年度別センター試験・国語出題文の検証
試験方法が来年から変更ということで、
2003年から始めた検証作業は2019年を最後に終了することになります。
2003年
2004年
2005年
2019年出題文は「翻訳をめぐる七つの非実践的な断章(by沼野光義)」からでした。結論を先に言えば、検証する必要のない文章でした。一度も読みかえすことなく、最初から最後までスムーズに、しかも内容を楽しみながら読み終えることができました。
来年から試験方法が変わるそうです。どういうかたちになるのか知りませんが、とりあえず、センター試験の国語第一出題文の検証は1019年、今年までということになります。
試験方法が検証できる方法であれば、来年からもひきつづき検証していくつもりです。が、今年のような良文を望みます。検証作業をしなくてすみますから。
拙小冊子「論文読解とは推量ゲーム?」内
拙本「日本語を教えない国日本」内
2020年出題文(河野哲也〈境界の現象学〉による)を読みました。
センター試験は今回までだったのですね。支障なく読めました。
現社会において、レジリエンス(resilience)という言葉がどのように
使用されているかがよく分かりました。