■TTP219-01 乗務員ステップバリエーション
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合計87枚入!日本全国の国電で使用されている側面扉ステップのバリエーションです。
先頭車の乗務員扉真下に必ず装着されている部品ですので、顔の雰囲気を足元から引き締める効果が絶大です。
また中間車であっても、業務の便を考慮して客用扉の下に設けられていることがあります。
地域別の国電全般に幅広く使用できます。身近な車両についているステップもきっと入っているはず!
黒かグレーに塗ってお手元の車両の、車体裏に接着するだけで足回りがぐっと引き締められます!

装着例(郡山出場車用)
乗務員ステップバリエーション TTP219-01
板1枚入 10%税込748円 本体680円

全て左上から順に:
・1段目:
標準(全国)旧型 3個
東北(郡山出場車)旧型(715系・455系訓練車) 6個
新潟・北陸旧型(165系K1編成・471系・419系) 4個
九州旧型(423・715系) 4個

・2段目:
標準(全国) 2個
東北(郡山出場車)(403・415・417・455・457・485・583系・E501系・クモヤ441など) 7個
719系用 8個

・3段目:
新潟・北陸地区(115・165・475・485系※郡山出場車は除くなど) 8個
165系アルファ用 2個
165系モントレー(一部)用 4個
115系長野地区(しなの鉄道や晩年の新潟車も含む) 4個

・4段目:
165系モントレー・169系三鷹車(新旧)・167系田町車・107系・115系高崎車用A 6個
167系田町車中間車用 4個
165系モントレー・169系三鷹車(新旧)・167系田町車107系・115系高崎車用B 4個
115系長野地区(3段目と同じ) 4個(つごう8個)

5段目:
九州地区 10個
標準(2段目と同じもの) 7個(つごう9個)

※カッコ内は一例で、もちろん他にも使用例がたくさんあるものばかりです。
■プロトタイプについて
・「旧型」はそれ以外(=新型)よりも高さが短いタイプを差し、旧型国電の現役時代から新性能国電の初期にいたるまで使用されていた寸法のものです。その後新性能国電の増備途中、おそらく昭和39年前後あたりの新車から高さがある長いタイプに変更されました。451系や153系、101系等のオリジナルは全車短いタイプ、103系や165系、455系は途中から長いタイプに変更されているようです。このタイプはその後民営化後も長らく標準部品として用いられ、JR東日本ではE231系まで採用され相鉄10000系にも派生し、JR西日本では最近デビューした683系4000番台でもこの部品が使われています。

・この製品に含まれる「バリエーション」は、後天的な改造で地域ごとに使いやすいように、電車区や担当工場で工事されたものです。特定の路線を走行する車両や特定の支社の車両向けの改造もありますし、ある工場に入場するとどの車両も同じ部品を取り付けられて出場する・・・といったパターンもあります。いずれの場合も元のステップに部材を追加することもありますし、まるっきり新品に取り替えられることもあります。新品に取り替えられる場合は全て同じ形状をなしますが、元のステップに部材を追加する形態の場合は、元となるステップが「旧型」かそうでないかによってバリエーションが生まれることがありますし、その部材の取り付け位置がまちまちだったりすることもあり、興味が尽きない車両部品のひとつです。

あまり例は多くないものの、元々旧型だったものが新型に交換されたり、その逆も全国的に存在します。特定番号で工作をされる場合には、ぜひこの乗務員ステップにも目を向けてあげてください。床下にありながら、なかなか目立つ部品の代表格です。

■使いかた
・・・・というわけで各地のバリエーションをぎゅっと詰め込んだ結果、ひとつの地域ごとの入り数はそれほど多く含むことができませんでした。
自分には興味ない地域のものがたくさんだよ!と敬遠されたい方も多いかと思いますが、標準タイプに部材を追加したタイプのものは当然、骨格は元の標準品と同じであるわけです。不要な張り出しはどんどん切り取って使っていただければ、87個完食?!も夢ではありません。

