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■15-8:法制度と偽善団体■

15:法制度と偽善団体◆初期のファイル:15-1015-9/15-8/15-715-615-515-415-315-215-1

この国の化石のような法律。意味のないと意味のある法。

『法律の意義』

無法地帯の政府と内閣。

再び家庭内で起きた猟奇殺人事件。

福島県会津若松市。歴史的にも戦国時代から様々な出来事が起きた場所であり、有名な地域の1つである。過去に、観光や仕事などで何度か訪れたことがある。
事件は、その地域で派生した。高校3年生の男子生徒(17歳)が母親(47歳)を包丁で刺殺、頭部と右腕を切断。右腕は、付け根から切断されており、「オブジェ」のようにスプレー式塗料で白く塗られた上に、植木鉢の中にさされた状態で発見された。
切断された頭部は、バッグにそのままの状態で入れられていた。そのバッグを所持して、近所のインターネットカフェで「ヒップホップ系のビースティーボーイズ(元ハードコアパンクバンド)のDVD」を見て時間を過ごし、その後タクシーを呼び、そのまま700メートル先の警察署へ行き、自首した。
犯行時間は、「午前2時ごろに殺した」という男子生徒の供述から、その時間帯に近いと考えられる。
切断には、「ノコギリ」が使用されており、しかも『事前に購入されていた』ことから『計画性がある』こともうかがえる。更に、「包丁で刺殺」とされているのだが、『まだ生きている状態の内に、ノコギリで首を切断した』という情報もある。
布団で就寝中だった母親の両腕には、襲われた際に抵抗した痕跡である「防御創」があった。男子生徒も手に包帯をしていたことから、お互いに「包丁の刃」をにぎりしめた状態で、奪い合いがあった可能性が高いと考えられる。人間は、生命の危機に際し、「ちゅうちょなく」刃先をにぎりしめ、全力で抵抗する。その状況と同様であった場合、母親の手のひらにも、男子生徒と同様の傷があったと考えられる。
男子生徒の一連の行為や発言は、通常の人間の「それ」ではない。「10項目」前後の様々な要因とその可能性が見受けられる。現在の日本のレベルでは、そこへ到達することは不可能だろう。せいぜい「人格障害」「総合失調症・精神分裂病」などのレベルで終了となる可能性が高い。
男子生徒が自首した時に、「世界から戦争やテロがなくなればいい」という供述があったことも明らかになっている。しかも「母親を殺しました」という発言の後に、続けて述べているようである。
そして、『全く反省もしていなければ、後悔の様子も見せてはいない』状態。担当の刑事から、「なぜ母親を殺したのか?」という問いに対しても、『別に』と答えただけのようだ。また、殺す相手は『だれでもよかった』と供述している。そして、つじつまの合わない説明を繰り返しているようである。
捜査当局は、「精神の簡易鑑定」を実施して刑事責任能力の有無も含め慎重に捜査をする方針を発表している。が、『鑑定結果に関係なく、極刑以外に選択肢はない』としか言い様がない。
男子生徒が持っている『内面の闇』は、「完成された形」で解き放たれ、母親を無残な方法で殺害している。この状態は、『決してもとにはもどらない』ことを指し示している。
更に、何かと騒がせているばかが管理人をしている巨大掲示板で、「母親(を)殺してきた」というスレッドが立っていたことも発覚しており、「『なんで…なんで…』ってヒーヒー言ってたよ」という正常ではない内容の書き込みが「10回ほど」あったとされる。書き込みされた時間帯などから、捜査当局が関連性を慎重に調べているようだ。
いずれにしても、この「猟奇殺人事件」も歴史に刻まれたことになる。先天性なのか、後天性なのか、遺伝子、電磁波、化学物質、人格、精神、脳、考え方、感受性、環境…キリがない。
日本人が、なぜこのような事件や環境に追い込まれているのか。討論会で、「戦後レジームからの脱却」などと『悪意満載のデタラメ』を言い放っている安倍君や自・公連立共に、この日本社会を正常にもどす仕事は絶対にできない。
この問題は、『とてつもなく深刻な問題』であると同時に、国民には『二重の問題』でもある。

