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■ストーカー分析とストーカー正論■

◇ストーカー・心理の種別◇ストーカーに関するもう1つの懸念ストーカーの事例ストーカーの対策危険なストーカー擁護論者ストーカーと様々な問題点

◇ストーカー・心理の種別◇
加害者心理の種別に関しては、様々な人々がそれぞれの経験や研究から得られた多種多様の意見を述べられていますが、その中でストーカーについて少々付け加えておきます。

■ストーカー・心理の種別■

ストーカーの種別に関しては4種類から5種類に分類されているものが多いようですが、基本的心理の分別レベルとして「秩序型」と「無秩序型」に大別されます。
「しかし、近年ではアメリカの心理学会やFBIなどの研究で、そのいずれにも該当しないケースがあると発表されました。それは秩序型と無秩序型の『両方の特徴を持った者』が存在するということです」
「この場合、従来の対応策では望むべき結果が得られないだけではなく、むしろ状況を悪化させてしまうことになるのです」
また、前出の複数の要素を持っている者以外にも、多重人格者・薬物中毒により精神が破壊されている者が存在していることなどを対策の視野に入れなくてはなりません。我々には状況や加害者に関する的確な分析力がもっとも重要な課題となります。

◇ストーカーに関するもう1つの懸念◇
ストーカーに関して、もう1つ懸念されること。

■ストーカーに関するもう1つの懸念■

ネット上でストーカーのタイプとその対処方法なるものを述べている人々がいるようですが、それ自体が危険を招くという認識に少々欠けているようです。
「人間には入手できた情報に対して、それを試してみようとする者とちゅうちょする者がいます」
「被害者側としては、自分でどうにかしたいという気持ちから、対応マニュアルをもとに行動を起こして状況を悪化させるケースが増えています」
また、加害者がストーキングに関する情報をネット上で入手し、自身の目的達成のためにそれに倣(なら)い行動を起こし、状況が悪化してしまうケースも増えています。

◇ストーカーの事例◇
こんな事例がありました。

■ストーカーの事例■

ストーカーの対策についてほかの業者に相談した方が、指示に従っても何ら解決できなかったというのです。
「その業者ではパターン化された対応マニュアルに当てはめるだけで、詳細な調査(分析)も行わず指示を出していました。しかし、状況は悪化の一途をたどりこの依頼主には多額の請求だけが残りました」
『我々の調査による最終結論はこうでした』
このストーカーは、ネット上のストーキングに関する情報を基に、自己の性格や目的理由に合致しない手段をあえて選び、実行を繰り返していたのです。
良識を欠く情報公開は調査に混乱や支障を来すのです。最悪の結果を招きかねないにもかかわらず、むやみに情報を垂れ流す姿勢には疑問を抱かざるを得ません。

◇ストーカーの対策◇
真のプロフェッショナルとは、その被害者をあらゆる方法で助け出す人のことです。

■ストーカーの対策■

ストーカー対策を職務とする者は、常に状況を客観的にとらえ、その分析力も持ち合わせています。
彼らが日々細心の注意を払い業務に専念して初めて問題が解決される訳で、一般の人々がその場しのぎに対処しても徒労に終わることでしょう。ましてや被害を受けている方が精神的に追いつめられている時に、冷静な判断などできないことは御想像に難くないと思います。
「最後に一言申し上げておきたいのですが、ストーカーの対策だけでも様々な業者が存在します」 たとえ依頼主のことを真剣に考えて全力を尽くす所でも、必ずしも望まれる結果が得られる訳ではありません。それらを踏まえて覚悟を決めること・決断することが依頼をする上で必要です。

