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■16:アメリカ・60年間のプロパガンダ■

◆16:アメリカ・60年間のプロパガンダ◆初期のファイル:16-316-216-1

アメリカと日本の政府による「国民への欺まん」。

『アメリカ・60年間のプロパガンダ』

終戦から64年目となる2009年。しかし、アメリカ政府と日本政府による欺まん戦略はなおも続いている。

原爆投下から64年目、政府与党とオバマの演技。

人類史上最悪の原爆投下という地獄から64年目の日本。今、我々日本人は何を思うのか。何を考えなければならないのか。
現在もなお原爆症認定の裁判において、国と闘い続けている多くの被害者。国は何十回裁判で敗訴しても、その責任を認めず、控訴を繰り返してきたおぞましい現実。その実体は、我々すべての国民に何を伝えているのか。何を感じなければならないのか。何を思わなければならないのか。
ここ数日、政府与党、自・公連立は、「総選挙目的」で被害者の救済を口にし始めたが、多くの人々はその浅ましい行為を見抜いている。戦後64年の間、「大うそのDS86」を絶対的な科学的基準として振り回してきた鬼畜行為が「悪意しかない本質」を証明している。
これまでこの問題に関しても何度も記述させてもらった。どれほど国の中枢部が腐り切っているのか。薬害にしてもそうであり、食品に関してもそうである。正常なものが実質的に何もないと言える日本政府と与党、自・公連立。それも当然と言える。それは国内最大の凶悪な犯罪組織であるからにほかならない。
戦後十年以上ほぼ完全に放置し続けた実態。そしてその期間に多くの被爆者(および被曝者)が死亡している。その後も現在まで生き続け、国による救済がないという被害の実態を訴え続けてきた被害者の人々。
ほんの少し前まで、暫定首相の麻生(アホウ)君が「全員救済は法的に難しい」とメチャクチャな論法でほざいたことを国民は決して忘れはしない。舛添君にしても同様である。
彼らが「国・政府」として、「国民の代表」として、「人間」として、行ってきた政治と行政が、本物であったのかどうか。目の前のあらゆる現実が如実に物語っている。
この国の政治と行政は、国民のためにあるのではなく、アメリカや諸外国、国内の官僚と政治家、財界のためにあるのだということを人々は知らなければならない。その上で、どのように行動を選択するのか…よく考えることが必須である。
人々は通常の生活の中から、何を改善することが可能なのか。まず自分自身の「欲の中身」から検証することが求められる。「本当に必要なのかどうか」ということから、徹底的に明確にしていく作業を始めること。
それができなければ、何もできないことになる。何かができたと思っても、それはほとんどの場合、単純に「思い込みだった」ということで終わってしまうことになる。
「実質どうなのか」という自分自身に対する「問いかけ」と「確認作業」。それが自分自身を律することになり、また自分自身を常にコントロールすることへとつながっていく重要な作業でもある。その積み重ねこそが本当の生(せい)への意味へと近づいていける方法にもなる。
それから、アメリカのオバマ大統領であるが、最近は核廃絶をのたまっているようだ。しかし、アメリカ国内では過半数以上の不支持となっている。これまでのいろいろなウソが発覚しているオバマ。
アメリカ国内、そして全世界に「ばく然とした核廃絶」についてスピーチする前に、日本に対して、アメリカの代表として、1人の人間として「謝罪の思いや言葉はないのか」ということでしかないのだ。それすらない者の言葉など、根底から意味などない。人々は絶対にだまされてはいけない。彼らの言葉に「本物の意味はない」。
アメリカ国内では現在も「60パーセント以上」の人々が、「原爆投下は正しかった」というアンケート調査結果もあるようだ。本当に確実な全体の絶対数ではないことは理解できるものの、「これがアメリカ人」という数字でもある。
プロパガンダ、徹底した情報操作、そして洗脳による人々の思考方向の誘導があったとはいえ、あまりにもバカが多いと言える。最近では、インターネットによる情報を活用することで、「原爆を落とされた広島と長崎の町で人々がどうなったのか」という実態を知ることが可能となっている。
その効果やここ数年間で(年齢に関係なく)退役した軍人達による「原爆を投下された町の悲惨さ」を訴える講演などの活動によって少しずつ「その真実」が拡大している。通常の人間であれば、「原爆」→「破壊力」→「実際にどうなるのか(どうなったのか)」ということが脳裏を支配するはずなのだが、そのように機能しない者達が多いというアメリカ人と言える。「疑問があれば、確認をする」のが人の常。それがないアメリカ人というバカが多い人種の存在。
そういうアングロサクソンが地球を破壊し、世界各国を侵略してきたという歴史がある。中国は中国で、チベット族地域での核実験を連発させ、そのためガン死亡者が激増しており、また様々な日常の抑圧によって暴動へと追い詰められているその事実を日本の各メディアは何も報道しないという実態。
いずれにしても、それらの国に対して外交上でどのように対応していくのか。そして、何ができるのか。日本としての大きな問題の1つである。まずは、国内の大掃除を始めなければならない。