「2007-05-18:追記」
相次ぐ凶悪な事件。

どの事件も取り扱いたいのだが、残念ながらそうも言っていられない。昨日の5月17日午後3時50分ごろ、歴史的にも有名な地域である愛知県長久手町の住宅で「立てこもり事件」が発生。狙撃された家族、警察官など負傷者、死亡者が出ている。
容疑者は、大林久人(50歳)、指定暴力団山口組系暴力団の元関係者である。「父親が拳銃を持って暴れている」という通報で駆け付けた愛知署長久手交番の木本明史巡査部長(54歳)が撃たれて負傷し、その玄関先に倒れた。容疑者の家族も撃たれており、長男(25歳:通報者)が腹部を撃たれ、二女(21歳)が足を撃たれたが、病院に運ばれて命に別条はない。現在、家族とみられる女性1人を人質にして、自宅に立てこもっている。
容疑者に撃たれた木本明史巡査部長(54歳)……容疑者から「救急車が近づけば撃つ」「弾が100発ある」と言われていたために、警官隊や機動隊の救出作業ができない状態であった。当初、『腹部を撃たれている模様』という情報を聞いていたので、『一刻も早く救助しなければ、死亡する』と懸念していた。その状態から『5時間〜5時間30分後』に『ようやく』無事救出された。撃たれた部位は腹部ではなく、首の右側を撃たれていた。銃弾は貫通しているが、意識はあり、命に別条はない。
警察側の行動に多くの問題があることが、『再び』浮彫りにされている。
まず、「駆け付けた時の状態」。「銃器を所持していることは明らかになっている」ので、この段階での対応について慎重な作戦を考え出す必要があった。
次に、狙撃されて負傷している警察官の救出に『5時間〜5時間30分』も手が出せなかったという大失態である。この状況を見ながら、日本の警察による凶悪犯への対応や、緊急事態での対処方法のレベルの低さに愕然とした。腹部を撃たれていたり、ほかの大きな血管がある部位を負傷していれば、とっくに死亡している。
また、救出時にライトを照らす(救出対象者の位置確認/容疑者の目くらまし)というばか丸出しの対応には、あごがはずれそうになった。容疑者が、欧米人で何らかの「戦闘(実戦)の経験」があれば、この負傷した警察官だけではなく、他4〜5名の警察官が命を落としている可能性が高い。『暗視ゴーグル』が何のためにあるのか、もう一度考えたほうがいいだろう。夜間や暗闇で、敵を襲撃するためだけにあるのではない。
そして、狙撃された警察官救出の直後に、その懸念が「1人の警察官の命」を奪っている。県警機動隊・対テロ特殊部隊(SAT)の林一歩巡査部長(23歳)が、左鎖骨付近を撃たれ、本日5月18日午前零時14分、病院で死亡した。
メディアでは、「早期解決」ができなかったことと、「余計な犠牲者」を出したことに批判が出ているようだ。ただ、何でも「早期解決」ができる訳ではない。この「時間を急ぐ」という問題は、とても大きな問題であるが、一番難しい部分でもある。もちろん最も重要な部分の1つでもあり、「早期解決」ができれば言うことはない。
不測の事態のために、現場で身構えていた「SAT隊員」や「警官隊」。必然的に、中腰になり、身体を前方に傾けている状態になる。それが、悪い方向に作用したために、本来であれば失うことなどなかった1人の命を失ってしまった。
「防弾チョッキ:ボディーアーマー」は、「胸元から上はタダの布切れ」である。そこに弾丸を止める素材や工夫は何もない。「SAT」の場合は、胸元から首周辺部位までも「ケプラー素材」が使われている。が、弾丸が入り込む部位があることに変わりはない。また、「防弾チョッキ:ボディーアーマー」を正面から貫通する弾丸や素材、銃器など、何種類も存在している。警官隊よりも、高い位置に身構えている容疑者からは、警官の肩ごしがハッキリと目に映し出される。そこを狙撃すれば、肩ごしから弾丸が入り、心臓や肺、胃、腸などへと突き進むことが理解できる。ほかにも…例えば、発射された弾丸が自分のほぼ正面から鎖骨部位に到達し、被弾した場合でも、鎖骨は身体の中でも非常に弱い部位であることから、ほぼ真下の方向へ直角に弾道が変化し、心臓や肺の方向にいくことは、まずほとんどの場合に考えられない。
指揮官は、警官隊の全員に対し、その事実を明確にした上で、隊員の配置や姿勢を的確に指示していく必要がある。それから、今回使用された弾丸は「FMJ」と考えられる。この「FMJ」が、それ以外の弾丸であれば、負傷した長男と警察官は「死亡している可能性が高い」ことも認識する必要がある。また「防弾チョッキ:ボディーアーマー」自体の改良が望まれる。
死亡した林一歩巡査部長は、2002年4月に採用され、2005年10月から「SAT」に所属していた。妻(24歳)と生後約10カ月の長女と3人で暮らしていた。
手っ取り早く、なぜ「スナイパー」に狙撃させなかったのか。スナイパーから、容疑者の銃器しか確認できなかった場合でも銃器そのものを狙撃して破壊することも可能である。ただし、銃器を複数所持していたのかは分からない。その場合には、ほかの対応を考え出す必要がある。
いずれにしても、指揮官自体の経験が浅過ぎたこと、判断と決断が不的確であったことなどのために、失うことがなかった命をむざむざと失ったことは、汚点である。