◇危険なストーカー擁護論者◇
インターネット上やメディアの中に存在する危険なストーカー擁護論者。
「2006-01-05:更新」

■危険なストーカー擁護論者■

目も当てられないほど、いい加減で、浅はかで、幼稚な思考を持った者が、自己を正当化するために危険な論評を行っている。
結論から先に述べると、「その者(以下:論者)」は己が過去に「ストーカー」であったことを理由に、「すべて被害者が悪い」と堂々と言い放っている間抜けである。ストーカーに対する論評全域が全く話にならないもので埋め尽くされている。
過去ストーカーであったことを正当化するために、その論者が述べているストーカーに対する論評に対して、いくつか意見を述べておきたい。
が、先にも述べたようにストーカーに対する論評全域が「屈折」した「思考」と「心」に支配されている上に、論評として成り立っていない部分が非常に多いため、すべてについてマトモに意見を述べることが作業的に時間が掛かり過ぎることと正直言ってばからしいので、「ストーカーの被害者」と「ストーカーである加害者」のために、伝えたいことを「要約」しながら述べていきたい。

『ストーカーの心理と起因』

1つは、相手の誠意なき対応による憤り。この理由に関しては論者も同じであるが、その後が全く違ってくる。
好意を持つ者(この場合はストーカーの予備軍の可能性を持っている者)が相手に対して、話したいことや伝えたい思いがあったり、会いたいと思ったりすることは、通常の人間であれば至極当たり前の感情である。
その感情を持っている精神的な状況下で、例えば冷たく断られたとする。論者の論評によれば「非人間的な扱い」を受けて傷ついたから、「普通の人物がストーカーに変貌したのだ」という思考回路のようであるが、片腹が痛くて仕方がない。
通常の「正常な思考・精神構造・心」を持った人間であれば、「そういう冷たい人なんだ」「そういう人には見えなかった」「そういう人だと分かって、逆によかった」などのように、アクションに対して生まれた答えを正面から受け止め「即座に諦める」ことを心に決めて、次の新たな人生を歩いていくものである。
百歩譲っても、その好意を持った相手に対して、純粋な好意的な感情から、「自分に対する冷たい対応は許してあげられるが、この先そういう態度ではあなたのためになりませんから、もっと誠意をもった対応をされたほうがいいですよ」という気持ちを伝えることしかない。
その気持ちさえ伝えることができない場合は、その事実も「受け入れて」諦めるほかに選択肢はない。
ここで「謝罪」を求めるなどの行為は、全く筋が通らないだけではなく「情けない気持ち」そのものである。己が「勝手」に好意を持った上に、「対応が気に入らない」ことを理由に謝罪しろとは何事だろうか。
本来、恋愛とは自己完結でなければ成立しないものである。結婚しようがしまいが、自らの命と引き換えに相手を救うことがあった場合でも、その気持ちや最大限の行為を相手に押し付けることはできないのである。それが人としての固有物質のあるべき姿である。
場面が変わるが、戦場で命を救った相手にでさえ裏切られることがある。論者のような子供には想像さえできない現実がそこにはある。
己を客観的に分析さえできないのであれば、人様に何事かを伝えることなどできる訳がない。「冷たくしないで優しくしてほしい」という「甘ったれた気持ち」を「押し付けること」こそが「ストーカーの始まり」である。
ここで本当に考えなければならないことは、行為を持った相手に受けた冷たい対応のことではなく、最近増え続ける性犯罪者・異常犯罪者・凶悪犯罪者と同じく、なぜストーカーと呼ばれる思考・精神構造・心を持ってしまった犯罪者が増えてきたのかということである。
我々が10年以上前から繰り返し発言してきた人間の思考・精神構造・心に対する様々な影響に関することである(サイト内で様々な理由を述べているのでここでは省略する)。
論者の論評によるところの「誠意なき対応をされたからストーカーになったのだ」「ストーキングされて当たり前だ」「最終的に色恋ざたで殺されても仕方がない」などのようなたぐいの発言は、いい加減で浅はかで幼稚な考え以外の何ものでもなく、非常に無責任のきわみである。
そういう自分の考え方や思いを相手に対して強引に押し付ける思考回路の持ち主こそが、「ストーカーそのもの」なのである。
であるから、この論者がストーカーだったという証明と今持ってストーカーそのものであることを全国の人々に表明しているに過ぎない。
もう1つは、先にも触れた「自分の考え方や思いを押し付ける思考回路」のことである。これは要するに、己の「欲望を満たす(これは性犯罪者との関係でも後で述べる)」ことである。その恥ずかしい心の在り方や思考を堂々と人様に押し付けられる精神構造に大きな問題がある。
「誠意なき対応をされたからストーカーになったのだ」という主張が正当化されてはならないのである。それこそ、この世の中のすべてが崩壊へと突き進んでいくことになる。自らの欲望を満たすために他人を犠牲にすることが認められたら、一体どういうことになるか想像に難くない。
ただでさえ政府も司法制度も警察機関もくさり切っているこの現実の中で、人々が「人の心」さえ認めなくなれば、それこそ「生きる意味」は消えてなくなる。