・接着には瞬間接着剤でかまいませんが、接着面積が少ないわりに外に出ていて破損・脱落しやすい構造をしています。瞬間接着剤だけですと衝撃に弱いですので、ゴム系接着剤で取り付けた後に、裏側周囲に微量の瞬間接着剤を流すように取り付けていただけると結構強度を稼ぐことができます。
また普通は塗装後の接着が多いでしょうが、金属キットに使用される場合は車体を組む際に一緒にはんだ付けされるとなおよいかもしれません。そこまですることもないですが・・・。
郡山出場車の一例。上は455系、下は415系です。
それぞれ張り出しの向きが逆ですが、これは系列による差異ではなく、一両一両異なり、磐越西線色化前後の時期のクハ455-46では両側に張り出しのついたステップを装備していました(晩年は交換)。なお郡山出場車で張り出しのあるタイプを使用するのは運転席側のみで、助士席側はオリジナルのままですのでご注意ください。



クハ455-46の例。これ以外で左右に張り出しが生えている状態は見たことがありません

167系田町車に取り付けられている乗務員ステップとその張り出しです。
増設された張り出し部分の高さに規則性はないようで、車両によって異なります。
長野地区では下辺が若干広げられた部品に交換されていますが、若干形状にバリエーションがあるようです。
新潟地区では四角い張り出しが設けられています。

165系では各色ともこのステップに改造されていましたが、張り出し部分のみ小さい(旧型用?)のものもいました。

元上沼垂で、三鷹へ転属した165系K2編成は、三鷹へ転属後もこのステップを装着していました。
北陸地区の電車各系列も新潟地区とほぼ同じ造形です。北陸ではさらにこの張り出し部分に白色が塗られているのがポイントで、検査出場後の車両ではけっこう目立ちます。
九州の車両全般に装着されているステップ。三角形の張り出しが設けられています。
下も同じ鹿児島の車両ですが、上の車両とは張り出しの高さが異なります。
田町の167系の例と同様、九州の場合もこの張り出しの高さがバラバラで、特に規則性はないようです。
■本製品に含まれない、私鉄用や気動車用の乗務員ステップが各種収録されているパーツ
TTP207-01・-02 京急1000形手すりセット・行先表示(京急全般)
TTP210 京急2100形改造パーツ(京急全般)
TTP213-01 東急8500系手すりセット(東急釣り掛け車から現行車まで)
TTP220 京急用改造パーツ集(京急全般)
TTP249A・B 1000N貫通前面改造パーツ(東急現行車)
TTP244 キハ20・55系乗務員扉(気動車用幅広)
TTP253 クヤ153・165パーツ(TTP219にも収録の国電用標準×5、旧型標準×10)
TTP262-01 ATS-B型車上子(胴受設置)・101・103系前面手すり(TTP219にも収録の国電用標準・旧型標準×各8個)
TTP265-02 AU712ランボード(115系新潟)新潟地区用乗務員ステップを多数収録)
■その他の汎用パーツの一例
TTL002 115系半自動扉取っ手インレタ
TTP103 165/455系スノープロウ
TTP105A・B・106A〜H・107A〜D・J〜L ジャンパー栓シリーズ
TTP122A・B TNカプラーアダプター各種
TTP151-01〜 ATS車上子(S型・P型)シリーズ)
TTP204 避雷器台座
TTP205 169系妻板手すりセット
TTP214 103-1000/301系手すりセット
TTP215-01 165・キハ58・40系手すりセット
TTP218-01 415系前面幌枠
TTP219-01 乗務員ステップバリエーション
TTP228 近郊・急行型屋上改造パーツ集
TTP230 国電用ルーバー集
TTP235-01 電車・気動車小パーツ集
TTP236 スピーカー・ワンマンパーツ集
TTP255-01 サボのささっていないサボ受け&455・475系ローカルパーツ集
TTP258-01 キハ58・40・183小パーツ集
TTP262-01 ATS-B型車上子(胴受設置)・101・103系前面手すり

TTP264A・B 妻板キャンバス押さえ 近郊急行型国電・通勤型国電用

※エッチングパーツについてのご注意:
表示している入り数は、標準的な使用量で最大で使用できた場合の一例であり、製品の状態や部品の組み合わせによっては、表示数量までお使いいただけない場合もございます。
また個々のプロトタイプによる必要数などは当方では把握しておりませんので、あらかじめ余裕を持った数量をご自身でお調べいただきご検討のうえ、お求めいただくことをおすすめいたします。

2022年7月15日更新

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