「2007-05-19:追記」
猟奇殺人事件の続報と、アメリカで起きた異常な虐待事件。

福島県会津若松市で派生した「17歳の男子生徒による母親殺害事件」。その後、母親の遺体を『バラバラにして壁からつるそうと思った』という「異様な供述」をしている。また、『感情の起伏がなく、動揺もなく、淡々とした態度で受け答えている』とのこと。そして、いまだ『反省の様子や謝罪の言葉などはない』とのこと。
「人格障害」というエリアでは、『分裂病質人格障害』と『反社会性人格障害としてのサイコパス』という要素が垣間見れるようである。これは「一部分」に過ぎず、この犯罪者の分析には途方もない時間と労力が必要になることは明らかである。
また、犯行時間帯とされている「午前2時前後」に、周辺住民が異変や物音などを確認していないため、犯行は短時間で行われた可能性が高いと言えなくもない。「就寝中」だったことと、恐らくは最初の一撃で「のど元深く」包丁の刃先を突き立てたために、声が出せなかったと考えられる。ただし、「防御創」や「男子生徒の手の怪我」などから、殺害された母親が最後の力を振り絞って抵抗したことに変わりはない。
そのほかにも「殺人(Murder)に関する書籍」などを購入して読んでいたようだ。更に、インターネットなどを利用して、その手の情報を入手していたと考えられる。また、DVD(映画:音楽など)などによって「視覚・聴覚」から、その手の情報を吸収していたと考えられる。
通常の人間は、「現実と己の感覚」をしっかりと認識し、それらの情報に触れた時…「全く別のモノ(己の現実や感覚とは関係ないモノ)」として把握する。が、一部のネジがはずれた生き物は、それがあたかも『己の感覚』のように勘違いをしてしまう。そして、当たり前のように『消化・吸収』してしまう。そうなってしまった場合、『次の行動』へと進む。それが、『実践』である。
人間とモンスターの間にある「明確な最後のライン」を越えて、反対側へ渡った『生き物』は、こちら側へもどることは絶対に不可能なのである。それが、世界の当たり前の見識である。
それから、アメリカのアーカンソー州で発生した異常な虐待であるが、これまで聞いたことがないものである。恐らく、現実の中で明らかにされた事例としては「最初」であると考えられる。
それは、「生後2カ月の娘」を「電子レンジ」に入れて『重度のやけど』を負わせたというものである。犯行当時、家族と一緒にテキサス州を訪れていたとのこと。そこで、虐待が行われた。
四方八方からの電磁波の照射によるやけど。これは、表面上のやけどよりも深刻かつ致命的な問題を生み出している。それは、『遺伝子の破壊』である。しかも、将来は女性として子供を身ごもる身体である。ほかの項目で記述しているのだが、問題はこのほかにもある。「ガン」などの病気や、「視覚・聴覚・嗅覚・味覚など」の身体機能に関する問題など…広範囲に影響がある。もちろん「脳」や「精神」への影響も懸念される。
この19歳の父親である犯罪者は、己の行為の意味を知ることなどないのであろうが、「重傷害罪:5〜99年の懲役刑」の中の最高刑である『99年の実刑』に処してほしいものである。一生涯、『苦痛』の中に閉じ込めておく必要がある。
人間ほど「異様な生き物」は、ほかに存在しない。

