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■06:分かりやすい靖国問題と「おまけ」■

◆06:分かりやすい靖国問題と「おまけ」◆初期のファイル:06-306-206-1

自・公連立の二面性。政府とカルト宗教の結託。

『靖国とは何か』

靖国神社靖国崇拝の意味。
歴史の証拠が物語る。
「従軍慰安所」と「従軍慰安婦」という名の『強制売春宿』と『強制売春婦』。これは太平洋戦争中の日本が、侵略して行った各国の地域に対して設置するように命令していたものであり、強制的にその非人間的な行為を行わせていたことは、歴史に残っている「事実」であり、くつがえすことなどできない「真実」である。
敗戦当時、各国で行われていたこの問題の裁判が、これまでは中々表ざたにならなかっただけであり、実際にはほかの「問題」と共に行われていたのである。
先ごろ、現在のジャカルタ(当時:インドネシアのバタビア)で、「慰安所」という名の『売春宿』を強制命令によって運営していた日本人が、オランダの戦犯裁判で有罪判決を受けていた記録が残っていることが明らかになっている。
そして、その有罪の判決を受けた日本人が、旧日本陸軍占領地の軍政当局である軍政監部からの指示で「慰安婦」を設置したという事実を認定されていたことが明確になっている。
これは、『旧日本軍が慰安所という売春宿の設置に直接関与したことを指し示す非常に貴重な史料』として、歴史に残るものである。
また、日本の歴史上『最悪のカルト宗教組織である靖国神社』の資料の中に、この有罪判決を受けた日本人が、1967年に靖国神社と厚生省(当時)によって『慰安所名』『婦女子強制売淫』の罪名を挙げた上で『合祀』を決定されていたことも明らかになっている。
せんだっても、「日本国政府・自民党・靖国神社」などによる『うそ(Lie)とデタラメ』の歴史が様々な形で発覚しているのだが、今回の件についても「同様の明らかな証拠」として刻まれたことになる。
「天皇を神として位置付け、その天皇のために死ねば、靖国神社で神になれると、日本人を『総洗脳』し、戦争に突き進んだ」という実にいまいましい歴史を明確に認識しなければならない。
人間は、神ではない。たとえどのような不思議な力を持っている者であっても、人間は人間でしかない。それ以上でも、それ以下でもない。ただの人間である。
そして宗教は、クソである。それ以外に、意味などない。
彼らは言う……「救われた」と。
しかし、残念ながら…それは「思い込んでいる」に過ぎない。己の心と『一対一』で向き合う勇気を持っていない者達が、「宗教という自分以外の存在」を利用して『向き合った』と思い込んでいるだけでしかない。
それに気付かない思考能力の持ち主だからこそ、宗教にのめり込んでいるのである。本当の勇気とは、何ものも必要とはしない。完全無欠のエリアに存在している。
様々なカルト宗教とかかわっている自・公連立のイカレタ犯罪者共には、何度生まれ変わろうとも分からないことである。

