに来てほしいという場所が違うこと」にも注目する必要がある。
いずれの場合にも、「電話の背後」で複数の男達が言い争う状況をその「友人2人」が確認しており、男達が車のドアをたたく音や、「何しとんや」という怒鳴り声、失踪した男性が「やめてや」と抵抗する声なども聞いていたという。
この状況にもかかわらず、友人の女性は「12年後の今ごろ」になって、ことの経緯を失踪した男性の弟さんに伝えたとされる。また、友人の男性は「事件から約1カ月後に、失踪した男性の携帯に電話したところ、その携帯電話の持ち主が別の人に変わっていた」とされる。この行動も不可解である。
友人の女性にしても、男性にしても、明らかに『状況に対する反応や行動』に不可解な点が多い。『なぜ、すぐに警察やその失踪した男性の家族に連絡をしなかったのか』という『人としての非常に単純な反応、最も基本的な行動』の欠如に違和感が噴出してやまない。
そして、『なぜ2人の友人が、しかも女性と男性が全く同じような反応だったのか』ということに、ますます違和感を強めている。
この友人達の『表情・目の動き・声質・話し方・態度…』など、「直接」目にしていないので断言はできないが、失踪への関与が疑われても仕方がない状況にあると言える。
そして、事件の数日後…同市にある駐車場で、男性の軽トラックが見つかっている。車には、特に不審な点はなく、財布なども自宅に残されていたという。
当時の携帯電話の「発信記録」や「会話内容の断片」でもあれば、何らかの展開が見込めるだろうが…。この事件に何らかの形で関与している、していないにかかわらず、いずれの場合にしても『正常な動き』ではないことは確かである。

「2007-03-19:追記」
常に隠ぺいしてきた原発事故。

以前から何度か記述していたのだが、毎日のように起きている原発事故の隠ぺいに関すること。それは、「原発」だけに限らず「ダム」や「高圧線」などに関しても同様である。全国にはびこる「何とか電力会社」などの隠ぺい体質は政府のそれと非常に似ている。それくらいに、「根深い病巣」が存在している。もちろん少なからずその内部には、懸命に仕事に従事している方々や、異をとなえ、訴えている方々も存在している。
それにしても、今月の3月15日に発覚した『志賀原発1号機:1999年6月に起きた臨界事故』に関する『8年間の隠ぺいという問題』。当時、辛うじて「最悪の事態」は免れたものの、「チェルノブイリ」の再現になっていた可能性があっただけに、非常に深刻で重大な事故であり、国家規模での対応が必要な恐るべき事故であったと言える。これは、全世界からすさまじいほどの批判をされても致し方ない重大事故である。
チェルノブイリの事故は、ロシア国内や近隣諸国はもちろんのこと、ヨーロッパ全域と言っても過言ではないほどの広範囲に対して、その地域に生存している人間を含むすべての生命体に対して、致命的な悪影響を今も与え続けている。その「放射能」と「BSE」の関係についても以前に明記している。
アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国…などの核保有国の度重なる実験で、この地球環境は壊滅的な状況に追い込まれていることを、一般の人々は知ることもない。時折メディアで流される被曝している様々な国の人々の現状を見て、「悲しむまね」を行うことで、その悲惨な現実を直視している『つもり』でいるに過ぎない。次の日になれば、とっとと忘れ去り、そして己の欲望を満たすためにせっせと動き回るだけである。
その大きな事故になる可能性が高かった「原発の制御不能状態」と言っても過言ではない巨大なトラブルを、『平然と隠ぺいし続けた』という『北陸電力』は、「管理職総解雇」の上で人事を根こそぎ入れ替える必要がある。それは、本来であれば国が率先して命令し、実現させなければならないことでもある。
が、この「隠ぺい体質」はもともと政府から流れ着いたものである以上は、改善される訳などあろうはずもない。期待するだけ「やぼ」である。
しかしながら、この「北陸電力」の隠ぺい体質も筋金入りと言わざるを得ない。この恐るべき重大な事故を目の当たりにしても、『国や自治体に一切報告しなかったばかりか、運転業務日誌にも記録せずに隠ぺいを続行させていた』のだから。
そして、会見での北陸電力の幹部共は:「隠ぺいは現場の判断だった」と『まるで人事のように発言をする』だけで、『重大な事故であるという認識すらしていない印象しかなかった』ことだけは確かである。
これが、日本全国で日々行われているということを国民は頭にたたき込む必要がある。その一方で、ガンで死亡している従業員や周辺住民が後を絶たないのである。また、原発が必要であるというのはプロパガンダであり、本来であればほかの供給システムだけでまかなえることも以前から記述している。そして、ダムに関しても必要なところなど数えるくらいの程度でしかないのである。
「国民や周辺住民の人々のために、公共事業(Service)がある」という理由など、「本質的に『皆無』である」と言っても差し支えない。

