股関節痛でお悩みの方は大田区大森の大森駅前いせや鍼灸院へ。蒲田、大井町、品川、川崎、横浜方面からも多数来院、口コミで評判の鍼灸院です。
■股関節痛の真の原因とは
加齢と共に悩まされることの多い疾患の一つに、股関節痛があります。
主な症状として、股関節の痛みや可動域制限(動きが悪くなる)があります。
片足立ちが出来ない、足の爪が切れない、靴下が履きにくい、長い時間立ったり歩いたりすることがつらくなります。
股関節の痛みは、変形性股関節症だから・・・と諦めていませんか?
椎間板ヘルニアと同じように、変形性股関節症は必ずしも股関節痛の原因とは言えません。
軟骨が擦り減ってしまい、痛みを出していると思っている方が大勢おりますが、それは間違いです。
何故なら、軟骨自体に痛みを感じるセンサー(受容器)は有りませんので、軟骨がいくらすリ減っても、痛みを感じることは有りません。
整形外科では、磨り減った軟骨が原因だとされ、人口置換手術が盛んに行われていますが、術後も股関節の痛みが改善しない例が多々あるのは、本当の原因を治療していないからです。
股関節痛を引き起こす本当の原因は、股関節の運動に関わる筋肉が過緊張しているからです。
■股関節の運動と関係する筋肉
股関節の運動には、他の関節と同じように、複数の筋肉が関係しています。
①屈曲 腸腰筋や大腿直筋
②伸展 大殿筋やハムストリング
③外転 中殿筋や小殿筋や大腿筋膜張筋
④内転 内転筋群や薄筋
⑤内旋 外転と同じ
⑥外旋 梨状筋、上・下双子筋、内・外閉鎖筋、大腿方形筋
これらの筋肉が過緊張する事により、股関節周りの痛みや、歩行時に股関節がぎくしゃくした感じを訴えたりします。
当院では、痛みや可動域制限の原因となっている過緊張している筋肉を鍼治療で緩め、痛みや動きの改善を図ります。
特に、臀部にある中・小殿筋が股関節痛の原因となっている事が多く、これらの筋肉は特に深部にあり、皮下には脂肪も厚い為、女性でも通常2寸5分(7.5cm)の鍼を使います。体型や脂肪の量では3寸(9cm)の鍼でやっと届く場合もありますので、マッサージや通常の長さの鍼(長くても6cm)ではあまり効果は無いでしょう。
■実際の臨床例
実際に鍼灸治療が功を奏した、一例を紹介致します。
Sさん 60代女性
近所の公園をウォーキングするのが日課だったSさん。
数年前から股関節の痛みと動かしずらさを感じていました。
最近になり、痛みが悪化していて、大好きなウォーキングをするのにも影響が出てきたので、整形外科を受診しました。
変形性股関節症と診断され、早期の手術を勧められましたが、手術には抵抗があったので、
何とか手術をしないで良くなる方法は無いかと調べていたSさんはその後、友人に紹介され当院に訪れました。
実際に治療してみると、股関節痛を発症してから、大分時間が経っていたので股関節周りの筋肉がひどく緊張していました。
このようなケースは良くなるまでに半年以上かかる場合が多いのですが、Aさんは根気強く治療を続け、今では少しずつウォーキングが出来るまで回復しました。現在も定期的に通院中です。
Aさん曰く、日に日に少しずつ確実に良くなっているのを実感されているそうです。