「2007-04-26:追記」
今、いろいろな意味で注視されている靖国神社というその存在。

その場所へ、相変わらず「参拝」に出掛けているばかな議(偽)員の面々。「超党派」の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長:元農水相の島村宜伸君/衆院議員26人:参院議員13人)という間抜けな名前が物語るその巣くつへ集まったカルト信仰者共。
今月の4月23日に、「春季例大祭」に合わせて「自民党元幹事長の古賀誠君など37人」「民主党元農水相田名部匡省君など2人」の『合計39人』が、ゾロゾロと仲良く参拝。昨年の「秋季例大祭」に集まった『84人』に比べて大幅減となっている。閣僚や副大臣の参拝者はなかったものの、政務官の奥野信亮君(法務省)、水落敏栄君(文部科学省)の2人が参拝している。
『富田メモ』『政府の指示を受けた厚生省(当時)と靖国神社の合意を示す文書』などの発覚で、国と靖国神社の『カルト宗教』による『日本国民一億総特攻』の謀略がゆるぎないものになっている。
更に、『富田メモ』を『確実なものとする新たな証拠』が出てきている。それが、『元侍従卜部氏の日記』である。昭和天皇、最後の侍従とも言われる人物である。その人物が側近として日記に書きとめていたものは、『天皇のA級戦犯合祀への思い』や『闘病生活』など昭和後半の日常生活に関することなどであった。
その中には、「天皇が靖国神社参拝を取り止めた経緯」に関して、『A級戦犯合祀が御意(天皇の意向)に召さず』と記されており、改めて『A級戦犯合祀に不快感を持っていた』ことが明確に裏付けられたことになった。
卜部氏の日記は、「1969年12月」から、亡くなる直前の「2002年2月」まで毎日記入されていた。昭和天皇による最後の記者会見から数日後の『1988年4月28日』に、『お召しがあったので吹上へ。長官拝謁のあと出たら靖国の戦犯合祀と中国の批判・奥野発言(当時の国土庁長官だった奥野誠亮君が、日本の中国侵略を正当化する発言をして、中国と韓国に反発された)のこと』と記述されていた。
この『1988年4月28日』は、『富田メモ』に記されていた『昭和天皇がA級戦犯合祀に不快感を示していた』という「記述日」と合致している。このことからも、昭和天皇はほかの側近達に、本当の心の内を明かしていたことが明らかになったことになる。
これだけ様々な事実が明らかになり、多くの国民が真実を知った今も、平然と参拝している『カルト議員連合会』の面々。そこには、「戦死した兵士や犠牲になった多くの国民」に対する、本当に心底から沸き起こる『哀悼の念』はない。
もし、これまで本当にそういう気持ちがあったのであれば、今現在のくさり切ったドロドロとした現状のような状況になどなってはいない。そもそも、戦争さえ起こっていないということも考えられる。あらゆる手段を講じて、欧米からの「策略」に持ちこたえられたと考えられる。
靖国神社という「カルト宗教施設」にこだわっている連中が、なぜ存在し続けるのか。なぜなのか…その理由を見つけ出した時、だれもが「ゆるぎない真実」を理解することができる。