「2007-05-20:追記」
若い命が殉職という形で消えた現実と、県警上層部や元指揮官の無能発言。

愛知県長久手町の立てこもり事件。様々な問題をさらけ出した無能な愛知県警。メディアでは、「元指揮官」であったと豪語する「見るからに無能そうな人物」が出演していた。
ほかのコメンテーターや中継で出演していた『辛口の批評』に対して、「あのような緊急事態では、『部隊も何も関係なく』とにかく協力して問題を解決しなければならないんです」と、半ば泣きそうになりながら言い放っていた。その発言が終わった瞬間に、「ほかの話題」へと画面が変更されていた。
「協力して問題を解決する」ということは当たり前だが…「その前の発言内容部分」が『すべての実情を物語っている』ということ…これは決して見逃すことができない。
この『部隊も何も関係なく』という発言は何を意味しているのか。何を考えて、この発言をしたのかが理解できない。部隊とは、何のために存在しているのか……この元指揮官は、それすら理解しないまま、その任務位置に居座っていたことになる。これでは、隊員に犠牲者が出るのは当たり前であるとも言える。
今回の大失態の全責任は、『指揮官にある』ことは間違いない。この事実は、「未来永劫」消えはしない。
例えば、『隊員の配置』『姿勢』『防弾車両、装甲車の配置場所(使い方)』などのいずれか『1つ』を変えるだけで、少なくとも今回の殉職者を出さずに、作戦完遂が可能であったことは明らかである。
少なくとも、イギリスかアメリカから実戦経験豊富な元指揮官などに、根本的な部分から徹底的に「協力・教育」をしてもらうことが望まれる。危機管理、実戦、戦略、戦術、心構えなど…血ヘドを吐きながらたたき込む必要がある。それができたならば、隊員にもいい「指導・教育」ができるだろう。
殉職者は、「前傾姿勢」の瞬間に狙撃されていたことも明らかになっている。現場にしても、「邪魔な乗用車が2台」はあった。貫通弾を恐れて移動できなかったのか、または利用するつもりでそのままにしたのか、または最初から利用するつもりで持ち込んだのか…は分からないが、装甲車で押し出す方法を使ってでも現場から排除する必要があった。そして、「装甲車か、防弾車両」を2台使用することが望まれた。1台は建物のラインに沿って右側に停車。もう1台は救出部隊が負傷者を運び出す空間を残した上で左側に停車。戦術としては、四方の壁側、屋根、可能であれば床下など利用できる場所もある。しかも、相手は「実戦経験豊富な武装集団」ではなく、「元暴力団関係者」であり、しかも「1人」である。
自宅からは、「実弾6発が装てんされたリボルバー」と「複数の実弾」が押収されている。発表では、「38口径」よりも「少し大きい」というものがあった。これは、「38スペシャル」なのか、「357マグナム」なのか判然としない。どちらかになるものと考えられる。
しかしながら、この日本にはすさまじい数の銃器が入り込んでいることだけは確かである。改造モノではなく、ライセンス許可の生産モノが多く、おおもとの正規モノもドンドン入り込んでいる…しかも、十数年前から。

