■エシュロン(ECHELON)■
◇エシュロンの発足◇
地球上を行き交う日常生活と密接に関連した、インターネットを含むすべての電話、ファクシミリ、電子メール、衛星通信、極超短波通信、光ファイバー通信、インターネットからのダウンロードなどを途中でとらえて、解読、翻訳、分析、登録する「エシュロン」という暗号名の大規模なシステムが存在している。
■エシュロンの発足■
1940年:アメリカとイギリスの間で「電気・電子信号に関する諜報システム協定」が締結される。
1943年:「The British-U.S. Communication Intelligence Agreement(英米通信諜報協定)」が締結される。
1945年:「SHAMROCK作戦」というコードネームの極秘活動が始められる。その「作戦」にかかわる国々は、ケーブルシステムの中に、盗聴装置を設置。
- イギリスは、この「作戦」にかかわるシステムを国家で所有。
- アメリカは、NSA(National Security Agency:国家安全保障局)とケーブル会社との極秘協定により、盗聴装置を設置。
NSA本部は、メリーランド州フォートミード(Fort Meade)にある。DoD(Department of Defense:国防総省/通称:ペンタゴン)に属する二大秘密情報機関であり、DIA(Defense Intelligence Agency:国家防衛情報局)と双璧をなす。世界中で、電子スパイ活動を行う強大な国家安全保障機関であり、陸軍安全局、海軍、及び空軍の通信情報機関に対する監督権を、広範囲に持っている。
US DoD(United States Department of Defense:国防総省)「通称:(The Pentagon・ペンタゴン)」
- 1947年9月18日:NME(National Military Establishment:国家軍政省)が発足。
- 1949年8月10日:DoD(Department of Defense:国防総省)に改名。
1947年:『ECHELON(エシュロン)』が、全地球規模の通信情報傍受システムとして、アメリカNSA主導により発足される。
『アメリカ国内のそのほかの協力機関』
「CIA」「NRO(National Reconnaissance Organization:国家偵察機構)」「NASA」
『アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの5カ国が協定を結ぶ』
- NSA(National Security Agency:アメリカ国家安全保障局)
- GCHQ(Government Communications Headqaurters:イギリス政府通信本部)
- CSE(Communication Security Establishment:カナダ通信安全保障局)
- DSD(Defence Signals Directorate:オーストラリア防衛通信理事会)
- GCSB(Government Communications Security Bureau:ニュージーランド政府通信安全保障局)
『協力参加国として、傍受基地・施設を提供している国』
日本・ドイツ・イタリア・韓国・ノルウェー・オーストリア・デンマーク・ギリシャ・トルコ・タイ・プエルトリコ……etc。
『エシェロン?エシャロン?エシャラン?エシュロン?』
日本での名称は、フランス語を引用した「コードネーム」などから、フランス語発音の「エシュロン」として使用されている。ただし英語圏ではアメリカとイギリスから始まったシステムであるため、正式には「エシェロン」「エシャロン」と発音されて使用されている。
以上のことを踏まえながらも、我々はあえて「エシュロン」という名称で統一して使用する。そうしなければ、「エシュロン」という語句での検索結果に表示されないまま、「エシュロン」の情報が届かないということになってしまうので悪しからずご了承願いたい。
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◇エシュロンの協定◇
地球上の「ある一部の国家」が、社会の安全は「公共の利益」という「見え透いたうそ」を並べ、自国民に対して行っている通信の傍受。
■エシュロンの協定■
イギリス労働党が、イギリス国内におけるNSAの活動について質問を繰り返しても、イギリス政府は、国家機密規則を持ち出して、この質問を40年間拒否し続けてきた。
