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■ストーリー■

◇近所のレンタルビデオ◇宗教団体別れ話のもつれ深夜のメール始まりは電話

◇近所のレンタルビデオ◇
過去の依頼内容を参考にして作成しています。引用部分などに関しては相談者の許可を得ています。
07-02-14:追記

■近所のレンタルビデオ■

(イニシャル:実在の人物とは無関係です)

アルバイトを掛け持ちしながら懸命にがんばっているAZさん(男性:32歳)。最近の息抜きは、近所の小さなレンタルビデオ屋で、アクションものやサスペンスものの映画を見ること。それが週末の楽しみの1つになっていた。

そのレンタルビデオ屋は、店の構えも店内もとても狭かった。でも最新のビデオをドンドン入荷するところなので、別段不満などなく、ひん繁に利用していた。

掛け持ちしているアルバイトは、朝早くから夕方までのものと、夕方から日付が変わるくらいの時間までのものだった。

週末の金曜日になり、当日の後半のアルバイトが終わると同時に、そのレンタルビデオ屋へ直行するパターンも少なくなかった。

ある週末の金曜日、いつものように後半のアルバイトを無事に済ませて、そのレンタルビデオ屋へ急いで向かった。急いで向かっていた理由は、新しいアクションもののビデオが入荷予定になっていたからである。

そして、何よりも大型量販店と違って、同じビデオが2本は入荷しない。常に1本しかないのだ。ここが唯一の不満だった。もし借りることができなかった場合には、運がよければ明日か明後日には借りられるが、そうでない場合には1週間のお預けになる。そうなってしまうと、AZさんにとってはある種のストレスを感じることになる。

AZさんはとにかく急いで向かった。普段よりも速いペースで。移動に使っているのは自転車。少ない給料で何とか購入した2台目の自転車。今月の初めに購入したばかりのピカピカの新車である。先月購入していた1台目の自転車は盗難にあったばかりだった。

そんなことも忘れて、夢中で自転車を走らせる。途中、信号などにも引っ掛からずにスムーズに向かうことができた。

そして店に到着。しかし、ただでさえ狭いこのレンタルビデオ屋のそのまた狭い入口の前に、わざわざその入口をふさぐような形で置かれている使い古した1台の自転車。狭い店舗といえども、国道沿いにある店舗である上に、更にほかの歩道よりも幅が広く、自転車を止めるスペースが多く確保されていたからだ。

AZさんは、「邪魔だなぁ。少しは周りのことも考えればいいのに…」そう思った。

そして、入荷予定のビデオを目指して店内に入った。

まっしぐらに、いつものポジションまで突き進むと、目的のものがあった。新しく入荷されたビデオだ。「貸出中」というAZさんにとっての「悪魔のカード」は見当たらない。すぐさま手に取った。

目的のビデオは手に入れた。ぐっと握りしめながら「ホッ」と一息。そこで始めて店内を見渡した。ところが狭い店内にAZさん以外の客はたったの1人だけ。しかも、キャッシャーの前に居座っている。