『ストーカーと性犯罪者』

「実力行使をするか否かの違いから同一視は不可能」というようなたぐいの論評であるが、これもお話にならない。
ストーカーといっても様々なタイプが存在するが、「実力行使」そのものを行っている存在が「ストーカー」そのものではないのか。確かに「悪戯電話・尾行・監視・盗聴・盗撮」というような直接身体に危害を加えないで満足しているストーカーのタイプも存在するが、それでも行為そのものは「実力行使」以外の何ものでもない。
中には、拉致・監禁・レイプ・殺害に至る深刻な事件も相継いでいる。これらの事件を「付け回すだけのストーカー」と「己の欲望のすべてを満たすために強硬手段を使うストーカー」は別物の犯罪だと論じている思考はマトモではない。ストーカーを「一貫性のもので同一視しようとする」幼稚な考え方に、非常に重度の問題を抱えていると考えられる。
ましてや刑法の違いを語っても何の意味もありはしない。現行の司法制度に問題があるだけの話である。そのシステムの違いにより関係機関での対応が変わるのは、小学生でも分かる当たり前のことである。
「誠意なき対応をされたからストーカーになったのだ」というストーカーが、復しゅう心によって「レイプしてもなお、性犯罪者ではない」というような論評はあきれ果てる以外には何もない。そもそもストーカーの存在とその目的も千差万別であり、その内面に関することを単なるストーカーである論者が、一体何を根拠に理解していると論じているのか。

「論評の最初から最後まで一貫していること」

見逃してはならないことや考えなければならないことは、「性犯罪者とストーカーをどうしても切り離して考えること」ではなく、「自らの欲望を満たすために、人を犠牲にしても構わないという精神構造のみで犯行を行っている」という事実である。
それにもかかわらず、ストーカーだけが正当化される理由は何1つ存在しない。ストーキングは単なる「犯罪」であり、ストーカーは単なる「犯罪者」でしかないという事実である。その事実を抜きにして、物事の本当の解決は決してできる訳がない。

「ストーカーの犯罪手法」

欧米などの文化や社会との違いを持ち出しても何の意味もない。そんな違いは当たり前のことである。
しかし、人間が犯す過ちに国境などは存在しない。単なる「犯罪」であり、行っていることも何ら変わりはなく、大きな違いも存在しない。ストーカーという犯罪そのものの行為は、殺人・誘拐・強盗・レイプなどほかの犯罪と同じようにそれぞれが万国共通である。

