北海道有数の大規模港湾 釧路港を有し 臨港工業団地には紙パルプ工場、肥料コンビナート、オイルターミナルが広がる。苫小牧、室蘭と並び工業地帯も大規模である。
釧路港は道東の国際物流拠点として道東の物流の90%を依存している。
また北部は酪農が盛んで乳製品の品質も高い。観光地的には阿寒国立公園を有し年間を通して観光客が訪れる。

1市6町1村の自治体を有し、人口はおおよそ26万人である。
2010年4月釧路支庁は釧路総合振興局に名称が変更された。




釧 路 市
丹頂鶴自然公園     詳細情報
釧路空港の近くにあります。敷地にフェンスで囲まれていて、タンチョウは自由に飛びたっていきます。屋根はないのですが、タンチョウは帰巣本能があるため、必ず自分の巣に帰ってくるらしいです。ですから時期や時間では何もいない時もありますが比較的見ることは可能です。なた資料館ではタマゴから羽化する様子が見学できますので楽しめますよ。また春に出産をし、夏は子供と対面することことができます。
釧路湿原展望台     詳細情報
釧路市営で運営管理されている展望台で、湿原の西側にあります。比較的釧路空港に近いです。中世期のヨーロッパ調の城をおもわせる建物で昭和59年に開館しました。館内にはパネルによる釧路湿原の生い立ちや、湿原の動植物などについて分かりやすく展示してあります。また屋上からは広大な湿原を見ることができます。ただ、湿原がちょっと遠いので、原野にしか感じないかもしれません。また2.5kmの遊歩道があって静かに散策することができます。
JR根室本線 釧路駅     詳細情報
道東の中心となる駅。そばには観光地が沢山あります。和商市場や幣舞橋をはじめ、ここを起点に観光するのに適しています。札幌まで特急「スーパーおおぞら」が運行していて最速4時間弱で行く事ができます。
釧路市立博物館     詳細情報
釧路市街春採湖のほとりにレンガで出来た対のイメージの建物なのですぐ判ります。このデザインは羽を広げたタンチョウを模しているんだそうです。館内は釧路の過去から現在までの動物、自然、人間の暮らしなどをサンプルの展示とともに判りやすく説明しています。またタンチョウについてのはく製やビデオでの放映もあるほか、展望台からは春採湖が見渡す事ができます。運がよければ湖面対岸の石炭輸送列車を見ることが出来るかもしれません。
太平洋石炭輸送販売 専用線     詳細情報
鉄道マニアには有名な臨海鉄道。JRとの接続が無く単独で運行しています。近年太平洋炭鉱が閉鎖され、コールマインとしての教育指導の炭鉱として運営しているため細々ながらも石炭等は採掘しているようです。その為の運行しかないため、滅多に運行していることを見ることはありません。地図にも休止中と記載されるくらいなので近年廃止はありえるかもしれません。なるべく早めに見に行かれることをお勧めします。
炭鉱記念館     詳細情報
日本で最後まで採掘していた太平洋炭鉱の作業や歴史を知る上で貴重な展示物があります。入り口には6トンものドデカイ石炭が展示されていて驚かされます。展示館内部もパネルやジオラマで炭鉱の説明がされているので仕事の内容を理解する事が出来ます。また階段を下った地下部では使用された機関車や重機が展示されていて実物大の炭鉱の様子がわかるようになっています。
阿 寒 湖     詳細情報
阿寒国立公園内にある湖です。湖岸には温泉ホテルも充実していますので、行かれる方も多いはず。阿寒湖の代表といえば、誰もが知っているマリモ。春先から秋口までの時期、観光船に乗ってチュウルイ島に向かいます。そこでは春先に採取したマリモを観光客に展示しています。他の湖でもマリモの存在は確認されているのですが、これほど大きなマリモは阿寒湖だけです。ちなみに採取されたマリモは初冬までに湖面に戻されるそうです。
冬の阿寒 冬華美     詳細情報
マリモで有名な阿寒湖。でも冬は全面氷結します。そこでスノーモービルが体験乗車できます。簡単な説明を聞いて行ってらっしゃ~い!です。免許も何も要りません。1000円から距離により金額は違います。また天然スケートリンクや4輪バギー、ワカサギ釣りも出来ます。夜間は、アイヌ衣装にまとったスタッフのセレモニーにはじまり花火大会やゲームコーナーが連日開催されます。阿寒湖半に泊まったら1日のんびり阿寒湖で過ごすのもいいかもしれません。