「変な人だなぁ」そう思いながら、顔なじみの店員であるMTさん(女性:28歳)の表情を横からうかがってみた。

うつむいているMTさんの表情は、何やら困っているような印象を受けた。

「どうしたのかな?」そう思ったAZさん。いつもにこやかにあいさつをしてくれるまじめで優しい感じの女性で、人としても女性としても好感が持てるMTさんだったからだ。

「こんな困ったような様子は初めてだなぁ」「ほんとにどうしたのかな?」と気になったAZさん。

普通にしている素振りで、ほかのビデオを求めるような感じのまま、少しずつキャッシャーの方向へ近づいていく。

「どういう会話をしているのだろう?」そう思いながら、聞き耳を立てて更に近づいていく。しかし、意に反して何も会話がない。

「なぜだろう?」その思いしかなかったAZさんは、更に様子をうかがおうと考え、狭い店内を右往左往していた。

それは、何よりも「心配」だったからである。人として…、そして男として…。

『続く』

07-02-15:追記『続き』

そして、そのキャッシャーの前に居座っているその客をよくよく観察してみたところ、歳は40〜45歳くらい、身長は162〜165センチくらい、少し太めの感じ…。

横からちらっと見た表情は、何やらニヤついている様子で、一瞬…鳥肌が立つ感じを受けたほどの生理的な悪寒。

「こいつ、おかしいなぁ」「どう考えてもおかしいよなぁ」そう思ったAZさん。

その客の手元を見ても、ビデオなど何も持ってはいない。ただただ、キャッシャーの前に立ったまま…ニヤニヤしているだけである。

AZさんは、ふと思い出した。道の斜め反対側には交番があったことを。

「何か、あったらすぐに通報してやろう」そう思って、わざとその客の後側に「催促」するような形で並んでみた。

その客はそそくさと後ろへ引き下がる。仕方がないので、AZさんはキャッシャーの前に。

MTさんは、ホッとした様子で「いらっしゃいませ」と、いつものように元気な姿にもどってくれた。

このお店は、朝の9時から翌朝の5時までの20時間営業。現在の時刻が夜中を少し回って「0時30」。閉店まで4時間30分もある。お店の経営スタイルは、1人で約10時間の労働…基本的に2人で営業している感じであった。時々は、ほかのアルバイトの店員さんもいることはいたものの、おなじみの顔はMTさんと午前中の店長さんだった。

AZさんは、「大丈夫ですか?」という気持ちを込めて、「こんばんは」と元気よくあいさつを交わした。

MTさんも、AZさんのその気持ちを感じ取ってくれた様子で、「こんばんは」と元気よく返事をしてくれた。

AZさんは、MTさんがパソコンに入力したり、レジを打ったりしている間も後ろの客が気になって気になって仕方がなかった。

「このまま、帰っても大丈夫だろうか」「ホントにこのまま帰ってもいいのかな」と考えていたAZさん。

そして、しばらくしてからMTさんの元気な声が届いてきた。「お待たせ致しました」といういつもの清々しい声に満ちあふれている言葉であった。

AZさんは、「すいません」と言いながらビデオを受け取った。しかし、後ろの客はそこに居座ったままなのだ。

後ろ髪を引かれる思いのまま、AZさんは店を出た。

『続く』

07-02-16:追記『続き』

『続き』

このレンタルビデオ屋とAZさんの居住地であるアパートは、自転車で5〜6分という近い場所にある。そして、レンタルビデオ屋の周辺には、交番もあれば、コンビニエンスストアや大型スーパーなどの店舗もあった。

AZさんのアパートへ向かう途中には、小さな公園(のようなもの)もあった。それはとても小さな敷地で、ベンチが1つある程度のものだった。帰る途中、やはり心配になったAZさんは、その公園にちょっと立ち寄って、視界に入るレンタルビデオ屋の方向をしばらく観察することにした。

普段は国道沿いということもあって、目の前の道路は交通量も多かったが、週末であったために比較的行き交う車が少なくて雑音もなかった。

ベンチに座ってその方向をしばらく観察していたAZさん。座ってから20分ほどの時間が経過したくらいの時に、「あの客」がやっと出てきた。そして、入口の前に止めてあった使い古した自転車で、こちらとは逆方向に走り去って行った。

もうしばらく見ていたが何もなかったので、AZさんは「大丈夫そうでよかった」と思い、自宅であるアパートへと帰った。

翌日、MTさんが働いている時間帯に「借りていたビデオ」を返却しに行った。運がいいことにほかの客がいなかった。

AZさんは、ビデオを返しながら「あの後は大丈夫でしたか?」と思い切って声をかけてみた。

「えっ、あ、はい、大丈夫でした。ありがとうございます」そう答えたMTさん。

幾分恥ずかしそうにしていたMTさんの姿を見たAZさんは、更に一歩踏み込んで声をかけてみた。「ちょっと心配でした。変な感じの人だなぁ…と思ったので」。そして、「あのーもしよかったら、今度一緒に食事でもどうでしょうか。もし御迷惑でなければお願いします」。AZさんの心臓の鼓動はフル回転状態だった。

「はい、喜んで」と屈託のない笑顔で答えてくれたMTさん。

この時をきっかけにして、AZさんとMTさんの男性と女性としてのまじめなお付き合いが始まった。何度か食事を重ね、遊園地へ行ったり、ドライブを重ねていく日々の中で、AZさんは「ふと思い出した」。あの時の「変な客」のことを。