エシュロンの正確なその能力や目的は、日々向上する技術などを含め、十分に解明されていない上に、各国はそのエシュロンの存在をも認めてはいない。
- DSDは、オーストラリア国内のある放送局との書面インタビューで、そのエシュロンの存在と運営の実態を暴露した経緯がある。
- アメリカ・イギリス・ニュージーランドの諜報部員が、内部情報をリークしている。
- カナダCSE所属の諜報部員が、内部情報をリークしている。
世界各国には、このエシュロンの傍受行為を規制する法律が存在する。
UKUSA(米英間の合意)により、イギリスはアメリカでスパイ活動を行い、アメリカはイギリスでスパイ活動を行い、両国はデータを交換するという協定を結ぶ。
このような行動は、「法律の専門的見解上、合法である」と、指し示す以外の何ものでもない上に、そのエシュロンの存在を、自らが認めている確たる証拠でもある。
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◇諜報活動の種類◇
諜報活動の実態。
■諜報活動の種類■
「現代の諜報活動は、2つに大別される」
『SIGINT(Signal Intelligence:シギント)』:電子機器などを使った諜報活動。
『HUMINT(Human Intelligence:ヒューミント)』:諜報部員による諜報活動。
「更にSIGINTは、2つに別けられる」
『COMINT(Communication Intelligence:コミント)』:通信情報の諜報活動/無線通信や暗号化された外交上の通信である通信情報の収集活動。
『ELINT(Electric Intelligence:エリント)』:電子情報の諜報活動/ミサイル発射実験の際に発生する電子信号や、核実験の際の放射線信号である電子情報の収集活動。
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◇エシュロンのキーワード・辞書◇
すべての国際通信ネットワークを監視するために、通信情報傍受システム専用のエシュロン基地が世界中に設置され、地上の様々な通信、衛星通信、海底ケーブル通信など、すべての通信情報を傍受している。
■エシュロンのキーワード・辞書■
- エシュロンの各傍受基地のコンピューターは、あらかじめプログラムされた「キーワード・辞書」を用いて天文学的な数の通信を自動的にサーチする。
- エシュロンの各傍受基地は、その能力とデータを共有するために連結されており、そのエシュロン基地と施設は増えている。
- 「キーワード・辞書」には、ある地域について考えられるすべての名前、地名、話題、ある特定の電話番号や電子メールアドレスを含んでおり自動的に検索される。
- エシュロンの各傍受基地にある「キーワード・辞書」は、その国の政府情報機関だけではなく、ほかの政府機関によっても補強(更新)され続ける。
- エシュロンの各傍受基地の「キーワード・辞書」が、該当メッセージを見つけた場合、そのメッセージと関係がある国の政府情報機関へ自動的に送信されるが、メッセージを取得した国の政府情報機関は、自国と関係がない他国の情報について閲覧することはできないシステムになっている。
エシュロンの各傍受基地の「キーワード・辞書」には、それぞれ「コード名」があり、ほかの「キーワード・辞書」と区別される。
- 「キーワード・カウボーイ辞書」:アメリカのヤキマ基地。
- 「キーワード・フリントロック辞書」:ニュージーランドのワイホパイ島基地。
エシュロンによって傍受されたすべてのメッセージは、各「キーワード・辞書」の名称が記録されて、どこのエシュロン傍受基地が取得したメッセージであるのか識別される。
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◇エシュロンの活動内容◇
すべてを網らする様々なエシュロンの諜報活動。
■エシュロンの活動内容■
『インターネット通信』
- エシュロンによって監視されているウェブサイトには、検索エンジンの技術を使っているシステムが、定期的に訪問している。
- ほとんどの労働運動関連のウェブサイトなどは、エシュロンの軍事用システムから監視されている。
- NSAや軍事情報局から、興味を引かれるコンテンツが現れた場合、直ちにエシュロンのシステムが作動して訪問される。
- 一般のウェブサイト管理者が、そのエシュロンのシステムが訪問した痕跡を知るすべは、完璧に存在しない。