「2007-04-01:追記」
相次ぐ「不正」…電力会社と原発。

気の遠くなるような昔から、日常的に行われてきた『事故の隠ぺい』については、以前から記述している。今回、立て続けに発覚したことから、3月末までに事故に関する報告を求められていた電力会社など『12社』。
『北海道・東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州・沖縄の各電力』『日本原子力発電』『電源開発』。原子力、火力、水力など全発電施設である。
各代表者などが次々に会見を開き、いつものように「形ばかりの謝罪」をひろうした。まるで『一種の儀式』のように。そこには、儀式を「淡々とこなす」という作業だけが展開されていた。だれも「説明」すら行わず、「責任」も取らず、一連の「行為」で終始するだけである。
以前より明記しているように、従業員、周辺住民にはガンで亡くなっている方々が多く存在している。以前は、従業員として身寄りのないものを採用し、ガンや事故で死亡した場合には「秘密裏に処理」をしていたということも明記している。周辺住民には、多額の「お黙り金」をばらまき、真実が闇に隠されてきた。
そもそも「原発」など全く必要ではないという事実でさえも、政府が先頭に立ってかき消してきた。それは、日本に限らず「全世界」で行われてきたことでもある。
原発の種類も開発が行われて、「改良型」が何種類もあるものの、そこでも事故は起きている。前回、発覚して大きな問題になっていた「臨界事故」もほかの場所でまたもや発覚している。
今回の「事故」報告件数は、原発97事案、火力128事案、水力81事案の計306事案となっているが、『事案設定基準』は各社で異なるために、この数字だけでも全く話にならない体たらくである。更に、今回の発覚した事案『以外』に「星の数ほど」埋もれているのは必定である。
「事故の隠ぺい」と「データの改ざん」…『制御棒』が全然「制御(Control)」になっていないばかげたシステム。これまでに、どれほどの非常に危険な状態…トラブルが起きていたのであろうか。それは、恐らく「だれもそのすべてを把握していない」という可能性がある。
これが、どれほど「危険なこと」であるのかをじっくり考える必要がある。この原発問題だけを取り上げても…この国の危険性は、地球上にあるほかの国の中でも『突出』していると言える。
仮想敵国でしかない「北朝鮮の核問題」など軽く凌駕するほどのすさまじく深刻な危険性を感じる。

