■セキュリティー・アドバイス■
◇指紋認証デバイス?◇
携帯電話・モバイル機器・パソコン・周辺機器には、そのユーザの指紋が多く残されている。
■指紋認証デバイス?■
- 指紋を狙ってあるモノを使用して「機器などに付着した指紋を転写して作成する方法」と「ユーザの指から指紋を採取する方法」の成功例がすでに確認されている。
- 携帯電話やモバイル機器、パソコンの指紋認証は、悪意のある第三者がその気になれば容易に破られるという事実が、研究を続けている科学者・大学教授・研究機関などの実験により証明されている。
- メディアなどによって過大評価された生体認証に関する誤った情報が先行されたことで、指紋認証以外のセキュリティー対策をまったく講じていない(講じない)場合は、非常に危険な状態であると言えます。この指紋認証デバイスに、大きな期待を抱いている方はもっと注意が必要です。
- 「指紋認証デバイス機器で考えられる注意すべきシチュエーション」
- ・外食中などに携帯電話を席に置いたまま離れない。
- ・職場などのロッカーやデスクに置かない。
- ・旅行先の入浴脱衣所などに携帯電話を置かない。……などほかにもいろいろと考えらます。
認証デバイスは、複数のものが同時に使用(できれば3種類以上)されてこそ効力を発揮する。
◇非接触型ICチップ内蔵カード?◇
非接触型ICチップ内蔵カードは、「JRのSUICA・Felica搭載の携帯電話など」に利用されている。
■非接触型ICチップ内蔵カード?■
- 非接触型ICチップ内蔵カードは、暗号化されている部分と暗号化されていない部分(磁気情報部分)があり、暗号化されていない部分は、読み取り装置を使用されることで簡単に情報が盗まれてしまう。
- どこの駅で乗車してどこの駅で降車したのかという情報には暗号がかけられていない。
- 読み取られた場合は、簡単にストーキングされたりそのほかにも様々な危険性が考えられる。
- 携帯電話などの暗証番号を誕生日にしている場合、365通りしかないため、読み取り装置を使用されると10秒以内で盗まれてしまう。
「メーカーや携帯電話会社の開発目的であるはずの『安全と安心』に関する情報セキュリティーの技術とは一体何だったのか。脆弱性を追求しながら開発していくことこそが、目標であり最終地点だったのではなかったのか」
個人情報が盗まれ悪用される社会の中で、脆弱性を追求できなかったのであれば、利益目的だけの販売に踏み切るメーカーや企業の姿勢は見直されて当然であるにもかかわらず、目の前の現実は果てしなく闇が続く。
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◇護衛方法?◇
一般人に受けても世界中にいる本物の「戦士」には認められない。
■護衛方法?■
- 例えば「どこの国の軍隊形式を採用しています」とか「どこの軍隊の出身者です」などと言っているところは、「私達は、間抜けなド素人集団です」と公言しているようなもの。
- 本格的に訓練を受けたプロの襲撃部隊は、相手の方式をすみずみまで学び、そして対応策を考えて襲撃する。
- 要するに「通常の軍隊では、テロリストに対抗できない理由がここにある」ことと同じである。
- 通常の正規軍からテロリストに寝返る連中もいるために、内部情報も筒抜けになってしまう。
- よって非常に厳しく選び抜かれた戦士で構成され、教育から訓練に至るまでのすべてが極秘とされる対テロリスト専門の特殊部隊が存在する。
- 業者のレベルを知りたい場合には、以下のような質問をされてみると少し参考になるでしょう。
- 「襲撃者の襲撃ポイントをどんな考えで、どういうふうに調べ、またその結果に対してどのような考えを持っているのでしょうか?」と……。「回答についての分析は、いつでもお答え致します」
「06-01-03:追記」
世界で共通して言えることは、本当に本物のプロの「戦士」であれば、出身や経験、所属部隊などは引退してもなお、決して公言することはないということです。
高がアメリカ陸軍の特殊部隊やフランス外人部隊程度では、本当の機密情報に触れることもありません。
所詮は井の中の蛙の「兵士」。
ほかには、対テロ訓練に従事しているなどと公言している間抜けもいるようですが、まずそのような人物への仕事依頼はありません。
それがもしも本当であれば、政府機関からもテロリスト集団からも狙われて、とっくに地球上から消えていることでしょう。
何よりもその人物の人格と人間性が重要視されることは、一般の世界と何ら変わりありません。自慢話をしているような醜いエゴに支配された人物は、どの国に行っても「戦士」として認められることはないのです。
彼らには「戦士」と「兵士」の違いも分からなければ、政府諜報機関の不正と犯罪行為、各国政府が影で何を行ってきたのかなど知る由もないでしょう。
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◇セキュリティー・システム?◇
セキュリティー・システムを導入しても安心はできません。
■セキュリティー・システム?■
様々な不安を抱えた方や実際に不法侵入などの被害経験のある方は、セキュリティー・システムの導入を考えていたり実際に導入されている方もいるでしょう。そういう方に1度、目を通していただきたいことがあります。