『声紋・音声通信』
- 世界的に有名な人物は、NSAに「声紋・音声」の特徴を知られている。
- NSAは、「声紋・音声」をデータとして保有しており、エシュロンの専用の方法を使って監視している。
- エシュロンのシステムは、通信を傍受する過程で重要人物の音声を捕捉した瞬間に、直ちに録音装置が作動する技術を持っている。
- 傍受された情報は、解読、翻訳、分析、登録された上で「報告書」となる。
- 報告書は、大統領、長官など「閲覧する権利を有する少数の者」に配布される。
『電子メール通信』
- 電子メールを1つのメッセージに構成するには、パケットの順番を並べ替える必要があり、通常の通信情報傍受方法では監視できない。
- アメリカは、インターネットの重要なバックボーンになっているために、多くの電子メールが、アメリカを通じて交換される。
- 9カ所の主要インターネット交換ポイント(IXP)に、通信収集用の特殊ソフトウェアを設置した、という内部情報をアメリカ・イギリスの諜報部員がリークしている。
『海底ケーブル通信』
- 1982年:海底ケーブルに仕掛けられたエシュロンの盗聴装置が発見されている。
- エシュロンの通信監視装置は、海底ケーブルである光ファイバーを通過するデータを傍受するために、ケーブル中継施設や信号変換施設を標的にしている。
- アメリカは、海底ケーブルを通過する「エシュロンに参加していない諸外国の情報」を傍受するために、世界中の海底で行動する専用の潜水艦を使用している。
- 1971年:最初の専用潜水艦は「USS Halibut」で、ロシア(旧ソ連)の情報を傍受する任務だった。
- 1979年:「USS Parche」が任務に加わる。
- 2004年:「Jimmy Carter」が任務に加わる
- このような専用の潜水艦は、今日でもケーブルを通過する情報を傍受する任務を続けている。
- 歴代のアメリカ大統領は、この専用の潜水艦に大きな価値があるとして、1994年以降、その乗務員を高く称賛してきた。
『マイクロウェーブ通信』
- エシュロンは、通信衛星や地上中継局を通じて伝送されるマイクロウェーブ通信を監視している。
- マイクロウェーブは、電離層で反射しないため、その多くの情報は宇宙に送られる。
- エシュロンは、世界中の通信衛星を通じて送られる全信号をモニターすると同時に、宇宙に送られるマイクロウェーブ通信を130台以上の衛星を使って捕捉している。
- このエシュロンの通信衛星の一部は、宇宙に向けられている巨大なパラボラアンテナを使用した構成になっている。
- このエシュロンの通信衛星は、最新の携帯電話を含むあらゆる種類の電磁波を捕足する。
「最近イギリスでは、新技術を使ったエシュロンの情報モニター局が出現している」
- 主要なマイクロウェーブ回線の経路上に、どんな妨害も受けないエシュロンの「特別施設」が建設されており、その内部装置で信号を監視するように設計されている。
- このイギリスのエシュロン特別施設では、アイルランドとの間で行われるあらゆる通信を傍受/監視している。
- このイギリスの行為は、イギリスとアイルランド政府の間で結ばれた国際的なヨーロッパ連合の合意に違反しており、アイルランド政府は対抗措置を採っている。
『エシュロンのプロジェクト』
エシュロンのプロジェクトは、細かい区間で整理されており、それはコード名で分けられたり、色分けされている。立ち入りが許可される区間は、それぞれ厳重な警戒態勢で守られており、所属区間以外への立ち入りは完全にできない。
「エシュロンの能力の一部」
1990年:毎分200万の通信を傍受・選別
1995年:毎分300〜500万の通信を傍受・選別
2005年:毎分500〜1000万の通信を傍受・選別
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◇エシュロンの活動の一部◇
現実に行われている諜報活動の一部。現在進行している全体像を知り得る者は、世界の中でごく少数しかいない。
■エシュロンの活動の一部■
- 世界各地に設置されているNSAのエシュロン主要基地を通じて、世界のあらゆる通信情報を入手。
- 世界各地に設置されているNSAのエシュロン主要基地の名義は、NSAではなくアメリカ軍情報機関として保護されている。
- アメリカ国内に存在する諸外国公館や企業などに関する本国との通信内容は、メリーランドとバージニア州郊外にあるエシュロン傍受基地が担当。