「2007-05-13:追記」
いまだに世界が許さない「安倍君の二枚舌」。

アメリカへ渡り、「従軍慰安婦問題」に関して「ごますり謝罪」を繰り返した安倍君。この生き物(Creature)が、『本心とは裏腹に発言している』ことを世界中の人々が認識している。特にアメリカでは、そういった意味で『有名』になりつつある。
歴史研究家や政治問題専門家などからは、すさまじいほどの批判を「連日」浴びせ掛けられている安倍君という生き物。
なぜか「ブッシュ」に対し、「謝罪」をしていた間抜けな安倍君の姿勢について:「ブラックユーモアだ。大統領は『慰安婦』ではない」と酷評している「マイク・モチヅキ・ジョージ・ワシントン大准教授:日本問題専門家」。ブッシュや限られた一部の知日派(親日派:「韓国・中国などでは、逆に「売国奴」の意味合いが強い」)意外は、だれも納得などしていないと表明している。
実に『的を射た』見解である。現在、進行中の『日本政府に謝罪を求める決議案の審議』が、アメリカ下院で可決される可能性もまんざらではなくなっている。決議案の共同提案者は、すでに100人を超えているという現状。安倍君が発狂していた「従軍慰安婦問題」に関する『狭義の強制性』を否定したことを『政治的な大失敗』と非難している。
日本国が行った『強制売春制度』は非人間的行為の最たるものである。これは、何も日本だけの行為ではない。どこの国も行っていた極悪行為である。「侵略者は必ず行っている」と言えるほどに付きまとう卑劣な行為である。戦争状態の特殊な空間が、人間を狂気へと引きずり込む。第二次世界大戦末期、ソ連はドイツへと侵攻し、ユダヤ人捕虜を解放するべく、強制収用所を制圧した。が、そこでソ連兵が行ったことは、捕虜の解放どころか、「ユダヤ人女性を『レイプ』し続けた」という数多くの証言がある。被害者の中で、今現在も生存している人々が存在している。
この「従軍慰安婦問題」に関する『貴重な資料』や『裁判などでの発言資料』が、世界中に点在していることも明らかになっている。先月も、オランダで新たに『貴重な史料』が発見されたことなどを記述していた。更に、今月の「5月10日」にも「日本占領下のインドネシアで、『直接』憲兵達が女性を連行し、慰安所で売春を強制していた」ことを記述している『オランダ政府の公文書』や『未公開の公文書:約30点』などが見つかっている。
これは、すなわち「旧日本軍による『狭義の強制性』を否定した安倍君の『発言の矛盾を裏付ける新しい史料』として注目されている。それらの「公文書」に記されていた内容に対して、オランダ政府は:「最も悪名高い事件」と明確に指摘している。
このような状況で、相変わらず『カルト宗教施設:靖国神社』へ参拝し続けている議員(偽員)共。そして、『こっそり』と『供え物(まさかき:真榊)』を送っている安倍君。しかも『内閣総理大臣』の名を使用しながら。しかしながら、「ポケットマネーだから」「肩書をつけたから私人でないという考え方ではない」などの『訳の分からない理由』で、『私的』であると擁護している「官房長官の塩崎恭久君」などの詐欺師共。去年の2006年4月にも「春季例大祭開催」直前に『ひそかに参拝』していたのが「安倍君」である。
本人の安倍君が、とてつもない『むちゃくちゃな主張』を行っている。「首相の私人としての思想、信条にかかわる事柄なので、政府としてコメントを控えたい」と発狂し、「私人の立場である」と再び発狂。小泉君とそっくり似ている『ばかさ加減』は健在である。ばかばかしいので、一言だけ……『正真正銘の病気』である。『完全に発病』している。
安倍君:「国のために戦った方々のご冥福をお祈りし、尊崇の念を表する思いは持ち続けていたい」と発狂している。が、『祈る場所』ならほかにいくらでも存在している。なぜ、安倍君は『カルト宗教施設』にだけ、『異様な執着心』を持っているのか……しかも『プライベート』でも。ほかにも、安倍君は「公邸前で記者団に事実関係と意図を問われたのだが、「最悪のカード」を使っている。それは、『無言を通して答えなかった』という「凶悪なカード」である。
その安倍君や自・公連立に対して、韓国などが「強硬姿勢」に転じている。「『アジア外交強化』は、口先だけのものとして受け取らざるを得ない」とした批判をしている。更に、「日本政府は歴史的事実を直視し、国際社会の忠告を受け入れなければならない」と強く求めている。
この国は、『妖怪共』によって悪しき空間へと引きずり込まれている。夏に向けて、「小泉君」が動き出すとの情報もある。メディアでは、いまだにこの日本を破壊した「小泉君」を徹底的に『批判』する輩すら出現していない。各テレビ局が、「小泉君に人気がある」として持ち上げてきた『多大な責任』は消えうせたまま。国民を『マインドコントロール』した責任をだれが指摘するのか。だれが声を上げるのか。だれが責任を取るのか。各局の「アナウンサー」や「コメンテーター」などの顔を見るたびに、怒りが静かに込み上げてくる。
止められるのは、我々国民だけしか存在しない。