阿寒湖 エコミュージアム     詳細情報
阿寒湖温泉街の左端、一般有料駐車場の奥にあり、ボッケ遊歩道の入口にあります。館内には阿寒の様々な自然を体感できるように展示されています。動物標本はもちろんマリモの展示もありますから子供と一緒になって学習できるようになっています。また一番驚くのは阿寒湖周辺の航空写真がフロアー床一面に敷き詰められています。とにかくでかいスケールですので、今自分が走って来たルートを参照しながらの空中散歩もできます。
阿寒湖 ボッケ        詳細情報
     阿寒湖の温泉街の湖畔から遊歩道を10分ほど歩くと硫黄の異臭が漂ってきます。泥炭層の湿地が現れてくると、そこにはボコッ!ボコッ!っとゆっくりとした泡の噴出が見られます。ボッケとはアイヌ語で「煮え立つ」を意味するんだそうです。おおよそ100度近い泥の泡が吹き上げる光景はある意味、地下のマグマの鼓動を感じてしまうかもしれません。陽射しの良い早朝にでも散策を兼ねて歩いてみてはいかがでしょうか。
 阿寒丹頂の里       詳細情報
     道の駅阿寒丹頂の里は国道240号線阿寒市街にあります。トイレと売店があって、お土産も充実しています。面白いのはタンチョウに関するグッズの種類が多数販売されています。置物からクッキーなどのお菓子写真まで多数あります。また奥には国際ツルセンター「グルス」があり冬はタンチョウの姿を見ることができます。また国道の反対側には赤いべれーという宿泊施設もあり、エゾシカバーガーを食べることもできます。
 シュンクシタカラ湖         詳細情報
     阿寒市街地の奥地にひっそりとたたずむ湖です。1970年代に人工衛星でその存在が発見、確認された湖で、日本では最後に発見された湖なんだそうです。この湖は流れ入る川もなければ流れ出る川も無い珍しい湖です。まだ詳しいことは判っていない神秘的な湖です。ここは殆ど人が訪れない静かな湖でもあります。但し劣悪なるダートを20km以上走破しなければならない上にヒグマのエリアでもありますので、訪問には十分注意してください
滝見橋の滝   釧路市阿寒町阿寒湖温泉地内  
 釧路市街から国道を北上し阿寒横断道路との交差点の先にある滝です。この滝は阿寒湖から流れ出る阿寒川の源流部となる場所で、夏の緑や、秋の紅葉は絶景の撮影ポイントとなります。不思議な事に正式な滝の名前がないので、国道に架かる橋の名前を使って通称名で「滝見橋の滝」と言われています。阿寒湖を訪れる方は駐車場もありますので、是非鑑賞してほしいです。
     
     
釧 路 町   
釧路湿原 細岡展望台    詳細情報  
     釧路湿原でも展望台は何ヶ所かありますが、ここ細岡展望台はもっとも湿原らしさを見せてくれます。釧路川の蛇行が目の前で見ることができます。やはり川の蛇行が見えないと湿原らしくないものですね!車の場合、達古武湖からの道が、ダートも少なく楽です。湿原は冬で綺麗ですが、夏の湿原も緑に覆われて綺麗な光景を見ることができます。ちなみに目の前の釧路川は屈斜路湖が源流です。JR釧網本線からも近いです。
岩保木水門     詳細情報
     古くから釧路川は暴れ川と言われ度々釧路市街は洪水に悩まされていました。これを解消するために水門を建設し合わせて湿原を通る新川の建設を昭和6年に完了しました。水門の目的は水量の調整を主目的として釧路市内への木材運搬船が通行する時に開放する予定だったのですが、ほぼ同時期に開通した釧網本線での運搬に移行してしまったために必要性がなくなり一度も開いたことのない水門なんだそうです。歴史的価値があり保存されています。
 達古武湖キャンプ場    詳細情報
     達古武湖沿いにあるオートキャンプ場です。テントをはじめバンガローもあり各種レンタルもあるので手ぶらでキャンプをするのにはお勧めかもしれません。湖沿いではノンビリできます。またレストハウスでは食堂をはじめコインランドリまで完備されていますので便利この上ない。またレンタサイクルもあるので湖畔を散策するには楽しいかもしれません。時間を忘れてユックリ過ごしてほしいキャンプ場です。時期的には混雑することもあります。予約はお早めに!
