去年の段階ですでに正式なマスコットは決まっていますが、そ
の選考段階で他にもいくつか候補がありました。
今回はその紹介をしたいと思います。
孫悟空 世界的にも知名度があり、彼の性格とオリンピック
の精神には共通するものがあると言う事で候補になりました。
しかし、孫悟空関連の商品がすでに巷に溢れているためマスコ
ットとしての知的財産権の保護という点から、その難度が高い
と判断され、最終的に落選。
でんでん太鼓 古代から中国に存在する玩具で、人々に一
番馴染み深いという事で候補になったが、一本足のため各種競
技のデザイン画の制作上困難があると判断され、落選。
中国龍 古代人が、各種動物や自然現象をモチーフに生み
出した神仏で、中華民族の象徴でもあると言う事で候補になり
ました。
しかし、中国人が龍に持つイメージと西洋人が持つイメージが
一致しないため、誤解を招く恐れがあると言う事になり、これ
また落選。
中国虎 虎は１００万年前の中国が起源とされ、古くから
中国を代表する動物の一つとされてきました。
虎の勇猛果敢というイメージは中華民族の精神とオリンピック
の精神を体現するのにふさわしいと言う事で候補になったが１
９８８年のソウルオリンピック時に虎が使われていた為重複す
るとして、最終的に落選。
