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―梨園が美しく装われました!―
梨園では袋掛け作業が終わりました。赤、白、黄色などのカラフルな袋で飾られ、一段と深くなった葉の緑色とマッチして美しく装われました。それは正に、“梨園(りえん)”と云うところでしょうか。その昔、唐の玄宗皇帝が子弟三百人を集め歌曲を学び奏でたように、これから、梨園では、心地良い風に吹かれて、葉っぱのフレディーたちの合唱と袋たちの手拍子でコーラスが演奏されることでしょう。どんな曲が歌われるのでしょうか。それはきっと実りへの讃歌でしょう。 ところで、こんな美しい梨園が国立の近くの市ではどのくらいあるのか調べてみました。 栽培品種「日本なし」
<資料>
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平成15年版「わたしのまちの農業」東京都の区市町村別農業指標
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但し、栽培農家数は各市のホームページから作成(平成12年版) (「…」の市は情報がありませんでした。但し、府中市では統計は古いですが、昭和50年に52戸とありました。)
南武線に乗りまして、稲城市あたりで車窓から見ていますと、梨園が目に入ってきます。かなり、ありそうと以前から思っていましたが、上の資料から裏付けられました。やはり、多摩川沿いは多いようですね。小平市もありそうでしたが、その通りでした。
又、数字からいろいろなことが考えられるかと思います。
いずれにしましても、これから梨園では実は日々大きくなり、袋がパンパンに膨らんで行くことでしょう。
今年も美味しい梨が食べられるのも、もう間もなくです。 楽しみですね!! 2004年6月14日 『くにたち・梨園ボランティア』 事務局 遠藤 常吉(文責) |
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