坐骨神経痛でお困りの方は大田区大森の大森駅前いせや鍼灸院へ。蒲田、大井町、品川、川崎、横浜方面からも多数来院、口コミで評判の鍼灸院です。
■坐骨神経痛とは
お尻から太腿の後ろ側の坐骨神経のラインに沿って表れる、痛みやしびれの症状を「坐骨神経痛」といいます。
坐骨神経痛とは、症状を表す言葉で病名ではありません。
何らかの原因によって、神経が圧迫されたり刺激を受ける事により発生する、シビレや痛み症状を総称して「坐骨神経痛」と呼んでいます。
■鍼の効く坐骨神経痛とは
先程、坐骨神経痛は何らかの原因で坐骨神経が圧迫される事で起こると述べました。
原因としては、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、など様々な疾患があります。
しかし、画像診断でも異常が見られず、原因がはっきりしない場合があります。
それは、筋肉に原因がある坐骨神経痛です。
神経の通り道にある筋肉が凝り固まり、神経を圧迫することで症状が出ます。
筋肉が神経を圧迫していても、レントゲンに筋肉は映らないので、病院では原因不明と診断されてしまいます。
この場合、硬化している筋肉へ鍼を刺すことにより筋肉を緩め、圧迫されている神経を解放してやる事で、座骨神経痛を完治させることが可能です。
・足の一部ではなく、足全体が痛む
・夜間や明け方に痛みがひどく、痛みで目が覚めることがある
・体を丸めると楽である
・長時間も腰掛けていると、立ち上がりにくい
・レントゲンで腰椎間が狭くなっていたが、CTやMRIは異常がない
これらの症状に当てはまれば鍼で治る可能性が高いです。
最近発表された発表では、腰痛や坐骨神経の無い健康成人男性を対象にしたMRI検査で、無症状の成人男性の半数以上にヘルニアが見られたとの報告があることから、ヘルニアがある=坐骨神経痛や腰痛になるとは必ずしも言えないという事が証明されました。
病院でヘルニアが原因と診断されても、原因は筋肉にある場合もあるので、諦める前に一度鍼灸治療を試されることをお勧めします。筋肉に原因がある座骨神経痛の場合は3回程度の鍼治療で効果が見られます。
■坐骨神経痛の鍼灸治療
症状が出ている範囲から、3つのパターンに分ける事が出来ます。
①坐骨神経のラインに沿って症状が出ている
お尻-太もも-ふくらはぎの後面に症状が出ます。
この場合の治療は、坐骨神経が背骨から出た根元にある大腰筋や、坐骨神経の通り道である臀部の梨状筋で圧迫されている事が多いので、これらの筋肉を緩めます。
②大腿神経のラインに沿って症状が出ている
太ももの前面~場合によってはふくらはぎまで症状が出ます。
神経が背骨から出る根元にある大腰筋には鍼を打ちますが、
ここでのメインターゲットは大腿神経の通り道である、腸骨筋や中間広筋です。
③外側大腿皮神経のラインに沿って症状が出ているパターン
お尻~太もも、ふくらはぎの外側に症状が出ます。
神経が背骨から出る根元にある大腰筋には鍼を打ちますが、
ここでのメインターゲットは外側大腿皮神経の通り道である、腰方形筋や小臀筋です。
実際の治療風景
長年、座骨神経痛に悩まされていた患者さんの治療風景です。
一回目の治療で下肢のシビレがほぼ消失し、患者さんも驚かれていました。