- セキュリティー・システムの稼動には電力供給が不可欠です。
- 停電時にどのようなバックアップ・システムが、そのセキュリティー・システムに組み込まれているのかが重要になる。
『最近では様々な企業が、セキュリティー・システムの大きさの違うものや数種類の稼動方法(パソコンを使用するものや携帯電話に異常を知らせるもの)などのセキュリティー・システムを販売したりレンタルしています。が、対策が取られていないものが大半を占めています。これでは、故意に電力供給を断たれて侵入されてしまうため、何の意味もなくなってしまいます』
- 最低限、非常時には付属バッテリ−で自動稼動するセキュリティー・システムを選ぶことが必要です。
- パソコンを使用しているシステムの場合には、不具合時に自動再起動するものが必要です。
- バッテリ−の持続時間は、できるだけ長いものを選ぶといいでしょう。
『また、異常発見時に警備会社などへの通報手段として電話回線が使われます。この電話回線を遮断して侵入するケースも増えています。対策としては、断線監視システムが必要です。このシステムもとても重要ですので、対応しているかどうかを確かめることが大切です。オプションとして用意されている場合は、迷わず導入することをお勧めします』
- 『ある大手警備会社の無線式セキュリティー・システムについて』
- 「そのセキュリティー・システムは自宅にいる、いないにかかわらず、セキュリティー・システムを稼動させるためにパスワードが必要なのですが、そこに大きな問題があります。この入力されるパスワードを外部から読み込んでしまう装置が存在しているのです。この装置でパスワードを読み込み、セキュリティー・システムを停止させてから侵入し、家族がざん殺されるという痛ましい事件がありました」
このような事例を教訓としてそれぞれの問題をクリアーしながら、別の電力供給で稼動するセキュリティー・アイテムを同時に併用するなどの方法で侵入への対策を講じる必要があります。
- 「赤外線センサー感知セキュリティー・システムには大きな弱点がある」
- 無力化する方法が存在しますので、そのほかの感知セキュリティー・システムを併用することをお勧めします。(音楽CDなどの販売店で、商品についているセンサータグの部類を無力化する方法と同じ原理)
- 「サッシや小窓に設置する振動感知システムにも大きな問題がある」
- 少しの衝撃でセキュリティー・センサーが反応するため、警備会社に通報が届いた上に、誤作動の場合にも特別出動の費用が毎回請求(悪質大手警備会社)されてしまいます。比較的良心的な所では、請求されていません。
『この問題を逆手に取り、いやがらせやイタズラを繰り返されている方もいます。最近、この問題に対応するために、新しい振動感知セキュリティー・システムが開発されています。ガラス面に張って使用される防犯用シートとの組み合わせ技術によりこの問題をクリアーしています。市販されるまでにはもう少し時間が掛かるようですが、近い将来に活躍するのではないでしょうか』
- 「余談ではありますが『企業』の目的はただ1つです。利益を追求することのためだけに存在します」
- 要するに御自身でセキュリティーやセキュリティー・システムについて深く学ばなければ、本当の安心を手に入れることはできません。
単純に企業の営業マンに勧められてシステムを導入し……「これで安心」とはいかないのです。この世には完全なものなど存在しません。
つまり有効な利点に加えて、それと相反するシステム上の問題点を探し出し、把握することがとても重要です。
その上で「これにはこういう問題がありますが、対処方法はあるのでしょうか?」と、質問できる程度の知識を身につける必要があります。
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◇デジタル盗聴器?◇
デジタル盗聴器について。
■デジタル盗聴器?■
最近、デジタル盗聴器について目にすることが多くなりましたが、私共は1999年にその存在を認知していました。携帯電話やPHSを利用した盗聴は、デジタル盗聴の内には入りません。単に応用利用しているに過ぎないからです。このタイプの場合は、ある機械を使い反応させて音を出させるといった方法もあります。しかし、本体の電源をOFFにされた場合には反応しません。
- 『一部の盗聴器について』
- 「あるタイプに関しては、カードのように薄く非常にコンパクトで電化製品の中に組み込まれる。その製品の基盤開発者、または基盤図面を理解できなければ調査は非常に困難になる」
- 「あるタイプに関しては、単体で動作し金属部分を極力使用せずその存在を隠すように外部からの電波を遮断し金属探知機にも反応しないように工夫されている。このタイプはステルスタイプと呼ばれている」
今現在、一般社会には出回っていませんが、レーザー盗聴器のようにアメリカやイギリスから購入・レンタル・技術提供などのかたちで、政府機関が先に入手するものと思われます。
技術や科学のレベルは、一般社会で認知されて利用されているレベルより遥か数十年先まで進歩していると言われています。
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◇悪質な盗聴器調査会社の見分け方?◇
