本堂再建

完成の慶び

写真で見る聞光寺

「災視Nこらず」

横村 真司

再建となった鐘楼には、松平定信公直筆の無量寿経が刻まれている釣り鐘(天保9年完成)があります。端には先祖久左衛門(釈休誓)の銘も檀家として刻まれています。「災さいれい起こらず」とはその無量寿経の一節です。災獅ニは災害と疫病のことです。現代では疫病こそありませんが、175年前、平和の願いを檀家共々込めたものでした。私達は先の東北、中越沖、中越震災を経験しました。再建となった本堂と一緒に、災獅フない世を願いたいものです。

合掌