「2007-04-06:追記」
改めて報告された「不正報告」…その総数は『約1万1000回』というとてつもない数字。

相次ぐ不祥事によって、3月末までの報告を求められ、そして実行されていた「電力会社」の「不正総点検」に関する全国各地からの一斉報告。今月に入り、鬼畜自民党への「報告」を済ませていた電気事業連合会の名ばかり会長である東京電力社長の勝俣恒久君が、新たな「報告」を行った。
前回は、「原子力・火力・水力」の不正や不適切な事例が『306項目』だったというものであった。今回は、それらの「回数」に関するもので、その合計が…何と『約1万1000回』であったというものである。
一応の内訳として…「原子力:97項目:約450回」「火力:128項目:約1200回」「水力:81項目:約9000回」。
勝俣君:「『同じ意図』で不正や不適切な処理を繰り返したり、継続したりした場合については、対象となる発電ユニットや検査の回数を掛けた」「同一の不正を10年続けると10件と数えた」という説明。
まず、この『同じ意図』というのが、絶妙な言い回しである。ハッキリと『隠ぺい目的』と言えばいいだけのこと。また、『同一の不正を10年続けると10件』とはアバウト過ぎて、声も出ない。これまで再三明記してきたのだが、この数字がすべてではなく、この数字をもってしても「氷山の一角」としか言えないのが実情である。1万や2万などの「桁」で済む訳がない。
電力会社は、これらの問題のほかにも「高圧線」「携帯電話中継基地」「IH関連の電子機器」などが人体へ及ぼす「強力で深刻な影響」を闇に葬ってきた。また、日本の電力会社が「劣化ウラン弾」の主成分である「ウラン238」の約80パーセントをアメリカに提供していることなどもひた隠しにしている。このように、政府とタッグを組んでの『隠ぺい』には事欠かない。それらについては、ほかの項目である「電磁波の恐怖」などを参照してもらいたい。ただし、「そのすべてを記述している訳ではないこと」も合わせて、ここに記述しておく。

「2007-04-11:追記」
『グッドウィル・グループ(GWG)』の『コムスン(東京都港区)』の大いなる不正。

外資系などや国内人材派遣業という「人身売買システム」や「介護・福祉・保険」などの事業は不正に次ぐ不正が横行している。
訪問介護大手の「コムスン」が、『介護事業所指定を不正に取得していた問題』や『介護報酬の約4300万円を不正請求していた問題』などで、東京都が3事業所の「指定取り消し処分の手続き」に入るその当日に、こともあろうに「3事業所の廃業届を提出していた」ことが発覚した。そして、東京都から『取り下げ』を求められたが『全く聞き入れなかった』という悪態ざんまい。『非常に悪質』である。
指定取り消し処分が内定していたのは、「銀座(中央区)」「奥戸(葛飾区)」「千歳船橋(世田谷区)」の3事業所。
このような悪質な企業が…企業とは呼べない企業が…企業ではなく犯罪組織と呼ぶことこそが相応しい穀つぶし集団が、急増しているこの現実。すべてはアメリカに始まり、国内官僚や小泉・安倍などに行き着く。それが真実(Truth)である。
この犯罪集団が『介護事業』とはとんでもない話である。それどころか、『介護事業』を犯罪の手段に利用していたのだから、許されざる行為である。これらの外資系犯罪集団が、日夜メディアのコマーシャルを使って「次のえじき」を求めているのである。『グッドウィル』『コムスン』……だれでも1度くらいは目にしているだろう。とんでもない犯罪集団として、認識しなければならない。
「毎日流される」様々な犯罪や事件によって、己の感覚がまひされないよう(注:しないように…ではない)に、常に気をつける必要がある。でなければ、やつらの思いどおりになってしまうということを忘れないでもらいたい。
大きな事件、小さな事件、いろいろな種類の事件や出来事。可能であれば、そのすべてをしっかりと受け止める必要がある。そして、それらのことを「等距離」で観察し続けることがとても重要なことになる。