『ストーカーの原因』

「被害者が原因でストーカーが生まれる」「仕方なくストーカーになった」というようなたぐいの一方的な論評も全く話にならない。「己が過去ストーカーであったことを正当化する」ことで精一杯のようである。
ましてや言われなきことで付け狙われ、命の危険さえ感じながら生きているストーカーの被害者を一体何だと思っているのか。桶川事件にもあるように複数人のストーカーに狙われて殺されているストーカーの被害者もいる。ストーカーに殺されている被害者達は、そのほとんどが皆1人でいる時に襲われているという現実を無視して、これだけの無責任な発言は聞いたことがない。
その発言のせいで殺される被害者が出たら、どう責任を取るのか。いや、すでにこの日本のどこかに、その発言を聞き入れたせいで、尊い命を失った犠牲者と犠牲者家族が存在しているのかもしれない。そういう可能性があるのだ。
もしも、我々が被害者家族という立場であり、その発言のせいで愛する家族を殺された場合には、この論者を決して生かしてはおかないだろう。時として発言には、自らの命を掛けなければならない時がある。言葉にはそれだけの重い責任があると常に考えている。
また、ストーカーに関する「統計・パーセンテージ」などを出したところで、根本的な解決には何ら影響はない。例えば、これだけのストーカー事件があり、こういう種類のストーカーが存在するということを一覧表示で見ることのどこに解決の糸口があるのか。
プロファイリングに活用するなら話は別だが、その場合でも参考プロファイリングとして構築するのは非常に難しいと言わざるを得ない。性犯罪者のプロファイリングのほうがまだ構築しやすい。
「本来ストーカーという人間はいない」というようなたぐいの論評であるが、そんなことを言っていたらすべての犯罪者を当てはめることが可能であるし、ほかのことでも何から何までほとんどすべてのことが当てはまってしまう。

『究極のゆがみ』

「ストーカーは悪ではない」というようなたぐいの論評であるが、これは「ストーキングを犯罪として認識しない」ということと「ストーカーを犯罪者として認識しない」ということになる。
それどころか、ストーカーに愛する家族をざん殺された御家族の方々が読まれたり聞かれたりされた場合にどう思われるか、ということを何1つ考えてはいない。このゆがんだ考え方がもとになっている間違った発言が、ストーカーに対してもどういう影響を与えるのかを考えるオツムもない。
それを読んだり聞いたりしたストーカーが、安心してストーキングを行ったり継続したりするであろうことは簡単に推測できる。ストーカーが己のストーキング行為は「悪いことではないんだ」という気持ちになるように「後押し」をしていることにほかならない。
人間は都合よく物事を考えて利用する最も愚かな生き物であるということを理解していない。ましてやその究極とも言えるストーカーなのだから、都合よく利用することは目に見えている。論者本人自らがそのものであるから理解できる訳もないが。
それにしても、被害者や被害者家族からの発言撤回や記事削除の申し出はないのであろうか。もしも法的な訴えを考えていたり、何らかのアクションを考えている被害者や被害者家族がいらっしゃるのであれば御一報ください。
いずれにしても、このような身勝手な発言を許していいのか。自分さえよければ何を発言してもいいのか。我々はこの論者に非常に怒りを感じている。これまで異をとなえる者がだれもいなかったのか。ウェブ上では賛同している愚か者しかいない。あきれてモノも言えないが、日本人はここまで愚民なのかということをつくづく考えさせられる。
「原因追求と問題根絶」というようなたぐいの論評であるが、己の思考回路を追求して死んだシナプスを再生させ、くさっている部分を根絶することが先決だと思われる。
「ストーカーに制裁を加えた場合、ストーカーの理性が崩壊する」というようなたぐいの論評であるが、「すでに理性が崩壊している」からこそストーカーであるという事実が理解できないとは致命的である。始めから理性が崩壊しているから、「ストーキング」という「犯罪」を犯しているのである。その後の強硬手段を採るか否かは別問題である。
調査上の契約書では、被害者は民事的にも刑事的にも訴える権利を放棄させられ、違約した場合は違約金を払わせるとしているが、一体何様のつもりなのか。
どちらか一方に加担はしないと言いながら、明らかにストーカーという犯罪者にだけ心を寄せている上に、「被害者の権利」まで奪うとは正気のさたではない。
双方の話し合いの前に、ストーカーの被害者に対して法的な手段を取らせないという行為の真意は、ストーカーとの「有利な交渉手段」として使うこと以外に意味はない。ストーカーの被害者には「法的に訴えるとストーカーに危害を加えられる可能性が高いし、それでは問題が解決しないので責任が取れない」という説明をする一方で、ストーカーには「話し合いに応じないと民事でも刑事でも処罰を受けて人生を台無しにする」という説明が目に浮かぶのである。
これだけ明確なストーカー加害者の擁護論を表明していれば、ストーカーからの問い合わせが多いはずである。ストーカーにしてみれば、犯罪者である自らの存在は社会的に許されている訳もなく、その環境の中で「ストーカーが大好きだと言っている間抜けの存在」を知れば、集まってくる訳である。その反面、ストーカーの被害者からの問い合わせが少ないのもこれまた必然の結果である。