- オーストラリアとニュージーランドの参加は、特に太平洋地域の通信情報傍受のために必要とされている。
「エシュロンのヤキマ基地で傍受された通信内容は、ニュージーランドのウェリントンにあるエシュロン基地に送信されて翻訳/解読される」
- 1981年:ニュージーランド政府は、アメリカのエシュロンのヤキマ基地と連携を密にして、日本の外交通信を傍受する目標を定めた。
- 1989年:ウェリントンにあるエシュロンのワイホパイ島基地が設立されて以来、日本関係の通信はすべて担当している。
「国際通信衛星(インテルサット)」
- 各国際通信衛星は、赤道上に配置されており、天文学的な数の電子メールや電話を同時中継している。
- それぞれの国際通信衛星を傍受するために、新たにエシュロン基地が設置されている。
「コーンウォールのモーウェンストーにある海に面した崖の上のエシュロン基地」:大西洋、ヨーロッパ、インド洋上の衛星が標的。
「ワシントンDCから南西250Km離れたウエストバージニア山脈のシュガー・グローブにあるエシュロン基地」:アメリカに、信号を送る大西洋上の衛星が標的。
「シアトルの南西200Kmにある陸軍ヤキマ発射センター(Yakima Firing Center)内のエシュロン基地」:太平洋上の衛星が標的。
「国際通信衛星以外の人工衛星通信やロシア、ほかの地域の衛星を標的とする専用のエシュロン傍受基地もある」
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◇エシュロンの利益◇
エシュロンによって得られた監視情報は、常に様々な用途に利用されている。
■エシュロンの利益■
- エシュロンの活動は、軍隊と国家情報局により実行されている。
- 警察のような法執行機関は無関係であり、エシュロンで得られた情報にはアクセスできない。
- FBI(米連邦捜査局)も、エシュロンへの接近が許されていない。
- エシュロンと関係があるほかの国も、同じ状況である。
エシュロンを運用する国家は、他国の政府と企業の経済計画に関する様々な情報を得ることができるために途方もない経済的利益を得ている。
NSAからのエシュロンによる情報の支援を受け続ける一部の癒着企業は、NSA職員が許可した範囲内のエシュロンの情報だけを産業・経済情報として活用しているが、その出処に対して明確に答えることはなく、エシュロンの情報に対しても定期的にアクセスすることはできない。
エシュロンのシステムは、アメリカの外交政策、及びアメリカが世界の警察であるとする欺まんにとても重要な役割を果たしており、社会の動向に関する情報を当事国の政府よりも遥かによく知っている。
このようにエシュロンによって得られた情報は、アメリカの友好国を支持するために利用される反面、非友好的な国家に対しては、反対の力として「強力」に動き始める。
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◇圧力と密約◇
エシュロンシステムの後ろに控える強大な国際連合の力に従い続ける世界の企業共。
■圧力と密約■
イギリス政府は、「インターネットサービスプロバイダー・ISP」を通じて、個人の電子メールを読む権限を警察に与える立法を提案している。
ISPは、法により警察のアクセスを許可することを強要され、電子メールが読まれている事実を当事者に開示した場合、5年以下の実刑を宣告される。
アメリカ政府の主導で、世界的に暗号の利用を規制するための活動が始められた。その中で、最も欺まんの象徴として、NSAと暗号企業間での秘密協約がある。暗号システムには、NSAが「解読できるシステム」が組み込まれている。
- スイスの大きな暗号企業である「GRYPTO AG」は、アメリカの影響下にはないと思われていたが、NSAとの間で密約があったことが立証されている。
- 「マイクロソフト・ネットスケープ・ロータス」を含むほかの企業も同様に、NSAと相互協力している。
- 1991年:AT&T(Jenz Spin Net:日本国内での現社名)は、NSAとの相互協力で作られた特別な「clipper」チップの使用に賛成し、そのシステムを導入した。
- ヨーロッパの各国政府も、それぞれのISPと密約を結んでいる。
『エシュロンのネットワーク』
エシュロンのネットワークシステムプログラムを設計していたロッキード・マーティン社を始めとする多国籍企業共は、「NSA」「CIA」「NASA」と特別な軍需契約を結んでいる。