「2007-06-16:追記」
なぜ、このような愚行を繰り返すのか。

数日前の6月14日、アメリカのワシントンポストに「トンデモナイ全面広告」を出した日本人の恥であるばか代表の群れ。
安倍君のいかがわしい無責任きわまる発言のために、安倍君だけではなく、日本国と日本人の尊厳すらコケにされている『従軍慰安婦問題』。
安倍君と同様に、『慰安婦らが日本軍によって強制的に慰安婦にされたことを示す歴史文書は存在しない』などとする全面広告を出してしまったのだ。しかも、「この広告は『事実』と題されていた」というのだからたまったものではない。
だれであろう…国内の寄生虫共である「超党派国会議員」「言論人(?)グループ」など。
以下、人間の恥である一部のメンバー。
どれだけの女性達が地獄をのたうち回ったのだろうか。これまでに様々な実態が浮彫りにされている現代。終戦間近、ありとあらゆる『文書』が軍司令部からの号令(指令)で『焼却&消却』されていることは、子供以外であればだれでも認識しているごく当たり前のことである。それを把握しながら、事実を無視し、都合のいい言い回しで、全世界へ向けて『全面広告』を出すなどとは言語道断である。厚顔無恥とはこの「ばか共」を指す。恥を知れ!
最近、「オノ・ヨーコ」が記述したとかしないとかで騒がれている「書き込みの内容」に便乗したつもりなのだろう。しかし、その「オノ・ヨーコ」の名前の部分におかしな点があったり、また本人であるという証明がなされていない。実際に、本人であれば「株が下がる内容」であることに間違いはない。ただでさえ、最近は「ばかな国内のミュージシャン共」に利用されていることが、非常に懸念されている「オノ・ヨーコ」。本人が気付いていないということで、親しい人物や好感を持っている人達が非常に心配している。
「ジョン・レノン」が訴えていた「愛と平和」という1つの大きなメッセージ。それを本気で理解しているはずの「オノ・ヨーコ」が、それを利用して名をあげようとしている「クダラナイ日本人ミュージシャン共」に利用されているという嘆かわしい現実。「ジョン・レノン」が悲しんでいることさえ、感じられなくなっているのだろうか。
本気で感じ、本気で訴えている「真の人間の姿」を識別できなくなった時、すべてに終止符が打たれる。
過去も現在もなく、現実を直視し、認めなければならないことから逃げることなく、あらゆることを正面から見つめ、そしてとらえて、心底からの反省と未来への決意を改めなければ、人間の存在価値(理由)など「破壊と死」だけでピリオドが打たれることになる。

「2007-08-11:追記」
A級戦犯の合祀は「禍根を残す」と不快感を示していた昭和天皇。

せんだって、靖国神社のA級戦犯合祀に対する昭和天皇の考えとこれまで明らかになっていなかった『具体的な理由』が判明している。
昭和天皇:「戦死者の霊を鎮めるという社の性格が変わる」「戦争に関係した国と将来、深い禍根を残すことになる」。
今月の8月3日、故徳川義寛元侍従長が1986年秋ごろに歌人の岡野弘彦氏(83歳)に伝えていたことが明らかになっている。
「お上(昭和天皇)はA級戦犯合祀に反対の考えを持っておられた。理由は2つある」と。その上で「1つは(靖国神社は)国のために戦に臨んで戦死した人々のみ霊を鎮める社であるのにそのご祭神の性格が変わるとお思いになっておられる」と説明。更に、「戦争に関係した国と将来、深い禍根を残すことになるとのお考え」と明言したという。
カルト宗教靖国神社は、この国の軍国主義を正当化し、そして全国民を洗脳するべく、政府と結託していたことが明確になっている現在。
先の参院選で大敗した「自・公連立」、いや「政府与党」は、国民を刺激しないように、『抜き足差し足』でうごめいている。
脳内がいくつものカルト宗教で埋め尽くされている安倍君は、昨日の8月10日に「8月15日の靖国参拝を見送る」とのたまっている。
更に、16人のボンクラカルト閣僚団も、靖国参拝をしないと表明している。これはどういうことなのか。普段言い放っている『戦没者への参拝』であるならば、堂々と行けるはずである。なぜ、いつものように行動しないのか。常に「詭弁」を使いながら参拝しているいつもの言動ではない。
この国の様々な問題は、このまま放っておいてはならないものばかりである。問題の把握、根本の追究、深く正常な理解、解決策、国民への説明、諸外国への説明と新たな正しい外交…など。
問題を直視せずに、先のことだけを問題として持ち出すチャランポランの「輩」も多い。その間違った論理は安倍君が先頭になって使いまくっている。ほかの閣僚も、そしてコメンテーターも、更には一般の市民までも…。
過去の問題……何よりも問題というものは、まず『直視』することが肝要である。それを行わなければ、その問題の根本的な理解すら得られないからである。問題の核心部分を理解しなければ、対応策が得られない。また何よりも『反省』が得られない。それが得られなければ、本当に前進することができない。前進していると「思い込んでいるだけ」でしかないのだ。ほかの側面としては「逃げている」ことにもなる。よって、再び「同様の問題」が発生する可能性が非常に高くなる。それだけではなく、ほかの「新たな問題」を発生させる可能性も高くなる。
この国の政府与党や行政にたずさわっている「輩」は、そういう部分に関しても『当たり前の考慮』が欠落している。だからこそ、今の悲惨な社会が目の前に存在しているのである。人間は、考えなければならないことに対して、徹底的に考え抜かなければならない。それがなければ、何事もなし得ることはない。