「メディア」

余談ではあるが、あるTV局のプロデューサーやほかのスタッフが話していたことがある。論者を調子付かせてしまって後悔していると。しかしそれはあなた方の責任ではないとその場で伝えておいた。
また、このような狂っているとしか思えないウェブサイトとリンクしているウェブサイトの管理人は、物事の核心部分を見抜く力が全くないということの証明でもある。メディアで取り上げられたというだけのクダラナイ既成事実に踊らされて、一種独特の優越感にでも浸っているつもりなのであろう。
我々も過去(12〜3年前)に犯罪関係の番組に名を伏せて何度か出演したこともある。現在でも出演の依頼が時々届いている。しかし我々はその申し出を断り続けている。
理由は単純で、真実の情報を全く流さないメディアに出演する気が露ほどもないからにほかならない。この日本とアメリカでは情報が完全にコントロールされている。日本とアメリカ以外では流されている重要な情報も何ら流されてはいない。そういうメディアに出演するということは、アホな軍隊経験者共と同じまねをするということになる。それだけは避けたいと考えている。
彼らも出演して出演料をかせぐ暇があったら、日本の政府やアメリカの政府、そのほかの政府の不正と犯罪を追究してみたらどうかと憤りしか感じない。所詮、彼らは「戦士」ではなく、戦場サラリーマンの「兵士」でしかない。どうでもいい存在である。
話がそれてしまったが、論者のようなストーカーの擁護人種も同じ空間と時間に生きている。またその同じ空間と時間の中には、様々な問題を抱えたストーカーの被害者や犯罪の被害者、そしてその家族が精一杯に生きている。

「ストーカーへ」

ストーカーである加害者も我々にコンタクトしてくることを望んでいる。何らかの複合的で深刻な理由がない限り、話し合いで解決できる。ストーカーである加害者が何らかの被害を訴えるのであれば、正常な状態で訴えればいい。それができないのであれば、我々にコンタクトしてくることを望む。もしもストーキングを本気でやめたいと考えているのであれば、必ず解決できる。
何事も努力をしなければ前には進まない。努力を怠れば解決することはできない。己の行動をコントロールするのは、己以外にはいないのである。「なぜコントロールしなければならないのか」とか「コントロールできない」というレベルのやり取りから始めなければならないことは予想ができる。
相談することに対して確かに不安もあると思うが、本気であれば冷静に前に進むために力添えを惜しまない。アホな連中に相談するよりは幾分マシなはずである。
それから最後に伝えておきたいことは、自らが行った「ストーキング」などの「行為」について、ストーカーの被害者に対する「責任」を必ず取ること。たとえ被害者から許すという申し出があったとしても何らかの形で実行すること。それが本当の意味での反省であり、万人に認められる行為であると考える。

◇ストーカーと様々な問題点◇
ストーカーとそのほかの様々な問題点について。
「2006-01-30:更新」

■ストーカーと様々な問題点■

ストーカーという言葉が、日本で一般的になり始めたのはおおよそ1994年前後。様々なメディアを通してストーカーに関する情報を知ることで、様々なタイプのストーカーが存在していることも漠然と認識されつつある。また、ストーカーが身近に存在していた人や実際にストーキングされたストーカーの被害者も存在している。
ストーカーに関する正しい情報やその反対である間違った情報をメディアが無責任に取り扱って様々な情報が飛び交ったために、ストーカーとは呼べない対象をストーカーとして認識したり、ストーキングではない行為をストーキングとして認識したり、あるいはストーカーである対象をストーカーとして認識しなかったり、ストーカーの被害者をストーカーの被害者として認識しなかったりしている場合などが考えられる。