「2007-05-24:追記」
見苦しい間抜けな「愛知県警捜査1課特殊班」の後発情報。

「愛知県長久手町の狙撃立てこもり事件」…結局、何もできなかったばかの集団と言えるほどの大失態を全世界へと垂れ流した『愛知県警の実態』は、今後も消えることはない。愛知県で、凶悪犯罪が急増していることと何らかの因果関係があるのかもしれない。
昨日、記述する予定だったものの時間の関係から本日に変更。当日の現場では、途中「何やらバタバタしている」様子がうかがえた。「負傷者救助チーム」と「犯罪者排除チーム」などが、右往左往していた。
そして、『県警は何をしていたんだ!』という国民からの厳しい意見が飛び交った。それに対して、「言い訳」と思える後発情報を発信した「愛知県警捜査1課特殊班」の見苦しさ。
『現場に到着した直後に、防護(防弾)車両を大林久人容疑者(50歳)の自宅玄関に突入させ、重傷で身動きができない木本明史巡査部長(54歳)を救う強行作戦を計画したものの、実行直前に断念していた』という情報である。まずは、この情報を流している時点で、愛知県警は解体したほうが賢明である。いかなる理由があろうとも、「作戦に関する情報」を垂れ流してはならない。
ハッキリと言えることは、『ずぶの素人が指揮官だった』ということになる。一体、何を考えて生きているのか、どのようにして生きてきたのかが…全く理解できない。
指揮系統がどうなっていたのかは分からないが…例えば、本部に居座っているエリートコースを歩いてきたボンボンが最終判断と最終命令を出していたのか…または、指揮官そのものがエリートコースのボンボンだったのかは知らないが、このような『幼稚な作戦』しか発案できず、また結局は『実行にも移せなかった』ボンボンぶりには…言葉など何もない。
作戦としては下策もいいところである。あの現場では、この方法は非常に危険である。まず立地条件からして、この作戦は使えないことは明白である。
『防護車両を使用して、玄関先に突入させる』ということは、負傷して身動きが取れない巡査部長の右側(建物と巡査部長の間)に突入するか、または巡査部長を防護車両の下に隠す必要がある。右側に突入させる作戦は、現場からして明らかにその「空間」はないので却下。
もう1つの…巡査部長を防護車両の下に隠す作戦の場合、『可能な限り、突入する防護車両下の左側ギリギリ(建物から最も遠距離になる場所)に、巡査部長を位置させる必要がある』。しかしながら、「犯人は近づいたら撃つ」と言っている。運よく、巡査部長を防護車両に確保できたとしても、そこへ向かって確実に弾丸を撃ち込んでくることが予想できる。だからこそ、左側ギリギリに隠す必要がある。しかしながら、犯人は「土ではない地面」に向かって「斜め方向」から狙撃してくる。その場合、弾丸は「斜め上方向」にはじかれる。ここで再び問題が発生する。防護車両の下側部分も同様に「防護処理」されている。つまりはじかれた弾丸は、再び今度は「斜め下方向」にはじかれる。そこは「巡査部長」が横たわっている場所である。つまり、この作戦も却下。ただし、前もって『ほかの作業』を『2つほど』行っていれば、任務遂行が可能になる。
そもそも…近づいたら「撃つ」と言っている段階で、これらの『作戦だけ』では却下される。救助するためには、『何を、どのような方法で、実行すればいいのか』ということを脳裏から消してはならない。状況(犯人などの発言、予想される動きなど)を徹底的に分析し、そしてその『救助方法』にのみ『全神経を集中させる』ことが必要不可欠となる。
あの状況で最も必要なことは、犯人がリボルバーを構えている建物と、巡査部長の間に『撃たれても命中しない何かを設置すること』である。しかも『犯人に気付かれないように』である。これこそが『最重要項目』となる。その上で、具体的に何をすればいいのか、何を使えばいいのか、その方法を成功させるために使える陽動作戦なども発案する必要がある。それを考え、確実に実行し、負傷者の命を救い出すことが『救助部隊』であり、それができて初めて『本物の救助部隊』として世界から認められる。
今回の大失態は世界中から笑われている。作戦を考えたものの、実際には犯人から「撃つぞ」と言われて『断念』している間抜けさ。究極では、実際に何が起きようとも『遂行』しなければならない。もちろん最も理想的な作戦を発案している場合に限られるが。
いずれにしても、あの状況で『邪魔でしかない乗用車2台』を排除し、『今から突入しますよ』ということが「犯人に明らかになる方法」しか『発案』できない指揮官は、『豚のエサ』にでもしてしまえばいい。ほかに使い道がない。どう転んでも、現場では使えない。
それから、今回の犯人は『殺すつもりはなかった』と言い放っているようであるが、トンデモナイ自己保存の発言である。まずは、至近距離から子供(男性)が腹部を撃たれ、もう1人の子供(女性)が足を撃たれ、巡査部長が首を撃たれている段階で、『射殺』である。しかも、「巡査部長を保護したら撃つ」と言っている段階でも『射殺』である。例えば、「50メートル」くらい離れている場所から、「斜め上空を撃った」とする場合には『殺すつもりはなかった』という意味も理解されるだろうが、この犯人には全く当てはまらない。殺意がなければ、至近距離から腹部や首を撃つことはできない。たとえそれが足であったとしてもである。場所によっては、出血多量で死亡する。また、撃たれたり、刺されたりした場合の死因として、その時の『ショック』で死亡する事例が約半数にも達することが報告されている。人間とは、その程度の生き物であるという一面がある。
そして、巡査部長が狙撃されてから「10〜20分経過」したところでも『射殺』である。その後「5時間〜5時間30分」の間も絶え間なく『射殺』である。最後、投降した時に、所持品を下に置かない場面でも『射殺』である。「突入しないでくれ」と繰り返し電話をしている時にも『射殺』でいい…少なくとも両手足を吹き飛ばすことが望まれる。これが、欧米であれば…このように甘くはない。問答無用で、とっくに『射殺』されている。
この国は、どこを見てもオカシイ。どうかしている。話にならない。