「2007-04-17:追記」
犯罪大国に成り下がった日本。

過去6年前から様々な犯罪が急増していることは間違いない。それは、「圧制と暴政」の国や格差という「貧困(Poverty)」が生み出すものである。相変わらず、警察庁や警視庁の発表では、「犯罪は減少している」「犯罪検挙率は上がっている」などのデタラメ情報が、メディアの中で満載にして流されている。残念なことに、それをうのみにして信じて疑わない愚民も相変わらず存在している。
犯罪が増えているのかどうか、検挙率が上がっているのかどうかなど、肌で感じるものである。空気も読めず、感じることもできない者達は、何かを把握することなどほど遠いとしか言い様がない。そのような連中のことなどは、どうでもいいのだが…。
世界的に深刻な問題の1つとしては、「車の窃盗」というものがある。これは完全に「組織化」しており、日本国内にも多くの「処理工場」が存在している。昨日は、神奈川など「30カ所」の「作業所」が摘発されたり、捜査されたりした。中国人組織、韓国人組織、ナイジェリア人組織など…。もちろんこのほかの組織も数多く存在している。
そして、金欲しさに単独で車を盗み出す者達も存在している。ある場所で盗み出し、ある場所で引き渡す。その後、その盗み出した車がどこへ持って行かれるのかなど、その末端の犯罪者には分からない。盗み出された車は、どこかの「作業所」へと運ばれ、手際よく「改造」されたり、「解体」されたりする。そして、残った残骸は「圧縮」されて「鉄くず」と化し、再びどこかへと運ばれ「鉄」として再生され、新たに何かの「製品」として形になる。
そういう末端の窃盗という犯罪(Crime)現場で、悲劇が繰り返される。警察官(Cop)は減少し、派出所も減少し、警察官そのものの犯罪も急増し、警察内部でのいじめで自殺者(Suicide)も増えているという現状の中で、果たして『治安』というものが確立されていると言えるのかどうか。
毎日、申し訳程度に流されている「一部の殺人事件(Murder)」。メディアは、その存在に意味などなくなっている。
4月15日の夜に発生した事件……千葉県船橋市の会社員(36歳)が死亡していた痛ましい事件である。生まれたばかりの子供とそして夫人の3人という家族。共に自宅で過ごしていた時に、異変が発生してしまう。車に設置していた防犯用のセキュリティーシステムが作動し、緊急の異常事態を知らせる。
被害者(Victim)は、自分の車を駐車している近くの駐車場まで急いで足を運んだ。そこには、自分と家族がドライブなどに使用して、いろいろな思い出が詰め込まれている愛車が『無傷』であるはずだった。
しかし、目の前には「後部ガラス」部分が粉々に割られ、そして運転席には見知らぬ男が乗っていた。しかも、エンジンキーがない状態にもかかわらず、エンジンが始動されている。今にも運転して、持ち出そうというタイミングだった。
被害者は、思い出の詰まった愛車を盗難されないように全力で阻止しようと試みた。完全に奪還するべく、勇気を振り絞った。そして、こちらの動きに気付いた犯人が急発進させようとしている自分の愛車に飛びつき、しがみついた。
そのまま、「約100メートル」を引きずられ、脳挫傷などの致命的な外傷のために死亡した。犯人は、その場所から「約60メートル」先にある「派出所」近辺に車を乗り捨てて逃亡。自らのハンドル操作を誤り、壁に衝突し、走行不能状態になったためと考えられている。まだ、逮捕されてはいない。また、放置された車の近くに、逃亡中の犯罪者が使用していたとみられる迷彩柄の帽子が見つかっている。
遺族には、悲しみと怒りと地獄のような苦しみが残された。5カ月の子供と20代前半の夫人は、これからも生きて行かなければならない。
この犯罪者が「強盗殺人」で逮捕されたとしても、10〜15年で「自由の身」になる。このような『法律(Law)』でいいのか。『時効』などというものが存在していいのか。
そして、2月に起きた非常に悪質なひき逃げ事件では、「車で約1.6キロメートル」という長い距離を引きずって「殺している」にもかかわらず、犯人逮捕後の鑑定などで、被害者が衝突時点で即死状態だったという「結果報告」だけを取り上げて、『殺人罪が適用されていない』という理解し難い解釈がある。
そもそも、「即死状態だった」ということが100パーセント正しいとしても、最初から正気ではなく「逃げることしか考えていない犯人」が、そのことを「把握できる訳がない」のである。
『ぶつかった直後に、車を止めていない』という状態だけで、『殺人罪適用』が当たり前である。どのように考えても、それが普通の正常な思考を持つ人間が考え出す『唯一の答え』である。地検の主張していた「未必の殺意」など、『生温い』としか感じられない。
凶悪な犯罪者に「生きる権利」などみじんもない。この国の「法律」や「物事の価値観」はゆがみ、そしてくさり切っている。