いやなことを思い出させてしまうかもしれないけれど「やはり聞いておきたい」と考えたAZさんは、後日MTさんにそれとなく聞いてみることにした。

「あのー、ちょっと変なことを思い出させてしまうかもしれないけれど、聞きたいことがあるんだ。それは以前、MTさんの働いているところで『変な客』がいたでしょう?あの人物のことなんだけど…」と切り出してみたAZさん。

MTさんはこう答えた。「実は…あのお客さん、以前から私のことを付きまとっているみたいで…」「お店に入って来るとほとんどキャッシャーの前にいるので、迷惑をしているんです」「かといって、毎回キチンとビデオを借りて、返却も遅れたことがないので…店長にも言い出しにくくて…」と話してくれた。

小さな店舗、少ないお客さんの事情を考慮していたMTさん。「自分が我慢していれば大丈夫だから」という気持ちで、これまでじっと我慢していたようだ。

ことの真相を知ったAZさんは、更にその行為が現在も続いていることを知る。「他人にいやな思いをさせ続ける変な客の存在」「店の売り上げのことを考えて、じっと我慢し続けているMTさんの存在。そして、そのことをこちらから切り出すまで、話さずにいたMTさんの健気な姿勢」

AZさんは、「何とかしてあげたい」と心深く、そう思った。

『続く』

07-02-17:追記『続き』

『続き』

それからというもの、周辺地域を出歩く時には、常に「変な客の姿」が頭の中にあった。そして、近所のコンビニや大型スーパーでも「その人物の姿」を見掛けることが少しずつ増えた。

やはり、どこで見掛けても必ず使い古した自転車と常にニヤニヤしている横顔が「セット」になっていた。

「この人は、普通の感じの大人には見えないな…」そういう感想を持つ以外には何もなかった。あるとするならば、「この近所に住んでいるだろう」というくらいのものである。

ある時、MTさんから珍しく困った様子で、AZさんに相談があった。

「最近、駅でも見掛けるようになって…私のほうをジッと見つめているんです」うつむきながらそう話し始めたMTさん。「それから…実は、私のアパートの周辺でも見掛けるようになって…何だか様子がおかしいと思っています。もしかしたら、私の部屋の場所まで知っているのではないかと思えるのです。本当に怖くなってしまって…」

MTさんの悲痛な気持ちを聞いて、「何とか力になりたい」と考えたAZさん。後日、MTさんのアパート周辺を歩きながら、様子をうかがってみることにした。

「いた。あいつに間違いない」ある日のこと、AZさんは「変な客の姿」を見掛けた。でもMTさんのアパートの近くにいる訳ではなかったこともあり、またMTさんの部屋を監視している訳でもなかったので、その時は何も行動が取れなかった。

その数日後、再びMTさんからAZさんへ相談があった。「ここのところ、電話に雑音が入るようになって、それで時々通話がとぎれてしまいます。電話会社に問い合わせても、特に問題はありません…って言われましたけど、とにかくおかしいので気持ちが落ち着かなくて…」

「これって、もしかして以前テレビで見たことがある盗聴なのかな?」そう思ったAZさん。そして、「これは、やっぱりストーカーに間違いない」と思った。「そうだとすると、自分だけでは解決が難しいのではないか…」そう考えた。

AZさんは、MTさんと話し合って、相談できるところを探すことに決めた。そして、アクセスしたのです。

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◇宗教団体◇
過去の依頼内容を参考にして作成しています。引用部分などに関しては相談者の許可を得ています。

■宗教団体■

Dさん男性(33歳)は、新しい職場にも慣れて毎日を忙しく過ごしていた。ある日、Dさんより2カ月後に入社してきた男性L(30歳)から、相談事を持ち掛けられる。「それじゃ仕事帰りに食事をしながらでも」そう言って約束を交わした。