「2007-08-16:追記」
人として、親としての思い……国民は共通し、共有している。

昨日の8月15日に開かれた全国戦没者追悼式。過去最高齢の101歳5カ月で参列した東京都杉並区の松岡コトさん。家族に付き添われて車いすで訪れた。「これが最後になるかもしれない。行きたい」。唯一「戦没者の親」としての参列であった。「二度と戦争なんかあっちゃだめ。子供を戦争に出した人はみな同じ思いでいるんですから」。深い悲しみとぶつけようのない怒りをその声に込めていた。ビルマ(現:ミャンマー)で戦死された長男。戦死された長男の遺骨や遺品は帰ってきたのだろうか…。
それから、戦没者遺族らでつくる「平和遺族会全国連絡会」は、靖国神社周辺をデモ行進し、「(政治家などの)靖国参拝に反対」「憲法改悪に反対」と声を上げた。「憲法を生かして平和をつくろう」「世界の人とのつながり、太平洋戦争の被害者に思いをはせ、追悼の時を持ちたい」と呼び掛けた。戦没者遺族の方や参加者ら約250人が黙とう、祈りを捧げた。
昨日も、それ以前にも、幾度となく記述してきたが、『なぜ、遺骨と遺品を探さないのか』。「沖縄の地」でさえ、探すことをしていない。沖縄では、ボランティアで一般の方々がずっと探し続けている。費用を自己負担しながら、懸命に探し、そして見つけ出している。その数は、膨大である。
更に、その遺骨や遺品を沖縄から東京まで運んでいる。そして、「千鳥ケ淵戦没者墓苑」まで運び、火葬し、納骨している。千鳥ケ淵の墓苑は、規模が非常に小さく、申し訳程度の大きさのため、数十万人の遺骨が納骨できないほど悲惨な状態になっている。よって、運ばれて来る「遺骨」を二度三度と火葬し、可能な限り「小さく」している。新たに、納骨場所を設けてはいるが、そこも形ばかりのものである。だれが見ても「納骨場所と認識できない」ような不親切な状態である。そのため、遺骨が納骨されていることを知らない「輩」が、そこ(納骨されているちょうど真上)に座って「弁当を食っている」という事態になっている。
だれでも、「千鳥ケ淵戦没者墓苑」を一目見れば理解できるのだが、「国・政府与党」は『本当にいい加減に扱っている』ということが嫌と言うほど分かる場所である。
安倍君が、式辞で「先の大戦で、我が国はアジア諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えた」「不戦の誓いを堅持し、世界の恒久平和確立に積極的に貢献していくことを誓う」と棒読みをひろうしたが、当初この『原案』に『不戦の誓いを堅持する』という文言すら入っていなかったことが発覚している。慌てて入れ直したという『極悪省庁の代表格:厚生労働省援護企画課』の存在。これが、『政府主催の全国戦没者追悼式の式辞』なのだから、程度が知れている。
また、厚生労働省援護企画課:「平和国家を目指すという政府の基本的な考え方に変わりはない」と在り来りのことをのたまっている。国内の平和も国民の命も破壊し続ける『法案』と『行政』を連発させ続けている『凶悪な犯罪国家』が言えるセリフではない。
ついでに、天皇陛下:「全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」と述べられている。が、戦後62年間、「戦前・戦中・戦後」の反省も統括もないこの国に対して、何も感じないのだろうか。「我が国の一層の発展」と述べられているが、「現在の悲惨な国民の実情」を知らないのだろうか。そもそも、天皇という存在があるというにもかかわらず、これだけの『悲惨な現実』が続いてきた日本。この現実と歴史を天皇家自体が、『直視』して、何事かを考え出し、何らかの行動や発言をしなければ、その存在に『全く意味もなければ、何の価値もない』ことになる。少なくとも現状は、無価値に等しい。無条件に天皇という存在を「崇拝」している「輩」も、少なくとも『この程度』のことは考える必要がある。