「ロッキード・マーティン」「フォード」「IBM」「ボーイング」「ヒューズ航空機」「エアロスペース」「デジタル・イクイップメント社」「レイシオン」「シグナル・サイエンス」など。
『エシュロン・システムのソフトウェア・プログラム』
「SILKWORTH:シルクウォース」
「SIRE:サイヤ」
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◇エシュロンの真意◇
エシュロンシステムの本当の存在意義。
■エシュロンの真意■
エシュロンの傍受システムは、世界中の通信に対して無差別に行われ、興味を引く特定のメッセージを確定して抽出するのであり、個人の電子メールやファックスを「狙い撃ち」で傍受するようには設計されていない、と表面上では言われているが、そのようなことは有りえないのである。
このエシュロンのシステムは、究極の最重要危機管理上の通信情報収拾システムであり、緊急を要する事案に対して即時対応が可能で、世界中に展開している「特別」な諜報部員や特殊部隊を動かすためのものである。
最優先されるのは、データに登録された危険人物達の「リアルタイム」の「動向と会話」に関する情報の「収集と分析」が1つ。もう1つは、新たな危険人物と見なされる次なる脅威の「選別」である。(危険人物は、彼らにとって都合のいい危険人物や作られた危険人物も多く含まれる)
全世界のエシュロンの傍受基地・施設は、完全に統合されている。
現代の通信方法は、いくつかの異なる方式を利用して伝送されているが、そのすべての方式をエシュロンの傍受基地で監視しており、世界中の情報通信データと声紋・音声をモニターして処理されている。
「UKUSA:エシュロン(ECHELON)」対「EU:ビースト(BEAST)」の対抗構図は表面上の見せかけで、行っていることは同じであり、システムのデータは共有されている上に、何よりも「もと」は同じなのである。
その事実は、更に各国から「厳選」されし一部の者のみにしか知られていない「真意」でもある。
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◇ビースト(BEAST・獣)◇
世界中のあらゆる人間のデータが蓄積されている、巨大なスーパーコンピューター「BEAST(ビースト・獣)」が存在する。
■ビースト(BEAST・獣)■
EU統合の本拠地ベルギーのブリュッセルにある本部ビルで、スーパーコンピューターは稼動している。
本部ビルの、1階から3階までを占めるスーパーコンピューターには、先進国の住民の職業、出生証明書、社会保険番号、運転免許証、クレジットカード番号など、ありとあらゆる個人情報が登録されている。
(これらの情報は、1994年5月:イギリスの元諜報部員から複数の人物を介してリークされた。1993年1月:ある人物の所まで届いていたが、入手するまでにそれから1年4カ月の時間を要した)
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◇エシュロン基地・施設の一部◇
世界中に存在するエシュロン基地と施設の一部。ひん繁に増設されたり統合されているため、現在閉鎖されている可能性がある基地や施設もある。
■エシュロン基地・施設の一部■
韓半島:ハンフレーキャンプのエシュロン基地(旧日本軍建設の旧平沢飛行場)
韓半島:烏山(オサン)の第7飛行団のエシュロン基地(複合情報偵察地上センター)
日本:三沢空軍基地のエシュロン基地(傍受基地・施設:1945年9月、アメリカ陸軍32機械工兵団が基地を建設)
日本:防衛庁情報本部大井通信所のエシュロン基地(埼玉県大井町亀久保)
日本:沖縄県読谷村楚辺通信所のエシュロン基地(通称:象の檻)
イギリス:イングランド・チェルトナムのエシュロン基地(GCHQ本部)
イギリス:ヨークシャー・メンウィズヒルのエシュロン基地(傍受基地・施設)
イギリス:コーンウォール・モーウェンストーのエシュロン基地(大西洋、ヨーロッパ、インド洋上衛星通信傍受)
アメリカ:メリーランド州フォードミードのエシュロン基地(NSA本部)
アメリカ:コロラド州バクリーフィールドのエシュロン基地(傍受基地・施設)
アメリカ:ウェストバージニア州シュガーグローブのエシュロン基地(大西洋上の衛星通信傍受)
アメリカ:ワシントン州ヤキマのエシュロン基地(大平洋上の衛星通信傍受)
カナダ:オンタリオ州リートナムのエシュロン基地(ラテンアメリカ地域の衛星通信傍受)