『ストーカー対策業者と危機管理業者の問題点』

ストーカー対策の業者でも、ストーカーに関する様々な「書籍」を読みあさってから業務を始めているアマチュアばかりがあふれている。それは研究云々のためではなく、自らの感性・分析力・理解力・認識力・判断力・適応力・対応力など様々なものが欠けているからにほかならない。それらを補おうとするために読みあさっているのが現状である。
ほかでも述べているが、この日本では研究者や哲学者などの書籍を読むことで某かを理解したつもりでいるアホが多過ぎる。それらの書籍は、その人物の感性とその時代背景から生み出されているモノであり、現在進行形である自らの感性と現状に適すものではない。
それらのモノを全否定するつもりもないが、あくまでも自らにとって使用可能であるものだけを選び出し消化し吸収して表現や活用をしていく。あるいは、必要がなくなれば捨てる。それらができればいいのである。そういう自らの基本的な部分も客観的に分析できない者に一体何ができるというのか。物事の核心部分を見抜くことなどできる訳がない。
ちなみに、我々はこれまで1度もストーカーに関する書籍に目を通したことはない。この先何かの参考にできるモノを目にすることもあるかもしれないが。
いずれにしても、いまだにストーカー対策の業者や危機管理の業者でマトモな連中を見たことがない。危機管理にしても、我々国民が生きている上で最大の問題を全く無視して業務を行っている連中しかいない。それは政府の犯罪行為である。それを無視して「危機管理の業者」などとよくも言えたものである。まずは巨大な悪に立ち向かう「声明」を出してから業務を行えと忠告しておく。

『現行の法律と警察機関の問題点』

現行の日本の法律では、ストーカーに関する刑法とほかの犯罪の刑法に区別を設けている。これまでの刑法で処罰することが「困難な事例」として認識しており、更には対処するために「侵害」だけではなく「著しい不安」を与えた場合にも「違法・犯罪行為」として処罰することになっている。
ほかの犯罪と同様に、ストーカーがストーキングを行い、ストーカーの被害者がそのストーキングによって被害を受けたことを警察に届けた場合に成立する。
しかし、これまでの日本の法律と同様に、最も重要な「感情・心理・精神」に関する部分が省かれている。これでは犯罪を分析して予防することには全く効力を生み出すことはできない。どれだけ死刑制度を推進しても、凶悪犯罪や異常犯罪が少なくならないことが、すでにそのことを物語っている。
欧米と同様に、様々な犯罪に関する起因・要因などを細かく分析する専門の機関は必須である。
残念ながら法律や危機管理部門の要職についている連中には、そのオツムはみじんもない。せんだって警視庁の最高責任者が、犯罪件数が少なくなったので胸を張って辞められるという「ばか丸出し」のコメントをしていたが、その程度の次元でしか物事を認識できないのである。
警視庁や警察庁の「うその発表」はさておき、「最高責任者」とは、すべての犯罪が消えた時でさえ軽々しく喜んではならない存在でなければ認められることはない。彼らのようなオツムでは「危機管理」という言葉の意味を生涯理解することはできない。国民を守る意識などないばかりか、数字を追いかけて喜んでいるだけの「役立たず」でしかない。
とにかく、ケースバイケースでの根本的な分析が絶対的に必要なのである。日本国内の機関や判断を行っている者は、何を基準にして犯罪者を再び世に放っているのか。そのいい加減な判断のために、どれだけ新しい犠牲者が発生しているのかを真剣に考えたことなど全くないことは明らかである。
警察の再犯率データなど、何の役にも立たないことも認識しなければならない。なぜなら、すべての犯罪者の動向を完璧に把握していないからである。あくまでも再逮捕できた「一部の犯罪者」の「一部のデータ」でしかない。そのようなデータを集計して出している暇があったら、薄暗い通りに突っ立ていたほうが何倍も役に立つ。