厚 岸 町   
子野日公園    詳細情報
春はエゾ山桜の名所として「さくら祭り」が行われ、秋の10月中旬には「かき祭り」が行われて、厚岸だけではなく道東では特に有名です。町からちょっと離れた子野日公園で行われています。
ナビは偶然通りがかって秋の「かき祭り」に参加できました。牡蠣はナビも好きですが、バーナーで一気に焼き上げた牡蠣には適度な塩分が残っていて、これほど美味しいとは思いませんでした。みなさんも機会があったら是非どうぞ!
愛 冠 岬    詳細情報
厚岸市街から厚岸大橋を渡って真っ直ぐ進むと小高い山道になります。終点の駐車場から10分ほど歩くと岬まで行く事が出来ます。この愛らしい名称は「届かぬ想いも、困難を乗り越えて栄冠を得る」という思いで名付けられたといわれます。目の前には天然記念物のエトピリカの繁殖地として有名な、大黒島や小島が浮かび、荒々しい雄大な光景は海の摩周湖とも言われているそうです。夏場は霧が発生しやすく、海岸線が見られない時も多いですのでご注意を!
厚岸望洋台    詳細情報
釧路から国道44号線を厚岸市街に向かって走ると、市街地の手前、門静付近から太平洋が一望できる場所に出ます。ちょっとした高台に望洋台があります。これと言って特徴はありませんが、晴れた日は遠く太平洋を眺めることができて綺麗ですよ。また大きな芝生の広場がありますから、釧路や厚岸で購入したお弁当を、ここで開けばピクニック気分にひたれます。駐車場やトイレ完備です。また自動販売機もあります。
 あやめヶ原      詳細情報
     市街地より12km、原始の踊り木とも言えるダケカンバの林を通り抜けると、そこは馥郁たる香を漂わす草原が広がります。毎年5月から10月までの間に120種余りの草花が咲き乱れます。特に6月下旬から7月上旬にかけてヒオウギアヤメの景色は、訪れる人々を楽しませてくれます。場内には馬を放牧させていて、アヤメとのコラボレーションも美しく、遊歩道終点にはチンベの鼻岬で太平洋を望むことができます。
 海事記念館      詳細情報
     厚岸町開基190年を記念して昭和63年10月に厚岸町役場の隣に開設した海と漁に関する記念館です。一階は海事と歴史、二階はプラネタリウム、サイエンスホールがあって学習の一部としても利用できます。2階にあるプラネタリウムは時間によって見学する事もできます。当時の漁の仕方や現在までの変化、または科学的な実験もできますので大人でも十分楽しめると思います。ナビもクイズコーナーには自分の学力を思い知らされました。でも面白かったですよ。
白 糠 町   
国鉄白糠線跡    詳細情報

旧国鉄白糠線は昭和39年に炭鉱の石炭や森林開発の目的を持って開通した路線です。この先足寄を経由して新得までの短絡線として計画が進んでいました。しかし美幸線と並ぶ日本一の赤字路線としての烙印を押され第一時特定地方路線として全国に先駆けて昭和58年に廃止された路線です。建設年代が比較的新しいため橋梁も鉄骨より近代コンクリートが多いためか撤去費用がかかるため現在でもその面影はかなり残されています。