仕事が終わると足早に会社を後にして、居酒屋に入る。食事をしながらお酒も少し飲んだ。職場の人間関係、恋愛、給料、様々なことについて会話が飛び交う。そういう日が何度か繰り返されて、遊び友達のように少しずつ親しくなっていった。Dさんは、心の壁が徐々に取り除かれていくのを感じていた。それは、Lにとっても同様であり、またそれを何よりも待ち望んでいた。

Dさんにも悩みの1つや2つはある。そういう心の透き間に入れる時を、Lは狙っていた。いつものように、食事とお酒でほろ酔い気分のある日。

Lが、Dさんに話しかけた。「Dさん、何か悩みごとがあるみたいですね」「何となく分かりますよ」
Dさんは、見透かされたこととLの丁寧な話し方に思わずうなずいた。「よく分かったね」
Lは、「知人に何でも相談に乗ってくれるすごい人がいますよ」って話し始めた。
Dさんは、「ふ〜ん、そうなんだ」と返した。

話を聞いているうちに、内容が徐々に横道へスライドしていくことに気付くDさん。(ちょっと雲行きが怪しいな)……心の中で、そう思い始めていた。

Lが、話し始めてから30分が過ぎたころ。「実は、ある団体に入っていまして、そこでいろいろとお世話になっているんです」そう切り出してきた。そして、ついにその瞬間がやってきた。「Sという宗教団体なんですけど、知ってますか?」その団体に関する説明を話し続けるL。

Dさんは、強引に話を止めることにちゅうちょしてしまう。(悪気はないと思うし、心配してくれているからだろうな)……頭の中で、そう考えていた。それから、1時間くらい経過していた。Dさんは、「それじゃ今日はこれくらいで」と切り出して、その日を終えることができた。

あの日を境にして、執ように宗教団体の話をしたがるL。Dさんは、そのたびに何とか話をかわしながらすり抜けていた。

そのうちに、食事に行くことも少なくなり、ひん繁に交わしていたメールにも返事を出さなくなっていた。そうしているうちに、本格的に追い掛け始めたL。
会社での休憩時間にも執ように話しかけたり、会社が終わっても食事にと誘い続ける。帰ってからも休日も、電話にメールが続く。

やがてNさんの我慢にも限界が訪れる。「もういい加減にしてくれ」「宗教団体に興味はないんだ」「頼むからもうやめてくれ」そう伝えた。

Lは、勝手な言い分で切り返してきた。「以前話をしました『何でも相談に乗ってくれるすごい人』に、Dさんのことを話しているんですよ」「1度でいいから会ってくださいよ」「会ってもらえないと、団体の中でうそつき呼ばわりされるのでお願いしますよ」
(通常はこの程度のモノであるが、深刻な状況の中で悲惨な結果に終わった事例もある)

Dさんは、かたくなに拒み続けた。そんな日が、数日経った時……留守電への誹謗中傷、会社内での悪意ある噂話、自転車の盗難などが起こり始める。

DさんのLへの抗議も虚しく空回りが続く。

Dさんは、アクセスしたのです。

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◇別れ話のもつれ◇
過去の依頼内容を参考にして作成しています。引用部分などに関しては相談者の許可を得ています。

■別れ話のもつれ■

交際を始めてから2年が過ぎたある日のこと。Nさん女性(27歳)は、相手の男性A(30歳)と別れる決心をしていました。

出会いのきっかけは、洒落た雰囲気で女性客の多いダイニングバー。その店のウェイターとして働いていたのがAでした。初めのころのAの印象について……クールで少し影があるような感じだったそうです。

いつも、必ず友達と行っていたその店に、ある日Nさんはひとりで向かいました。そしてその日、食後のドリンクと一緒に1枚の小さなメモを手渡されたのです。「今度食事を御一緒してもらえませんか?」Nさんは、特に警戒心もないままに、「OK」の返事をしました。

それから、交際が始まるまでに、時間は掛からなかったそうです。約半年後には同棲も始めて、何ら問題もなく過ごしていました。

ある時、言い争いをしました。Nさんは、Aの暴力的な言動と行動に恐怖を覚えました。Aは、物に対してぶつけていた怒りを、Nさんに向け始めました。Nさんの手足をたたくことから始まり……背中や腹部……そして頭と顔へ。あまりの恐怖に声も出ませんでした。