『ストーカーとキーワード』

ストーカーの話にもどる。8年ほど前に明記しているが、犯罪者としての基本分類も必要であり、その当時に「秩序型」「無秩序型」「その両方の特徴を持つ者」が存在することを記載しており、プロファイリングではとても重要な項目であるということ。それから、ストーカーの分類に関する詳しい情報は、新たな問題を発生させる要因につながる可能性が否めないので避けなければならないということ。が、支障を来さない程度に述べていく。
1980年代:欧米でストーカーという言葉が使用され始める。それまではハント(狩り)などと同意語として使用されていた。欧米で現在のように使われ始めたのは、ある女優が射殺された事件からである(そのストーカーの分析結果は省略する)。
それまでもストーカーの事件は幾度となく発生していたと考えられるが、認識される迄には至らなかった。その事件はその当時注目を集めていた女優であったことが、ストーカーの犯行の「銃爪」になり、またその事件がストーカーという種類の犯罪者の存在を認識する「銃爪」にもなっている。
そのストーカーの「キーワード」を非常に簡単に要約すると……。
孤独>心に必要な対象>欲していた瞬間に目の中に飛び込んできた対象>思い>伝える>かなわない>自分だけの対象>かなわない>執ようなつきまとい>かなわない>だれにも渡さない>かなわない>殺害
『>伝える>かなわない』…それ以降のどこにでも「>憎む」が入る可能性が高く存在するが、ここではあえてすべての「>憎む」という部分を省略している。
この事件がストーキングという犯罪とストーカーという犯罪者を明確に認識し始めるきっかけになった。それは必然的にほかの犯罪に対しても広範囲に拡大されていく。
注目を集めていた女優がストーカーに殺害された。恋愛感情という同じ題材から、恋人同士、夫婦、家庭内、会社、友人・知人……それは「一方的な思いや考え」から「いやがらせ」へと変貌していくことをハッキリと「認識」していることを示している。
日本では、この部分に関してもハッキリと認識してはいない。現在に至ってもなお、外来語の受容に関する問題もなくなってはいない。
よって欧米では、ストーカーもハラスメント(いやがらせ)であるという基本理念として解釈されている。セクシャルハラスメントと同様な意味付けをされていることを知る必要がある。
「キーワード」にしてみると非常に分かりやすくなる。例えば……。
通常の場合:好意>思い>伝える>かなわない>相手の気持ちを尊重する>諦める
ストーカー:好意>思い>伝える>かなわない>相手の気持ちを無視する>諦めない>執ようにつきまとう
相手の気持ちを尊重できない時点で、すでにいやがらせにつながるような心や精神状態が始まっているということを認識しなければならない。その心や精神の在り方を行動に移した時こそが、ストーカーへ変貌した瞬間である。

『ストーカーの起因と分類』

ストーカーの起因を別けると大きく5つに分類できる。ただしこれらが「複合する」タイプもある。

『参考として』

ここからは参考程度にとどめてほしい。「恋愛感情」に起因するストーカータイプ、「恨み・妬み」に起因するストーカータイプ、「精神的・肉体的欲望」に起因するストーカータイプに見られる「一部」のストーキングパターンを述べてみたい。また、心理分析や精神分析の論評の中には、ほとんどすべてのストーキングパターンを「人格障害」に当てはめたり関連付けているモノもあるようだが賛成はできない主張である。
「人格障害」に当てはめることは比較的簡単にできてしまうが、犯罪者全般に関して言えることは、様々な影響を考慮に入れなければならないことである。また、あらゆるモノをカテゴライズすることで、更に踏み込んだ分析を怠ったり、パターンに当てはめることができない新しいモノが出現した時に更なる問題が発生する危険性が非常に高いからである。
人は往々にしてカテゴライズすることが、単純に好きな愚かな生き物でもある。よって「人格障害」「統合失調症・精神分裂病」に起因するストーカータイプは、複雑な部分もあり混乱を招きかねないので、ここでは完全に切り離して考える。あくまでも「一部」のストーキングパターンを参考程度の簡単な表面分析したものとして御理解をいただきたい。