「2007-06-29:追記」
役立つとは思えないど素人集団の「いじめ相談」ガイドライン。

文部科学省のガイドライン。2月から全国各地で始まった24時間いじめ電話相談の担当者に対する子供への対応時に関するガイドライン。
『基本的な心構え』の一部。
「1つの価値観や一般論を押し付けて解決策を指示したり、説教口調で助言したりしない」
このようなことは初歩的なこと。それをガイドラインに指定するとは、レベルが知れる。
「子供が自分で考え、解決できるよう誘導する」
約40人前後の箱の中において日々「孤立無援」で苦しんでいる子供達に対して、「何を考えろ」というのか、「どのように自分で解決策を生み出し、そして解決をしろ」というのか。この集団は『ばかの集まり』でしかない。いじめられている子供達が、それ以前にどれだけ『孤独』という最も苛酷で苦しい地獄の中をさまよっているのかを「相談される側」が把握せずして、命を救えると思っているのか!この大ばか者!
そして、これが『基本的な心構え』であると言い放っているのであるから、救える命も崖から突き落とすことになることは明らかである。
一応は記述しておくが、『ここだけが相談場所ではない』こともしっかりと覚えておいてほしい。「相談電話の統一番号:(0570)-07-8310(なやみいおう:悩み言おう)」
ほかにも相談できるところはある。マトモな大人も必ずいる。決してあきらめずに探してもらいたい。もちろん我々もいつでも相談(無料)に乗る。死を選ぶ勇気の前に、「相談する勇気」を持ってほしい。

「2007-07-18:追記」
地震の柏崎刈羽村、東京電力柏崎刈羽原発(1〜7号機)。東京電力の体質と新たな放射能漏れ。

そもそも日本は地震大国であり、全世界で発生する地震の1割が日本で発生している。そして、全国で活断層の近くに原発施設が乱立している日本。全体の数は16カ所。それにもかかわらず、「安全基準数値」「耐震基準数値」が『非常に低い設定』であることが露呈している。今回も設定基準値の「2.5倍」の地震エネルギーに見舞われての多くの事故である。これは『不祥事』と言っても過言ではない。
今回の地震の発生に関連して、いくつもの大きな問題が浮上している。
まず、「東京電力」は午後までに「放射性物質(ヨウ素・コバルト・クロムなど)の流出事故」を把握していたが、事故の報告はその時間から「約2時間後」であったとされる。政府与党も知りながら、国民には隠ぺい。この情報隠ぺい体質は、いかんともしがたい。
それから、通常では「原発施設」の事故で放射能(放射性物質)が漏れた場合、外部へ流出することがないように設計されている。が、今回は外部へ流出していた。正常な状態であれば、トラブルが発生しても「放射能管理区域」から「非管理区域」へと「放射性物質」が漏れ出すことはない。しかし、今回はなぜか「廃液タンク」へ到達し、そして「外部」へ流れ出し、最終的に「日本海」へと流出している。
トラブルがあったのは、100本の放射性廃棄物入りのドラム缶。そのドラム缶が倒れ、そして何本かのフタが開き、中身が流出していた。ほかにも、同様に放射性廃棄物や廃水などが入ったドラム缶が転倒し、中身が流出している。また、排気筒からも微量の放射性物質が検出されている。
「いずれの場合も人体や環境に影響はない」とのたまっているが、信用などできるものではない。この原発に関する問題も、非常に陰湿であり、情報隠ぺいの雨あられである。
地震発生の当初に「東京電力柏崎刈羽原発で起きた変圧器の火災事故」は、全世界が注目し、いち早く『至急の情報』として報道していた。今回のように「震度6強」程度の地震で、火災が発生するということが異例であるからにほかならない。日本の原発が、いかに『危険な箱もの』であるのかを如実に物語っていると言える。
しかしながら、最も懸念されることの1つは、被災者の方々にほかならない。現地では、道路が至る所で隆起し、土塀が崩壊し、家屋が道路側へ倒れている。様々な被害を復旧するまでには3カ月以上必要だと言われている。
また、全国からボランティアの人々が集結しているものの、現在は活動する場所がなく、地団駄を踏んでいるとのこと。約1万2000人前後の方が避難所で生活を強いられ、乾パンが配られた。死亡者9人、負傷者は900人を超えている。
災害が起きると必ず同様のことが頭をよぎる。なぜ『全面的な国のバックアップが行われないのか』ということである。こういう被害を全面的に支援するために『国民から嫌と言うほどに吸い取っている税金』を導入すればいいだけのこと。戦争をするために考え出された『特別会計』という存在は、必要でも何でもない。今や、官僚と議員共の身勝手な財布と化している。これを完全に消滅させ、その中の一部だけを『災害援助資金』として、国民のために『常にキープ』するという法案であれば、だれも文句はないだろう。
アメリカ軍へは、湯水のように分け与えている『国民の税金』。アメリカから無理矢理買わされている『兵器&武器』。それらの国民の税金を『普通の正常な国』であれば、『被災者のために使用する』ことは当たり前である。
この国の悪の根幹を打ち倒さねばならない。政府という「高級官僚」、与党という「自・公連立」をたたき出すことから、新たな国がスタートできる。