「2009-08-09:追記」
放射能の恐ろしさを隠す核保有国と日本。

本日の8月9日は、64年前の長崎の地に原爆が投下された日。長崎の原爆、そして被爆(および被曝)の事実は私の家族と無縁ではないことを以前に少しだけ記述したことがある。
昔の日本人、特に被爆者(および被曝者)の多くの方々が、その事実を一身にひたすら隠し続けたという実態がある。社会的に差別を受けないために、国に対しても周辺の人々に対しても、その被害の事実を隠し続けながら生きたという事実がある。
そのケースは日本人の本当の意味での被爆(および被曝)に続く2番目に大きな悲劇であり、更にはその悲劇に付け込んで悪意の限りを尽くしてきたのが『政府与党、自民党』であり、近年の『自・公連立』である。この1つの事実に関してだけでも、言葉では表現できないほどの怒りを持ち続けている。
数日前、NHKのスペシャル番組として、「核は大地に刻まれていた〜“死の灰”消えぬ脅威〜」が放送されていた。この番組は、8月11日(火)深夜1:35〜2:25に再放送が予定されている。
番組の内容は、広島の科学者達による旧ソビエトのセミパラチンスク核実験場などでの調査に関するものである。核保有国や日本政府が隠し続けてきた『死の灰によるすさまじい被曝の影響』について、世界で初めてとされる調査結果により明らかにしていく。
あくまでも、この番組内の「世界初」というのは、「一般的な科学者・研究者が明確な実験結果を入手して明らかにした」ということにおいてである。軍関係の世界における科学者および研究者の情報では、はるか以前から明確に実証されており、我々はその事実に基づいてこれまで様々なことを含め記述してきた題材でもある。
原爆に関するもの、劣化ウラン弾に関するもの、日米の密約に関するもの、BSEへの放射能の影響に関することなど…。現在においても、「死の灰」が呼吸器官から体内に入っても「その多くが尿で排出される」というようなバカげた説明を信じている者達もいる。例えば、体内に100個の「死の灰」が入った場合に、数個程度は体外に排出される可能性はあるかもしれないが、「そのほとんどが体外に排出されて放射能の影響もない」というようなことはまず考えられない。最近になって、体内に入った微量の放射性物質1つが永久にDNAを破壊し続けるという「これまた世界初の分析調査」が出された。これも同様に、あくまでも一般の科学者・研究者によるものということが前提としての世界初である。
いずれにしても、メディアで放送される段階まで、あまりにも時間を要したことは否めない。戦後および原爆投下から64年という年月の重みは非常に大きいものがある。
しかしながら、事実が表面に出されるという意味においても、非常に大きいものがあることも確かである。
それから、再び番組の内容についてであるが、「旧ソビエトによるその実験場での450回以上の核実験」ということに関しては、以前にも明記していることなのだが、「各国は核実験回数の正確な数字を他国に知られないために『同時に爆発させる』などの方法を繰り返していた」ということを再び記述しておきたい。「正確な数字は、一般市民にとって永遠に分からない」という現実も理解する必要がある。

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Status:2009-08-06〜作成

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