「2007-04-22:追記」
電車内で『度々』強姦…しかし、制止する者も通報する者も存在せず。

『別の強姦容疑で公判中』の滋賀県湖南市石部南4丁目、解体工「植園貴光容疑者(36歳)」が、再び電車内で強姦したという許されざる犯罪行為が発生している。
調べでは、JR北陸線の富山発大阪行きの特急「サンダーバード」の車内で、出発後に女性(21歳)の隣に座り、「大声を出すな。殺すぞ」「警察に言ったらストーカーするぞ」などと脅し、トイレに連れ込んで強姦したという。
その際に、同車両に『多数の乗客』がいたにもかかわらず、この鬼畜のごとき凶悪な犯罪者に脅され、だれも制止しないばかりか車掌への通報さえもしていない。
そのまま女性は、暴力を受け、そして力尽くで強姦された。過去に、一体どれだけの女性が犠牲になってしまったのか…恐らく、相当の被害者が存在すると考えられる。
堂々と凶悪な犯罪を繰り返し、そして『だれ』も『見て見ぬふり』『知らぬ存ぜぬ』という日本社会の現実。
このような現実は、先進諸国では聞いたことがない。ここまで「すさんだ」社会が、この日本という国の現状である。この国の人間はどうなってしまったのか。日本人はどうなってしまったのか。
ますます、無秩序(Disorder)が支配する日常生活へと、人々が陥れられるような感じを受ける。このままでは、人間としての存在そのものの意味にとてつもなく大きな問題が発生してしまうと考えられる。いや、ある意味では「もう取り返せない」何かを失っているのかもしれない。
何よりも、被害者の女性や、これまで犠牲になったほかの女性達の「心・精神・考え方」への多大な悪影響が最も懸念される。
凶悪な犯罪を目の当たりにしても助けてくれない人間達。犯罪を見逃す人間達。見逃せばこれからどのようなことが起きるのかということを分かっていながら何もしない人間達。そして、その犯罪者と犯罪の犠牲になってしまった自分やほかの犠牲者達。
それを考え…やがては絶望し、希望を見いだせなくなり、自殺へと追い込まれる可能性が出てくることが考えられる。現実問題として、強姦されたために自殺している被害者の女性達が多く存在している。
どのようなカウンセリングであれ、この日本は他国のレベルよりも数十年ほど立ち遅れているのが現状である。名ばかりのカウンセラー気取りが、日本全土で非常に多くまん延しているこの日本社会。適切な対応をしてもらえずに、さらなる絶望と無力感の中で、自殺を選んでいる被害者が存在していることを知ってもらいたい。
以前から明記しているように、『肩書き』だけで選んではならない。1つの判断材料にはなるが、それ以上ではないということである。最終的に任せていいのかどうかは、実際に接触をしてから決める必要がある。
その被害者のために、懸命に努力をされている人々や団体も存在している。そういう人々には、これからも努力を続けてもらいたいと切に願う。