様々な中身のない調査会社にだまされないように選ぶコツ。
■悪質な盗聴器調査会社の見分け方?■
- 基本料金は安いが、高い撤去料を要求する所。
- ワンルームの場合でも、10〜50万円の料金を提示する所。
- 対象物件の広さに関係なく、精密調査などとして通常の4〜5倍の料金を請求する所。
- 盗聴器調査を業務としている一方で、盗聴器を販売している所。
- 調査時間が5〜15分と短い所(調査には短くても2時間前後が必要です)。簡易的な調査で、周波数が固定されている市販盗聴器への調査です。この調査は決して誠意あるものではありません。盗聴のプロが仕掛ける場合、まず使用されることはありません。が、使用された場合でも、本物を隠すためにわざと発見させるダミーです。それ以外の場合では、アマチュアか一般の方が仕掛けたものです。もしも、その不誠実な簡易的調査をお考えの方は考え直されたほうがいいでしょう。
- 時間で料金換算をする所。環境条件によっては、数日間必要な場合があります(広大な物件や企業のビルなど)。このような場合に、「最初の1時間がいくらで、それ以降30分ごとにいくらになります」という換算方法では、軽く数百万の単位になってしまいます。「某悪徳興信所に、500万円の請求をされて仕方なく支払ったという報告があります」
ほかにも様々な問題点を含んでいる業者が多く存在します。
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◇セキュリティー・グッズの安価な探知機?◇
セキュリティー・グッズで手軽に手に入れた安心感は危険。
■セキュリティー・グッズの安価な探知機?■
- その性質はあらゆる電磁波に反応するために、電化製品や場合によっては高圧電線・携帯電話中継施設など様々なものに反応する。そういう影響が一切ない環境だけでの用途しかない。
- 相手に遠隔操作タイプの盗撮機器でモニタリング(盗撮)され、手元でスイッチを切られた場合、すべての探知機は反応しない。そういう状況下での解決はとても難しくなる。
ここで一番の問題点は、販売している業者が売り上げだけを念頭に置いているために、その事実を説明しない所が非常に多いということです。
購入者にとっては「これで見つけられる」と考えるでしょう。
意識と現実の違いが原因で、「何にでも反応する」「見つけられない」という更なる混乱を抱えた苦情が増えています。
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◇護身用具?◇
護身用具は果たしてイザという時に使えるのか。
■護身用具?■
- 『一般の方が護身用具を手にした場合、御本人の意識がその護身用具に集中する』
- 「要するに訓練が必要であり、実際に経験を重ねていかなければ現実に使用可能なのかは分かりません」
- 「武道・武術においても同様のことが言えます。パターン化された型を懸命に学んでも、パターン化されることのない実戦で実際に対応できるのかどうか」
- 自分に合った道具(武道・武術の場合は技)選び・知識・技術も大切です。
- 何よりも「心構え」と如何なる状況下でも「自分をコントロールできる能力」こそが最も重要です。
これらのことをよく理解していけるかどうかで、貴方の道は別れることになります。
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◇様々な業者?◇
業者選びも1つの経験です。
■様々な業者?■
- 肩書や経験が人を助ける訳ではない。
- 多くの業者に見受けられるが「肩書」を誇示したその状態は「エゴ」のきわみであると同時に、必ず「隙」ができるだけではなく「危険」を招き入れる。
- 危険を伴う任務の場合、どこの国でも間違いなく「慎重」に選抜からはずされる。
- プロフェッショナルとは、一切の「エゴ」を打ち消している「人物」のことを指す。
- 『経験も同様に、経験そのものはだれでも体験できるもの』
- 重要なことは、経験を重ねた人間の「本質」と「資質」であり、その経験から学んだことをどのようなかたちで「活かしてきたのか」「活かしていくのか」ということになります。
- 『組織力を頼みにしている場合、単独での対応力レベルが著しく劣る』
- それは常に分担作業の繰り返しでしかないという大きな問題点が存在している。
「依頼主や依頼内容により、単独での24時間護衛任務があります。その場合、すべての作業をひとりで確実にクリアーしていかなければなりません。単独での任務遂行の場合、交代、休憩、睡眠など、取れない状態が永遠に続きます。単独任務に慣れている場合でも、大半は1週間程度で限界を迎えることでしょう」
「遥かに上回る、3カ月間や4カ月間の単独24時間護衛任務の場合はどうでしょうか。精神力・注意力・体力・瞬発力・判断力・適応力・回復力・持続力・警戒力など必要とされる様々な能力が低下していく中で、いかに持ちこたえられるのか。これは訓練や経験を積まなければ身につくことはなく、かといって体力だけがあっても全く使えないどころか邪魔な存在でしかない」
「何よりも持って生まれた『資質』が最も重要になる」
Status:1998-05-01〜作成
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