戦場で散って行った掛け替えのない無数の命。その魂は、現在でも戦死した各地域をさまよっている。間違っても、カルト宗教靖国神社などに集まってなどいない。死んでも、「絶対に行かない」と心に誓って、死んで逝った兵士達が圧倒的に多いはずである。
だれも死にたくはなかった。しかし、天皇がすべてであり『その天皇のために』『お国のために』という『こじつけ』と『洗脳』によって、『死の突撃』を命令された数十万人、数百万人の人々。一般の人々ですら、『アメリカ兵がパラシュートで降下してきたら、竹やりで刺せ。敵は気絶しているから、迷うことなく突撃しろ』と命令されていた全国民。これらの実態を「どのような言葉」で言い表わせることができるのだろうか。
そういった現状など意に介さず、靖国神社を参拝すれば、支持を得られるとして足を運んでいる国会議員や閣僚など。
当初は行かないことになっていたはずの閣僚の1人、沖縄北方担当相である高市早苗君。ブスナマズ参上と相成った。そもそもこのような低能生命体が、閣僚などとは笑わせる。議員であることすら許されるべきことではない無能な「輩」である。
ほかには、超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長は元農相の島村宜伸君)のメンバー。「自民党・元通産相の堀内光雄君、元農相の玉沢徳一郎君ら衆参議員41人」「民主党・元郵政相の渡辺秀央君ら参院議員4人」「新党大地の鈴木宗男君(元官房副長官)」など合計46人(ほかに代理100人)。
政府関係では、内閣府の平沢勝栄君、総務省の田村憲久君、国土交通省の梶山弘志君、総務省の土屋正忠君、文部科学省の水落敏栄君、首相補佐官の山谷えり子君など。
ほかには、自民党・元幹事長の古賀誠君、元防衛庁長官の中谷元君もなど。そして、小泉君など。ついでに、東京都知事の極右思想(死想)である石原慎太郎君。
今年の終戦記念日に、靖国神社を参拝した人数は、昨年より『約9万3000人減』の「約16万5000人」と発表された。イカレタ売国奴の急先ぽうである小泉純一郎君が、現職首相として21年ぶりに参拝した昨年の「約25万8000人」や1昨年の「約20万5000人」を大きく下回っている。
「政治的な問題」や「靖国神社の存在に関する根本的な考察」抜きで、『戦没者に対して、純粋に参拝したい』と考えている人々が多いとは思う。しかし、これだけの多くの人々が参拝しなくなった要因はいくつもあると考えられる。その中でも、「靖国神社の存在」についての知識によって、『人々の意識』が変わったのではないだろうか。現状でも、改憲を主張し、違法なやり方で「憲法改正」をもくろんでいた政府与党の危険な暴走に対しての『危機感』など。
この「終戦記念日」に、イラクでは「2003年のイラク戦争開戦後」最大・最悪の被害者が爆弾テロによって出ている。少なくとも「死者:250人以上」「負傷者:300人以上」となっている。が、これはまだカウント途中の被害者数のため、これ以上になると考えられる。
平和だとか、対テロだとか、反戦だとか、のたまっている一方では、劣化ウラン弾などの核兵器製造に加担し、他国では虐殺に加担し、日本国内では矛盾と悪意に満ちた行為を連発させている政府与党という国内最大の犯罪組織。国民は、本当に怒らなければならない。本気の怒りというものを政府与党に見せ付けることが必要であると考える。何よりも、彼らは「だれ1人」として、戦場で戦ってなどいない。ずっと国会の場で、命令だけを下していた「輩」である。そういう「輩」の命令で、兵士や国民が死に追いやられた現実というものを、我々は一時も忘れてはならない。