『ストーカーのパターン』

『拒絶するパターン』

「相手の意志を拒絶するパターンのストーカー」
ある程度の親密な関係上にあった場合に、相手からその関係を破棄された時に起因するストーカー。こちらが親密ではないと考えている場合でも、ストーカーにとっては親密である場合が多い。
「恋人・夫婦・親友・親子・友人・知人・同僚・教師と生徒・仕事上の関係・購買上の関係・医者と患者・弁護士と依頼主」など、これまでの関係に対する依存により、喪失することで生まれる喪失感を受け入れられないために相手の意志を拒絶する。
「もとの関係にもどりたい・もどしたい」「もとの関係を壊された・傷つけられた」などのような気持ちから変貌していく。ストーカーは自らの意志や行為が社会的に認められないことも理解しているが、ストーキングをやめた場合に「もとの関係にもどりたい・もどしたい」という一方的でしかない気持ちのつながりそのものが消失してしまうためにストーキングをやめられない。そのため、相手が聞き入れるまでは脅迫や暴力に至ってしまうケースがある。

『恋愛関係を望むパターン』

「相手に対して恋愛関係を作るという望みを強要するパターンのストーカー」
孤独な環境から脱して愛情に包まれた生活を望み、理想とする、または好みとする対象に対して一方的に恋愛関係の構築を強要するストーカー。
対象となる相手との関係は親密であるとか、顔見知りであるとかはほとんど関係がない。自らの理想、または好みに合致すれば、そこからストーキングが始まる。

『親密な関係を望むパターン』

「相手に対して親密な関係を作るという望みを強要するパターンのストーカー」
「恋愛関係を望むパターン」に近いストーカー。孤独な環境から脱して信頼関係の中での生活を望み、その対象に対して一方的に親密な関係の構築を強要するストーカー。
対象となる相手との関係は、顔見知りであることが多い。その対象に対して連日顔を会わせることを繰り返しながらストーキングが始まる。往々にして自らの社会的立場よりも上の存在(会社の上司・所属団体の先輩など)に対して行われるケースが多い。

『恨んだり妬んだりするパターン』

「相手に対して憎悪感を持つパターンのストーカー」
相手に対して恐怖心や混乱を与えたいという欲求を満たすことで、自らの存在意義を見いだすことに起因するストーカー。
対象となる相手との関係は、親密であるとか、顔見知りであるとかはほとんど関係がない。会社で始めて声をかけられた人物であったり、ファーストフードの店員であったり、近所の住民であったりもする。
例えば、近所のごくわずかな生活上の騒音でも、憎悪感を次第に大きくしていき、ある日を境にして一気に暴力的な行動を始めたり、またはまれに隣近所へのいやがらせのために敷地内やアパートの部屋にゴミをため込んでいるケースもある。
騒音関係では、最近度々メディアなどの報道でもあった近所の騒音中年女性数名が当てはまる。共通している内の1つに、始めに相手がうるさかったからとか、煙たかったからとか、臭かったからなどのように、自分が被害者であることを強く主張してだれに対しても譲らない。

『欲望のために強行するパターン』

「相手に対して精神的・肉体的欲望を満たそうとするパターンのストーカー」
自らの空想や妄想を実現したいという欲望と実際に実現することで、満足感を得たいために対象人物を付け狙うストーカー。対象とする人物にこだわりがないケースもあれば、異常にこだわっているケースもある。
例えば、駅でその対象とする人物を探して待ち続ける。望みと合致した場合に後をつけて自宅を確認する。その場で強行するケースもあれば、数日間ストーキングを行ってから強行するケースもある。性犯罪者との区別が難しいためにち密な分析が必要とされる。

『結び』

この日本では、残念ながらそのほとんどが「ストーカー規制法」に考慮されていない。高度な認識力・分析力を持つ人材と法改正上の適切な対応とハイスピード化が求められる。

Status:1998-05-01〜作成

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