オーストラリア:パインギャップのエシュロン基地(傍受基地・施設)
オーストラリア:コジャレナのエシュロン基地(衛星通信傍受)
オーストラリア:ショールベイのエシュロン基地(衛星通信傍受)
オーストラリア:ダーウィン近郊のエシュロン基地(インドネシアの衛星通信傍受)
ニュージーランド:ウェリントン・ワイホパイのエシュロン基地(衛星通信傍受)
ドイツ:バードアイブリングのエシュロン基地(傍受基地:施設)
プエルトリコ:サバナセカのエシュロン基地(衛星通信傍受)
デンマーク:コペンハーゲン南の島・アフランドシェーグのエシュロン基地(信号監視諜報基地)
『常に赤道上で稼動している最も重要な3つのエシュロン監視衛星』
「欧州・アジア標的の主要なスパイ衛星システム」
ヴォルテックス:VORTEX・竜巻
マグナム:Magnum
オリオン:Orion
「2006-12-28:追記」
台湾南部地震と海底ケーブル切断など複数の損傷。
ほとんどのインターネットが、アメリカとイギリスを中継していることは以前より明記しているように事実である。インターネットが「だれによって、何のために作られたのか」。エシュロンの「存在」とその関係にどのような「意味」があるのか。
クソッタレNTTコミュニケーションズなどの通信関連企業が提供しているデータ通信サービスに、台湾南部地震の影響によって障害が発生している。台湾や香港などの東南アジア方面向けの『企業用サービス』に大きな損傷が出ていると共に、オーストラリアなどを結ぶ国際フリーダイアル回線にも被害が拡大している。
通信関連企業各社は、『迂回ルート』として『欧米経由』を選択した。というよりも、選択させられたと言ったほうが正しい。
これまで、エシュロンに関しては全体像が見えるように事実関係を記述している。日本国内にも存在している関連施設の何カ所かについてはアップしているものの、いまだ明確にされていない施設や基地は数多い。それらの「モノ」が一番多く存在している場所は、言うまでもないが「アメリカ軍基地」であることは決まりきっている。日本国内だけでもどれだけあるだろうか。少なくとも「5〜6カ所程度」で済みそうにないことは確かである。
利用されている一例として「企業間の取引き」に関する情報というものがあることも以前から明記している。今回の複数の海底ケーブルが切断・損傷したことが、地震だけによるものだと考えているのは、『ばか』として認識されている『日本人』だけだろう。
これもまた『事実』である以上は、致し方のないことである。
「2007-02-21:追記」
アメリカがオーストラリアに偵察衛星基地建設の計画(Project)。…エシュロン…
アメリカとオーストラリア間も非常に仲がいい。もちろん悪い意味であることは言うまでもない。知人(オーストラリア人)も在住しているので、悪口(?)は言いたくないのだが…。
アメリカの軍施設や基地は、世界各国に存在しているが、このオーストラリアにも発覚しているだけで「数カ所」はある。
その中には、通常の軍施設もあれば、今回の計画のような「明らかにエシュロンの基地・施設」も存在している。何も「メディア」の表面を駆けめぐる情報だけがすべてではない。それは、実に一部分にしか過ぎない。
計画の建設予定地に指定されているのは、西オーストラリア州パース北方約370キロのジェラルトンという地域である。この地域には、以前から「それ」に関与している施設がある(あった)という情報も聞き及ぶ。
偵察衛星すなわち軍事衛星であるが、この場所から「中東」〜「南アジア」までの地域をカバーし、情報を網らすることになる。着工が、数カ月後という目前にまで近づいている。
オーストラリアには、アメリカ軍の潜水艦基地もあるが、通常の潜水艦だけが行き来していると思ったら大間違いである。この基地からも、海底にあるケーブルを「盗み聞き」するための「エシュロン用の潜水艦」が出入りしているという情報がある。
オーストラリア人がどれだけエシュロンについて懸念しているのかは知らないが、「アメリカ軍基地=テロの標的」という程度の認識だけしかないとするならば、ある意味においてこの人種も半ば終わっているのかもしれない。
少なくとも、自らもその標的になっているという「事実」を知らなければならない。そうしなければ、ばかな奴隷国家日本と同じ道を歩むことになるだろう。
Status:1998-05-01〜作成
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