「2007-04-25:追記」
推認されずに「無罪」判決。ルーシー・ブラックマンさん事件。

昨日4月24日の東京地裁「無罪」判決が、日本だけではなく世界を駆けめぐった。イギリスなどではトップで扱われており、前日からこれまでの事件に関する経緯などの番組も放送されるくらいに関心が高かった。
そういう中で、発覚しているだけでも「類似9件」の事件から、推認されることはほぼ間違いないと考えられていただけに、その反響はこれから沸き起こってくることが考えられる。
『連続女性暴行事件』で『準強姦致死罪』などに問われた会社役員「織原城二被告(54歳)」…本名は「金聖鐘(在日朝鮮人)」であるが、メディアでは放送されないのはなぜなのか。イギリスでさえ、数年前に報道されている。
この凶悪な極悪犯罪者に、他9件の事件に関しては「無期懲役」が言い渡された。しかし、『裁判長の栃木力君』は、イギリス人ルーシー・ブラックマンさん(当時21歳)の準強姦致死などについては、「ほかの9事件と態様や異常性が似ているとしても、死因などが不明である以上、被告の犯行と推認できない」などとして『無罪の理由』を詳述。よって、ルーシーさんの事件に関しては『無罪』とした。
また、ほかには「死体遺棄などと同様、被告が何らかの形で関与した疑いはあるが、ほかの被害者と異なり、暴行場面を撮影したビデオはなく、暴行や薬物投与を直接証明する証拠はない」としている。更に、「第三者の存在を否定できない」という、この事件の状況に関してはおよそ考えられない見解を出している。
当時、「大きくて重たそうな物(チェーンソー?セメント?遺体の一部?)」を『運んでいる容疑者の姿』を見たという目撃者の証言などがあったと記憶している。『状況証拠』だけでも立件できるこの御時世に、一体どういう感覚で、どのような判断力を持っているのか。
これ以外にも、この犯罪者は捜査機関に対してルーシーさんの安否や所在について虚偽の情報を提供するなどの悪質な行為や、遺族へ見舞金として1億円を渡していることなどがある。そういう状況証拠を積み重ねた上、ほかの9事件との類似性を指摘した検察側の立証を否定したことになる。
被害者は1人や2人ではない。あらゆる状況的な証拠が、被害者の悲痛な声を物語っている。しかしながら、結果としては「最初から決めている」ようにしか見えないものとなった。
性犯罪と脳の関係、そしてその特異な常習性に関しての知識や認識が、すさまじく欠落している裁判長であるとしか思えない。
このような、イカレタ判決や裁判など無用のものである。特に、その資格さえ持ち合わせていない人物が「裁判長」になれるというこの国のシステムは、どこまでもくさり切っている。
被害者の無念と遺族の深い悲しみと怒りは、どこをさまよえばいいというのか。いずれにしても、今回の判決は「裁判長」が変われば「違った」ものになることは明らかであり、今後ともあきらめることなく闘ってもらいたい。

「2007-05-02:追記」
最高300万円(最大1000万円)の懸賞金。

昨日5月1日に、警察庁が『公的懸賞金制度』の導入を実施した。同日、警視庁佐藤勝治警視(56歳)が痴漢で逮捕された。山手線車内、池袋駅での痴漢行為。本人は、「飲酒の影響で気が大きくなってしまっていた」と炸裂させている。が、これが事実であれば…「日ごろから、痴漢をしたいと考えていたが、中々できなかった」ということを意味していることになるのだが、それでいいのか警視君。話がそれてしまった。
この『公的懸賞金制度』の導入自体は「いい」と思う。以前から導入すべきであると考えていた。しかし、本当に重要なケースでは…この『300万円』という低額のままでは、だれも動かないだろう。
更に、「年間で合計1000万円」ということにも問題がある。ましてや、日ごろコソコソ行っている『ネズミ捕り』やら、『駐禁』やらで、かせぎまくっているあらゆる『罰金』からつぎ込めば、欧米と同等の『賞金レベル』に達することができる。
情報を提供するという行為は、『ケース』によっては『死』を意味する。その代償は、少なくとも『数億円以上』でなければならない。その金額は、どこの国でも、何もせずに生きて行ける金額ということが大前提である。「300万円」程度で、己の命と引き換えに情報を提供する者など、皆無に等しい。いたとしても「数万人か数十万人に1人」くらいのものか。とてもではないが、現状のままでは「本来の効力」は期待できない。
政財界から法の世界まで、アメリカからの直接命令を受ける『機関』を数多く設立し、日本政府からのお達しが届かない『特別な位置』から方向性を決めているこの日本という奴隷国家。日ごろから、様々な分野でアメリカの上辺だけをまねして、国民に公表している奴属国家日本。
現在、日本のボケ閣僚共が、アメリカに媚を売りに行っている。しかも国民の税金で。「言ったことを言っていない」と言い張り続ける彼らの脳みそは、「得体の知れない物質」によって完全に腐食されている。冗談ではあるが…日本へ帰国してきたら、着陸寸前に撃ち落としてやりたいくらいである。
これらのくさった連中のために、一体どれだけの国民が苦しみ、死を強いられてきたのか……法の在り方と共に、心でしっかりと受け止めて考えなければならない。

Status:2007-03-02〜作成

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