「2007-07-19:追記」
深刻な柏崎刈谷原発事故と、裏腹な東京電力側のあきれた発言と態度。

これまでに発覚しているだけでも、原発の「トラブル・異常」は『53回以上』を数えている。そのうちの「放射能トラブル」が『13回』となっている。確実に言えることは、この数字がすべてではないということである。更に増えることが予想できると共に、『必ず』やほかに重大な事故を隠していることが考えられる。それが、唯一の『過去の実績』だからである。それこそが、『政府・与党・電力会社』の実態である。
調査では「施設内の地盤に非常に深刻な地盤損傷が見つかっている」とのこと。よって、昨日の7月18日午前に新潟県柏崎市の会田洋市長が、「東京電力社長の勝俣恒久君」を市役所に呼び出した上で、消防法に基づいて、同原発の安全確認がなされるまで『運転停止命令』を出している。正確な命令対象となっているのは「屋外貯蔵庫」であるが、この施設が停止されることで、原発は必然的に完全停止となる。
このような状況の中で、東京電力は『住民』に対して「非常に無責任な会見」も行っている。『重い責任』ということを全く感じてもいない表情と態度の「社長」自体が、「完全にはいかない」という人事のような発言をしていることでも理解できるのだが…(その後、「いい経験になった」などの不適切発言も)。その下で働く者達も同様に、人事発言を繰り返している。
東京電力:「原発のトラブルはなかった」「危険な活断層はないと考えている」……など、どこから出てきたのか不思議であるが。およそ「通常の人間」であれば、考えられない発言ではないか。情報を隠ぺいし、それ以前に「デタラメの説明で『安全ですよ』」と言い放ち、『危険な箱もの』をこしらえてきた『恐るべき癒着関係』の実態。
周辺住民の命と従業員の命、そして自然環境への果てしない破壊と悪影響を及ぼしている原発。多くの国民は、その本質を理解していない。
これまでにも、数々の事故を隠ぺいしてきた原発関連施設。住民が訴えても、政府与党が無罪放免にしてきたというくさり切った法制度。
東京電力は、「活断層・断層があることは知らなかった」と言い放ち、それでも「調査をした結果だった」と発狂している。このようなばかなことが説明として通用する国など皆無である。小さな地震研究機関でさえ、どこに「活断層があるのか」くらいは把握している『基本中の基本』である。
それを「知らない」「分からなかった」「調査でも把握できなかった」などと、白々しいことをよくも発言できるものである。
そして、昨日の7月18日になって、「余震分布を見て、断層が原発の直下にあることを認識した」と認める発言をしているのだから、話にならないではないか。
このような『無責任の生き物共』が、最も危険な『原発』を乱発させ、動かしているという現実は、とてつもなく深刻な問題であると言える。
更に、発表している「流出した放射能量」も少なく発表するなど、めちゃくちゃな体質が発覚している。
これらの「悪意に満ちた人材」を一掃できないことが、この国の深刻で大きな問題なのである。このようないい加減な人材に対する「強制執行力」を持つ『厳格で強力な完全独立機関』が必須である。
被災地では、本日が4日目となる。84カ所の避難所に約6200人の被災者が避難生活をしている。現在も「約3万8000戸」で断水状態が続いており、風呂やトイレなどの生活用水に不自由している。ガスは「約3万5000戸」で供給が停止されている。震災での死亡者も10人になった。
災害への全責任は、国にある。国が国民を守る義務を放棄しているこの日本社会は、打ち倒さねばならない。そして、真っ当な国と社会を構築しなければならない。ここに生きる人々のために。

Status:2007-05-17〜作成

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