「2009-08-16:追記」
反戦の意味と態度。

先日の8月15日は64回目の終戦記念日。そして、日本という国が「今後は二度と戦争をしない」「戦争をしてはいけない」「戦争に関与してはいけない」という思いを深くかみしめた(はずの)日である。
しかし、世界の現実ではいまだに戦争という無差別な大量殺人がずっと繰り返されている。なぜなのか。どのような理由から発生しているのか。
日本としては、まず自国への徹底的な反省から始めなければならないことは以前から繰り返し記述している。それは、これまでに国として正常かつ広範囲(多角的)な視点からの反省がただの一度もないからにほかならない。
本当の意味での反省がなければ、常にあやふやな思考が国全体を支配することになる。それはその国で生きている人々への悪い影響としても見過ごすことができないものである。
当時の日本は、『靖国神社』というクソだめを日本国として日本人としての精神的支柱であると、「強引」かつ「いやおうなし」に国民へ押し付けた様々な事実がある。
まず、その事実に対する本当の反省がなければならない。それすら行われていないばかりか、その特定の『イカレタ宗教法人』を国会議員共が大挙して訪れている実態。
しかも、大半の議員共が『戦没者を追悼する国内唯一の施設』と公言している異様な思考を持っていることも突出していることとして挙げられる。更には、その中に死んで逝った一般の人々は含まれてすらいない。
このようなクレイジー共が国民の代表として政治・行政にかかわっている現実は悪夢としか言いようがない。
先日は、全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で行われた。
麻生(あほう)君:「多大の損害と苦痛を与えた」「過去を謙虚に振り返り、悲惨な戦争の教訓を風化させることなく次の世代に継承していかねばならない。不戦の誓いを新たにし、世界の恒久平和の確立に向け積極的に貢献していく」と。
せんだっては、長崎の平和祈念式典でのあいさつの中で、麻生(あほう)君:「一命を取り留めた方も、いやすことのできない『傷跡(きずあと)』を残すこととなられました」というところで、思いっきり『しょうせき(傷跡)』と言ってしまうところなどは、アホとバカはいまだに満開状態のようである。
これまで歴代の首相が、「いかにも」という内容のあいさつを上辺だけで述べてきた。彼らは、本当に死んで逝った人々への気持ちがあるのかどうか。もしあるとするならば、『戦没者の遺骨』に関する調査・発掘を行ったことがあるのかどうか。または、それらに関する国としての対応策を打ち出したことがあるのかどうか、という角度からも判断することができる。皆無である以上は、そのことが『すべてを物語っている』と言える。
毎年、他国への視察と称し、その名のとおり「外遊」して消滅させてきた戦後数十年間の数百億、数千億という税金を「遺骨発掘」に使用していれば、一体どれだけの人々の遺骨が集められただろうか。
なぜ、一般の市民が自己負担して戦後ずっと遺骨を集め、そして『千鳥ケ淵戦没者墓苑』に納めているのか。このようなことが戦後64年間が経ってもいまだに繰り返されている現実は何を指し示しているのか。我々国民は真剣に考えなければならない。
イカレタ議員共は、年に一度だけカルト宗教施設をいけしゃあしゃあと訪れればそれで終わりだと考えていることはだれが見ても明らかである。

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Status:2007-04-12〜作成

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