その日を境に、Nさんに対するAの日常の態度が変わりました。常に高圧的な態度や言動を採るようになってしまったのです。Nさんは、出会ったころや同棲を始めたころを思い出していました。今を我慢すればきっともどれると……自分に言い聞かせながら……。

しかし、状態は悪くなる一方でした。体中のあざが消えることは、なかったのです。Nさんは限界を感じ、警察にも関係団体にも相談をしたそうです。それでもAの暴力は止められませんでした。

ある日……Aは購入したサバイバルナイフを見せながら言ったそうです。「今度だれかに話したら……」と。そして「絶対に別れない」と。

Nさんは、アクセスしたのです。

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◇深夜のメール◇
過去の依頼内容を参考にして作成しています。引用部分などに関しては相談者の許可を得ています。

■深夜のメール■

深夜1時を過ぎたころ、私共に1通のメールが届きました。

このケースの依頼主A氏は、30代の男性。すでに結婚されて家庭を持つ、まじめな印象の方でした。状況としては、結婚する前に出会い系サイトで知り合ったB子(20代)とメル友になり、その後、1度だけ食事に行ったことがある、ということでした。

A氏がメル友のB子と音信不通になってから約2カ月後。A氏の携帯電話に見知らぬ男性からのメールが届きました。『お前がAか、話があるから覚悟しておけ』との内容……。A氏はいったい何のことなのか分からず、すぐに返信しましたが相手からの返事はありませんでした。

翌日の午後に携帯電話の呼び出し音が鳴りました。「はい、Aです」『Aか、お前に話がある』暴力的な声で話す男。『俺は……の者だ……B子の兄だ……俺の妹にずいぶんなめたまねしてくれたな……どうしてくれるんだ……』男のば倒は続きました。要するにお金を出せば、許してやるとのことらしい。ただ、そのことを明確には言わない男。

その日の夜、A氏宅にそれらしい3人組が押し掛けて来ました。『お前の会社も知っている、そっちに行ってもいいんだぞ』A氏はどうしていいのか……混乱してしまったのです。会社での自分の地位や奥さんのことなどが、気になってしまい何も行動に移せない状態に陥ってしまったのです。

それから、毎日のように電話が鳴り続け、そして会社周辺にも現れるようになりました。A氏は連日のば倒に疲れていました。どこかに、相談できる所はないのだろうか?

奥さんに事情を話して、私共にアクセスしたのです。

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◇始まりは電話◇
過去の依頼内容を参考にして作成しています。引用部分などに関しては相談者の許可を得ています。

■始まりは電話■

都内某所の国産車メーカーに勤めながら生活している22歳の彼女は、2ヶ月前から会社内のサービス課メカニック30歳男性に、ストーカー行為を受け悩んでいました。男性は、明るく仕事熱心な彼女を見るたびに、一方的に好意を抱き食事や映画へ誘うようになりました。そんなことが幾度となく続き、彼女は相手の男性の気持ちが、エスカレートしてくるだろうと感じ、それらの誘いを断り続けたのです。彼女は、何度も丁寧に断りましたが、男性はその後も誘い続けました。

そしてある日、彼女はその男性に、「いいかげんにしてください」と突き放してしまいました。その時から彼女は、男性を避けるようになりました。その後、しばらくの間は何事もなく、アパートと職場を行き来する日が続いていました。

しかし、それは突然始まってしまったのです。

最初は、無言電話。日が経つにつれて、増え続けるベルの音。そのストーカーが自分であることを彼女に明かした男性。それからの彼女は、毎日電話に悩まされ続けました。そして、その内容も彼女を傷つけるものから、脅迫するものへと声色を変えていったのです。

彼女は、だれにも相談できず、また、どこへ相談すればいいのかも分からずに、警察に行くことにしたのです。が、証拠もなく、事件として扱えないと警察に言われ、救いの手があっけなく振払われてしまったのです。アパートへ向かう足どりは、とても重いものでした。

彼女は、ひとり、部屋の中にたたずみ窓のほうに目をやりました。ふと目に入ってきたもの……それは使い慣れたパソコン。

彼女は、アクセスしたのです。

Status:2001-05-01〜作成

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